海なし県の児童養護施設の子どもたちを海遊びに連れ出したい！

 

プロジェクト挑戦から16日目。そろそろ折り返しが見えてきました。ここ最近はご支援いただけている方が伸び悩んでいるのが気がかりですが、プロジェクト達成に向けてまだまだ走りますので、お知り合いの方々にこのプロジェクトをご紹介いただければ、大変助かります。

 

今回は、体験するマリンスポーツ紹介の第二弾として、SUPをご紹介します。SUPはスタンドアップパドルボードの略称で、アメリカ発祥のマリンスポーツといわれています。マリンスポーツでは後発ですが、手軽なことから人気に火が付き、短距離から長距離のレースをはじめ、SUPサーフィン等の各種大会、SUPでのヨガや釣り、川下りなどのレクリエーションまで、様々な楽しみ方があります。

 

↑SUPのレクチャーの様子　最初は緊張しています↑

 

SUPには、サーフボードのような硬い素材でできている「ハードボード」と空気を入れる「インフレータブルボード」がありますが、体験会ではケガのことも考慮しインフレータブルボードを使用しています。

カヌーとは違い、水面に落ちてもその場で再乗艇できるため、救助艇に引き上げたり、艇を陸まで運んだりする必要はありません。カヌーも水面を近くに感じることができる種目ですが、SUPは更に水を近く感じることができるため、マリンスポーツ体験会でもとても人気がある種目です。

 

↑小さい子どもたちは2人でSUPにチャレンジします↑

 

　盛り上がるSUP体験　

ここでもカヌーと同じように、説明は手短にし体験時間を多くとるようにしています。まずは、正座して漕ぎだし、ボードのバランスを体感。慣れてきて、怖くなければ膝立ち。そして立てるようであれば、立って漕いでみようと伝えています。子どもたちはカヌーよりも、おっかなびっくりでチャレンジしていますが、慣れれくれば立ち上がって元気よく漕いでいます。少しやんちゃな子どもたちは、偶然を装い海に落ちSUPに再乗艇することを繰り返すなど、SUP体験はかなりの盛り上がりを見せます。

 

↑立って漕ぐのはちょっと怖いかな～↑

 

慎重な子どもは、なかなか立つことができませんが、終了時間近くには「チャレンジタイム」を設け、みんなで声援を送り立って漕いでみることを促しています。若洲ヨット訓練所の水面は内水面になっていますので、強い波はありません。また、背の小さな子どもたちは、体も柔らかく重心が低いため、勇気さえあれば簡単に立つことができます。SUPに立つことができた子どもたちは、嬉しそうにそのことをスタッフに自慢しに来ます。また、友達ができたのだから私もやるといって、躊躇していた子どもがチャレンジする姿も見受けられます。

 

　BIGSUPを使って「飛び込みタイム」も　

SUPには、多人数で乗る大型の「BIGSUP」もあります。マリンスポーツ体験会では、この「BIGSUP」を使い、プログラムの最後に飛び込み体験も行っています。

 

↑水へダイブする機会はありそうですが、今はめったにない体験です↑

 

このプログラムは、子どもにも大人にも大人気です。時間を忘れて飛び込みに夢中になります。終わりの時間もあるのでスタッフが泣く泣く「終了～」と告げると、「エーっ！」との声が。そこで、「じゃぁ、ラスト1回」と告げると「やったぁ！」との歓声。子どもたちを盛り上げるため、こんな演出もしながらマリンスポーツ体験会を実施しています。

 

次は、モーターボート遊覧と東京湾の風景をお伝えします！