ミャンマーではインフラ事情がまだまだ悪いです。特に農村部では、電力やインターネットの利用は非常に制限されています。
そうした社会の中で、人々が情報を得るのに大切な場所が「図書館」。
ここではただ「本を読む場所」ということ以上に、人々が楽しみを求めて集う場所、
生活の喜びを見つける場所、生きるのに大切な情報を得る場所、という大きな意味合いを持っているように思います。
電気はなくても、ろうそくがあれば本は読める。

 

国中の小さな村にまで点在する図書館の数には驚かされます!

公共図書館が390館、村落図書館が実に4900館。小さな村にも、(小さくはあっても)図書館があるのです。

 

 

こちらは、ピー県のチャ・オー村の皆さん。

 

 

 

この小さな可愛らしい建物からも分かるように、図書館の財源は基本的に非常に限られており、村人たちの自助努力によって建築・改修がなされています。蔵書数も僅か。本を買うお金がないので、村人が読み終わった本や雑誌を寄贈します。
残念なことに、壁や本はシロアリに食われ、ボロボロに・・・。

 

 

予算がないため、図書館員さんもボランティアです。
図書館は村の人々が農作業や学校が終わる夕方から開館します。

こちらでは週に3回ほど、読書会が開かれています。
毎回1冊の本を決め、それを集まった10名ほどの人たちで読んでディスカッションし合うそうです。

曜日によってテーマが変わり、村の人々の楽しみの一つとなっています。農作業が終わった後、お茶を飲みながら知識を得て、意見を交わして談笑する。本を通じて、村人との大事な交流の時間が生まれています。

 

読書会は大人中心。
これから子どもの本が増えて、子どものための読書デーもぜひ開催してほしい!と願うのでした。

 

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