
支援総額
目標金額 4,000,000円
- 支援者
- 428人
- 募集終了日
- 2022年10月21日

九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を

#国際協力
- 現在
- 14,117,000円
- 支援者
- 739人
- 残り
- 3日

夜の世界で孤立・困窮している女性たちに、必要な支援を届けたい

#医療・福祉
- 総計
- 175人

元伊勢外宮豊受大神社に落雷。破損した風宮の修繕にご支援を。

#地域文化
- 現在
- 7,525,000円
- 支援者
- 312人
- 残り
- 11日

命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!

#子ども・教育
- 現在
- 51,522,000円
- 支援者
- 3,256人
- 残り
- 11日

緊急支援|ロサンゼルス山火事被害へのご支援を

#国際協力
- 現在
- 952,000円
- 寄付者
- 166人
- 残り
- 42日

瑠璃光寺|深谷山寅薬師の仁王門を改修し、1200余年の歴史を未来へ

#地域文化
- 現在
- 2,305,000円
- 支援者
- 75人
- 残り
- 11日

岡山県 浄土宗誕生寺|法然上人生誕の地を、皆様と共に守り次世代へ。

#地域文化
- 現在
- 1,550,000円
- 支援者
- 84人
- 残り
- 11日
プロジェクト本文
ネクストゴール達成の御礼
武蔵御嶽神社のクラウドファンディングを応援いただき有難うございます。
9月9日に始まったクラウドファンディングは、本日10月6日にネクストゴール700万円を達成することができました。お陰様で、宝物を後世に守り繋ぐための展示ケースを設置できる見込みが立ちました。ご支援いただいた皆様に、心からの感謝を申し上げます。
サードゴールは設定いたしませんが、10月21日23時まで引き続き挑戦を続けます。最終日までに皆様からいただく大切なご支援金は、皆様と宝物が出逢う環境を整えるため、宝物殿及び周辺の整備費用(空調設備を整える、収蔵庫の整備など)に充てさせていただきます。皆様からのご支援で、御神宝の数々を郷土の文化遺産として未来に残していくための環境がより良いものになっていきます。
クラウドファンディングが最終日の10月21日23時まで、引き続き応援とご支援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
2022年10月6日 追記
武蔵御嶽神社
御神宝を
次の千年先の未来へ残すために
御嶽山の頂に鎮座する武蔵御嶽神社は、奈良時代以前より続く歴史あるお社です。鎌倉時代から江戸時代、多くの有力武将たちから一般の庶民にまで広く信仰を集め、現在もなお多くの方々の崇敬をいただいております。
宝物殿には国宝をはじめとする多くの文化財が収蔵されており、中でも国の指定を受ける5点『赤糸威鎧』『円文螺鈿鏡鞍』『紫裾濃甲冑』『宝寿丸黒漆鞘太刀』『鍍金長覆輪太刀』は、当社において国宝・重要文化財以上の価値のある唯一無二の御神宝です。私たちは、これらを幾世代にも受け継ぎ守るべき義務があるのです。
しかしながら宝物を一般に公開してから月日が流れると、光や温湿度による悪影響が見られるようになりました。そのため当社では、文化財にふさわしい保存環境を実現する対策を計画しております。その一環として、今回のプロジェクトでは宝物の展示ケースを制作いたします。
私たちはいかなる時も御嶽大神様のご加護のもと、皆様が心豊かに楽しく過ごせますようお祈りし、これまでに培われてきた御師文化と伝統、そして、御神宝の数々を郷土の文化遺産として未来に残していくべき宝であることを胸に刻み、次なる千年先の未来へとこれからも守り伝えてまいります。
新型コロナウイルス感染症により参拝客が激減している現状では、神社の資金では全額負担は厳しい状況です。どうか皆様からのご支援をお願い申し上げます。
都心から約2時間、東京都とは思えないほど野鳥・昆虫・植物の宝庫として知られる自然豊かな場所で、霊山として崇められた信仰の山、御嶽山。その頂に鎮座する武蔵御嶽神社は、創建が崇神天皇の御代と云われ、平安時代の延喜式神名帳には「大麻止乃豆乃天神社(おおまとのつのあまつかみやしろ)」として記されています。
当社は天平8(736)年に僧行基により蔵王権現が勧請されて以来、武蔵国御嶽蔵王権現の名で、東国の山岳信仰の霊場として栄えてきました。時の有力武将たちからの信仰は篤く、社殿の修理、戦勝祈願のための多くの武具を奉納したと伝えられています。
徳川家康が関東に入国すると30石が寄進され、大久保石見守長安を普請奉行として社殿を改築しました。現在の社殿は元禄13(1700)年、綱吉公によって造営されています。江戸中期庶民の社寺詣でが盛んになると御嶽信仰は関東一円に広がり、講が組織され現在まで続いています。
また日本武尊の眷属であるニホンオオカミの「大口真神(お狗様)」信仰も盛んになり、今なお多くの崇敬を集めています。現在はお狗様にちなみ愛犬家の参拝も増え、犬連れの観光を楽しまれています。
本殿前のお狗様
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多摩地区には国宝が4点ありますが、当社には国宝2点のほか、重要文化財3点、都・市指定の多くの文化財が収蔵されています。
国宝『赤糸威鎧』においては、完品で現存する同時期の鎧では唯一とされ、洗練された意匠、大鎧の定型となる構造の創始、素材の豪華さにおいてこの時代を代表する名品といえます。
またもう一つの国宝『円文螺鈿鏡鞍』は、一具一揃い(鞍、鐙、轡、面懸、胸懸、鞦から成る馬具一式)が完全に遺存しており、鎌倉時代の軍陣用の鞍としては唯一の遺例です。
宝物殿では平安末期~江戸期にかけて各時代の技術の粋が込められた武具や調度品をご覧いただけます。
明治30(1897)年に「古社寺保存法」が制定されると、重要な文化財は「国宝」と呼ばれるようになり、当社の宝物も次々と国宝の指定を受けるようになりました。
日本美術院による大修復が行われた『赤糸威鎧』をはじめとする数々の宝物を一般に公開するため、明治39(1906)年関野 貞氏の設計により木造2階建て・屋根より床下までトタン張りの旧宝物殿が建築されました。そして70年後の昭和51(1976)年、山上が故の難工事の中、鉄筋コンクリート製の宝物殿に建て替えられ、現在に至っております。
数々の宝物の中でも国の指定を受ける5点『赤糸威鎧』『円文螺鈿鏡鞍』『紫裾濃甲冑』『宝寿丸黒漆鞘太刀』『鍍金長覆輪太刀』は、当社にとって重要な意味を持つ宝物で、例祭「日の出祭」には必ず奉持され欠くことの出来ない御神宝として大切に保存されてきた背景があります。
これらの宝物は神様の持ち物として、そして神様を象徴する神宝として本殿に置かれ、1年に1度の当社における最も重要で中世から続く祭儀「日の出祭」にのみ奉持され祭儀の中心を担ってまいりました。江戸時代の古文書には、日の出祭において行列の始めに『宝寿丸黒漆鞘太刀』『鍍金長覆輪太刀』と『赤糸威鎧』『紫裾濃甲冑』が並び、蔵王権現の乗り物の「神馬」につける馬具として『円文螺鈿鏡鞍』が召立られた記録があります。
5月8日に行われる「日の出祭」
中でも『宝寿丸黒漆鞘太刀』は世尊寺の本尊である不動明王を現す倶利伽羅(くりから)が、『鍍金長覆輪太刀』は蔵王権現を現す「金」の文字と仏を象徴とする蓮の模様が彫られていることから、太刀自体を神様に見立てた、宗教的存在の強い御神宝であったことがわかります。
これらの宝物は大切に神殿に納められていたにも関わらずその存在は広く認められ、江戸時代には徳川将軍吉宗・家治が自ら望んで三度も上覧を命じました。また寛政12(1800)年に松平定信が古器物の名品を記録した「集古十種」に収録されています。
将軍上覧に際しての由緒には、『赤糸威大鎧』を「重忠(畠山重忠)の鎧」、『宝寿丸黒漆鞘太刀』を「重忠の太刀」とし、『紫裾濃大鎧』を「日本武尊が岩藏に納めた鎧」と記しています。『鍍金長覆輪太刀』においては、「抜かずの御太刀」と敬称し、抜くことを許されない神の太刀として扱われ、製作期そのままの姿を今にとどめています。
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これらの宝物は当社にとって唯一無二の御神宝であり、国宝・重要文化財以上の価値であり、幾世代も受け継ぎ守るべき義務がございます。
そのため当社では宝物殿の建物の改修、天井湿気対策工事を行うなど文化財にふさわしい保存環境を実現するための対策を行うことにしました。今回のプロジェクトではその一環として宝物の展示ケースを制作します。
宝物を一般に公開してから116年の月日が流れました。それまでは限られた時間以外は本殿の中で静かに納められていたために痛みも少なく、欠くこともなく守り伝えることができましたが、公開して明るい環境に出ると、着付けた状態での展示のため、明治に修復した糸の退色はみるみる進んでしまいました。800年前の当時の糸へ悪影響を与えてしまっていることは否めません。
現在の展示ケース。一見綺麗ですが宝物を退色や湿気から守り、
防犯も含め、高度な技術を取り入れたものが必要です。
文化財にふさわしい保存環境は時代とともに研究され進歩しています。宝物殿は建設してから早46年となり、老朽化とともに、保存環境の不備が指摘されております。加えて当社は1,000m近い標高のため寒暖の差も大きく、神社への参道に「霧の御坂」と代名詞がつくほど一年を通して霧が発生する環境です。
そのため湿度管理が極めて重要となりますが、現状の木製の国宝展示ケースは、木の自然呼吸により湿度調整をしているため調整の程度が足りません。外部環境がほぼダイレクトにケース内に影響を与えます。また同様に壁付きケースはスチール製で壁も薄いため、影響は大きく、苦慮している状況です。
今できうる事を一つずつ改善し、これまで先輩たちが大切に守り継いできたように、私たちが、未来へ欠くことの無いようバトンタッチするために、今回の展示ケース制作を計画するに至りました。
ケースの完成イメージ
(実際のサイズ:W2600mm×D1000mm×H2100mm)
今回の宝物殿の環境整備にあたり、まずは文化庁を始め東京都・青梅市にご相談をしたところ、国の補助事業により、宝物殿内に独立した温湿度・防犯環境の整った国宝・重要文化財用の展示ケースを新規に制作する運びとなり、現在準備を進めているところです。
もしかすると、「国宝を所蔵しているならば補助金が潤沢に出るのではないか」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかしながら展示ケースにかかる約1,400万円のうち、半分は国からの補助金が出ますが、残りの700万円は神社で負担することになります。
全て自己資金で賄うことも考えましたが、計画的に修理事業を進めているとはいえ自然災害による思わぬ修理などもあり、今回の費用についても大きな負担となります。
補助を受けられるのは、国宝や重要文化財など指定を受けているものの修理が対象となり、通常の維持管理の費用は、参拝にお越しいただいた方々のご祈願や神符に対する奉納の一部と奉献いただたく中で賄っております。しかしこのコロナ禍においては、参拝者は以前の6割まで減り、年間15万人減となりました。現在徐々に戻りつつあるとはいえ、コロナ以前に比べ8割程度と未だ厳しい状況です。
このような事情から、クラウドファンディングにより広く皆様のご支援を賜りたくプロジェクトを立ち上げお願いする次第です。
■目標金額:400万円
独立展示ケース(エアタイト式)1台の制作(W2600mm×D1000mm×H2100mm)※外寸
■費用総額:
約1,400万円(うち半分が国の補助金ですが、700万円分は神社での負担となります)
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御岳山は長い年月霊山として敬われ、御嶽大神は広く関東平野を見霽かし皆様の弥栄を祈りお守りしてきました。皆様の心の拠り所として大きな存在でありました。これは御神宝の数々を見てもご理解頂ける事ではないでしょうか。
私たちはこれまで同様、いかなる時も御嶽大神様のご加護のもと、皆様が心豊かに楽しく過ごせますようお祈りするとともに、これまでに培われてきた御師文化と伝統、そして、御神宝の数々を、郷土の文化遺産として未来に残していくべき宝であることを胸に刻み、これからも守り伝えてまいります。
今回制作する展示ケースは、様々な展示ができるよう大きな独立ケースを予定しています。これまでは鎧専用ケースでしたが、鎧と太刀、未公開であった鎧の残欠など、取り合わせて様々な展示ができるようになります。また、展示替えをすることで、本体を休める時間を作ることができるので、展示の環境改善だけで無く保存環境の上でも良くなることと期待しています。
これからも皆様がご満足いただける展示を目指し、いつでも皆様を暖かく迎え入れ、心の拠り所となる神社で有り続けたいと存じます。御神宝を次なる千年先の未来へ残していくために、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。
武蔵御嶽神社 宮司
須﨑 裕
東京都の西のはずれ、清麗なる多摩川の源に、高く聳え立つ霊峰・御嶽山。海抜1000メートルの頂に鎮座まします武蔵御嶽神社は、古来、東国社稷の総社と称えられ、敬仰崇拝まことに威徳輝き給う大神であります。
社殿によると、天正8(736)年に僧行基が蔵王権現を勧請した時に始まるといわれ、中世以降「武蔵国金剛御嶽蔵王権現」と称され、山岳信仰の霊場として栄え、多くの人々の信仰を集めて繁栄して参りました。戦国時代には、戦勝祈願・武運長久を祈る多くの武将の信仰頗る篤く、宝物殿には国宝二点、重要文化財三点をはじめ数々の宝物が保管されております。中でも平安末期、秩父の豪族畠山重忠(現在NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で活躍中)奉納の国宝・赤糸威大鎧は、日本3大鎧の1つに数えられ、世界に誇るべき文化財といえます。
現在の宝物殿は、昭和51年、山上のため難工事により立て替えられた鉄筋コンクリート製の建物で、築後46年経った現状では、防犯また防火・防災面をはじめ、湿気の対策など様々な不備が指摘されております。
お陰様で、文化庁・東京都・青梅市の補助金により、これらの工事について何とか改修できる見通しでございます。改修工事が整い次第、国宝・重要文化財を後世に大切に保存し多くの人々に拝観頂きますよう展示ケースを作成したいと考えております。この設備事業には、1,400万円の費用が必要となります。
新型コロナウイルス感染症により参拝客が激減している現状では、神社の資金では全額負担は厳しい状況でございます。どうぞ諸事情ご賢察賜り、ここに皆様方の御浄財を伏してお願い申し上げる次第であります。
浅田次郎さん
(作家)
写真:作家 浅田次郎氏 と 須﨑宮司
・
西岡文夫さん
(甲冑師、一般社団法人日本甲冑武具研究保存会副会長)
武蔵御嶽神社には、赤糸威鎧と紫裾濃鎧という我が国の平安、鎌倉時代を代表する貴重な甲冑が伝わっています。赤糸威鎧は源平時代の作として我が国の国宝鎧のなかでも最も優れた鎧と私は考えています。紫裾濃鎧も中世では唯一の「裾濃」という威しの美しい甲冑です。そのほかにも、両面亀甲紐という世界で最も複雑な組紐や馬具、刀剣類など、数多くの宝物がここには伝わっています。
私は二十数年前、地元青梅市の依頼で赤糸威鎧の復原模造を行ったことがご縁で、以来数えきれないほど山上に登りましたが、そのたびに霊気に包まれて心が洗われるとともに、神社の皆様には大変お世話になってきました。このたび、貴重な宝物の修理と宝物殿改修にあたって、微力ながらお手伝いさせていただけることはこの上もなく光栄に存じます。
皆様には宝物の保存、伝承のため、どうかご支援を賜りたく心よりお願い申し上げます。
・
作家 小 倉 美 惠 子さん
『オオカミの護符』著者・映画プロデューサー
「お山の宝、お山は宝」
「明治維新でも、あの戦争でも変わらなかったことが、ここにきて大きく変わろうとしている。そして、やがて「何が変わってしまったのか」すらわからなくなってしまうかもしれない。その前に微かな印を刻んでおきたいと強く願っている。」
これは『オオカミの護符』(新潮社刊)「あとがき」の一節です。 このたび、クラウドファンディングで武蔵御嶽神社の宝物殿の宝物伝承(ケースの製作)のための資金を募ると聞きました。その背景には、山に棲む御師さんの努力によって関東一円のあまねく村々に組まれ、「お山」を支えてきた「御嶽講」の衰退があることに思いを致さぬわけにはいきません。その生業(なりわい)の中で、海・山・川とのつながりを日々その身に刻み、その恵みに感謝し、人の力の及ばぬものへの畏怖を粛々と祭祀に込めてきた人々、すなわち「百姓」の終焉、いや絶滅の時を迎えているとも言えるのかもしれません。それは、今も止まらぬ「地方の衰退」と同じ流れの中にあります。
クラウドファンディングは、お山を支える新たな「御嶽講」となり得るのか…。と考えると、少し戸惑いもあります。しかし、濃い霧に巻かれた険しい細道を少しずつ前に進もうとする姿に打たれるのです。 世界中が自然災害や、感染症の危険に晒されている今、都市生活者の中にも、風土との関わりを深めたい、結び直したいと思う人々が増えています。人は生まれながらに、土地の恵みを活かして生きようとする「百姓」の「たね」が宿されているのではないか…、とさえ感じています。この「たね」が芽を出し、育つためには豊かな風水土が必要です。その手がかりの一つが「お山」に心を寄せてきた「御嶽講」に秘められていると、私は信じています。
この御嶽神社宝物殿の宝物は、関東武士団はじめ、古来「お山」に祈りを捧げてきた人々の心の現れでもあり、その伝承に向けたクラウドファンディングは、「お金を投じること」をきっかけに、「お山」を知り、関わり続ける糸口となるかもしれません。地方再生や都市の行く末をも含めた、これから繰り広げられるであろう私たちの壮大な挑戦へと繋がるきっかけとして育てていきたいと思います。
・
大内 征さん(おおうち・せい)
低山トラベラー、山旅文筆家
国宝と聞いてもピンとこない場合は、こう言い換えるといいかもしれません。
・鎌倉殿の13人に登場する畠山重忠の鎧(およそ1000年前?!)
・日本武尊が岩蔵に納めた鎧(武蔵の由来?!)
・抜くことを許されない神の太刀(抜いたらどうなる?!)
さてどうでしょう、ちょっとは興味がわいたでしょうか。
これらは武蔵御嶽神社の宝物殿にある、日本にとって貴重な文化財。でありながら、わたしたちにとっては展示室で間近に見ることができる“ご神宝”でもあります。こうした文化財はその保管が難しく、とくに山の上という環境にある武蔵御嶽神社の場合はなおさらのこと。まずは、それほどの国宝が御岳山にあるということを知ってもらえれば幸いです。そして、わたし自身はもちろんですが、御岳山で登山を楽しませてもらったことのあるハイカーのみなさんのご協力があれば、これらのご神宝をいい状態で未来へ受け継ぐための保存ケースをつくることができます。クラウドファンディングに賛同できる人は、その後またぜひ御岳山に足をのばしてみてください。いつもは“お礼詣り”をする側ですが、今度は神さまからの“お礼”があるかもしれませんよ。
・
東京都農業協同組合中央会
代表理事会長 城田 恆良さん
武蔵御嶽神社宝物殿「国宝収蔵展示ケース」の設置に向けて
これまでJA東京グループでは、武蔵御嶽神社への崇敬として、平成3年に賽銭箱の奉納、平成23年には、参道石段27段の奉納、また、平成29年には、12年に1度の酉年式年大祭記念事業に賛同し協力金を拠出するなど、武蔵御嶽神社へのご支援に努めてまいりました。
この度、宝物殿の国宝収蔵展示ケースが老朽化にともない、新たに独立した温湿度管理や防犯対策など、最新の設備を整えた収蔵展示ケースを設置することは、これまで神社が守り伝えてきた貴重な国民的財産である国宝・重要文化財を、安心して次代に引き継ぐことができるものと考えられます。
この事業に賛同いただける方を幅広く募るため、また、若い方々にも武蔵御嶽神社を知ってもらう良い機会として、クラウドファンディングによる新たな支援の形は、多くの方々にご賛同いただけるものと信じております。
JA東京グループを代表して今回の新展示ケース設置に向けた取り組みを応援します。
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、READYFOR利用規約の「命名権、メッセージの 掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。
※支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
※第一目標金額の達成後、ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 須﨑 裕(武蔵御嶽神社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
武蔵御嶽神社が所有する国宝・重文の宝物を展示するための展示ケースを新規に制作する。 昨年から今年度にかけ対象の鎧を修理しており、年度末に修理が終了するため、保存環境と展示環境を改善するため、温湿度管理および防犯設備の整った展示ケースを年内までに制作するので、その制作費用の一部に使用したい。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 目的にあった展示ケースは高額なため文化庁と相談し、国の補助金をお願いしていますが、総額の半分程度の支援しか得られないため、残りの費用を神社が負担することになります。古い歴史をもつ神社としては、境内整備事業(皇御孫命社玉垣修理事業・鳥居塗り替え工事・禊小屋建設事業・産安社修理工事等)を様々平行して行わなければならない状況のため、今回ご支援をお願いしました。ぜひこのプロジェクトにご支援・ご協力を頂きたくお願いいたします。
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プロフィール
武蔵御嶽神社 宮司
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リターン
5,000円+システム利用料

クリアケースコース
・クリアケース
宝物殿に所蔵されている宝物をデザインした、A4サイズのクリアケースです。
・お礼状/お礼メール
赤糸威鎧のポストカードに感謝の言葉を添えてお送りします。
- 申込数
- 88
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
10,000円+システム利用料

特別朱印コース
・特別朱印
赤糸威鎧をデザインした御朱印です。
・お礼状/お礼メール
※赤糸威鎧のポストカードに感謝の言葉を添えてお送りします。
・拝観権 2回分
※有効期限:発行から1年間
・境内地に芳名掲示(希望制)
- 申込数
- 253
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
5,000円+システム利用料

クリアケースコース
・クリアケース
宝物殿に所蔵されている宝物をデザインした、A4サイズのクリアケースです。
・お礼状/お礼メール
赤糸威鎧のポストカードに感謝の言葉を添えてお送りします。
- 申込数
- 88
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
10,000円+システム利用料

特別朱印コース
・特別朱印
赤糸威鎧をデザインした御朱印です。
・お礼状/お礼メール
※赤糸威鎧のポストカードに感謝の言葉を添えてお送りします。
・拝観権 2回分
※有効期限:発行から1年間
・境内地に芳名掲示(希望制)
- 申込数
- 253
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
プロフィール
武蔵御嶽神社 宮司