皆さん、ありがとうございます。すでにネクスト・ゴールまで達成できました!本当に皆さんの応援のおかげです。改めてお礼を申し上げます。

 

さて、ふりかえって見ますと、このクラウド・ファンディングには「精神障碍者」、「ピアサポーター」、「長期入院患者さん」など、なかなか世間の関心を呼びにくいキーワードが、ずいぶんたくさん含まれているな~と思います。ある意味では難しいテーマ――ご理解いただくのに少しハードルが高いかも知れないという意味で――であるように、主催者自身も、実は少々感じておりました。

 

ところが!ふたを開けて見ると、とても多くの方が関心を寄せてくださっただけでなく、実際に寄付までしていただけたことに、驚きと共に感謝の念に堪えません。嬉しい気持ちはいっぱいなのですが、なかなかすぐにお礼や記事を書き込めず、申し訳ありませんでした。

 

と謝りつつも言い訳しますが、もう師走ですよね。そうです、正直に云って、大変忙しいのです(笑)。先日も、以下のようなイベントを複数団体で主催しました。

 

高次脳(講演の様子)
「高次脳機能障害リハビリテーション講習会」の様子

 

「高次脳機能障害」というのは、例えば交通事故で脳に外傷を受けた後に、後遺症として現われる症状が典型なのですが、ぱっと見て分かりにくいという意味で「見えない障害」とも呼ばれます。この点、精神障碍とも共通の部分ですね。

 

この高次脳機能障害のリハビリテーションに、長年取り組んでいらっしゃる先生と御家族に名古屋から来ていただき、講演をお願いしました。神経内科医として先生は、世の中の理解が未だに不十分であることと、かつ、見えない障害への理解の難しさを両方語っておられました。ですがその一方で、障碍の現われは社会環境との組み合わせで生ずること、だから実は、本人の問題というより社会問題として見ていく必要があることを強調なさっていました。

 

精神科医としてこの点に、私は強く賛同します。どんな世の中に生きているかで、障碍の現われ方は変るのです。自分が障碍を一時的にでも持った時(どこかをケガしたとか、視力が落ちたとか)のことを考えれば、本当は誰にでも理解できる事ではないかと思います。

 

そして、精神の障碍の一番のバリアは、世の中の無理解ではないかと私は思うのです。無理解の理由は「見えない」ことの他にもいろいろあり、我が国では精神障碍者を地域から排除してきた歴史が長かったことも、その要因になっていると思います。

 

だからこそ、ピアサポーターの活動を知っていただくことは、彼らの人間力に触れていただくことであると同時に、バリアを低くして行くことにつながると考えています。

 

というわけで、クラウド・ファンディング終了まで、あと5日になりましたが、お金を得ることだけが目的ではありません。活動を知っていただくことも大事にしたいと思っています。あと数日、ぜひ情報の拡散を、よろしくお願いいたします。

 

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