こんにちは、章由実です。

インドネシアで仲間と過ごした10日間があまりにも濃く、帰国後の現在はさびしくて仕方ありません・・・



さて、今日はもう一人のホームパートナー、ワリマンさん一家、そしてそこでのワークを通して私が感じたことについて書こうと思います。
パソコンの問題により写真をアップロードできず、文章だけになってしまいましたが、最後までお付き合いいただければ幸いです。


ワリマンさんは御歳70歳のおじいさんで、奥さんのパルピメンさん、お子さんのルスタマビさん、そしてお孫さんたちと暮らしています。ワリマンさん一家の元の家は、村のほかの家と同じように土の床、竹の壁でできており、耐久性や雨漏り、すきま風などの問題があるとのことでした。


ワーク初日は屋根の瓦を一枚一枚外すところから始まりました。ワーカーさんたちが屋根に登って次々と瓦を外しては下にいる私たちにホイホイ渡してくるので、受け取って地面に並べるだけでもワーカーさんのスピードについていくのに精いっぱいでした。地面に瓦を並べるのもそう単純ではなく、私たちが並べた瓦をワリマンさんが別の場所に並べなおしたり、二段にしたかと思えば一段で置いてある場所もあったり・・・、できるだけスペースを取らない置き方をしているのであろうことは理解できましたが、具体的にどうすればいいのか、私たちが一度地面に置いた瓦をワリマンさんが別の場所に移動させ続けているのを見て、言葉が通じないもどかしさ、そして自分たちは本当にここにいていいのか、迷惑になっているのではないだろうか、と自問するしかありませんでした。



ワーク二日目は家の基礎を作るための穴掘りでした。二人一組のペアになって一人が鉄の棒で土を砕いてから、もう一人がシャベルのような道具で土を掻き出しながら穴をどんどん深くしていきます。(写真があるとイメージしやすいのですが・・・申し訳ありません・・・)
蒸し暑い気候の中、ひたすら穴を掘り続けている間、現地のワーカーさんたちの間には楽しそうな話し声と笑顔が絶えず、私たちもインドネシア語を教わったり、一緒に笑ったり、大変な作業でしたが、ワーカーさんたちの力強さ、たくましさを感じさせられました。



このGVに来る前、そして現地に来てからもずっと頭の片隅に存在し続けていた疑問、「私たちがここにいる意味はあるのか」・・・これが少し解決されたと思えたのはワーク3日目に、別のホームオーナーさんの家にお邪魔していくつかの質問をする機会をいただいた時でした。彼らに「あなたにとり幸せとは何か」「あなたにとり家とは何か」といった質問をし終えると、少しの沈黙の後、ホームオーナーさんが「あなたたち学生が来てくれるだけでうれしい。わざわざ遠い日本からここまでやって来て、私たちのことを気にかけてくれている。そのことがとても嬉しい。学生たちは地域にとっての光だ」とおっしゃったのです。この言葉を聞いて、私たちはワークをするためだけにここにいるのではない、たとえ言葉が通じずとも笑顔や掛け声を絶やさないようにしたり、ワークを一生懸命頑張る姿を見せたりすることも私たち学生の大切な役割なのだと気づかされました。




このGVを通して、ホームパートナーのワリマンさんやワーカーさんたちの姿から学んだことは数えきれないほど多く、それに加え「幸せとは」「家族とは」といったことについても深く考えさせられ、全てをここに書くことは到底できません。



しかし一つだけ言えるとしたら、私たちはこの活動を通して、「家」だけではない様々なものを築いているのだ、ということです。

これからもこの活動についていろいろな場で多くの人に伝えていけたらな、と思います。

章由実

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