お早うございます。

松竹大谷図書館の武藤祥子です。

 

今ご覧いただいているのは、現在挑戦中の【第5弾】のプロジェクトの新着情報ですが、これまで当館が実施したそれぞれのプロジェクトに、当館の願いや折々の活動、そして支援者や協力頂いた方々の応援がたくさん詰まっています。そこで、今回の新着情報では、過去4回のプロジェクトを振り返ってご紹介いたします。

 

財政が厳しかった当館は毎年のように事業費が不足、資金面を大きな課題とされていました。そこで平成24年から昨年まで4回に亘り、事業費の不足を補うためクラウドファンディングに挑戦し、これまでに累計で1,233万2千円のご支援を頂きました。

 

歌舞伎や『寅さん』、日本文化の宝箱を守る。

 実施期間:平成24年9月3日~10月23日(50日間)

 目標金額:200万円(平成24年度の運営資金の一部として)

 達成金額:357万9千円/支援人数:272人

 

初めて実行したプロジェクトで、目標金額を大きく上回るご支援をいただき無事成功できたことは、スタッフにとって大きな励みとなりました。また、プロジェクトを通じて当館独自の所蔵資料や活動の紹介をすることもでき、ご支援を頂くだけでなく、結果としてより専門性の高い調査を行う利用者が増加しました。

 

 

【第2弾】歌舞伎や映画、大切な日本の文化を次世代に残す。

 募集期間:平成25年9月18日(火)~11月6日(50日間)

 目標金額:250万円

      ・平成25年度の運営資金の一部として200万円

      ・雑誌『蒲田週報』デジタル化費用として50万円

 達成金額:291万円

 支援人数:243人

 

第2弾では、当館の運営費と併せて、当館が所蔵する1925~31年の松竹キネマ蒲田撮影所の機関紙『蒲田週報』の解体・修復とデジタル化費用を募集しました。経年劣化が進んでいた『蒲田週報』は、頂いたご支援で補修を行った後にデジタル画像化し、原資料は中性紙の収納箱を作って保管いたしました。現在『蒲田週報』は、画像を閲覧する形で活用しています(予約制)。

 

 

【第3弾】日本文化の宝・歌舞伎や映画の記憶を未来につなぐ。

 実施期間:平成26年9月9日~10月29日(50日間)

 目標金額:280万円

      ・平成26年度の運営資金の一部として200万円

      ・「芝居番付」5千枚のデジタル化費用として80万円

 達成金額:296万5千円

 支援人数:263人(プロジェクトページでの表記は246人)

 

第3弾では、当館の運営費と併せて、江戸末期から戦前までの約5千枚の「芝居番付」のデジタルアーカイブ化の費用について、ご支援をお願いしました。「芝居番付」は当時の演劇興行の様子を伝える、いわばポスターのような資料です。立命館大学アート・リサーチセンターで全ての番付がデジタル画像化され、現在、目録の入力が済んだデータから、検索閲覧システムで公開しています。

 

 

【第4弾】歌舞伎や映画、日本文化の歴史を後世に伝える。

 実施期間:平成27年9月8日~10月28日(50日間)

 目標金額:250 万円

      ・平成27年度の運営資金の一部として200万円

      ・「GHQ検閲歌舞伎台本」のデジタル化費用として50万円

 達成金額:287 万 8 千円

 支援人数:238人(プロジェクトページでの表記は231人)

 

戦後70年の節目である2015年の第4弾では、当館の運営費と併せて「GHQ検閲歌舞伎台本」のデジタル化費用を募集しました。第3弾の「芝居番付」に引き続き、立命館大学アート・リサーチセンターで、経年劣化が激しい「GHQ検閲歌舞伎台本」の簡易補修及びデジタル化を引き受けて頂き、現在全403冊のデジタル撮影が完了致しました。今後データ処理を行い、検索閲覧システムに画像をアップすると、検索結果から画像の閲覧が可能になります。

 

 

そして、現在行っている第5弾。まだ始まったばかりですが、現在プロジェクトの趣旨に賛同して下さった40人の方からご支援を頂いており、大変心強く思っております。

 

皆様のお気持ちを力として、スタッフ一同頑張ってまいりますので、今後とも当館のクラウドファンディングプロジェクト及び活動に、何卒ご協力を賜りますようお願い申上げます。

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