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自立援助ホームで暮らす若者たちに、「明日への活力」を届けたい

自立援助ホームで暮らす若者たちに、「明日への活力」を届けたい

支援総額

1,157,000

目標金額 500,000円

支援者
139人
募集終了日
2018年12月25日
プロジェクトは成立しました!
11お気に入り登録11人がお気に入りしています

終了報告を読む


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2018年12月17日 14:18

これまでよりも、これからの時間を刻もうよ

 

みんなのいえを開設した当初、はじめて入居した子どもとのエピソードを今回は書かせていただきます。虐待のさきに、みんなのいえにやってきた子どもの話です・・。

 

 

みんなのいえを開所して間もなく、一人の若者がやってきました。

(事前に児童相談所の一時保護所で面談をして入居の意思を確認した彼はニコニコと満面の笑顔で、趣味の話をたくさんしてくれる明るい印象で、私からは、みんなのいえは安心で安全な場所であること、ご飯やお風呂や、自分の意思で外出も出来ること、好きなものも買い物にだっていけることを伝えました)

 

みんなのいえでの初日は、一時保護所で会った時のように笑顔でよく喋り、自分の好きなことを一日、スタッフに話して喋り疲れてしまうそんな子でした。

 

生活を共にして数日後、彼の虐待による心の傷を知ることになりました。何気ない会話のなかで冗談を含めて話しをしていた最中、それは突然に起こりました。表情が強張り、顔をフードでおおい、うつむく彼・・・突然の彼の様子に困惑して、「何があったのか?」とスタッフが訊ねても返事はなくうつむいたまま。そして、彼は自分の身体を刃物で傷つける行為におよびました。

 

きっかけは、スタッフとの何気ない会話のなかにありました。何気ない冗談を交えての会話・・・まさか、その言葉が!?と驚くスタッフとは反対に、彼の表情は固まり、視点が合わず、うなだれブツブツと独り言を言いはじめました。この子どもは、みんなのいえに来るまでの間、どれほどの暴力と抑圧状態でいたことか・・・心が傷つき、人を信用することが出来なくなった果ての姿。

 

彼が落ち着き、硬くなった表情がゆっくりとほどけていくまで、スタッフは寄り添い、ずっとそばに居て待ちました。1時間、2時間・4時間・・6時間・・・すると彼がゆっくりと口に出した言葉、

「イヤだった・・・大人に決めつけられることが・・・俺の言葉を聞いてもいないのに」という一言。

この一言に、この子が育ってきた家庭環境とそれを取り巻く大人、社会、これまでの損失経験が詰まったものでした。

 

「傷つけて、ごめんね」とスタッフが謝ると、「何で、謝るの?頭がおかしいのは俺、間違っているのは俺、生きてても意味がない のが俺」と、自分を責めるような言葉が次々に溢れてきました。

 

「君は悪くない、ここに君を傷つけようとする大人はいない」こんな言葉を入居してしばらくは、繰り返し伝え、彼の内にある気持ちと対話することがありました。

 

「人は信用できない」「大人は好きじゃない」「俺は頭がおかしい」という言葉を彼の口から何度きいたでしょうか。その度に、彼の言葉を聞くだけではなく、みんなのいえでの暮らしを振り返りながら、「できたこと」「やれること」を彼に伝えるようにしました。

 

そんな彼との日々は、みんなのいえのスタッフ、ご近所の方々、いえに暮らす同年代の若者たち、職場での上司や同僚との関係、様々な人と出会いを通じて自分を見つめ振り返りを重ねるなかで、少しずつ、生きることの楽しみや、自己実現できた時の喜び、人との距離感が図れるようになってきました。

 

彼とは一緒に、みんなのいえの玄関に掛け時計を掛けたことがありました。

「これまでよりも、これからを、この時計と一緒に新しい時間、新しい出会いや経験を刻んでいこうよ」と・・・あれから2年の月日が過ぎました。

 

今では、この子どもが冗談を言って地域の方や、同年代の若者、スタッフと笑いあっています。

 

「大人も捨てたもんじゃないね。生きることも悪くないよね。だって自分で働いて稼いたお金で欲しい物や、やりたいことが出来る事って本当にいいもんね」と言う彼かには2年前の姿はもうなく、前を向いて生きることの喜びや、自分を大切な存在だと思えるようになれたことを彼自身が実感していることが伝わってくるものでした。

 

度重なる親元での暴力の果てに、大人への不信感が募り、会話は冗談さえ通じない状況。会話の中で自分を否定されているとおもう単語が1つでもあれば表情は曇り、身体が震えだします。虐待の傷は簡単には癒えることはありませんし、乗り越えることも容易ではないはずです。

 

彼らに寄り添い、応援すること、社会に巣立たせることが自立援助ホームには求められます。

『みんなのいえに暮らす若者たちに、「明日への活力」を届けたい』

 

まだまだ、出会っていない方々へ、残りの期間、みんなのいえの想いが届きますように、どうぞよろしくお願いいたします。

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リターン

1,000

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【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
46人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

3,000

alt

【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

5,000

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【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
34人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

10,000

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【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

30,000

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【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

50,000

alt

【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

100,000

alt

【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

300,000

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【自立援助ホームで暮らす若者たちを応援!】

■ 少年たちからの一言をつけた感謝の手紙
■ 旅行の報告書をお送りします

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年4月

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