支援総額
目標金額 2,000,000円
- 支援者
- 140人
- 募集終了日
- 2021年5月28日
#あなたの夢がみんなの夢に 人生をかけて夢投資財団を創設します!
#起業・スタートアップ
- 現在
- 1,420,000円
- 支援者
- 89人
- 残り
- 16日
【第二弾】絶滅危惧種サシバの保全を皆の手で。渡りの全容解明への挑戦
#国際協力
- 現在
- 2,786,000円
- 寄付者
- 275人
- 残り
- 2日
ひとり親家庭を応援!ボーイスカウトで“未来に活きる体験”を届けたい
#子ども・教育
- 現在
- 1,735,000円
- 寄付者
- 94人
- 残り
- 36日
命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!
#子ども・教育
- 現在
- 31,782,000円
- 支援者
- 2,012人
- 残り
- 44日
ルワンダの地方の人に義足を!強制撤去を乗り越え、巡回診療の復活へ!
#国際協力
- 現在
- 4,370,000円
- 支援者
- 214人
- 残り
- 16日
『名入れ陶器ボトル』を広めたい!とっくり王子の挑戦!
#地域文化
- 現在
- 2,240,000円
- 支援者
- 144人
- 残り
- 9日
奈良県御所市から発信!石けん普及の旅を応援してください!
#まちづくり
- 現在
- 334,000円
- 支援者
- 49人
- 残り
- 11日
プロジェクト本文
終了報告を読む
【プロジェクト達成のご報告】
みなさまの温かいご支援のおかげで、5月27日未明に、目標としていた200万円に到達することができました!!
正直、支援がどれだけ集まるのか未知数で、普段感じられない言葉にしづらい不安な気持ちもありましたが、開始当初からたくさんの方にご理解とご支援をいただき、現地で頑張ってくれているミナも含め、チャリティーサンタ 関係者一同、大変嬉しく思っております。本当に本当にありがとうございます。
また、目標金額は達成できましたが、それを超えて集まった資金に関してはネパールの工房で女性たちが働きやすくするための机やマットなどの備品の購入にあて、快適で、働きやすい環境を整えるために使用したいと思います。
活動資金のことはもちろんですが、このクラウドファンディングをきっかけに、一人でも多くの方にネパールのことやそこに暮らす家族のことを知っていただけたことがとても嬉しく、皆様からの応援の想いを今後の活動の糧にしていきたいと思います。
チャリティーサンタは「世界中の子どもたちを笑顔に」と始まった団体だから、今もこれからもプロジェクトを継続し、発展させていきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
NPO法人チャリティーサンタ
(2021年5月27日 追記)
フェルトマスコットの商品化で
ネパールの母達を支える
手仕事を作りたい
フェルトでできたマスコット人形。
百貨店の雑貨コーナーに並んでいそうなこの作品を作ったのは、充分な教育を受けることができず、読み書きもできなかったネパール人の女性達です。
長年ネパールの支援活動をしてきたある日本人は、彼女達の作品を見て「たった3年でこれほどの物を作れるのは、奇跡だよ」と言いました。でも、これは奇跡でもなんでもありません。
1人のネパール人女性と彼女の周りに集った母達が、今なおカースト制による職業差別や教育格差の問題があるネパールにおいて、「子ども達の為により良い未来を切り拓こう」と、ハンドメイドのトレーニングを受け、あらゆる困難を乗り越えて作り上げた「努力の結晶」なのです。
このプロジェクトは、そんなネパールの母達が心を込めて作った作品を、日本国内で安定的に売り出し、彼女達の収入を支え「母達の夢」を応援するためのプロジェクトです。
母達の夢ー それは「子ども達を笑顔にすること」。
日本でもネパールでも、母達が最も心を痛めるのは、貧しさが原因で子どもに夢を諦めさせる時。
そんな想いをぜひ本文でご覧いただき、ご支援と応援をよろしくお願いいたします。
目次
===
2. ミナの夢と、チャリティーサンタの夢がつながった「Santa Mothers Dream」
4. 見えてきたお母さん達の努力の跡
5. 日本でのテスト販売が実現! プロジェクト継続に向けて
6. 新商品の開発費用と「日本からの応援の声」を届けたい
===
■ チャリティーサンタについて
はじめまして。NPO法人チャリティーサンタ 代表の清輔夏輝 です。
NPO法人チャリティーサンタは2008年、「あなたも誰かのサンタクロース」を合言葉に設立した団体です。
活動当初から掲げていたのは「世界中の子ども達を笑顔にすること」。
なぜなら、サンタクロースは特定の子ども達だけのものではなく、世界中の子ども達の為にある存在だと思うからです。
チャリティーサンタを知っている方からすると「日本国内でのサンタ活動」をイメージするかもしれません。しかし、団体ロゴに「地球柄の袋をもったサンタクロース」をデザインしているように、設立当初も今も”世界中の子ども達に支援を届けたい”という想いは、一貫しています。
■ ネパールで出会ったMINAのストーリー
2016年春、チャリティーサンタが子ども達の教育支援活動を行っていたネパールの首都・カトマンズで1人の女性に出会いました。彼女の名前は、Mina Lama(以下ミナ)。
出会ったのは、私達が滞在していた日本人向けのゲストハウス。彼女は、家族を養うために、日中から夜遅くまでゲストハウスで働きながら、早朝(朝5時〜10時)に学校へ通うような生活をしていました。
それに加え、その前年に起きたネパール大震災で故郷の村が全壊するという大変な状況の中、村のためにも支援活動もしているとのこと。僕たちも車に5時間揺られて、村にも訪問させてもらいました。
彼女が生まれたラムチェ村は、ネパールでもとりわけ貧しい山奥にありました。彼女が12歳の頃、ネパールの貧しい地域の支援活動をしていた日本人の登山愛好家の方が、ひときわ努力して勉強しているミナを見つけました。
しかし、当時ネパールの山間部では女の子が学校に通うことに否定的で、海外に出稼ぎに行ける男の子ならともかく、家庭の貴重な労働力である女の子は、ある程度の年齢になったら親の決めた相手と結婚することになる為、学歴は不要だと考える大人が多かったのです。
そのような環境でも、家族を支えながら懸命に学ぶ姿勢が目に留まり、日本からの奨学金の支援を受けてミナは、高校・大学へと進学することができました。
成長するにつれ、自分を支援してくれた日本人や日本のことをもっと知りたいと思ったミナは、日本語を学び始め、日本からやってくる支援団体や企業、旅行者、ボランティア等の通訳を任されるまでになりました。
しかし、誰もがミナのように幸運な出会いがある訳ではなく、ネパールの国そのものの問題や女性の立場は依然として厳しいものがあり、女性が自由に職業を選ぶことなど遠い夢物語。
「ネパール人だからこそ、ネパール人女性が抱えている問題の根が深いことが分かる。でもチャンスが与えられた自分には、できることは何だろう?とずっと考えています。」
ミナは大学に進学した理由を、そう語ってくれました。
ゲストハウス最後の夜。
そこで聞かされたのが「そのゲストハウスでは、僕達が最後のお客さんだ」という話。震災の影響で観光客が激減し、閉鎖が決定。スタッフであるミナも、それに合わせて失業してしまうという状況でした。
仕事がなければ、学び続けることや家族を養うことはできません。家族が住むラムチェ村は被災の爪痕が大きく、収入を得るどころではない。
さらに、両親と祖父母に加え、4人の弟妹の面倒を一手に引き受けており、若干24歳(2016年当時)の女の子が背負うには、あまりにも大きな負担でした。
■ 子どもを支援するために、母親を支援する
当時、僕達は既に数年間、ネパールの教育支援活動をしていましたが、親の収入を安定させなければ、子ども達は教育を受け続けられないのだと痛感し、方向転換を図っていた頃でした。
特に小さな子どもであるほど「子どもの支援を長期的にするには、親への支援が必要になる」という事実。これは日本でもネパールでも同じ話でした。
僕達は「子どもを支援するために、母親を支援する」という新しい舵を切りました。
■ ネパールと日本をつないだ「ハンドメイド」
僕達はネパールのお母さん達ができる手仕事で、世帯の収入向上につながる事業ができないかと模索していました。
ハンドメイドに可能性を感じたキッカケはいくつかあり、僕が前職でハンドメイドのWebサービス※の運営に携わっており、とても人気のある作家さんと親しかったこと。そして、その作家さんの一点物の作品は、出品と同時に瞬時に売り切れ、「買いたくても買えない人が大勢いる(=ニーズがある)」と知っていたこと。(※tetoteというサービス。現在はminneと統合)
また、ネパール産のハンドメイド商品は、日本はもちろん世界中で売られていたこと。
「日本で人気のテイストで、日本のクオリティに高めて、たくさん作れないか?」ミナに相談してみることにしました。
ミナは日本を訪れたことがあり、日本でどんな商品が売られているのかを知っていたため「日本人が満足するものを村のお母さんが作れるようになるには、かなりの時間がかかりそうだ」と正直に答えてくれました。
乗り越えなければならない問題は沢山ある。しかしミナは僕達との出会いを「これはチャンスだ」と前向きに捉え、二つ返事で「やりたい!」と申し出てくれました。そしてその場で、お母さん達の募集方法、トレーニング方法、自分が責任持ってできる範囲のことなど、いくつもアイデアを出してくれたのです。
■ 親が最も心を痛めるのは、貧しさが原因で子どもに夢を諦めさせる時。
ミナが「イエス」と言ってくれた背景には、彼女が知る山岳地帯の女性達が直面する、厳しい現実がありました。山岳地帯の子どもを持つネパール人女性の多くは、まともな教育を受けておらず、読み書きも満足にできないまま家の仕事だけを引き受けて子どもを育てています。
しかし、国内に産業の少ないネパールでは、山登りのポーターや海外への出稼ぎなどの危険な仕事に男手が割かれ、不安定な収入で家族を支えなくてはなりません。「万が一父親が事故などで亡くなったら、教育を受けられなかった自分の力では、働き口がなく収入を得ることができない。母達は常にその不安に晒されているのだ」と。
お母さん達が最も心を痛めるのは、お腹が空いたと泣く子ども達をなだめる時と、貧しさが原因で子どもに夢を諦めさせる時。
せめて自分に稼ぐ手段があれば、子ども達に惨めな思いをさせないで済む。
母達の願いはたった一つ。「子ども達が笑顔でいること」。
「サンタさんもお母さんも、子ども達を笑顔にしたい気持ちは同じ。サンタクロースとお母さん達の夢は一緒だから、プロジェクト名はSanta Mothers Dreamだね!」
ミナの閃いたような一言から、このプロジェクト名が決定しました。
日本人の感覚が分かり、ネパール人女性の本音もわかるミナとの出会いは、僕達にとって幸運な出会いでした。
■ 最初に着手したのは、サンタクロース・トナカイ・ツリーのクリスマスマスコット
2016年夏。試作品1作目、チャリティーサンタとの親和性も考え、クリスマスのマスコットの製作が始まりました。
日本で人気の羊毛フェルト作家chaiさんにデザインを依頼して、サンプルを作成。
ネパール現地でフェルト手芸を教えることができる先生を探し、ミナが声をかけた15人のお母さんたちにトレーニング開始。
初期のサンプルと女性たちの様子
■ 脱落者も続出…カルチャーギャップを乗り越えて
ネパールでお母さんたちとコミュニケーションを取り、まとめ役を務めているのはミナです。プロジェクトをはじめてわかったのは、仕事をしたい人はたくさんいたものの、本当に仕事を大切にしてやり続ける人は少ないということ。3ヶ月トレーニングを積んだところ、最初15人いたお母さんたちは8人に減ってしまいました。
お母さんたちと先生と、同じ方向に気持ちを向かせてやっていくことに苦労しながらも、それぞれに声をかけ、やる気を出してもらいながら、スキルアップしてもらう。このままで本当に実現できるんだろうか…不安になりながらも諦めず、粘り強くコミュニケーションを続け、トレーニングを重ねていく。そんな日々が約2年間も続きました。
■ Mina Lama |Santa Mothers Dream 現地リーダー
以前、日本に行ったこともあったので、ネパールの物を日本で売るというのは大変なことだと思っていました。本当にできるのかどうか不安で、プレッシャーで夜眠れない日も続きました。
最初は、時間通りできない、クオリティも高まらない、約束守ってくれない。言っても聞いてくれない、電話しても出てくれない。本当に大変でした。
ネパールではよくあることですが、日本を相手にビジネスをしようとしたら、約束は守らないといけない。
お母さんたちとはお互いにたくさん話をして、信頼関係をつくることに一番努力しました。
一人ひとり会って話すのはもちろん、実際に相手の家まで行って実際の生活を見て、家族とも話をして家族構成や将来設計を把握する。さらに、同じ地域に住む人たちにもヒアリングして、地域にどんな仕事があるのか、彼女たちがどんな生活をしているのかを聞いて、生活スタイルを確認する。また何かトラブルを抱えていないかを先に確認する。
それらを知っていることで、様々なケースに対応できると学びました。そして、私が足を運ぶことで、お母さんたちは私に心を開いてくれました。仕事以外のことも相談してくれるようになったのです。
人と人として、信頼関係があれば将来の話もたくさんできます。
「3年後に子どもが入学するから頑張ってお金を貯めないとね!」そんな話をしながら、お母さんたちをやる気にしています。
0 からトレーニングした女性たちの作品を、初めて日本に送った時は、本当に嬉しかったです。私たちにもできたんだよ!ってみんなで笑いました。
これまで仕事をしたことがなかった女性が「はじめて自分の手でお金を得た」こと。そしてそれによって自信を得たこと。このプロジェクトを続けていきたいと強く思いました。
最初の試作品は、世に出せるレベルではありませんでした。
大きさはバラバラ、帽子の上部のパーツが取れている、(本来は自立するのに)倒れてしまうような試作品が大半を占めていました。
この写真では、一番右が目指したい最低クオリティ。左側でもだいぶ上達したもの。
少しずつクオリティをクリアできるものもできはじめても、いざ量産となると品質が落ちることもありました。そこでミナに、何が問題なのか調べてもらったところ、「教育を受けられなかった」ことの弊害を身を以て知ることになったのです。
僕達はトレーニングの段階で、安定した品質になるように人形の作り方を書いた指示書やチェックリストを用意することを計画しました。ですが、大半のお母さんは字が読めませんでした。
「このパーツの間隔は5mmに」と伝えても、距離の概念がありませんでした。
そんな「あたり前の常識が違いすぎること」に、何度も何度も驚き、そしてお互いにハッピーな解決策を探していきました。
日本でも様々な支援者にヒアリングを重ね、直感的にチェックができるクリアシートを作成し、クオリティは安定していきました。
■ 家族からも応援してもらえなくても信頼関係があれば乗り越えられる。
あるお母さんは、トレーニングの為に外出する事を家族から咎められ、精神的に参っていたり、練習時間を充分に取ることができない状況があることもわかってきました。
今、工房に残ったお母さん達は、数々の困難の中でも「絶対にこのチャンスを掴みたいんだ」「この仕事を大切にしたいんだ」と未来を切り拓こうとし、時に涙し、時に同じ想いを抱えた仲間と支えあいながら、日々技術を磨いています。
ミナがお母さん達と信頼関係を築き、根気強く対話を重ねてくれ、一人ひとりに合ったフォローを続けてきたおかげで、プロジェクト開始から5年たった現在では、とても可愛らしいマスコットを製作できるようになりました。
これは、奇跡でもなんでもない。
1人の女性とネパールの母達が、一歩一歩歩んできた、努力の結果なのです。
■ ニーズを確信、一方で見えてきた「販売期間」という課題
試行錯誤の日々を過ごしてきましたが、2018年に初めて、日本の十数店舗での販売にこぎつけました。
それまで直接の知り合いや、ステークホルダーに向けてネット販売していましたが、実店舗では、背景も知らない人が「商品のクオリティ」を見て選びます。果たしてどれだけ受け入れられるのか?という不安がありましたが、店舗によっては完売したところもあり、少しずつ手応えを感じはじめました。
店舗での販売には、この取組に共感していただいた株式会社リブロプラス、株式会社オカダヤにご協力いただきました。
2019年の店舗一覧はこちらから。
しかしながら、店舗販売では返品可としていたこともあり、商品の半数が返品され戻ってきました。それは、マスコットの完成度の問題というよりも、クリスマスという季節性のある商品だったので、時期が過ぎたから返品したという理由でした。
彼女たちの安定した仕事にしていくためには、「1年を通して店頭に置けるものをつくりたい」と次の展開が見えてきました。
■ より長く、より多くのネパール女性の仕事に
ネパールのお母さんたちに聞くと、「以前は自分で働いて稼ぐという選択肢がなかったので、それが今あるのがすごく嬉しい。」と複数人が話してくれました。
「今作っているサンタやトナカイだけじゃなくて、新しいものも作りたい。」「もっともっと練習して色んな物を作れるようになりたい。」そんな前向きなことを話すようになっています。
新たな商品を開発することで、年間通じた販売が計画できるようになるし、販路が広がり安定すれば、より多くの女性たちに仕事を作れる可能性がある。
そうすることで、彼女たちの子どもが、安定して学べる環境づくりにつながる。
プロジェクトの継続を見据え、今後、何に挑戦すべきなのかが見えてきました。
今回のプロジェクトでは、季節を問わず日本人に愛されそうなデザインの新アイテムを開発し、1年を通じた販売を実現するところまでを目指しています。
新アイテムは「クマ」に決めました。トナカイに似た形状であることから、今あるスキルで比較的早く作れるのではと想定しています。
写真は日本人クリエイターchaiさん作成のサンプル
Schedule|
■ 2021年
6月 新商品開発のための初期トレーニング開始
9月 最初のサンプル完成・日本でのクオリティチェックとフィードバック
10月 クオリティアップトレーニング開始
12月 第二弾サンプル完成・クオリティチェックとフィードバック
■ 2022年
2月 最終サンプル完成(目標)
春頃 支援者様への先行での限定案内
夏頃 在庫が整い次第、国内での販売開始
※これまでの経験からスケジュール通りに進行しない可能性は高いです。大幅なスケジュール変更がある場合は、ご支援者の皆さまにご報告いたします。
※新型コロナウイルスの蔓延状況により、ロックダウンが行われる場合等は、取り組みが一時的にストップする可能性があります。
※2022年5月末まで、フェルト商品の企画・開発と、それに伴うプロジェクト管理の事業を継続したことを以って、プロジェクトを終了とします。
これまで5年間、赤字での活動を続けてきましたが、お客様のニーズとネパールのお母さんたちの強い想いを実感した今だからこそ、皆さまに、新しいフェルトマスコットの開発へのご支援をお願いしたく、今回クラウドファンディングに挑戦することにしました。
目標金額は、200万円です。
手数料を除いた全額をネパールでの活動費として使用し、日本人職員の給与などには使用しません。
< 資金使途 >
ミナを含めたネパール女性たちの給与(12ヶ月分)
フェルト作りの先生(ネパール人女性)の謝礼(3ヶ月分)
工房の賃料(12ヶ月分)
新商品開発のための材料費
完成した商品の郵送費(ネパール→日本)
クラウドファンディングを通じて、このプロジェクトをより多くの方に広く、深く知っていただきたい。ご支援金とともに、このプロジェクトのページから、ネパールで働く女性たちに応援の声を届け、励みにしてもらいたい。
そんな機会になることを願っています。
ネパールのお母さんたちが働く工房は、今はまだ小さいですが、新商品を開発し、販売規模を広げ、今の5倍、10倍になるように育てていくことで、もっと多くのお母さんたちの仕事を作りたい。
そのために、ネパールのことをよく知らない日本のお客様にも手にとっていただけるような、かわいいマスコットを作れるようになっていきたい。ミナをはじめ、ネパールのお母さんたちも決意を新たにしています。
経済的・教育的に厳しい環境にあるネパールのお母さんたちを支え、子どもたちの笑顔を作るために。皆さまからのご支援と応援を、どうかよろしくお願いいたします。
< 代表よりみなさまへご挨拶 >
■ 清輔 夏輝 |NPO法人チャリティーサンタ 代表理事
私たちは、チャリティーサンタという名前から「クリスマスに、子どものために活動する」と思われています。
今回のプロジェクトは「クリスマスに関係なく、ネパールの女性のための活動」です。
正直、支援がどれだけ集まるのか未知数で、ワクワクもしていますが、普段感じられない言葉にしづらい不安な気持ちもあります。
プロジェクト開始から5年間、ずっと赤字の中で続けてきました。
「これは支援活動でもある」と思うと、なんとか続けられましたが、メンタル的に試されることも何度となくありました。
日本で販売する予定を立てても、計画通りに全くいかず、想定外のトラブルも起き、手元の資金がなくなりかけたとき、実は何度も「もう諦め時なんじゃないか」と苦しくなったときがありました。(ネパールの女性たちには内緒です、、)
しかしそんな時に思い出すのは、ネパールでの思い出です。
ゲストハウスに泊まっている時、自分より少し若い男の子たちが懸命に建築現場で働いていました。重機などはなく、現地のシャベルのようなもので、何時間も何時間も地面を掘っていました。
その様子を見ながら、
もし自分が彼らと同じ立場に生まれたら?とリアルに想像しました。
ミナのように努力して勉強を続けられただろうか?
今のように好きな仕事にチャレンジできるようになっただろうか?
正直、僕は諦めてしまうだろうなと思った時、初めて体感しました。
「自分は生まれた環境に恵まれただけで、運でしかない。自分はラッキーなんだ。」
よく聞くような話ですが、それを本当の意味でわかった時、
「このネパールにある不条理に立ち向かう人たちの一助になりたい。
自分が生きている間に、カースト制度の差別や教育格差がなくなるために行動しよう。どんな小さなことでもいいから、行動し続けよう。」
そう決めました。
抜本的には時間がかかると思いますが、それでも続けていけば良いこともたくさんあります。
きっと今回のクラウドファンディングもそんな良いことのきっかけになるのでは、と信じています。
皆様からの支援は、日本ではなくネパールのために活用します。
本プロジェクトは、ネパールのお母さんが仕事・収入があり、子どもたちに教育や美味しいごはんを食べさせてあげられることを目指していいます。
だから、プロジェクト名は【 Santa Mothers Dream 】。
チャリティーサンタは、世界中の子どもたちを笑顔に、と始まった団体だから、今もこれからも必ずプロジェクトを継続し、発展させていきます。
あなたの力を貸してください。
○ 支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。
○ リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。
○ 支援時に回答いただく質問項目への回答は支援確定後、変更できません。
○ ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
「世界中の子どもたちを笑顔に」と2008年に活動開始。2014年NPO法人化。 現在、「子どもたちに愛された記憶を残すこと」をミッションに掲げ、日本でのサンタクロースの訪問活動から、ブックサンタ等の協働事業、ネパールでの女性&子どもの支援活動まで活動を行う。 これまで途上国の子ども支援として、フィリピン(2009)→バングラデシュ(2010-2012)→ネパール(2013〜継続中)と続けてきた。 合言葉は「あなたも誰かのサンタクロース」。
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リターン
5,000円
オンライン交流会へご招待|代表の清輔とMINAさんから、感謝の気持ちをお伝えします!
・感謝のメール
・オンライン交流会へご招待
※代表の清輔とMINAさんから、感謝の気持ちをお伝えします。ネパールのことを一緒に語り合えたらうれしいです。
※オンライン交流会については2021年6月に実施予定ですので、5月中に詳細をご案内いたします。
- 申込数
- 42
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
10,000円
オンライン交流会へご招待+感謝のメッセージ動画
・感謝のメール
・ネパールのお母さんたちからメッセージ動画
・オンライン交流会へご招待
※代表の清輔とMINAさんから、感謝の気持ちをお伝えします。ネパールのことを一緒に語り合えたらうれしいです。
※オンライン交流会については2021年6月に実施予定ですので、5月中に詳細をご案内いたします。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年6月
5,000円
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プロフィール
「世界中の子どもたちを笑顔に」と2008年に活動開始。2014年NPO法人化。 現在、「子どもたちに愛された記憶を残すこと」をミッションに掲げ、日本でのサンタクロースの訪問活動から、ブックサンタ等の協働事業、ネパールでの女性&子どもの支援活動まで活動を行う。 これまで途上国の子ども支援として、フィリピン(2009)→バングラデシュ(2010-2012)→ネパール(2013〜継続中)と続けてきた。 合言葉は「あなたも誰かのサンタクロース」。