私のファンディングを見て下さっている方、支援をしてくださっている皆様、ありがとうございます。
株式会社リーガル・テクノロジーズCEO、弁護士の勝部です。

 

前回は、弁護士の法律相談が、弁護士にとって収益業務ではなく、むしろ(依頼を受けるために負担しなければいけない)コスト業務という側面がある、というお話をしました。

 

今日は、「法律相談をするお客様」にとって、法律相談がどういう商品(サービス)で、どのようなニーズがあるのかをお話ししたいと思います。

 

 

 

お客様側からすると、法律相談には二つのニーズがあると思います。

 

1)法律問題に対するジャッジが欲しい。

→願わくば「あなたが正しい。勝てます!」と断言して欲しい。

 

2)依頼する弁護士を見たい。

→喋ってはじめて分かる人柄や知識経験の有無などを見たい。

 

さて、こういったニーズを持っているお客様が、高い法律相談料に見合ったサービスを受けられているのでしょうか。

 

単刀直入に言えば、高い確率でミスマッチが起きていると思います。

 

まず、1)ですが、数十分の法律相談で「勝てます」などと断言はできません。
聞き洩らしている事実があるかもしれないし、立証に失敗することもあります。

お客様側からすると、占い師のようなイメージで断言して欲しいようなのですが、真面目な弁護士ほど正確で確実な情報提供をしようとします。

結果、お客様にとっては「良く分からない」ということになります。

 

 

次に、2)ですが、これは偶然としか言いようがないですね。

意外と事件処理がいい加減な弁護士ほど1)の説明が断言口調で、お客様の印象も良かったりするのですが、そうすると後でミスマッチが起こります。

そもそも、まだ依頼をするか決めていない(まずジャッジだけ欲しい)方にとってはどうでもよい話ですよね。

 

さて、どうでしょうか。

弁護士の方からすると法律相談はメインの売り物ではないので、サービス改善にあまりコストは割いていません。

 

しかも、弁護士の広告には色々な規制があり、結果として分かりづらいものになっていることが多いです。

 

法律相談をしようとしても、

  • 自分の相談はこの弁護士に相談してよいものなのか
  • 行ったらいきなり訴訟をするとか大ごとになるのでは
  • 何百万円もの見積りを出されたりしないか
  • 断りづらくなってしまうのではないか

というような不安が先立ってしまいます。

弁護士に相談したいというニーズがあっても、依頼件数、受任件数が増えないのも無理はありません。

ニーズとサービスの整合性や、サービス品質の向上、サービス自体の訴求手法、全てに課題があります。

 

ちなみに、相談を増やすために法律相談を無料にするというアプローチもありますが、お客様の心理は複雑で、「無料で相談に乗るなんて、この弁護士はよほど事件に困っているんだろう」という印象を与えてしまい、かえって依頼につながらないこともあります。安ければいいというわけでもありません。
 

こういった法律相談ニーズを整理し、サービスを便利に、分かりやすいものにしたい。

 

これが「AI×R」が解決したい課題なのです。

 

また明日に続きます。

ここまで読んで頂いてありがとうございました。

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