時給1,000円以上の作業所でSDGsと世界一を実現したい!
支援総額
目標金額 3,700,000円
- 支援者
- 69人
- 募集終了日
- 2023年8月31日
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- 0円
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- 残り
- 28日
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- 総計
- 66人
プロジェクト本文
終了報告を読む
障がい者の実雇用率は2.25%、法定雇用達成企業は48.3%と半数以下(注1)。
「誰一人取り残さない共生社会」の実現のために。
株式会社「セラフィム」代表・原田和広です。
セラフィムは、山形市を本拠に、若年無業者や失業者、障がいを持った方々等を対象としたキャリアカウンセリングや職業訓練を行い、就労支援を行う会社です。また、病児保育付き企業主導型保育園・シングルマザー限定シェアハウスなどのソーシャルビジネスを一体のものとして実施しています。
障がい者向けの職業訓練を長年実施し、また、今年度から山形地域若者サポートステーションを運営する中で、障がい者雇用の厳しい現状と就労環境の劣悪さを強く感じました。
働きたくても働くことのできない人。
低賃金の就労環境で、いつまでも自立する機会を得られない人。
国が企業に対して法定雇用率を定めても目標値の過半数に達しない上に低賃金であれば、何時まで経ってもこの国の障がい者は経済的に自立ができません。そんな現状を変えるために、セラフィムは、ヘラクレスオオカブトの飼育・販売による時給1,000円以上の障がい者雇用プロジェクトを実施します。プロのブリーダーの指導の下で、すでにプロジェクトの準備を開始していますが、現在は主に採卵や幼虫の飼育をしている段階です。採算を取るためには飼育規模の拡大が不可欠ですが、飼育設備や飼育に必要なマット(土)や餌、飼育容器等がまだまだ不足しています。
一人でも多くの方にこの取り組みについて知っていただき、多様性を認め合える共生社会実現のために力をお借りしたく、この度クラウドファンディングに挑戦させていただきました。
安定した暮らしの実現のために。
障がい者に高賃金で雇用機会の提供を。
昨年厚生労働省の「令和4年 障害者雇用状況の集計結果」によると、民間企業に雇用されている障がい者の数は前年比2.7%増と過去最高を記録し、実雇用率も前年比0.05ポイント上昇という調査結果が得られています。一方で、未だに半数以上の55,684社が法定雇用を未達成であり、そのうち障がい者を一人も雇用していない企業は32,342社と未達成企業の58.1%を占めているという厳しい現実があります(注2)。
「障がいについて正直に話したら、全ての面接で落とされました」
「健康上何も問題はないと言っても、『そんな青白い顔で働けるわけがない』と逆に一喝されました」
「管理者に障がいに対する配慮を求めたら、『それは私の仕事ではない。皆に自分で説明して』と冷たくあしらわれて涙が出ました」
これが、日本企業の障がい者に対する冷たい対応の一例です。
一般企業以外で障がい者が働く場所としては、福祉的就労である就労継続支援A型(雇用契約を結び最低賃金を保障)とB型(雇用契約なし)の二種類の事業所がありますが、A型事業所は数が少なく、多くの方々は、B型事業所で働かざるをえません。しかし、そのB型事業所の工賃は、1時間あたり平均233円であり、これではとても日本国憲法が保障している「健康で文化的な最低限度の生活」を送ることはできません。全ての人に「居場所」と「出番」がない社会には持続可能性がありませんが、これが日本社会の現実です。
最低賃金が854円の山形で時給1,000円以上を実現。
高時給で働ける「職場」によって一人でも多くの人に「希望」を。
今回、私たちの思いを実現させるために、障がい者に高時給で雇用機会の提供を実現できる「ヘラクレスオオカブトの飼育・販売」事業を起ち上げます。
なぜ、「ヘラクレスオオカブト」なのか。
それは、ヘラクレスオオカブトは市場で安定的に高単価で取引が行われるため、高い収益を見込むことができ、好待遇での雇用機会の提供を実現できるからです。加えて、ヘラクレスオオカブトの幼虫の餌(マット)は、キノコの廃菌床から作られているために養分が高く、農業用の肥料として再利用できます。更に、幼虫の糞は大きく、鶏糞と同様にバイオマス発電に利用することができます。つまり、ヘラクレスオオカブトを飼育することはSDGs(持続可能な開発目標)の理念に合致しており、肥料や再生可能エネルギーという形で地域の農業や経済にエシカルに貢献することが可能なのです。
現在、ヘラクレスオオカブト事業では確立された人気血統やカリスマブリーダーが存在しますが、私たちは、徹底した管理の下で事業規模を拡大し、飼育頭数を極大化することで、182.8mmという現在の世界記録に挑戦し、その記録を超えることで独自ブランドの確立を図ります。単に高時給を目指すだけでなく、障がいを持った人達と一緒に、「世界一」に挑む、それが、このプロジェクトのもう一つの大きな挑戦です。
世界一への挑戦。
独自ブランド確立のための勝算。
現在、ヘラクレスオオカブト業界では、2022年に182.8mmと世界記録を更新したHirokAさんを筆頭に、OAKSなど人気のブランドがすでに確立されていますが、私たちは山形県在住で新進気鋭のトップブリーダーの一人であるAs.さんに、ブリードルームの完全監修を行ってもらっています。そして、As.さんの指導の下で、4人のブリーダーチーム・「Seraphim」を結成しました。
加えて、飼育規模としては、最大20,000頭を同時に飼育できるだけの環境を整備しました(注3)。
後発であるために、私たちは既に市場に存在する優秀な血統の組み合わせを自由に行えます。そして、As.さんの指揮の下、20,000頭もの頭数で飼育することで、初年度からかなりの高確率で世界記録の更新を狙うことができると確信しています。
「ここで働きたい」
そう思える職場を提供するために
ヘラクレスオオカブトの飼育場所自体は、私の会社のビルを使用することで確保することができました。しかし、最大20,000頭ものヘラクレスオオカブトを飼育するための設備や備品がまだまだ整っていません。
・最低限購入したいもの
卵の採卵ケース×20個、卵の飼育ケース×400個
幼虫の飼育ボトル×12,000個、幼虫の飼育用プリンカップ×5,000個
幼虫の飼育マット×年間約20トン
蛹の飼育ケース×1,000個、蛹の人工蛹室×20,000個
成虫の飼育ケース×1,000個、成虫の餌×年間1.1トン
飼育用棚×50個
私たちは、このプロジェクトを通して、働きたいのに働けない、働いても生活が苦しくて「希望」を見出せない、、、そんな悩み・生きにくさを抱える障がい者の方々に、本来あるべき「当たり前の生活」ができるような賃金の提供を実現します。そして、私たちと一緒に世界新記録に挑戦することで生きがい・やりがいを感じられる職場を提供します。将来的には、就労継続支援A型事業所に移行し、一人でも多くの障がい者の方々に福祉専門職の支援付きで、安心して働ける就労の場を提供したいと考えています。また、山形市の「ふるさと納税」制度にヘラクレスオオカブトを登録し、新たな地域の特産品として全国に販売することで、地域経済にも貢献したいと考えています。
日本における障がい者雇用の先駆的モデルとなるために、本気でこのプロジェクトに取り組むことをお約束します。どうかご支援のほど、よろしくお願い致します。
参考
注1,2: 職業安定局 障害者雇用対策課. "令和4年 障害者雇用状況の集計結果". 厚生労働省. 2022-12-23.
- プロジェクト実行責任者:
- 原田和広(株式会社セラフィム)
- プロジェクト実施完了日:
- 2023年8月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
株式会社セラフィムが、集まった資金の全てをヘラクレスオオカブトの飼育にかかる一切の用具・飼料等に使用する。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要金額と目標金額の差分は自己資金で補填致します。
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プロフィール
失業者・障がい者等の就労支援を行う会社を経営しながら、「新しい貧困」について研究・調査を行うソーシャルワーカー。博士(社会福祉学)。「『実存的貧困』とはなにか ポストモダン社会の『新しい貧困』」(青土社)を2022.4上梓。元山形県議会議員。現在は認定NPOフローレンス委託のデジタルソーシャルワーカーや山形地域若者サポートステーションの総括コーディネーターを務めながら、シングルマザー限定シェアハウス「マグナ・マーテル穂積」や企業主導型保育園「穂積たからもの保育園」、公共職業訓練の実施などのソーシャルビジネスを幅広く展開している。ヘラクレスオオカブトのギネス記録を様々な生きにくさを抱えた人達と目指すプロジェクトを最近立ち上げ、地元のトップブリーダーとチームを結成した。将来的に就労継続A型事業所の立ち上げに繋げ、育てたヘラクレスはふるさと納税で全国に販売する予定で準備中。
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リターン
3,000円+システム利用料
お礼のメール
代表・原田より、心から感謝のメールをお送りいたします。
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
3,000円+システム利用料
飼育施設の見学コースA (お子様限定)
・飼育施設の見学
※保護者同伴可
※見学会は随時行いますので、事前にご連絡の上、ご都合の良い日にお越し下さい。(チケットを発行いたします。有効期限:発行日から6ヶ月内)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
3,000円+システム利用料
お礼のメール
代表・原田より、心から感謝のメールをお送りいたします。
- 申込数
- 26
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年9月
3,000円+システム利用料
飼育施設の見学コースA (お子様限定)
・飼育施設の見学
※保護者同伴可
※見学会は随時行いますので、事前にご連絡の上、ご都合の良い日にお越し下さい。(チケットを発行いたします。有効期限:発行日から6ヶ月内)
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年12月
プロフィール
失業者・障がい者等の就労支援を行う会社を経営しながら、「新しい貧困」について研究・調査を行うソーシャルワーカー。博士(社会福祉学)。「『実存的貧困』とはなにか ポストモダン社会の『新しい貧困』」(青土社)を2022.4上梓。元山形県議会議員。現在は認定NPOフローレンス委託のデジタルソーシャルワーカーや山形地域若者サポートステーションの総括コーディネーターを務めながら、シングルマザー限定シェアハウス「マグナ・マーテル穂積」や企業主導型保育園「穂積たからもの保育園」、公共職業訓練の実施などのソーシャルビジネスを幅広く展開している。ヘラクレスオオカブトのギネス記録を様々な生きにくさを抱えた人達と目指すプロジェクトを最近立ち上げ、地元のトップブリーダーとチームを結成した。将来的に就労継続A型事業所の立ち上げに繋げ、育てたヘラクレスはふるさと納税で全国に販売する予定で準備中。