開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 2枚目
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 3枚目
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 4枚目
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 5枚目
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 2枚目
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 3枚目
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 4枚目
開発から取り残されたインドネシア・スンバ島の農村の人々を支援したい 5枚目

寄付総額

1,302,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
73人
募集終了日
2024年7月7日

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2025年04月07日 11:13

【ご報告】2024年度の事業が終了しました。

ご報告

 

LIFEご支援者の皆さまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

2024年5月25日から7月7日まで実施したクラウドファンディングでは、本当にたくさんの皆さまからご支援をいただきました。集まった資金で行ったプロジェクトが2025年3月31日をもって終了いたしました。つきましては、以下の通りご報告申し上げます。

 

集まったご寄付は次の通りです。

寄付者:のべ73名

寄付総額:1,302,000円

 

クラウドファンディングへのご協力、誠にありがとうございました。皆さまからいただいた資金はすべてスンバ島での水問題克服のためのポンプ開発と農業支援活動に使わせていただきました。※活動の詳細につきましては下方の記載をご覧ください。

 

スタッフ一同心より御礼を申し上げます。

 

 

当クラウドファンディングの概略

 

 インドネシアはとても広い国で、政府の行う開発だけではすべての地域をカバーすることはできません。スンバ島もそのような開発から取り残されている島です。水は、飲むため、料理に使うため、体を洗うため、洗濯をするため、様々な目的で日々の生活になくてはならないものです。そのなくてはならない水を使うために、スンバ島の農村部に暮らす人たちは毎日水を汲みに行かなくてはなりません。水は重いので、持ち運べる量に限りがあります。特に、たくさんの水を必要とする農業をするのは難しいです。村には働けるところはありませんから、多くの村人が現金収入を得る機会がなく貧困状態にあります。

 

 スンバ島で村の人たちが水を使えるようになるには、政府の支援が回ってくるのをいつまでも待つのではなく、私たちのような海外のNGOが独自に資金調達をして支援活動を行う必要があります。このクラウドファンディングは、水へのアクセスがいまだ困難なスンバ島で、村人たちが水を使いたいという願いから始まりました。

 

 水へのアクセスの困難が改善されれば、水を汲みに行くという日々の負担が軽くなります。子どもたちは水汲みに行く時間を遊びや宿題に費やすことができます。野菜や樹木を育て作物を売ったり食べたりすれば現在の貧困生活の改善につながります。私たちはそのようなスンバ島の未来を思い描き、長い年月をかけて水をくみ上げるポンプを開発してきました。

 

 そしてついに2024年、私たちは皆さまからご支援いただいた資金で、スンバ島でポンプを作り実験を行いました。実験した川では、水面から3メートル上方にある畑に水を汲み上げることに成功しました。2024年度の目標にあげていた「このポンプで川から畑に水を汲み上げる」という課題はクリアしました。今後は、他の川でも同じように使うことができるか確かめていきたいと考えています。そして、汲み上がった水をどうやって畑にめぐらせるか、水道管の配管や給水タンクを置く場所などの検討を進めたいと思います。

 

これまでのポンプ開発についてはLIFEホームページに投稿したブログをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓

ポンプ開発ツアー開催まで、そしてこれから

 

次からは当クラウドファンディングで集まった資金をもとに行った活動についてご説明します。

 

活動➀:2024年度のポンプ開発について

 

8月4日 事前準備説明会

スンバ島へ出発するためにオンラインミーティングを行いました。

ミーティングについては、次の投稿をご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓

ポンプ開発ツアーのミーティングを行いました。

 

渡航に向けたオンラインミーティング

 

 

9月15日~24日 ポンプ開発ツアーの開催

これまで日本国内でポンプ開発のボランティアに参加してくれた芝浦工業大学の学生さんを中心として11人の日本人がスンバ島に渡航し、スンバ島の人たちと一緒にポンプの組み立てと実験を行いました。

 

ツアーの日程

 

ツアー開催中に行ったポンプ開発

参加者がスンバ島に滞在している間、どのようにポンプを開発したのか記載しました。

内容は、次のリンクをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ポンプ開発ツアーを行いました。

 

スンバの人たちと一緒にポンプを組み立てる参加者たち

 

 

ポンプ開発に関する動画も作っていますので、ぜひご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

ポンプ開発以外のアクティビティ

ポンプ開発以外にも参加者の皆さんは高校生との国際交流やスンバ島の文化体験など、スンバ島での滞在を満喫しました。

ポンプ開発以外のアクティビティについては次のリンクをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ポンプ開発ツアーinスンバ島 ~ポンプ開発以外の体験について~

 

高校での国際交流

 

村の子どもたちと

 

ここでちょっと質問!

スンバ島滞在中、みんなで食べた屋台料理は何だったでしょう?

 

ヒントはこの写真にあります!

 

答え:ナシゴレン(インドネシアのチャーハン)

 

屋台のお兄さんが私たちに作ってくれました。

 

 

10月27日 報告会開催

帰国後の報告会では、ポンプ開発ツアー参加者の皆さんがツアーから得た学びを発表しました。ツアー中はポンプの開発以外にも参加者の関心があったスンバ島の水質や伝統家屋についても調査しています。発表内容は次の3つです。

 

➀ポンプ実測

 ツアーで実験した3台のポンプについて得られたデータの発表

水を汲み上げられる量と時間の測定

 

②水質検査

 スンバ島の人たちが使用している水の検査結果

 測定したのは次の4ヶ所

 1.宿泊したホテル 2.民家の井戸水 3.フィルターでろ過した井戸水

 4.ポンプの実験をした川の水

含まれる成分の分析

 

③伝統的家屋の室内環境実測

 近年スンバ島では自然の素材を使った伝統家屋からトタン屋根の住居に住み替える住民が増えています。材質の違いによる室内環境の違いを見るため温湿度計測行いました。

自然の素材で作られた伝統家屋に温湿度計を設置

 

ツアー参加者からこれら3つの報告書が提出されています。閲覧をご希望の方はLIFE事務局までご連絡ください。メール:life@earth-ngo.jp

 

ツアー終了後スンバ島では

ツアーの時に川に設置したポンプが一部故障しました。

現地協力NGOにはツアーの時にポンプの仕組みや修理の仕方をしっかりと伝えたので、自分たちで修理をすることができました。

この修理についてはこちらのリンクをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

水車ポンプを修理しました。

 

修理をする現地NGOスタッフのアテン

 

また、2号機のポンプについてツアー中に腐食防止のペンキを塗る時間がありませんでしたが、こちらも現地協力NGOによりすでに塗装が終わっています。

塗装前の2号機

 

その後現地NGOによって塗装が終わった2号機

 

 

 

 

活動②:2024年度に実施したその他の活動

水があったらできる活動ことということで、2024年度は次の3つの事業を開始しています。

 

➀農業グループの組織と有機野菜作り

2024年度に開始した野菜作り支援の内容についてはこちらのリンクをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

有機野菜作りの進捗

 

インドネシア料理に欠かせない唐辛子を栽培できるようになった参加農家

 

農業研修に参加する農家さんとその子どもたち

 

2024年は水源から手作業で水を汲んで栽培できる範囲にとどめています。今後は私たちが開発したポンプを設置して畑の面積を広げることを考えています。

 

②ライムの栽培

インドネシア料理は酸味を加えるためにライムを良く使います。食堂のテーブルにも自分好みの酸っぱさにできるようカットされたライムが置いてあることがあります。ライムはスンバ島で育つ植物ですが、ライム農家として大規模に栽培する人はあまりいないので、スンバ島で使われるライムの多くは他の島から仕入れています。そこで、私たちLIFEは村の人たちが将来ライムの売り上げから現金収入を得られるように、2,000本の苗木を植えました。

村に運んだライムの苗木

 

2024年は雨水で栽培できる範囲にとどめています。今後はポンプを設置して栽培する木の数を増やすことを考えています。

 

③キノコの栽培

現在スンバ島にはキノコを栽培する農家がほとんどいません。そのため島のレストランやホテルは他の島から高い送料を払ってキノコを仕入れています。私たちは村人たちの現金収入の機会を作るために2024年度キノコ栽培を開始しました。

内容についてはこちらのリンクをご覧ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

スンバ島でキノコ作りを始めました。

 

キノコ作り研修の動画も作っていますので、ご覧ください。 

 

上記3つの事業はいずれも水を必要とします。

2024年度の時点では、既存の水源から水を汲んで事業を行いました。

2025年度は私たちが開発したポンプを設置し、さらには給水管や給水タンクなどの灌漑も整備して畑の面積を広げ収量の増加、現金収入の増加につなげていきたいと考えています。

 

水を使えるようになれば貧困、栄養不足、衛生、教育など改善できることがたくさんあります。

 

スンバ島の人たちが水へのアクセスが困難な状況を克服していけるよう皆さまには今後も引き続きLIFEへご支援いただけますようお願い申し上げます。

 

ご支援よろしくおねがいいたします。

事業地の村の子どもたち

 

リターンについて

2024年度の活動報告会を次の通り行います。

日時:2025年5月31日(土)午後

会場:千代田区富士見区民館、およびオンライン

該当する方へは、5月前半になりましたら詳細をお送りします。

 

感謝のメール(活動状況、写真等)は、上記活動報告会終了後に送信いたします。

6月中を予定していますので、今しばらくお待ちください。

 

今後のチャレンジ

2024年のポンプ開発では組み立ても実験もうまく行き、水をくみ上げることに成功しました。川での使用中に故障したポンプもありましたが、現地協力NGOが自ら修理することができました。しかし、実際に設置してみてわかりましたが、重いポンプを谷の低いところを流れる川に運び設置することが大変でした。このポンプを使用するのは基本的には電気がなく燃料を購入できない農村部の村人たちですからポンプはもっと軽量であることが望ましいです。

重いポンプを川まで下ろすのは一苦労です。※写真のポンプは3号機

 

 

2024年度は野菜作りも始めましたが、現時点ではまだ手作業で水を汲んでいます。

畑から見下ろした水源の川

 

川からバケツで水を運ぶ農家さん

 

2025年度はこの川に私たちが開発したポンプを設置して農家さんたちの水汲みの負担を減らしたいと考えています。そして、給水管を配管し給水タンクを設置することにより畑の面積を広げる活動も取り入れていきたいです。そのためには、皆さまからのさらなるご寄付が必要です。

クラウドファンディング終了後も引き続きLIFEへのご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

終わりに

2024年は皆さまにご協力をいただき、長年望んでいた現地での組み立てと実験を行うことができました。そして、結果は大成功でした。しかし、まだ課題はあります。

 

〇ポンプの強度を増し軽量化すること

〇給水管やタンクを設置し畑の面積を広げて収量および現金収入を増やすこと

〇手洗いや歯磨きなどの衛生改善に取り組むこと

 

まだまだスンバ島でやることは山積みです。

スンバ島の人たちが問題を克服し、貧困や不便な暮らしから抜け出せるよう今後とも引き続きLIFEへのご支援をお願い申し上げます。

 

2025年4月7日

特定非営利活動法人地球の友と歩む会
理事長 横山計三

事務局長 古賀麻美

担当理事 岩田雅子

 

 

ポンプ開発ツアーで撮った写真のご紹介

 

組み立て前の資材の買い出し

 

ポンプの組み立ての様子(みんな暗くなるまで頑張ってくれました)

 

ポンプの組み立ての様子

 

LIFE理事長の説明を真剣に聞く現地NGOスタッフのエル

 

川での実験(1号機の運搬の様子)

 

川での実験(水面から3メートルの高さの畑に十分水が汲み上がった)

 

実験大成功!!

 

高校での国際交流

 

高校訪問では全校生徒が歓迎してくれた

 

高校生たちと2023年に植林したマングローブの海岸のゴミ拾い

 

市場散策(値段交渉にもチャレンジ)

 

温湿度計の設置(伝統家屋)

 

温湿度計の設置(現在の家屋)

 

水質検査

 

伝統舞踊の見学と衣装の着付け体験

 

報告は以上となります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ギフト

3,000+システム利用料


alt

【寄付金控除対象】感謝のメール(現地の写真付き)

●感謝のメールを活動状況および写真とともにお送りします。
●寄付金領収書をご郵送します。(2024年10月予定)

申込数
14
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

10,000+システム利用料


alt

【寄付金控除対象】感謝のメール(現地からの動画付き)

●感謝のメールを活動状況、写真、現地からの動画とともにお送りします。
●寄付金領収書をご郵送します。(2024年10月予定)

申込数
42
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2025年6月

3,000+システム利用料


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2025年6月

10,000+システム利用料


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申込数
42
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発送完了予定月
2025年6月
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