成立

人工衛星は打上げて終わりじゃない、俺たちの戦いはこれからだ！

リーマンサットプロジェクト（リーマンサットスペーシズ）

支援総額

2,421,000円

目標金額 2,000,000円

支援者: 207人

募集終了日: 2021年5月31日

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プロジェクト本文

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達成のお礼とネクストゴールについて（2021年5月30日追記）

皆様の温かい応援と励ましのお言葉で、目標の200万円に到達することができました！
本当にありがとうございます。
お陰様で衛星運用地上局のアンテナや無線機を更新する費用を賄う目途が立ちました。RSP-01のメインミッションであるフルHDの自撮り画像取得にまた一歩大きく前進することになります。

そこであとわずかの期間ではありますがこれからの活動のエネルギーとして次の目標を222万円と設定させていただきます。

先日運用を終えたRSP-00からRSPスピリットのバトンはRSP-01に受け継がれています。それを今度は現在開発中のRSP-02に渡したい、験を担ぐ意味も込めての222万円です。

「自分達が作ったものが宇宙で活躍する様を見てみたい」、こんなわがままにコロナ禍にもかかわらず多くの人が後押しをして下さいました。出来うるならば一人一人に直接お会いしてお礼を述べたいところではありますが、それは今後の活動を通じて少しづつご恩返しさせて頂きたいと思います。

リーマンサット・プロジェクト　伊藤州一

▼はじめに：第２弾プロジェクトのお礼

ページをご覧いただきありがとうございます。リーマンサット・プロジェクト一同です！

2019年に挑戦した「サラリーマンによる人工衛星を再び……悲願のミッション達成へ！」では、皆様より目標金額を大きく上回るご支援をいただき、無事に本年2月にリーマンサットの自撮り機能搭載人工衛星「RSP-01」を宇宙に届けることができました！3/14に国際宇宙ステーション（ISS）より放出されたRSP-01は現在衛星軌道を第一宇宙速度(約7.9 km/s)で周回中です。

皆様の温かいご支援のおかげにより、私たちの夢がひとつ叶いましたこと、心より感謝を申し上げます。（詳細は前回ページの終了報告をご覧ください！また前々回の第１弾プロジェクトはこちらよりご覧いただけます。）

▼打上げて終わり...じゃないんです

人工衛星の開発を登山に例えてみましょう。

一合目：ミッション策定

二合目：基本設計

三合目：詳細設計

四合目～七合目：EM製作～FM製作とテスト、各種申請（色々ありすぎて省略）

八合目：ロケット打上げ

九合目：国際宇宙ステーション到着

山頂到着：衛星放出、お疲れさまでした！

ではありませんでした...。山頂に登ったと思ったら本当の山頂があったのです。むしろここからがスタートでした。RSP-00の開発では見えていなかった景色がRSP-01の打上げ成功で見えてきたのです。

▼スタートしたのに老朽化？ミッション継続の危機

リーマンサット・プロジェクトは有志の集まりで、ご多分に漏れず資金に余裕のある団体ではありません。そのため地上局のアンテナや無線機は他所で不要になったものを譲って頂いたり中古製品を整備して使用していましたが、運用を始めてから問題があることがわかってきました。

担当者からのコメントをご覧ください。

担当者よりコメント

技術部 RSP-01 通信系ハード担当／地上局運用システムハード担当

瀧本辰一（本職：電機メーカーに無線回路エンジニアとして勤務）

3月14日に、RSP-01が国際宇宙ステーションから放出されてからスタートした運用は、おかげさまで基本機能確認フェーズをクリアし、ミッションフェーズに移行しました。メンバー悲願のメインミッションである自撮り画像の初撮影にも成功。画像ダウンロードに奮闘中です。そんな運用において重要な役割を果たしている地上局運用システムなのですが、実はリスクを抱えているのです。

まずは無線機。現在使用しているのは八重洲無線製のFT-847という機種なのですが、生産終了から15年以上経過していてメーカー保守期間はとうの昔に終了してしまっています。

そしてアンテナ。降雨時にSWR(アンテナ性能指標の一つ)が大きく劣化する事象が確認されています。浸水が原因と思われますがこのままでは症状が悪化して使用不能となる可能性もあることから早急なリプレイスが望まれています。

RSP-01には運用寿命があり、条件により大きく変わりますが最短の場合100から250日程度しかありません。だから運用は、時間との勝負でもあります。貴重な運用機会を無駄にすることなく最大限に活用できるようにリスク回避を図っていきたいのです。

　　
我々プロジェクトメンバーの夢の実現のため、ご支援を何卒よろしくお願い致します。

▼身近な宇宙開発の実現へ、最大の敵は資金不足！

今までも困難なことを乗り越えてきたメンバーですが、老朽化によってプロジェクトが終了するとは悔やんでも悔やみきれません。リーマンサット・プロジェクトを支えて来て下さった皆様の気持ちを裏切りたくありません。

今回のクラウドファンディングでは、いち早く設備を増強し「宇宙開発の継続」に取り組むことを目的に資金200万円を集めます。宇宙に行くことはできなくても「RSP-01」に想いを乗せつづけ、より支援者の方々と共に作り上げる最高の宇宙開発ができると思っています。「誰にでもできる」宇宙開発を実現するため、リーマンサット・プロジェクトでは活動当初から「普通の人が集まって宇宙開発しよう」というメッセージを発信しております。今後も宇宙開発を新しい角度から広げていく活動を進めていくため、どうか温かいご支援をお願いいたします。

地上局設備が向上すればミッション達成のチャンスをより確かなものにすることが出来ます。

今回のファンディングで皆様からいただいた資金は、RSP-01との通信設備やサーバーPCの増強や運用費用に活用させていただきます。

より多くの方々と一緒に成果を分かち合えればと思っています。

▼資金使途について

地上局設備が向上すればミッション達成のチャンスをより確かなものにすることができます。

今回のクラウドファンディングで皆様からいただいた資金は、RSP-01との通信設備やサーバーPCの増強や運用費用に活用させていただきます。
・地上局無線設備増強費（無線機、送受信アンテナ及び配線等の工事費）
・地上局サーバー増強費
・そのほか運用費用

▼俺たちの戦いはこれからだ！

4/17 14:50 ついにRSP-01の自撮り撮影サムネイル画像の一部のダウンリンクに成功しました！

（画像サイズ:48x27ピクセル、容量:1KB）

「え、これだけ？」と思われるかもしれませんが、RSP-01がISSから放出されてから約1カ月、入念に運用計画を立て様々な試行錯誤を経てようやくここまでたどり着きました。

これからサムネイルの残り部分のダウンリンク、さらにFullHD画像のダウンリンクが待っており、皆さんにより鮮明な宇宙の画像をお届けすることが出来ます。

また、RSP-01には日本語言語で衛星とのやり取りができるチャット機能、機械学習を利用したベストショット画像の自動選別、リアクションホイールでの姿勢制御実験などやることが盛り沢山です。

特にプロジェクトに携わっていただいた皆様には自分が宇宙にいるのだという「身近な宇宙開発」を実感いただけると信じています。

普通のサラリーマン達が始めた夢の実現に指先がかかったところまで来ています。ぜひ皆様の応援よろしくお願いします！

※2021年8月31日までに、一般社団法人リーマンサットスペーシズが、超小型人工衛星の運用を行うための設備増強を行ったことを以ってプロジェクトの実施完了とする。

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プロフィール

リーマンサットプロジェクト（リーマンサットスペーシズ）

「身近で誰でもできる宇宙開発」の実現を目指しているリーマンサット・プロジェクトです。会社員や学生などのメンバーが自由に集まり、超小型衛星や月面探査ローバーの開発や広報活動をやっています。超小型衛星は2018、2021年に宇宙空間へ打ち上げ、放出をし、探査ローバーは北海道での競技会に参加しています。

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リターン

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3,000円

いつも心にBE Selfie-sh! RSP-01ミッションワッペンシール

・RSP-01ミッションワッペンシール　1点

支援者: 30人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2021年8月

3,000円

リターン不要の方：ミッション達成を全力応援！レギュラーサポーター

RSP-01の運用を全力で応援していただける方、ご支援のほどよろしくお願いいたします！あなたのお志が未来につながります。

・サンクスメッセージ

※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。（税制上の優遇措置対象にはなりません）

支援者: 15人
在庫数: 制限なし
発送完了予定月: 2021年6月

5,000円