松竹大谷図書館｜演劇・映画の宝箱、貴重資料を未来へ【第13弾】

川上音二郎・貞奴の顕彰活動を行っている「音貞塾」様、「音貞オッペケ祭実行委員会」様より、「音貞オッペケ祭～ヤッコブームと巨匠たち～」のご案内を頂きました！

音二郎と貞奴は、明治35［1902］年、茅ケ崎駅近くに自宅を設けて住みました。【第7弾】のプロジェクトのご支援でデジタル化を行って、当館のデジタル・アーカイブで公開している【音貞アルバム】には、音二郎と貞奴が、茅ヶ崎の自宅前で撮影した写真が残っており、茅ヶ崎は音二郎・貞奴にゆかりの深い土地です。

今回の「音貞オッペケ祭」では、貞奴が主演で、作曲家・山田耕筰が音楽を担当したオスカーワイルド原作の戯曲『サロメ』を復刻野外劇で上演します。

茅ヶ崎市の松下政経塾の重厚なアーチ門をバックに、日本画家・速水御舟旧蔵の大正期の舞台道具も登場し、貞奴が創建した岐阜県貞照寺所蔵の大正4年の台本と、明治学院大学日本近代音楽館所蔵の山田耕筰の直筆符をアレンジした劇中音楽を使用するそうです。

現在お申込みはキャンセル待ちとなっているそうです。

過去の「音貞オッペケ祭」で上演された復刻劇の台本とプログラムは当館に寄贈されていますので、興味がある方は、当館の閲覧室でご覧ください。

今後も「音貞塾」様、「音貞オッペケ祭実行委員会」様の活動にご注目下さい。

「音貞オッペケ祭～ヤッコブームと巨匠たち～」
日時：2024年9月29日(日)15:00～16:45　観劇サポート字幕付き
会場：松下政経塾アーチ門外側（茅ヶ崎市汐見台5-25）塾構内見学会も併せて開催
定員：予約先着100名
チケット：2,000円