支援総額
目標金額 760,000円
- 支援者
- 60人
- 募集終了日
- 2014年11月3日
焼畑に依存しない農業をつくろう
タイ北部山岳地帯では、いまも焼畑が行われていて、春先にはチェンマイあたりでも空が茶色く見えるほどで、煙害注意報が出るほどです。
ダイエーさんは、焼畑に依存しないために、さまざまな多様性をいかした複合農業を少数民族の山の人たちに教える「研修農場」をひらきたいという希望を持っていました。
宮城県角田市の「アジアの農民と手をつなぐ会」が協力し、国際ボランティア貯金に申請して研修農場が生まれました。
焼畑農業は、基本的には自給型農業であるかぎり持続型農業です。しかし、焼畑で飼料用トウモロコシなど国際商品をつくり始めたとたん、モノカルチャー型の環境破壊型農業になってしまいます。かくして輪作を無視した農業がくりかえされ山は丸はだかになっていきます。その先は砂漠です。
それはよくないと誰しもが思っています。だからタイの政府は焼畑禁止令を出したのです。いまや北タイの山岳少数民族の農業は違法農業におちいっています。ダイエーさんはこの問題に取り組み始めました。
リターン・トゥー・ザ・フォーレスト
「少なくとも1人の農民が2ライ(32a)ほど焼畑をやめ、森にかえすなら、はげ山の流れは止まるはずだ。」しかし、焼畑を減らすことは収入を減らすことになります。
たまたまダイエーさんが取り組んでいる「子ども寮」の支援をしてくれていた浦和北ロータリークラブが、この話を聞いて協力してくれることになりました。焼畑をやめた分の減収を、豚を配ることによって補おう。その豚と植林する苗木とそれを管理する資金を浦和北ロータリークラブが出してくれることになりました。
この取り組みは、「リターン・トゥー・ザ・フォーレスト(RTF)プロジェクト」と名づけられ、森を復活し、豚を飼い、コーヒーをつくる環境型農業への転換を目指して、2010年から毎年、意欲的な農家5軒に苗と豚を配り、養豚や堆肥づくりの研修もして、リーダーを養成してきました。
リターン
3,000円
・サンクスメール
・ローチョ村絵葉書セット(村の生活文化を紹介する絵葉書5枚セット)
- 支援者
- 26人
- 在庫数
- 制限なし
10,000円
・サンクスメール
・ローチョ村絵葉書セット
・「北タイの焼畑とラフ族・ローチョ村」小松光一著:中国雲南省からビルマを経て移り住んでいる山岳少数民族、ラフ族の歴史や、焼畑をやめアグロフォレストリーに取り組むローチョ村についての冊子
・森のコーヒー1袋(ローチョ村の森で育ったコーヒー、フェアトレード商品200g入り、コーヒーは、豆 or 粉)
- 支援者
- 34人
- 在庫数
- 制限なし
30,000円
・サンクスメール
・ローチョ村絵葉書セット
・「北タイの焼畑とラフ族・ローチョ村」小松光一著
・森のコーヒー3袋
- 支援者
- 6人
- 在庫数
- 制限なし