創業300年丹生酒造。新商品「さくら鞠子」で地域への恩返しを

創業300年丹生酒造。新商品「さくら鞠子」で地域への恩返しを

支援総額

3,399,000

目標金額 1,200,000円

支援者
187人
募集終了日
2019年12月25日

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2019年11月14日 18:00

鞠子と恋する器…。 リターン品・越前焼の酒器紹介 ㊤

今回のクラウドファンディングを企画するに当たり、リターン品の選定でこだわったのは、この地域の自然や歴史、文化を満喫しながら「さくら鞠子」を味わっていただきたいとの思いです。

 

その一つが越前焼の酒器。

 

原料米である環境に優しい飯米の生産の舞台となった越前陶芸村の周辺に工房を構える4人の窯元さんの作品から、ぐい飲みを中心に5点を選びました。

 

この中から2点のチョイスを、ご支援いただく皆さまに楽しんでいただく形式とさせていただいております。

 

恋する精霊をイメージして開発するお酒「さくら鞠子」。

あなたが選ぶ、お似合いの器は…

 

 

参考のため、リターン品を制作する窯元さんや作風について、㊤㊦2回シリーズで紹介していきます。

まず㊤は、窯元直売所「越前焼の館」でプロジェクトメンバーが選んだ次の4点です。

 

 

■リターン品❶ リターン品❷

   伝統工芸士・岩間竜仁(いわま・りゅうじ)さんのぐい吞み

 

実は岩間さん。お住まいが酒蔵近くの越前町内郡にあります。

 

ただ、蔵元の近所というだけでリターン品の1番手に選んだのではなく、若手の陶芸家仲間から「ろくろの名手」と呼ばれるほどの、腕前を見込んでのもの。近年、複数の酒蔵との間で、お酒と酒器とのコラボ経験の持ち主です。

 

「自分が大事にしているのは、きれいにひくこと。同じものを幾つも、美しくつくりたい」

 

職人道を突き進む岩間さんの手からは、ミリ単位で違わず、ぐい吞みや飯椀が出来上がってきます。

 

 

出身は、かつて同じ丹生郡だった越前海岸の福井市越廼地区。

大海原が創作のインスピレーションとなっているのか、本人が大好きなカラーリングだという表面の白い造形からは、どこか自然の優しさと荒々しさが伝わってきます。

 

「さくら鞠子」を、このぐい吞みに入れると、どのような味わいとなるのでしょうか。

 

 

一方、岩間さん作の2点目は、焼き締めの素朴な器。

釉薬をかけずに、越前の土の風合いをそのまま味わえる焼き締めは近年、焼き物ファンから人気が高まっています。

「環境」をコンセプトとした「さくら鞠子」とのマッチングは果たして…。

 

【主な陶歴】

1976年 旧越廼村に生まれる

1991年 宗山窯に勤務、宗倉稔氏に師事

2007年 越前町江波に竜仙窯(りゅうせんがま)を開窯

2010年 伝統工芸士に認定

2016年 黒龍酒造オリジナル杯「黒龍平盃」制作

 

 

リターン品❹ リターン品❺

 越前焼のベテラン

 五島哲(ごとう・てつ)さんの杯と

 武澤信雄(たけざわ・のぶお)さんのぐい飲み

 

 

越前町織田に窯を構える五島さんは瀬戸のほか、韓国に渡って作陶の腕を磨いた経歴の持ち主。今回のリターン品では、自身が得意とする一つ「黄瀬戸釉(きせとゆう)」の杯を選ばせていただきました。

 

 

「焼き物の原点は土だ」「土に主張させるのであり、決して作家の主張はしない」という五島さんの創作の世界を楽しんでください。

 

【主な陶歴】

1941年 福井市に生まれる

2970年 福井県窯業試験研修生として韓国で技術を磨く

1972年 椿窯(つばきがま)を開窯

2001年 全国伝統的工芸品公募展で優秀デザイン・中小企業長官賞

2013年 ブータン国王へ献上

 

 

最後にご紹介する武澤さんは、越前町小曽原の越前陶芸村に窯を構えています。

「さくら鞠子」の環境に優しい原料米を生産した田んぼのすぐ近く。
 

 

日本工芸会に所属。「一土・二焼・三つくり」を信条に作陶に励む武澤さんは、越前ならではの土の風合いを進化させた加色表現に力を入れており、その技法の一つ「線刻文(せんこくもん)」では名手とも呼ばれています。

 

【主な陶歴】

1944年 福井市に生まれる

1973年 淡竹窯(はちくがま)を開窯

1997年 日本伝統工芸士会・正会員に認定

2002年 日本伝統的工芸品コンクールで経済産業大臣賞

2018年 景徳鎮・中国工芸美術大師が来訪

 

今回リターン品に選んだぐい吞みは、グラデーションのように変化する土色の表面に、釉薬の自然な流れが絵画のような造形美を側面や飲み口に浮かび上がらせています。

 

 

春の夕暮れ。

武澤さんの工房近くの田んぼに立つと、越前海岸にたちはだかる山々が夕闇とともに水面に浮かび上がります。

 

夏に入るころには、田んぼの緑が稜線からあふれる夕日に染まります。

 

オレンジのグラデーションや黄緑。どこか似ていませんか…。

 

 

自然と一体となった美しさの中で、米づくりや酒づくり、焼き物の営みが古くから続いている越前のこの地で生きて、また、ものづくりに携われている喜び。

 

さくら鞠子プロジェクトは、このことを実感する機会となりました。

 

この思いを、お酒の開発実現はもちろん、リターン品を通して少しでも皆さまにお届けできれば幸いです。

 

リターン品③は次回㊦で詳しくご紹介します。

リターン

3,000


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蔵元から感謝のメッセージカード

★蔵元のメッセージカードをお送りします。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年1月

5,000


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蔵元から感謝のメッセージカード

★蔵元のメッセージカードをお送りします。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年1月

3,000


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蔵元から感謝のメッセージカード

★蔵元のメッセージカードをお送りします。

申込数
4
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年1月

5,000


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申込数
6
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制限なし
発送完了予定月
2020年1月
1 ~ 1/ 23

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