増え続ける保護猫 寒暖差の激しい臨時の部屋を整備したい

皆様に応援いただいている

「増え続ける保護猫 寒暖差の激しい臨時の部屋を整備したい」プロジェクト

残り6日となりました。

 

多くの方に応援をいただいたおかげで、第一目標は早々に達成させていただき、現在ネクストゴールまで半分のところまで来ています。

先々の見通しを持つことができるようになり、心より感謝申し上げますm(__)m

 

そんな中、つぎつぎやってくる難問に、頭をフル回転させながら挑戦！！

7月2日に行った一斉手術は、頭数が多すぎて次回に送る調整が必要だった程。

 

90歳を超えたおばあちゃんが、ちょこちょこご飯をあげていた付近。

5匹の子猫とその一族が住んでいました。

 

山奥、道の行き止まりの場所。

でも、大きな道。

そういうところは捨て猫が多い！

 

ご飯を上げるおばあちゃんが悪い？

そんなことは断じてありません。

 

突然現れ、人を頼ってくる猫を不憫に思い、みるみる痩せていく姿に「食べさせてやりたい」と思う・・・

これは心ある人なら、当然のことですね！

 

猫たちとはそうやって、納屋や家畜、家をネズミから守ってもらったり、時には愛情の対象として寄り添ったり、そんな長い歴史があります。

 

かつての役割を失ったとはいえ、すぐに要らないもの、邪魔なものとして扱うのは、至極乱暴で身勝手なことと感じます。

 

今ある命は幸福になるべきもの！

それを見る人もまた幸福に感じられるのが何より素敵なこと。

 

だからこそ、不妊手術なんです！！

一代で終わる命を個別に大切にし、増えないようにコントロールしながらよい関係を作っていく。

これが、かつての共生関係を一方的に崩してしまった私たちがすべきことですね。

 

ただ、命つなぐべき存在の大切な体に勝手にメスを入れ、その機能を奪うからには、責任と最大限の配慮、そして命の重みを常に感じながら行わなければなりません。

邪魔だから、排除するために、

そんな考えでのＴＮＲはもってのほか。

そのためには、

保護の段階から、預かり期間のケア、手術に向かう姿勢や方法、予後の体調管理、戻した地域の準備整備

こうしたものを責任をもって行うことが大前提です！

 

毎回、手術に耐えられないと判断される子、今回のように出産してしまう子、病気が見つかる子・・・

様々なケアが必要になっています。

 

今回も、やせすぎで麻酔の切れが悪い子、出血が止まらず再確認のためもう一度開腹手術を行わなければならなかった妊娠中の女の子がいました。

手術後すぐに地域に戻す団体もあるようですが、それだとこういう子は命を落としてしまいます。

原因が本人が望みもしない不妊手術・・・

そんなことは避けなければなりませんね！！

 

弱っているから手術できない！と言って、そのまま放り出すこともできません。

 

そして、崩壊現場。

そこに住人がいます！！

その方たちを福祉につなげること！

そして環境を整備して、猫たちも人も適切な環境で生活できるようにすること。

こうしたおせっかいもまた、必要なことだと痛感しています。

なぜなら、役所には、「指導」はあっても、「代行」や「よりそい」はないのですから。

 

今週末も、崩壊現場整備予定！

 

クラウドファンディング、最終局面ですが、そうした現場にかかる費用も大変重いものとなっています。

今一度、皆様のお力をお借りしたく、情報拡散ともども、どうぞ引き続き応援をよろしくお願いいたします！！