プロジェクト概要

ご支援くださいましたみなさまへ

 この度、私どもクラウドファンディング募金に際しまして、とても温かいお心遣いを賜り心から御礼を申しあげます。当初目標の1,000万円を3/28に達成いたしまして、さらに第二目標でありました1,500万円へ本日、到達することができました。偏にあなたさまのお陰でございます。

 これまで全国300余名を超えるみなさまから、頑張るように叱咤激励をいただきました。心からの感謝を申しあげ、併せてご支援とご協力に御礼を申しあげます。まことにありがとうございました。

 今のところ、アンコール・ワット西参道修復工事は、総事業経費が約7億円と見込まれてます。引き続き継続的なご支援を重ねてお願い申しあげます。

 このたびのみなさまからいただいた激励とそのご芳志は、とても心強く、ありがたく存じます。

ここに謹んで御礼申しあげます。

 

2018年4月19日追記

上智大学アジア人材養成研究センター 所長 石澤 良昭

 

遺跡保存活動の領域で、肌の色、言葉の壁を突き破り、「国境のない信頼関係」を約50年に渡り、築いてきた石澤良昭。2015年よりアンコール・ワット西参道修復工事に向けて準備作業を開始いたしましたが、本工事には6年の歳月と総事業経費約7億円が見込まれています。現地の作業員に対する人件費と現場管理費、石材の購入費等の資金強化のため、皆様の温かなご理解、ご支援を賜りたく、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

アンコール・ワット研究および修復活動において、日本とカンボジアを結んで半世紀

 

本プロジェクトをご覧いただきありがとうございます。上智大学アジア人材養成研究センター所長・石澤 良昭です。皆様はアンコール・ワット遺跡を訪れたことはありますか。ここは12世紀前半に建設された寺院です。今では、年間400万人が訪れるこの場所ですが、遺跡が立つカンボジアは1970年から1993年まで内戦中でした。

 

アンコール・ワット遺跡全景

 

私自身は、1961年に初めてここを訪れ、1980年8月の内戦中のカンボジアでアンコール遺跡の荒廃ぶりを目の当たりにし、ここの破壊状況と修復の必要性を世界へ訴え続けて参りました。

 

遺跡内で保存館候補者たちへの集中講義

 

そして、カンボジア人保存官を養成するため、若手研修生と教授陣が泊まり込みで数カ月にわたり、調査・研究や講義・製図・実習等ができる現地の拠点として、現在のアジア人材養成研究センターが建設され、ここでの技術交流は25年が経ちました。

 

今でも私の生活は、カンボジアの人たちの奮起を促し、やる気に希望を託し、彼ら自身の手で自前修復できるように、一緒に現場研修に取り組む日々です

 

アンコール・ワットから約2.5kmの場所に位置するアジア人材養成研究センター

 

 

アンコール・ワット西参道を蘇らせる。大規模修復プロジェクトが始動

 

アンコール・ワットは、世界最大級の大石像伽藍であり、今から900年も前に石材摺り合わせ技法より、65mの尖塔を構築しました。今回のプロジェクトで、皆様のご協力のもと行う事業は、アンコール・ワット西参道の修復です。西参道は、環濠をまたぐ陸橋参道(長さ200m、幅12m)で、まさしく寺院の表玄関に当たる部分です。表参道を通る観光客は、1日約1,1000人以上です。

 

正面に向かって右半分は、1960年代にフランス極東学院によって修復されました。しかし、左半分は今日まで参道として使用してきましたが、部分的に創建当時のままで損壊の恐れがあります

 

アンコール・ワット西参道

 

第1期工事(1996〜2007年の12年間)では、カンボジア人石工研修生25人、作業員30人、建築系幹部研修生5人など合計60人の手によって、第1工区100mの修復が完成しました。

 

内戦後の困難な社会情勢の最中、カンボジアに伝わる伝統工法を駆使して修復されたこの参道は、民族の文化復興の象徴として、カンボジアの人々を大いに喜ばせ、社会的にも高い評価を受けることができました。

 

第1工区の現場

 

今回のプロジェクトは、第2期工時(2015〜2020年の6年間を予定)にあたり、残り100mの修復を完成さます。今回は、伝統工法に加えて、擁壁倒壊防止技法を用いた修復を行います。

 

しかし、現地の作業員に対する人件費と現場管理費、石材の購入費等の資金が不足しております。つきましては、皆様の温かなご理解のもとに、ご家族やご友人、職場の皆様へご周知いただき、さらにご支援の輪を広げていただきたく、ここに重ねてお願い申し上げる次第です。

 

 

アンコール・ワットは民族の誇り。保存修復は文化復興を先導する

 

カンボジアの人々は今でもアンコール・ワットには神仏がいると信じ、崇敬しています。1970〜1993年、カンボジアは4派に別れて内戦が続き、虐殺と難民流出で大混乱を重ねてきました。しかし、その4派すべて、近隣にあるアンコール時代の遺跡周辺を封鎖し、放置しましたが、何一つ破壊は行いませんでした。

 

そもそもこのプロジェクトは、内戦で傷つき、失意の人々を慰め、勇気を出してもらうため、誰もが崇拝するアンコール・ワット、具体的にはアンコール・ワット西参道の修復を、私たちから提案したことで開始しました。「民族の和解とアイデンティティ再構築のため、西参道をみんなで修復しよう」と。

 

「カンボジア人による、カンボジアのための遺跡修復」を国際協力の哲学として掲げ、本日まで20年間にわたり一緒に取り組んできました。

 

現場研修中のカンボジアの石工たち

 

どの民族も自己のアイデンティティーの基礎を求めるものはその文化遺産に対してであり、その遺産の修復による歴史解明は、広く世界に開かれた、大きな民族的誇りを現地の人々へ与え、私たちもそれを学ぶものです。

 

国際協力が行われる工事現場では、ご関心を寄せてくださる皆様に現場を解放し、石削り試技術など、いくつかの「世界遺産・プチ体験プログラム」を実施予定です。大勢の方々に、ご協力いただき修復されていく現場を見ていただきながら、互いの文化・歴史について思い巡らし、学ぶ機会となればと考えております。

 

どうか、本プロジェクトに対して、皆様の温かなご理解、ご支援を賜りたく、何卒よろしくお願いいたします。

 

石澤によるサービスラーニングの様子

 

事業計画

 

(1)事業概要:アンコール・ワット西参道200mの修復について、既に完成した第1工区100m(2017年11月)に引き続き、綿密に検討・計画した施工計画に基づき、残り第2・第3工区100mの参道横壁11段と敷石二層にラテライトと砂岩約6,000個を積み込む。

修復工事は、原則としてアンコール・ワット創建時代の石積み技術を復元しながら実施し、修復工事現場の公開を前提としながら、2015年度から順次着工する。

 

(2)修復工期:2015年秋から2020年の6年間を予定。

 

(3)事業費用:仮桟橋の設置、カンボジア人作業員等の人件費・管理費、石材の購入および機材の燃料費に必要な費用について、本クラウドファンディングの達成金額より賄う。

※これ以外の機材等に要する諸費用は外務省ODA(一般文化無償資金協力)による。また、日本から派遣する建築専門家・研究者の費用は国際交流基金からの助成による。

 

(4)実施体制:上智大学アジア人材養成研究センターが、アンコール遺跡群を管理するカンボジア王国政府アプサラ機構の協力のもとに設計管理、監督、交渉等を行う。

 

 

プロジェクト実行メンバー

 

アンコール・ワット西参道修復工事技術交流研修日本委員会委員名簿(順不同)

 

●委員長

  • 石澤良昭 (上智大学アジア人材養成研究センター所長)<東南アジア史>

 

●副委員長

  • 平山善吉 (日本大学名誉教授)<建築構造力学>
  • 丸井雅子 (上智大学教授)<東南アジア考古学>
  • 竹田哲夫 (リテック・エンジニアリング顧問)<橋梁工学>
  • 清水五郎 (元日本大学教授)<建築材料学>
  • 腰塚達郎 (元清水建設執行役員)<建築学>
  • 柿﨑正義 (スマート建築研究所 代表取締役)<建築施工学>
  • 坪井善道  (元日本大学教授)<建築工学>
  • 半貫敏夫 (日本大学名誉教授)<建築構造力学>
  • 岸 明 (岸エンジニアリング代表)<建築工学>
  • 小島陽子 (日本大学助教)<アンコール建築学>
  • 村岡吉雄 (村岡建築事務所代表取締役)<建築構造設計>
  • 三輪 悟 (上智大学アジア人材養成研究センター研究員)<アンコール建築学>
  • ラオ・キム・リアン(上智大学アジア人材養成研究センター研究員) <建築環境学>  

 

アンコール・ワット西参道修復工事技術交流研修カンボジア委員会委員名簿(順不同)

  • H.E..Dr.Sum Map(アプサラ機構総裁)<経済協力論>>
  • Dr. Ly Vanna(アプサラ機構遺跡局局長)<東南アジア考古学>
  • Dr.Tin Tina(アプサラ機構法務局次長)<アンコール考古学>
  • Dr.Chhean Ratha(アプサラ機構遠隔地遺跡局次長)<アジア建築学>
  • Mr. An Sopheap(アプサラ機構遺跡局専門家)<アンコール考古学>
  • Ms. Ourn Sinang(アプサラ機構遺跡局専門家)<アンコール考古学>
  • Mr. Chhun Sambor(アプサラ機構遺跡局専門家)<東南アジア水利学>
  • Mr. Lim Srou(アプサラ機構遺跡局専門家)<アンコール建築学>
  • Mr. Thuch Panhchakpanha(アプサラ機構遺跡局専門家)<アンコール建築学>
  • Mr. Hau Tuy(アプサラ機構遺跡局石工)(棟梁)<石材加工技能士>
  • Mr. Cham Pran(アプサラ機構遺跡局石工)<石材加工技能士>
  • Mr. Yoath Yeng(アプサラ機構遺跡局石工)<石材加工技能士>

 

ご支援いただいた皆様へ

 

 3,000円のご支援

●寄附金受領証明書

●石澤良昭より感謝の気持ちを込めてお礼状

 

 10,000円のご支援

●寄附金受領証明書
●石澤良昭より感謝の気持ちを込めてお礼状
●活動報告のメールマガジン(電子メール)を3カ月1回(計4回)をお届け
●アジア人材養成研究センターのHPへお名前掲載(サイズ:小)

 

 30,000円のご支援

●寄附金受領証明書
●石澤良昭より感謝の気持ちを込めてお礼状
●活動報告のメールマガジン(電子メール)を3カ月1回(計4回)をお届け
●アジア人材養成研究センターのHPへお名前掲載(サイズ:中)

 

 50,000円のご支援

●寄附金受領証明書
●石澤良昭より感謝の気持ちを込めてお礼状
●活動報告のメールマガジン(電子メール)を3カ月1回(計4回)をお届け
●アジア人材養成研究センターのHPへお名前掲載(サイズ:大)
●石澤先生による「アンコール遺跡の謎に迫る」講演会開催へご招待(1名同伴可)
 ・場所:都内を予定
 ・日程:2018年7月(※土日のどちらか)予定

 

 100,000円のご支援

●寄附金受領証明書
●石澤良昭より感謝の気持ちを込めてお礼状
●活動報告のメールマガジン(電子メール)を3カ月1回(計4回)をお届け
●アジア人材養成研究センターのHPへお名前掲載(サイズ:大)
●石澤先生による「アンコール遺跡の謎に迫る」講演会開催へご招待
 ・場所:都内を予定
 ・日程:2018年7月(※土日のどちらか)予定
●上智大学6号館に寄附者銘板を飾ります

 

 300,000円のご支援

●寄附金受領証明書
●石澤良昭より感謝の気持ちを込めてお礼状
●活動報告のメールマガジン(電子メール)を3カ月1回(計4回)をお届け
●アジア人材養成研究センターのHPへお名前掲載(サイズ:大)
●石澤先生による「アンコール遺跡の謎に迫る」講演会開催へご招待
 ・場所:都内を予定
 ・日程:2018年7月(※土日のどちらか)予定
●上智大学6号館に寄附者銘板を飾ります

 

 1,000,000円のご支援

●寄附金受領証明書
●石澤良昭より感謝の気持ちを込めてお礼状
●活動報告のメールマガジン(電子メール)を3カ月1回(計4回)をお届け
●アジア人材養成研究センターのHPへお名前掲載(サイズ:大)
●石澤先生による「アンコール遺跡の謎に迫る」講演会開催へご招待
 ・場所:都内を予定
 ・日程:2018年7月(※土日のどちらか)予定
●上智大学6号館に寄附者銘板を飾ります
●石澤良昭より直接事業のご説明をいたします(場所:上智大学を予定、日程:検討中)

 

 

税制上の優遇措置について

 

本プロジェクトへの寄附は、下記の通り税制上の優遇措置が受けられます。団体寄付でも個々人が寄付金控除を受けることができます。その場合、寄付金控除を希望される方の個人情報が必要になりますので、大変お手数ですが、お問い合わせ願います。

 

●所得税法上の寄付金控除【個人】

寄付者個人の選択により、所得金額からの寄付金控除か、所得税額の控除のどちらかの適用を受けることができます。

 

●住民税の寄付金税額控除【個人】

上智学院への寄付金を税額控除の対象として条例で指定している都道府県・市区町村にお住まいの方は、個人住民税の控除の適用を受けることができます。

 

●法人税に関する控除【法人】

法人の皆様から寄付金は、一般の「寄附金」とは別枠で当該事業年度の「損金」の額に算入されます。

 


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