南海トラフ・豪雨台風対策|県庁所在地初!高知市が災害派遣トイレ網に

南海トラフ・豪雨台風対策|県庁所在地初!高知市が災害派遣トイレ網に

寄付総額

7,400,000

目標金額 5,400,000円

寄付者
106人
募集終了日
2021年12月6日

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プロジェクト本文

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2021年11月24日追記:

達成御礼!ネクストゴールを設定いたしました。

 

コロナ禍で大変な中、多くの皆様からご支援いただいたことにより、第一目標金額を達成することができました。本当にありがとうございます。

 

全国の皆様から多くの応援メッセージをいただいており、次の目標を800万円と設定し、プロジェクトを2021年12月6日(月)まで続けたいと思います。

 

今後いただいたご寄附も、トイレトレーラーの導入のために大切に使わせていただきますので、引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

本プロジェクトはふるさと納税型クラウドファンディングです

 

本プロジェクトに対する個人様による寄附は「ふるさと納税」の対象となります。

 

ふるさと納税では、寄附金のうち2,000円を超える部分について、確定申告またはワンストップ特例の申請を行うことで住民税の概ね2割を上限に、所得税と合わせて全額が原則として控除・還付されます。

 

たとえば、30,000円の寄附をした場合、所得税及び住民税からの控除額は28,000円となり、実質負担額は2,000円となります。今回のプロジェクトでは、実質2,000円の負担でふるさとへの想いをカタチにできるとともに、記念品などを受け取ることができます。

 

 

※1※ 寄附する人の収入や家族構成に応じて還付・控除額は変わります。
※2※ このプロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、寄附をした時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。

※3※ 本プロジェクトは、企業版ふるさと納税の対象ではありません。

 

■目標金額:540万円
■目標金額の使途および実施内容:トイレトレーラーを導入する。
※本プロジェクトは、寄附総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。

 

災害時、地震や洪水の被害から逃れても、

「避難所生活」で失われてしまう命がある。

 

災害時、トイレ問題が深刻化します。

避難所はスペースも限られプライバシーも守られにくい。その上、行きたい時に行けたトイレが使用できない、混んでいる、遠い、暗い、清潔でない、和式等々の理由で、トイレを我慢してしまいます。

 

避難生活経験者への調査データでは、約6割の方がトイレに困ったと回答しています* 。

 

トイレを我慢するために、

・水を飲まない

・ご飯を食べない

・危険な道を歩いて帰宅しようとする

・ビニールハウスやテント、車で生活をする

など。

 

すると、体調を崩したりエコノミークラス症候群等の発症、何より心身的負担は基礎疾患を悪化させるなどして、せっかく助かった命が、避難後に失われてしまうのです。

 

熊本地震では、地震による災害死50人に対して、災害関連死は約5倍の226人と言われています*。災害死より、避難生活で亡くなられた方の方が多いのです。

 

災害から市民のみなさまを守り、さらに、避難所で命を守る対策が急務なのです。

 

 

今回は、READYFORで実施するトイレトレーラープロジェクトの第10弾!

 

災害派遣トイレネットワークプロジェクト

「みんな元気になるトイレ」

 

助けあいネットワークに、

 

県庁所在地初!高知県高知市 が加わり、

高知県内や災害協定締結先への

トイレトレーラーの普及促進を図ります。

 


トイレトレーラーを導入した各自治体が、あなたのもしもに駆けつける。
「清潔で安全なトイレトレーラー」を全国に。一口「座主」を募集します。

 


災害時のトイレ不足問題をあなたは知っていますか?

 

▼まずはこちらをご覧ください

 

災害時、避難所には自宅を失った人などたくさんの人が避難します。

そんな避難所で最も困るのがトイレ。

 

 

トイレに並ぶことなく使用するためには、避難者50人につき、1台のトイレが必要だと言われています。


首都直下地震や南海トラフ巨大地震、今後起こると想定される多くの大地震と、近年は毎年のように発生している大雨による大規模災害。

 

 

災害大国ニッポン。

しかし、日本には災害時のトイレが圧倒的に不足しています。

 

不衛生で劣悪な環境を強いられることもある避難所生活で、命を落としている現実

 

助かった命が失われていく、この状況を変えていきたい。

 

 

こうした中、誕生したのが、災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレです。

 

 

 

災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」とは?

 

1台あたり4部屋洋式の水洗トイレ付きトレーラー

 

 

 

 全国の1,741市区町村が、1台ずつ常備。

災害時、被害の大きい被災地に全国から速やかに集結!

 

 

災害大国ニッポンに「助け合いのネットワークを」という取り組みです

 

 

 

「みんな元気になるトイレ」は日々活躍、災害時には全国に出動しています。

 

「みんな元気になるトイレ」は、第1号車の静岡県・富士市を皮切りに、これまで13の自治体に導入。最大支援力は、トイレ:52基、対応避難者数:2,600人/日、対応トイレ回数は約18,000回/日を備える災害派遣トイレネットワークに育ちました。今後も全国1,741市区町村への設置を進めていきます。
 

平成30年7月豪雨では、第1号車・静岡県富士市のみんな元気になるトイレトレーラーが岡山県倉敷市へ派遣され、市立第二福田小の体育館前に設置されました。

 

令和元年房総半島台風では、第1号車・静岡県富士市、第2号車・愛知県刈谷市、第3号車・静岡県西伊豆町のみんな元気になるトイレトレーラーが、被災地である千葉県君津市へ派遣され、君津市文化ホールなどの駐車場に設置されました。

 

 

災害時の会議の様子_2019年9月@千葉県君津市

 

 

千葉県君津市へ派遣されたトイレトレーラー

 

直近では、令和3年8月豪雨で大きな被害を受けた佐賀県大町町のボランティアセンターへ、第8号車・福岡県篠栗町のみんな元気になるトイレトレーラーが派遣されました。初の100㎞圏内への支援、地の利を生かし要請の翌日には設置完了、翌日から開始するボランティア受付に間に合い、大変お喜びいただきました。

 

約2か月の予定で設置、復興・復旧を支えるボランティア及び関係者の皆さんを、快適なトイレという側面から支援しています。

 

佐賀県大町町への派遣、設置の様子

 

左:静岡県富士市・西伊豆町、合同でのマラソン大会への出動の様子
右:大阪府箕面市の新型コロナウィルス対策での出動の様子

 

このように、避難するにも支援するにも、良質なトイレが必要になります。

また、災害時だけでなく、多くの人が集まるイベントや新型コロナウイルス対策(感染者用トイレ)としての出動など、活躍の場がどんどん広がっています。

 

 

▼これまでの出動実績の詳細はこちらをご覧ください。

みんな元気になるトイレ 支援出動実績

 

いつか来る、もしもに備えて。

県庁所在地初!

助けあいのネットワークに、高知県高知市も参加します!

 
 
 

 

みなさん、こんにちは。高知市  市長の岡﨑  誠也です。

 

高知市は、四国南部のほぼ中央に位置し、市の北部には急峻な四国山地を背負い、ここを源に発する鏡川の下流域を中心に市街地が形成されています。


年間を通じて降水量が多く、特に夏から秋にかけては台風の進路に当たることから、年によっては3,000mmを超す有数の降水量があります。当市中央の平野部は高知駅付近で海抜1.0mと標高が低く、浦戸湾岸の河口付近には約7km2の海抜ゼロメートル地帯が広がっていることから、過去に幾多の風水害を経験しています。


また、風水害への備えだけでなく、今後30年以内に70%~80%の確率で発生すると言われている南海トラフ地震に対する備えも重要な課題になっています。

 

平成28年に発生した熊本地震では、圧死など地震による「直接死」が50人であるのに対し、避難生活を通じた心身不調などで亡くなった「災害関連死」は226人と、死者数全体の約8割に上りました。当市では災害関連死ゼロを目指す中で、避難所の生活環境向上のためのトイレ対策を最重要項目の一つとして位置付けています。


南海トラフ地震が発生すると、停電や断水等により水洗トイレは使用できなくなります。停電は比較的早い復旧が想定されますが、上水道や下水道の復旧には時間を要し、約1か月程度は水洗トイレが使用できないおそれがあります。

 

甚大な被害の発生に対処するためには、市民の皆様による「自助」の取組が必要不可欠であり、携帯トイレ等については各家庭で3日分以上、できれば7日分の備蓄を行っていただくようお願いしているところです。


一方で、自宅が被災し、各家庭での備蓄品を活用できないなど、自助の取組を補うため、「公助」としても、携帯トイレや簡易トイレの備蓄も進めています。また、本年度から、マンホールトイレの整備を開始するなど、災害時のトイレ対策を着実に進めています。

 

今回、導入を予定しているトイレトレーラーは、現状のトイレ対策をさらに補完するために導入するもので、清潔でプライバシーが確保された水洗トイレを使用することができます。これがあれば、避難者が、水分摂取やトイレ使用を我慢することによる健康被害の予防や衛生環境の向上につながるものと確信しています。

 

また、全国の自治体が1台ずつトイレトレーラーを常備し、全国から被災地へ集結できるような体制を目指す災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」に、当市は参画します。


このプロジェクトへの参画によって、当市から被災地へ派遣するだけでなく、当市が被災した際には全国からトイレトレーラーを派遣していただくという、相互の助けあいの輪が広がることになります。当市としましても、この助けあいの輪を広げていくことにも関わっていきたいと考えていますので、本プロジェクトにご賛同いただき、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

 

‖トイレトレーラー車体後部へのお名前掲載イメージ

 

災害時の活用だけではなく、平常時にも防災訓練等で活用し、各家庭や事業所における災害用トイレの備蓄等の大切さを啓発していくとともに、市主催のイベント等にも臨時のトイレとして活用してまいります。

 

お名前掲載イメージ:富士市トイレトレーラー
 
 
災害が街を破壊するのは一瞬ですが、復興には長い時間がかかります。その復興の過程を支えるのが「みんな元気になるトイレ」です。

 

災害が、インフラをSTOPさせ、街を破壊するのは一瞬です。

 

だけど、私たちはインフラが復旧し、街が再生していくまでの間、長い時間をかけて、災害が残した爪痕と向き合っていく必要があります。

 

そんなとき、「みんな元気になるトイレ」は長引く避難生活に安心と安全を届け、迅速かつ、長期的に支えることができます。

 

 

最大の強みは、
トイレトレーラーの「機動力」!

 

本プロジェクトでは、「災害時の利用」を想定して企画・設計された、新タイプの移動設置型トイレトレーラーを採用しています。

トイレトレーラーは、けん引車さえあれば、どこにでも移動ができ、給水タンク、汚水タンクを備えているため到着後すぐに使用することが可能です。

 

また、屋根には太陽光パネルが設置されており、バッテリー電源と照明も確保できるため、どんなときでも、被災地の夜に安心・安全を届けることができます。

 

太陽光パネル

 

 

もしも、こんなとき「トイレトレーラー」があったら
 
 

避難所に安心を

避難所では、自宅を失った方などが身を寄せ合い、慣れない環境で過酷な生活を強いられます。

 

窮屈で、プライバシーが守られにくかったりする生活の中で、トイレまで汚かったら、精神的にもまいってしまいます。

 

頻繁にトイレに行きたくないから、水を飲まない。ご飯を食べない。その結果、高血圧、腎臓病、糖尿病が一気に進んだという事例もあります。

 

助かった命を、避難所生活で失ってはいけない。清潔で安心して使用できるトイレには、その力があります。

 

真っ暗な状況で

皆さん停電の経験ありますよね。

住み慣れた我が家でさえも照明器具なしでは歩くことさえもままならない状況。災害時はそんな状況が続くのです。そんな時、「被災地に一つの明かりが......!」トイレトレーラーは夜も安心・安全です。

 

 

みんなにやさしい

仮設トイレは和式便器のものが少なくありません。トイレトレーラーは4部屋洋式の水洗トイレです。お年寄りはもちろん、小さなお子さん連れの方は2人で一緒に入ることもできます。また、長期間の使用にも衛生的な環境を保つことが可能です。

 

 

 

「もしも、あのとき」そう口にしたときには、もう遅いのです。

 

何もない今は、必要だと思わないかもしれない。

だけど、「もしも」が起こったあとでは遅いのです。

 

「もしも、あのとき」

 

何かが起こったときに後悔しないために、私たちの、そしてあなたの一口で、ライフラインを、自分たちが使う「トイレ」を確保しておきませんか?

 

この取り組みは、災害時のトイレ不足問題を大きく解消できる!避難後の命を守ることができる。そう信じています。

 

みなさま、「一口座主」になって、ぜひ助け合いの輪を広げていくお手伝いをしていただけたら幸いです。応援どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

 


災害派遣トイレネットワークプロジェクト「みんな元気になるトイレ」
プロジェクトメンバー&サポーターのご紹介

 

 

‖石川淳哉(ソーシャル・グッド・プロデューサー)

 

 

1962年大分県生まれ。世界のさまざまな社会課題を解決するために、クリエイティブの可能性を追求する人生と決断。一般社団法人 助けあいジャパン 共同代表理事。株式会社ドリームデザイン代表取締役。

 

主な仕事に、

ベストセラー書籍『世界がもし100人の村だったら』世界初「2002 FIFA WORLDCUP PUBLICVIEWING IN TOKYO」、ミラノ・ベルリン・ロンドン現在も世界中を巡回するピースアートプロジェクト「retired weapons」、100万枚突破アルバム「日本の恋と、ユーミンと。」、311情報支援サイト「助けあいジャパン」などのプロデュースなどがある。

 

カンヌ国際広告賞金賞、NYADCなど受賞歴多数。

 

BMW次世代電気自動車i3の情報編集長。内閣府防災ポータル「TEAM防災ジャパン」立ち上げ。自宅に太陽光発電を導入、EV車にシフト。

 

御殿場で400坪の完全無農薬野菜農園を仲間と始めた。現在、出身地大分県別府市、箱根町で温泉力発電を開始。防災士。

 

【応援メッセージ】

絶対に必要!ある日、突然思いついた企画が現実となりました。

東日本大震災、熊本の現場と直面し、災害発生時そして避難所生活で、災害関連で亡くなる方を一人も出さないためには、どうしたらいいのだろう。全国の自治体から被害が甚大な地域にすぐに駆けつけるフットワークを。みんなの力で実現しましょう。

 

 

‖佐藤尚之(コミュニケーション・ディレクター)

 

 

最新著書『明日のプランニング』(講談社現代新書)

(株)ツナグ 代表取締役/(株)4th 代表取締役

独立行政法人「国際交流基金」理事

一般社団法人 助けあいジャパン 共同代表理事

復興庁復興推進参与

大阪芸術大学客員教授・東京大学大学院講師

 

【応援メッセージ】

ボクは阪神大震災の被災者ですが、地震後一番困ったのはトイレでした。断水したので流れないのです。どこに行っても出来ません。都市型災害だったので野糞する場所もなかなかありません。ホント、トイレは死活問題です。そこを市町村のネットワークで変えていこうというプロジェクト。心底「これは役に立つ」と信じています。ぜひご協力ください。

 

 

‖福和伸夫(地震工学者、名古屋大学減災連携研究センター長・教授)

 

 

1957年愛知県生まれ。建築耐震工学研究者の立場から、多様な人々と連携し、地震災害軽減のための活動を実践。名古屋大学減災連携研究センター長・教授、あいち・なごや強靭化共創センター長、日本地震工学会長。

 

主な仕事に、名古屋大学減災館の建設と運営、様々な耐震化教材「ぶるる」シリーズの開発など。

 

建築耐震、地震動、被害予測、災害情報、防災教育などに関する教育研究を進める傍ら、官公庁や自治体の防災施策立案や地域での出前講座などに積極的に関わる。

 

日本建築学会賞、同教育賞、文部科学大臣表彰科学技術賞、防災担当大臣防災功労者などを受賞。

 

【応援メッセージ】

トイレが無くて困ったことありませんか? 生きるために不可欠な食事の摂取と排泄、排泄を我慢して食事を控えれば体調を崩します。不潔なトイレは感染症の原因にもなります。トイレトレーラーを各地で持ち合って、普段は屋外イベントに、災害時には避難所に活用し、トイレ友達で社会を変えてみませんか?

 

 

‖ 鍵屋 一(跡見学園女子大学 観光コミュニティ学部 コミュニティデザイン学科 教授 一般社団法人 福祉防災コミュニティ協会 代表理事)

 

 

1956年 秋田県男鹿市生れ。板橋区役所で防災課長、板橋福祉事務所長、契約管財課長、地域振興課長、福祉部長、危機管理担当部長(兼務)、議会事務局長を経て2015年3月退職。京都大学博士(情報学)。

 

2015年4月から跡見学園女子大学観光コミュニティ学部コミュニティデザイン学科教授、法政大学大学院、名古屋大学大学院兼任講師。

内閣府「災害時要援護者の避難支援に関する検討会委員」など各種委員多数。

 

福祉施設の防災・事業継続力向上と魅力増進を目指して、2016年11月に同志とともに(一社)福祉防災コミュニティ協会を設立し、代表理事を務める。

 

他に内閣官房地域活性化伝道師、板橋区卓球連盟理事長、NPO法人東京いのちのポータルサイト副理事長、(一社)マンションライフ継続支援協会副理事長、NPO法人事業継続推進機構理事、認定NPO法人災害福祉広域支援ネットワークサンダーバード理事など。

 

著書に『図解よくわかる自治体の防災・危機管理のしくみ』『地域防災力強化宣言』『福祉施設の事業継続計画(BCP)作成ガイド』など。

 

【応援メッセージ】

東日本大震災のとき、おじいさんは暗くて汚い仮設トイレに長い間並んだ。やっと入っても後ろで人が待ってると気兼ねする。1週間便秘が続いて、辛くて死にたくなった。東京に避難して、一番うれしかったのは、気兼ねせずにトイレを使えることだった。災害に備えて、全自治体がトイレトレーラーを! 

 

 

‖小村隆史(常葉大学社会環境学部准教授 災害図上訓練DIG考案者)

 

 

1963年千葉県生まれ。国際基督教大学教養学部卒。同大学院修士課程修了。防衛庁(当時)防衛研究所在職中の1997年、災害図上訓練DIGの想を得る。

 

2000年4月、日本初の防災学部を持つ富士常葉大学(当時)の開学と共に着任、現在に至る。時代感覚のない経営者の命で防災学部の看板を下ろすことを強いられたことに今も憤る「媚びないタイプ」の男。

 

25年余の念願が叶ってのJICA(国際協力機構)専門家として国際防災協力に従事中に東日本大震災が発生。その時日本にいなかった「落とし前」として、毎月2回、静岡市と富士市でDIGセミナーを無料で開催中。自称「旅の坊主」。

 

【応援メッセージ】

昔なら「キジ撃ち」「お花摘み」で済んだのでしょうが、今はそうは行きません。「災害時であれ、安全で安心、快適なトイレを!」という課題に一緒に取り組みせんか?

 

 

‖国崎信江(株式会社 危機管理教育研究所 代表)君津市防災アドバイザー

 

 

横浜市生まれ。危機管理アドバイザー。危機管理教育研究所代表。

女性として、生活者の視点で防災・防犯・事故防止対策を提唱している。地震調査研究推進本部委員会、防災科学技術委員会などの国や自治体の防災関連の委員を務める。現在は講演活動を中心にテレビや新聞などのメディアに情報提供を行っているほか、被災地での支援活動を発生直後から継続して行っている。

 

著書は『決定版!巨大地震から子どもを守る50の方法』(ブロンズ新社)『サバイバルブック―大地震発生その時どうする? 』(日本経済新聞出版社)『マンション・地震に備えた暮らし方』(エイ出版社)など多数。防災ベスト、防災ビンゴゲームなどオリジナルの防災用品の開発も手掛けている。

 

【応援メッセージ】

「食事は多少我慢できても、トイレは我慢できない!」これが人間です。 被災地で支援者の私が被災者の方と同じトイレを待つ列に並ぶことが申し訳なくて、毎回トイレで辛い思いをしてきました。仕方ないとわかっていても汚いトイレを使うと気持ちが沈みます。被災生活を健康に過ごすためにトレイは気持ちよく使いたいもの。トイレトレーラーが被災地に来たらどれほどの勇気をもらえるでしょう。この活動を心から応援します! 

 

 

‖加藤 篤(NPO法人日本トイレ研究所 代表理事)

 

 

1972年、愛知県生まれ。まちづくりのシンクタンクを経て、現在、特定非営利活動法人日本トイレ研究所代表理事。

 

野外フェスティバルや山岳地などにおけるトイレ計画づくり、災害時のトイレ・衛生調査の実施、小学校のトイレ空間改善、養護教諭を対象にした研修会、子どもたちにトイレやうんちの大切さを伝える出前授業を展開している。「災害時トイレ衛生管理講習会」を開催し、災害時にも安心して行けるトイレ環境づくりに向けた人材育成に取り組んでいる。

 

日本トイレ大賞(内閣官房)審査委員、避難所の確保と質の向上に関する検討会・質の向上ワーキンググループ委員(内閣府)、徳島県災害時快適トイレ計画策定検討委員(徳島県)等

 

【応援メッセージ】

災害時、トイレが不備だと水分を摂ることを控えてしまい、体調を崩します。 不衛生になり感染症も発症します。関連死を防ぎ、尊厳を守るためにはトイレの備えが重要です。 要配慮者も安心して使用できるトイレ環境が必要です。 このプロジェクトを通じてトイレの備えの大切さが広がることを期待しています。

 

 

‖田中美咲(一般社団法人防災ガール 設立者・代表理事)

 

 

1988年生まれ。立命館大学産業社会学部卒業後、東日本大震災をきっかけとして、2013年8月に「防災があたりまえの世の中にする」ことをビジョンに「防災ガール」を設立。2015年3月に同団体を一般社団法人化。

 

2017年国際的PRアワードIPRA Golden World Awardsにて非営利団体初の環境部門最優秀賞受賞。2018年には、Sparknewsが選ぶ世界の女性社会起業家22名に日本人唯一選出、世界一となる。また同年第32回 人間力大賞 経済大臣奨励賞 受賞。

 

2018年2月より社会課題解決に特化した企画・PR会社である株式会社morning after cutting my hair創設、代表取締役就任。


気候変動や防災、人権問題など国内外の様々な社会課題を独自の視点で捉え、価値観の押し付けではなく、新たな選択肢として提示する形で解決策を生み出している。

 

【応援メッセージ】

衣食住はなんとか我慢できても、トイレだけは我慢できません!!衣食住に関しての情報はある程度検索したら出てくるけれど、災害時の「トイレ」に関してはまだまだ。そしていつも課題に上がれど解決しきれていないイメージがあります。災害発生後では間に合わない、「トイレ問題」にこうしてついに立ち向かうこのプロジェクトを応援すると共に、私自身も学び続け行動に起こしていきたいです!

 

 


支援金使途
 

 

今回集まった資金は、トイレトレーラー購入費用に充てさせていただきます。

2022年3月末までにトイレトレーラーの購入・整備を進めます。

 


FAQ
 

 

 

Q1.断水時はどうするの? 

A1.トイレトレーラーは、給水タンクを満タンで、排水タンク空で被災地に駆けつけ ます。 給水タンクの水が空になった場合は、近くの水源から揚水ポンプで給水したり、給水車から給水してもらったりします。また、機動力を活かして自ら給水に向かうことが可能ですので、水源が無い場所でも長期間の使用が可能です。

 

Q2.下水道が使えない場合はどうするの?

A2.下水道が壊れた場合は、従来型の仮設トイレと同様に、排水タンクに溜まった汚物をバキュームカーで汲み取ります。また、バキュームカーが不足した場合も、トイレトレーラーは移動できるので、下水道が壊れていないところまで移動して、下水道に排出することも可能です。

 

Q3.照明などの電源は太陽光発電だけで賄えるの?

A3.トイレトレーラーは照明とトイレのポンプに電気を使っています。これには、太陽光発電で充電可能なバッテリー(2個)を電源として使用しています。悪天候が続いた場合には十分な充電ができないことも考えられますが、ポータブル発電機で一定時間充電すれば運用は可能です。

 

Q4.現地ですぐに使えるの?

A4.熊本地震では、公共施設の既設トイレは、断水によって長期間運用が困難となり ました。給水、排水、電源という要素を一定量車体内に確保してあることがポイントであり、ライフラインの復旧状況に左右されることなく使用できます。

 

Q5.災害時に通行許可車両として被災地に入れるの?

A5.トイレトレーラーは、高知市が所有するため、事前に緊急通行車両として警察署に届け出ます。災害発生時には、「緊急通行車両確認証明」と「標章」を交通検問所で発行してもらい被災地に入ることができます。

 

Q6.地震発生直後の被災地は道路が寸断されて、このような大きな車両は通行できないのでは?

A6.たしかに孤立集落等、道路の状況によってはすぐに被災地に入ることが困難なケースもあると思います。しかし、トイレトレーラーは、道路さえ復旧すれば、その他のライフラインの復旧を待たずに使用できます。甚大な被害が発生し、避難生活が長期化した時こそ、普段使っているトイレと変わらない機能が、被災者に安心感を届けます。

 

Q7.階段があって高齢者や障害者には使用しにくいのでは?

A7.手すりが付いていますので、手すりにつかまって階段の上り下りができる方なら、 お使いいただけます。

 

Q8.なぜ長期に渡って衛生的に使用できるの?

A8.各室内には手洗い台、換気扇など施設の既設トイレと比べても遜色の無い機能を有しています。また、床面には、水清掃用の排水口(ドレン)が付いており、 衛生環境の維持につながります。

 

Q9.汚水タンクは何回使用したら汲み取りが必要ですか。

A9.トイレットペーパーの使用量、流し方などによって変わりますが、汚水タンクが いっぱいになるまでに 1,200回~1,500回分程度の使用が可能と試算していま す。

 

その他、気になる点やご質問がある場合は、こちらのお問い合わせ先まで

高知市防災政策課
TEL:088 - 823 - 9055

 


税制上の優遇措置について
 


このプロジェクトに対する個人による寄附はふるさと納税の対象となり、ご寄附頂いた額に応じて、税の控除が受けられます。
(企業版ふるさと納税の対象ではないため、法人による寄附はふるさと納税の対象となりません。)

 

本プロジェクトに対する寄附金は、個人・法人の区別なく、高知市から受領証明書が発行されます。寄附者情報として御登録頂いたお名前、ご住所で2021年12月末までに発行いたします。


・ワンストップ特例申請を希望された方には、申請書類を受領証明書と一緒に送付いたしますので、2022年1月10日(必着)までにご提出ください。
 

・確定申告の場合は、お送りする受領証明書を添付の上、申告期間内に確定申告を行ってください。

 

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ワンストップ特例申請書の送付先はこちら

▷郵 送:

〒780-8571 高知県高知市本町5丁目1−45
高知市役所 財産政策課

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その他、本プロジェクトに関する質問はこちらをご覧ください。

 

 


ギフトに関するご注意事項
 

 

本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。

 

プロジェクト実行責任者:
高知市長  岡﨑 誠也(高知市)
プロジェクト実施完了日:
2022年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

集まった資金で高知市がトイレトレーラーを購入する。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
目標金額に達しなくても必要金額は自己資金で補填の予定です。

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プロフィール

高知には「ぼっちり」という土佐弁があります。ちょうど良い、ぴったりという意味です。 人口約32万人の県都高知市は、ほどほどに都会で、ほどよく田舎の魅力を持った小さな街。 人が暮らすのにまさに「ぼっちり」の都市サイズです。 市域はかなり広いのですが、市街地としては南北3キロ、東西5キロほど。 そのエリアの中に街の機能がぎゅっと詰まったコンパクトな街です。

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ギフト

5,000


5,000円|「みんな元気になるトイレ」プロジェクトに参加をしよう!

5,000円|「みんな元気になるトイレ」プロジェクトに参加をしよう!

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
20人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

10,000


1万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズS】

1万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズS】

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー
◆ご寄附いただいたみなさまのお名前(法人名/個人名可)を 「みんな元気になるトイレトレーラー」へ掲載(S)

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
51人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

30,000


3万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズS】

3万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズS】

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー
◆ご寄附いただいたみなさまのお名前(法人名/個人名可)を 「みんな元気になるトイレトレーラー」へ掲載(S)

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
12人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

50,000


5万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズM】

5万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズM】

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー
◆ご寄附いただいたみなさまのお名前(法人名/個人名可)を 「みんな元気になるトイレトレーラー」へ掲載(M)

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

100,000


10万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズL】

10万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズL】

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー
◆ご寄附いただいたみなさまのお名前(法人名/個人名可)を 「みんな元気になるトイレトレーラー」へ掲載(L)

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

300,000


30万円|一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズXL】

30万円|一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズXL】

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー
◆ご寄附いただいたみなさまのお名前(法人名/個人名可)を 「みんな元気になるトイレトレーラー」へ掲載(XL)

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

500,000


50万円|一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズXXL】

50万円|一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズXXL】

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー
◆ご寄附いただいたみなさまのお名前(法人名/個人名可)を 「みんな元気になるトイレトレーラー」へ掲載(XXL)

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

1,000,000


100万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズXXL】

100万円| 一口座主のみなさまの「お名前(法人名/個人名可)」をトレーラーへ掲載します!【サイズXXL】

◆寄附金受領証明書
◆お礼状
◆「みんな元気になるトイレ」オリジナルステッカー
◆ご寄附いただいたみなさまのお名前(法人名/個人名可)を 「みんな元気になるトイレトレーラー」へ掲載(XXL・最上部に掲載)

※寄附金受領証明書は,寄附者情報としてご登録いただいたお名前・ご住所で作成し、2021年12月下旬に発送いたします。
※控除限度額以内であれば実質負担は年間2,000円のみとなります。

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年2月

プロフィール

高知には「ぼっちり」という土佐弁があります。ちょうど良い、ぴったりという意味です。 人口約32万人の県都高知市は、ほどほどに都会で、ほどよく田舎の魅力を持った小さな街。 人が暮らすのにまさに「ぼっちり」の都市サイズです。 市域はかなり広いのですが、市街地としては南北3キロ、東西5キロほど。 そのエリアの中に街の機能がぎゅっと詰まったコンパクトな街です。

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