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「尊厳死」について考えるきっかけとなる映画を作りたい。

中川駿

中川駿

「尊厳死」について考えるきっかけとなる映画を作りたい。
支援総額
264,000

目標 1,205,000円

支援者
22人
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2014年08月06日 18:21

尊厳死の宣言書だけじゃダメ

(ロケの様子)

 

 

尊厳死の宣言書(またの名を「リビング・ウィル」)とは、「自分の命が不治かつ末期であれば、延命措置を施さないでほしい」という意向を予め示しておくためのものです。

 

尊厳死の宣言書には、以下のようなことが記載されております。

 


【尊厳死の宣言書(リビング・ウィル Living Will)】
私は、私の傷病が不治であり、且つ死が迫っている場合に備えて、私の家族、縁者ならびに私の医療に携わっている方々に次の要望を宣言いたします。
この宣言書は、私の精神が健全な状態にある時に書いたものであります。
従って私の精神が健全な状態にある時に私自身が破棄するか、又は撤回する旨の文書を作成しない限り有効であります。
①私の傷病が、現代の医学では不治の状態であり、既に死が迫っていると診断された場合には徒に死期を引き延ばすためだけの延命措置は一切おことわりいたします。
②但しこの場合、私の苦痛を和らげる処置は最大限に実施して下さい。そのため、たとえば麻薬などの副作用で死ぬ時期が早まったとしても、一向にかまいません。
③私が数ヶ月以上に渉って、いわゆる植物状態に陥った時は、一切の生命維持措置をとりやめて下さい。
以上、私の宣言による要望を忠実に果たしてくださった方々に深く感謝申し上げるとともに、その方々が私の要望に従ってくださった行為一切の責任は私自身にあることを附記いたします。

 

(本物の「尊厳死の宣言書」と「日本尊厳死協会会員証)

 


尊厳死の宣言書を作成しておくことにより、家族が「延命措置をするか、しないか」の判断を迫られた時に、決断するための非常に有力な要素になります。

 

とは言え、これだけあれば何も心配いらないという訳ではありません。

 

現に、日本尊厳死協会が実施した「2013年ご遺族アンケート」によると、尊厳死の宣言書を提示したにも関わらず、それが最期の医療に生かされたという方は全体の90%に留まっております。わざわざ本人の意思が書面化されていたにも関わらず、10%の方々は「最期の医療に生かされなかった」「どちらとも言えない」と回答しています。これを多いと考えるか少ないと考えるかはお任せしますが、尊厳死の宣言書を作成したからといって、望み通りの最期を迎えられるという訳ではないというのは間違いありません。

 

ここからは私の考えですが、尊厳死の宣言書の主な意味合いは、責任の所在を明らかにすることにあるのだと思います。「一切の責任は私自身にあるので、家族もお医者さんも、心配せずに尊厳死をさせてね。」という事だと思います。確かに医師にとっては、責任の所在が明らかになっていることは非常に重要なことです。

 

しかし家族が悩まされる点は「責任の所在」などではありません。

「なぜ、尊厳死を望んでいたのか」これに尽きると思います。


もう先が無いのであれば、苦痛を伴う延命措置はせず穏やかにその時を迎えたい、という発想から尊厳死を望んでいるのであれば、比較的家族は本人の意思を尊重してあげやすいと思います。


その一方で、医療費の問題や家族に迷惑を掛けたくないという「遠慮」的な発想から尊厳死を望んでいたのだとしたら、それは家族にとってなかなか受け入れられるものではありません。


尊厳死を望む理由が、前者なのか後者なのか、尊厳死の宣言書からは読み取ることはできません。だからこそ、事前に家族としっかり話し合い、理解を得ておく事が非常に大切です。

 

重ねてになりますが、本作では「家族の理解を得ておく」ことを怠ったために、遺された家族達が母の尊厳死を受け入れるか否かで葛藤する様子を描きます。
本作を通じて、家族と事前に「どう死ぬか」について話し合っておく事の必要性を感じていただければ幸いです。

 

みなさま、引き続きご支援の程、よろしくお願い致します。

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