3月、4月はそれぞれ3回ずつミヨベへの訪問がありました。理事長、マリールイーズが4月一杯ルワンダ滞在中だっため、市長・副市長との会談を適宜行い、ミヨベでの活動がスムーズに行くよう調整が行われました。

 

また、ある日の訪問にはNPOルワンダの教育を考える会:会員のOさん親子がミヨベを訪問して下さり子どもたちに人形劇をしてくださいました。初めてであろう人形劇に子どもたちは、動物さんたちと一緒に「うんとこしょ!どっこいしょ!」と掛け声をくれました。

 

 

今年は、雨季の間に降る雨の量が例年に比べて多く、道中がけ崩れや道路の陥没が起こっている道路を進まなければならない日も出てきました。寒い日は、ひざ掛けやレッグウォーマー、ダウンジャケットに身を包んで出かけます。

 

   

 

 

朝早いアポイントの日には、先陣の事務所出発隊が5:30に。通常の日には、6:30に出ます。先方に8:00と言われても実際には遅くなることもままあり、、、これも予想内。

 

子どもたちの最近の変化は本当に目覚ましいものがあります。初めは眉間にしわを寄せた顔をしていた私たち自身の表情も、それに伴い笑顔が増えたように感じます。

 

行政側とのすり合わせも長い時間を掛けて行ってきましたが、コミュニケーションというのは本当に複雑でITが進化した中にあっても顔を見合わせて会議を持ち、ビジョンを新たに共有し、確認していく作業が必要だと実感した2ヵ月でした。

 

資金調達が達成するまで、あいまいな約束や具体的な活動計画を公表できなかったので、達成してから行政側を始め関係団体・担当者を含めての活動計画の説明と協力を求めての話合いや今後の段取りを進めて参りました。

 

ようやく、行政のGoサインも貰って私は前のめりになっていたのですが、なかなか職業訓練が実際に始められません。ECD&Fセンター自体のマネジメントの問題が出て来たり、話し合いがスムーズに行かなかったりして、物理的に距離があることもありテンポよく進まないことに募ってくるイライラ。

 

4月には、職業訓練の一つ、洋裁をお願いする先生を訪問しました。洋裁は、ルワンダ各地域で教えている先生がいるので、周辺地域に雇用を生み出すという意味でもミヨベに近い村から先生に来てもらうことになり、先生が現在教えていらっしゃる場所を訪問しました。ちょうど10代後半から20代の生徒さんたちが習いに来ているところでした。

 

 

また、前回の訪問時には、行政側の担当者二人を交えて再度、町レベルで職業訓練について話し合いをしました。すると、訓練を受ける人たちの年齢層を考えて訓練の内容を分けたほうが良いという意見が出てきました。

 

具体的に言うと、若い人には洋裁や刺繍、石鹸・ワセリン作りが良いが、お歳を召した方には、目が見えにくくなってくるのでやはり陶器の訓練を入れ直した方が良い、というのです。「企画段階から話をしてきているのに、なんでまたここにきてそういう話になるの!?」という心の声はグッと抑えて。。。

陶器の訓練を別のコミュニティーで行った経験があるコンサルタントのAlexさんが、特別な窯が無くても昔からの技術を使って焼くこともできる、というので予算も含めて再度検討中です。

コミュニティーの人の意見を大事にしたいので内容の再検討については、可能な限り柔軟に受け入れたいと考えています。

 

計画通りにいかないのが常ですが、めげずに嫌われる覚悟でうるさく突っつき屋さんになります。それも私の重要な役割です。

 

職業訓練が始まらないのには、もう一つ理由があります。ミヨベのコミュニティーの方たちは、歴史的に虐げられた人(Histrorically marginalized people)と呼ばれています。差別を受け、深く傷つつき、貧困のため物乞いをして生きてきました。そのため、訓練の前にその考え方を変えていくためのワークショップが必要という話が出てきて、確かに読み書きも​、学校に行くことすらもなかった人たちに、日銭を稼ぐ時間を奪ってでも訓練を受けたい、という技術習得へのモチベーションがまず出てきにくい、ということは理解できます。訓練の機会を強制的に押し付けるのではなく、本人が希望して受ける態勢から始めたいのでこの大事なワークショップを6月から始めることになりました。

 

それをある程度のところまで来てから訓練開始です。スタートまでがとても長くて私にとってはやきもきするばかりですが、焦りは禁物。突っつきながら焦らず待つ、忍耐力が試されます。でも、すべては子どもたちの将来のため。そこだけを見据えて。

 

 

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