改めてたくさんのご支援をいただきありがとうございます。

 

稚内に縁あって移住してから10年目、鶏はその年の12月から飼い始めましたが、卵が生産販売できるようになったのは翌年の8月ごろから。身内もいない、知り合いもいない、という状況で、飛び込みで販売や利用をお願いして歩いていました。おそらくこちらのお宿にお世話になるようになったのもこの頃でした。

 

『小さなホテル 燈(あかり)』

 

当初から朝食の一品としてお客様に提供していただいている「温泉卵」。

 

今回のプロジェクトの100,000円のリターンで1泊宿泊ご招待を予定しているお宿です。

 

出会いは、札幌のシンクタンクが中心となった道北モニターツアーだったと思います。利尻島、礼文島なども一緒に巡りながら、地元のお宿では地域食材を提供しよう、という中で、ファームにもお声がけいただきました。

道北と一言で言っても、とても広い!

何をテーマにするか、で巡る場所も変わってきます。

当時は最北、道北と言えば、山の利尻島と花の礼文島が人気でした。

だから、道北を巡る中、それぞれの地域の良い所を楽しみながら旅をする、この企画はひとつの方向性を示すものでもあったように記憶しています。

 

気さくなお宿の女将とはこのツアー以来のお付き合い。

お料理に思い入れ深く、配達で伺うと今も「こんなふうにしてみたんだけど」「こういうの作ってみようと思うんだけどどうかしら」など、とても研究熱心な方。

卵のPRもしてくださり、お宿をあとにしたお客様がファームに直接買いに来てくださることもあります。お客様と卵の話になることもあるそうで、美味しかったとお客様から感想をいただくと、別に卵かけごはんをサービス(普段のお宿のメニューにはありません笑)することもあったとか。

 

旅のおもしろさって何でしょうか。

私なりの答えですが、「そこに暮らす人との出会い」だと思います。スゴイお料理や楽しすぎるアクティビティも記憶に残りますが、それをもてなしてくれたジモティ(地元人)との出会い。

 

「これ、おいしいでしょ?」

「雨、降っているときの方がいいですよ」

「ここもいいけど、こっちの方がおすすめかな」

とか、ジモティだからこそ知っている、ジモティだからこそわかる旬の味とか、地元の方に進められるとじゃあ食べてみよう、行ってみようとなる。

旅人からすれば、ジモティのみなさんがガイドみたいなもの。

 

稚内には地元自慢の上手な方がたくさんいらっしゃいます。

その声に誘われて、あちらへこちらへ行くことをオススメします笑

 

 

お宿の女将のように、移住間もない、養鶏を始めて間もない私が生産する卵を「いいよ!」と言って使ってくださる方が多かったのは本当にありがたいことでした。「じゃあ、明日持ってきて」とスーパーの店長さん、「地元の卵ほしかったんだよね~」と別のお店の店長さん。信頼関係もなにもない頃からのお付き合いの方ばかり。移住者にとって懐深く受け止めてくださるというのは、その後の暮らしへの希望になります。

 

だからこそ、これからも卵の生産を続けていきたいと思うのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

小さなホテル燈(あかり)さんFacebookページです。

 

カヤニファーム

代表 伊藤香織

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