1人の若者が「おもいっきり」へのプロジェクトに挑戦中です

ご支援くださったみなさま、明けましておめでとうございます。

 

みんなのいえがあるここ千葉県市原市青柳では、元日は朝から御囃子(おはやし)の音色が町内に響きわたり、獅子舞が各家々を練り歩きます。家内安全の祈願をする地域行事・文化が残っているんです。元日にこの御囃子の音色を聴くと、青柳育ちの私は、幼い頃、獅子舞に大きな口で頭をパクパクされて逃げ回っていたことを思い出します。

 

みんなのいえの若者たちも、獅子舞が玄関に入ってくると、ちょっとだけ怖気ずきましたが、みんなのいえの旅の成功を祈願をしていただき無事に、獅子舞とも仲直りしてハイチーズ。

 

獅子舞
みんなのいえの旅の成功を祈念して獅子舞とパシャリ

本年も、どうぞ、みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、みんなのいえのプロジェクトである、『若者たちに、「明日への活力」を届けたい』の進捗状況をご報告させていただきます。

 

プロジェクトの締切が迫る昨年12月の中旬に一人の若者が、私(小倉)のところにソワソワしながらやってきました。彼が話した内容は・・・

 

「オレ、実はすっごいやりたいことがあるんだけど、たぶんこのプロジェクトじゃ駄目だと思うから言い出せなかったんだ。でも、駄目もとで言ってもいいかな?」と緊張した面持ちで口を開いた彼は続けて・・・

 

「俺が車を好きなのを知っているでしょ?鈴鹿サーキットや、筑波サーキットを巡る旅は、プロジェクトの中でやってみたいと前に言ったけど、それはこの先の将来、自分で車を運転して自力で旅に出ればやれると思うんだ。それ以上に、自分で車を製造したり販売する夢に近づくために、車の運転免許を合宿で取りに行かせてもらえないかな?もし、これが実現できたら、オレのやりたいことにすごく近づくし、自信になると思うんだよね!?一人で知らない土地に行っての合宿はめちゃくちゃ不安だし、緊張するけど・・・」

 

「えっ!!それを言うとダメ出しされると思っていたの?運転免許も立派な資格だし、本当にやりたいことだと思うならば、支援してくれた方々も全力で応援してくれるよ!すぐに計画変更だね。仕事の兼ね合いもあるし急ごう」と言ったが早いか・・・

 

仕事で時間のない中、彼は必死で1月の上旬か中旬にかけて空いている合宿場を探し、仕事場にも休みの了承を得て、新年明けた2日から、みんなのいえプロジェクトの1人目として「おもいっきり」に挑戦をするため、旅だっていきました。

出発前に近所のおじさんと。

旅立つ前に、彼と約束したことは3つ!!

その1:みんなのいえのミニ看板も一緒に連れて行って「おもいっきり」の様子を、ミニ看板と写真に残してほしいこと。

その2:現地での様子や安否もあるので、電話ないしはLINEでの連絡がとれるようにしておくこと。

その3:やりたかったことを、「おもいっきり」やってくること。

 

さすがに電話での連絡じゃ出にくいだろうと、出発した日から数日たった今もスタッフとはLINEでのやり取りを交わしています。


では、そのやり取りの一部を、ご支援してくださった皆さんにもご紹介いたします。


スタッフ:「お~い!元気してる?どうなの?」

男の子:「危なかった~!いきなり視力検査に裸眼で落ちちゃって、もしやと思って予備のメガネを持っていって正解!内心ヒヤヒヤした~。やっぱり、オレ目が悪かったみたい」

スタッフ:「おぃおぃ、そんなに目が悪かったなんて知らなかったぞ!
自分のトリートメントを日頃からやっておけよ~」と内心は思ったスタッフでしたが、それでも、自分の力でスタートを切った彼からの報告は嬉しいもので、
安心をしました。


 

また、ある時には・・・

スタッフ:「土日はさすがにどちらかが休みなのかな?ゆっくりしながら
散策でもしてるの?

男の子:「と、思うじゃん?休みは無し、ぶっ通し、そして気性が荒い教官
がいてキライ」

スタッフ:「休みが無いんだ!?教官も優しくないのか・・・でも、
夢のためには諦めずに頑張るでしょ?」

男の子:「もちろん、ハンコもらえるといいなぁ・・・」

 

このように、みんなのいえから一人で知らない環境、社会へと一歩踏み出した、彼の気持ちは本当に不安でしょうし、緊張の連続だと思います。

でも、「君が苦労して達成した分だけ、君の未来の可能性を大きくするよ!おもいっきりやってこ~い!!」と、スタッフたちもエールを送りながら、彼からの連絡を今日も待っています。


  

 

その他の若者たち、スタッフたちの進捗として・・・


▼北海道へ2月に一人旅をする予定の若者

(オホーツク海の砕氷船や流氷、札幌の雪まつりなど北海道をまわってみ

たい子)

▼真冬のキャンプファイヤー&富士山を眺めながらのパラグライダー体験

(キャンプ体験をしたことがなくキャンプファイヤーをやりたい子、富

士山をまじかで眺めたことがない子)

▼同じ自立援助ホームで暮らす若者たちとの交流や食事会がしたい

(今回のプロジェクトは、同じ社会的養護のもとで暮らす自立援助ホームの同年代の子とも分かち合いたいと思ったという、みんなのいえの子どもからの素敵な意見がありました)
▼脚の手術と入院を今年度中に実施予定の若者

(脚の長さを左右揃えて、おもいっきりスポーツや仕事が出来るように

なりたいと思う子)

 

このように今後も、若者たちの「やってみたい」が実現していく予定です。


ご支援くださった皆さまに素敵なご報告ができるように、どうぞ変わらず、みんなのいえへのご声援をよろしくお願いいたします。

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