シェア理事・NPO法人HANDS代表理事 横田雅史よりメッセージ

シェアは来年、設立40周年を迎えます。国際保健協力分野、特に母子保健分野で多くの経験を持ち、活動地域のお母さんや生まれてくる赤ちゃんにとって、どのような活動が必要かを現地の住民や関係者とともに十分に検討し、調整し、そして地道に実施し続けています。

その実績や経験は、同じ分野で活動しているHANDSにとっては、とても参考になり、いつも多くを学ばせていただいています。そして、HANDSでも重要な課題と考えながらも、なかなか取り組むことが出来ないのが、日本に住む外国人に対する保健活動です。

シェアの海外での豊富な経験と広いネットワーク、そしてスタッフ及び関係者の活動への強い気持ちによって実現できていると思います。

現在、シェアが実施している外国人母子が適切な母子保健サービスにアクセスできるための活動は、これからますます日本に住む外国人が増えていくことを考えると、現在だけでなく、将来のためにも大変重要な活動です。

多くの外国人母子が「言葉の壁」を乗り越え、安心して出産、育児ができるように、是非、ご支援をお願い致します。

（特活）シェア＝国際保健協力市民の会（SHARE）理事
（特活）HANDS（Health and Development Service）代表理事

　横田雅史