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廃プラスチックから再生率・循環率100%の新素材を日本に広めたい!

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支援総額

354,400

目標金額 1,000,000円

支援者
36人
募集終了日
2021年7月31日

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プロジェクト本文

 

大理石のような、テラゾーのような、このパネルは、

オランダで作られた再生プラスチックパネルです。

 

私たちはsu+(スプラス)というチームで、

普段はインテリアに関わる建材やホテル等の

運営備品、室内装飾プロダクトを提案・提供しています。

 

今回、私たちは環境配慮型素材を日本でもっと身近な存在にする為、

日本では初上陸の、この100%再生プラスチックパネルを、

今秋に東京ビッグサイトで行われる日本最大の、

インテリア・デザインの見本市であるIFFTにて展示します。

 

製造・加工に関わる方々が多く集まる展示会に出展することで、

この素材も国内生産できるくらいに日本の作り手の方々を巻き込みながら、

環境配慮型素材に対する国内ニーズを増やしていきたいと考えています。

 

その目標につながる第一歩である展示会出展の為に

このクラウドファンディングに挑戦しました。

多くの皆様のご支援をお願いいたします。

 

 

 

  The Good Plastic Company の再生プラスチックパネル

 

日々の生活に少しだけ疑問を持ちながら、自分一人では何かできる気もしないし、結局今まで通りの生活を送る。。このプロジェクトを立ち上げた私たちも、ずっとそんな風に過ごしてきました。

 

このページに目を留めてくださったあなたは、何か環境に対して良い行動をしたい、でもやり方がわからない、という思いをお持ちなのではないでしょうか?

 

まず、このパネルは何なのか?というところを説明させてください。このパネルは「再生プラスチックパネル」と書いた通り、廃プラスチックを再利用して作られた素材です。

 

The Good Plastic Company という会社が、オランダをメインにヨーロッパの各拠点で生産しています。プラスチックのチップを細かく粉砕・圧縮して製造され、家具や什器の天板に使えるほど強度があり、見た目はテラゾー(小さな石粒をセメントや樹脂に混ぜて仕上げるもの)や大理石のようにも見えます。

 

[The Good Plastic Company WEBサイト、カタログより。チップ状のプラスチックと製造中のパネル]

 

 

■ 3つの100%

 

特に注目していただきたいのが、

  • 製造に関わるエネルギーの100%を自然エネルギーでまかなっている
  • 100%廃プラスチックから作り出している
  • 利用した後100%再リサイクルが可能である

この3点です。

先の2つの100%も充分地球環境に配慮していますが、最後の100%は特に重要で、使い終わった後再び原料にできるので、新品のプラスチック原料を必要としない循環型の素材なのです。

 

[The Good Plastic Company WEBサイトより。]

 

 

■ いろいろな使い方ができます

 

使い方としては、テーブル、スツールの天板や、壁面パネル(不燃や準不燃等の規制がない箇所にて)、棚板、アートパネル、細かくカットすることでハンガーやハンガーフックにも使用することができます。

 

 

[The Good Plastic Companyより提供。棚板やアートパネルにも使用されている]

 

 

木工用ののこぎりや、CNC、やすりがけ、ビス止めや、接着、熱を加えて曲げることも可能なので、様々な箇所へ多様な形で取り入れていただくことができます。

 

 

■ ワクワクする見た目

 

環境に優しいエコ商品を取り入れたい、と思いつつもなんだかあからさまに再利用しました、という見た目だったり、テンションの上がるデザインではなかったり、、、今まで日本での環境に良いものや行動は、「面倒くささ」や何かしらの「我慢」がついて回っていたような気がします。

 

環境先進国のオランダでは、自分たちのワクワクする気持ち、テンションの上がることはそのまま続けながらも環境に良いことを実践しています。

 

今回のパネルも、毎年トレンドカラーを発表しているパントン社の流行色を反映するなど、見た目がデザイン性を追求しながらも細かなところまで地球環境のことを考えて作られています。

 

こうした、自分たちの気持ちも大事にしながら環境に配慮する姿勢も、このパネルにのせて日本でももっと広めたいと私たちは考えています。我慢ばかりでは続かないと思うからです。

 

 

[ヨーロッパでの再生プラスチックパネルの使用事例]

 

 

■ The Good Plastic Companyとは

 

製造元の、The Good Plastic Companyは独自の技術を開発し、世界中で廃棄されているプラスチックごみに対して、私たちの美しい生活の一部となるように再生プラスチックという新しい役割を与えようとしている企業です。2018年に創業し、オランダやイギリス、ウクライナ等ヨーロッパを中心に事業を展開しています。

 

彼らは常に持続可能性を念頭に置いて行動しており、製造過程で発生する全ての端材も新しい製品にリサイクルし、製造に使用するエネルギーは100%自然エネルギーを用いています。

 

 

 

何よりも、彼らはその技術力を彼らの拠点だけに留めるのではなく、世界中に広めていくことで、今や世界中で悪者とされてしまったプラスチックをGOODなプラスチックに変身させることを目指しています。

 

The Good Plastic Company の皆さん
[The Good Plastic Company クラウドファンディングページより。]

 

 

  なぜこの素材を広めたいのか?

 

■プラスチックを取り巻く現状

 

2017年7月20日付の日本経済新聞では、1950年以降に世界で製造されたプラスチック製品の累計数量は83億トン、うち63億トンがごみとして捨てられた推計がアメリカ・ジョージア大学の研究チームによって発表された、との報道がされました。

 

  [The Good Plastic Company WEBサイトより。プラスチックゴミの山が見えます]

 

さらに、ごみになった63億トンのうち1回でもリサイクルされたのはわずか9%、12%はCO2を排出する焼却処分であり、79%は埋め立て処分だったとの衝撃的な報告でした。 2019年時点では、世界中で年間に製造されているプラスチック量は約4億トン、そのうち3億トンがゴミとして廃棄されていると、国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センターのコラムでは訴えかけています。

 

〇億トンと、言われた時点で、もはや想像しがたい量になってしまいますが、私たちはふとした日常でプラスチックをたくさん利用し、その多くがごみになってしまっているのです。

 

そこで、私たちが広めたいこのパネルは、現状の、プラスチックをほとんど消費しているだけの世の中の仕組みを大きく変え、資源を循環させるシステムを作っていくことに貢献できるのです。

 

 

  お届けするsu+(スプラス)とは? この素材に出会ったきっかけ

 

私たちはsu+という、主に内装に関わる建材や、ホテル等の運営備品、インテリアプロダクトについて開発・製造や調達、納品を行っているチームです。「su+」には、素材の「素(す)」に新たな価値をプラスしてお届けするという意味を込めています。

 

デザインホテルの先駆けとなった「CLASKA(クラスカ)」をはじめ、まちづくりにつながる事業の企画・設計・運営を一気通貫して行っているUDS株式会社に所属する1チームとして、自社の設計案件をメインに、コンセプトに沿ったプロダクトをデザイン・ディレクションしています。

 

 

■ やり方がわからず悶々とした日々

 

元々私たちは建物やプロダクトを「つくる」ことを生業にしています。その中でたくさん出てしまう端材やゴミ、建物を取り壊す際まだ使えるのにスクラップされていく物たちに心を痛めながらも、どうアクションすればよいのかもわからず、ただ今までの慣習に倣うだけでした。

 

3年程前、建材を担当しているあるチームメンバーとこれから何をしていきたいか?という話をしていた時、彼女は、「建設現場で出てしまうゴミなどをどうにかしたい、材料を提供するのはもちろんだけれども、その後まで責任を持ちたい」という強い思いを口にしてくれました。

 

当時、なかなかそうした思いを形にできるようなシステムはなく、私たち自身も前例のないものをどう構築すれば良いか、全く行動のしようもありませんでした。

 

 

■オランダで出会ったサスティナブル素材たち

 

その数か月後、もう一人の建材担当者がオランダを訪れました。ちょうどそのタイミングでオランダでは、デザインのイベントがアイントホーフェンという町の各地で、(日本の、地方で行われる芸術祭のように各箇所を巡っていくような形で)行われていました。

 

そのデザインイベントに出品されていたものは、サスティナブルに関するプロダクトであふれていて、全体の6~7割以上を占めているのではないか、と思うほどでした。

 

 

[オランダで見た、繊維状の松の葉を座面にしたスツール、廃棄花から作られた紙、木の抽出成分で作られたオーロラ調の塗装]

 

 

オランダでは当たり前のように、こんなに環境に配慮した研究が進んでいて、しかもちゃんと研究が反映された製品として成り立っており、その製品が取り入れられた事例も既にいくつもあるくらいでした。日本の環境配慮商品に対する歩みの遅さとのギャップに愕然としました。同時に、技術力の高いと言われている日本でも、何かきっかけさえあればこうした素材開発への取り組みを急速化させることができるのではないかと感じました。

 

オランダではサスティナブル素材に対する開発を、トライアンドエラーを繰り返しながら、走りながら考えるスタンスを大事にしながら、行っていると言われています。

もっと日本の市場でも環境に配慮した素材やプロダクトが出回っていくには、企業側が走りながら考える姿勢で開発に挑んでいくことが必要ということ、そしてユーザーの皆さんと一緒に作っていくような気持ちで企業が都度フィードバックを受け入れていくことも重要だと意識しました。

 

 

■「走りながら考える」を実践する

 

そうこうしているうちに、2020年という世界中がコロナに苦しめられる一年を迎え、私たちも新しい仕事のやり方を模索する中、インスタグラム(@kenzai_noote)を活用して、面白い建材を作っている会社さんや職人さんと、それを使いたい人達をつなげていく為の取り組みを始めました。

 

様々な企業様とつながっていく中で、海外の面白い建材や新しい素材もたくさん目にするようになりました。そのひとつに、The Good Plastic Companyのパネルを見つけたのです。

 

その後、コンタクトを重ねる中で、日本市場では環境素材に対する制度や技術力もまだ整っていないのでいきなり国内製造するのは難しいという現状と、それでも何かしらアクションを起こさないと日本の環境に対する行動は始まっていかないのではないか、という私たちの考えを伝え、The Good Plastic Companyのパートナーとして日本の代理店を任せてもらうことになりました。

 

日本で一緒に開発してくださる会社様や、協力してくださる方々がどれくらいいらっしゃるのかわからず、不安な部分もあります。それでも、オランダ企業の開発精神のように、とにかく走り始め、その中でぶつかる問題と一つ一つ向き合いながら進んでいる現在です。

 

 

  なぜクラウドファンディングを行うのか?

 

私たちが今回クラウドファンディングで挑戦したい理由としては、実際に使う皆さんを巻き込みながらマーケットを作りたいという思いが根底にあります。今までの日本の市場では、環境に優しい素材に対して複数のハードルがありました。

  • 設備投資の面で大きな資金が必要となる
  • 今までにない素材であるがゆえに加工等協力をお願いできる会社さんが限られてしまう
  • トライアンドエラーを繰り返しながら事業を進めていかなくてはならない  

これらのハードルによりサスティナブルな素材をたとえ国内で作れたとしても、

 

 

という悪循環に陥ってしまいます。こうした悪循環は環境配慮の素材に限ったことではないかもしれませんが、日本のマーケットでは新たなチャレンジが非常にしづらい背景があります。

 

でも、クラウドファンディングで、使う側からの支援・応援があって、ニーズがあることを提示できれば、逆にそれを国内で作ろうと思う工場やメーカーさんを引き寄せることができるのではないか?と私たちは考えました。

 

皆さんお一人お一人の声を集めて、サスティナブルな素材をもっと日本の市場に広めさせてほしいのです!

 

 

  クラファン終了後の展開

 

■終了後の活動

 

私たちは、このクラウドファンディングでプロダクトを利用されるエンドユーザーの皆さまにこの素材を知ってもらい、商品をお届けした後、今年の10月にインテリアやプロダクトをメインとした展示会(IFFT/インテリアライフスタイルリビング展)に参加いたします。

 

この展示会は、BtoB向けの展示会です。クラウドファンディングを行った後に展示会に出展する理由は、まずユーザーの皆様のニーズを把握してから、この素材を大規模に日本に広める為、一緒に製造に関わってくださる方、加工にご協力いただける方とこの素材を引き合わせることが重要だと考えているからです。

 

私たちは、この素材を自分たちだけのものにしたいわけではなく、この素材をきっかけに日本市場で環境に配慮した素材がたくさん研究され、開発され、当たり前のように流通していき、生活者が当たり前のように環境に良いものを手にすることができる、そんな風景を作ることが最終的な目標です。

 

展示会では、この考え方に賛同いただける企業様とつながる為の場と位置付け、この再生プラスチックパネルをきっかけにたくさんのお話をさせていただく機会にしたいと考えています。

 

 

■展示会開催に必要な資金

 

このプロジェクトで調達させていただいた資金は、先程の展示会に参加させていただくために使用いたします。

 

内訳としては以下の通りです。

 

展示会ブース代:45万

パネル購入費:20万

配布用資料作成:5万

設営費:10万

手数料:20万(最低金額)

---------------------------------------

合計:100万円 (税抜)

 

 

  最後に

 

ここまで、長い長い文章を読んでくださりありがとうございます!私たちのやろうとしていることは、もしかしたらそのうち、他のどなたかがやり始めることなのかもしれません。

 

でも、待っているだけでは、そのどなたかがいつ現れるのかわからないし、現れるまでこの日本の、環境に対する現状を変えることはずっとできないことになってしまいます。

 

私たちはたまたま、この素材と出会ったことがきっかけでこのプロジェクトを立ち上げようと思うに至りました。

 

今読んでくださっているあなたが、環境に対して何か行動したい、でもどうすればよいかわからない、と思っているのならば、このページに出会ったことをきっかけに何か行動し始めてみませんか?もちろん、私たちはその行動を一緒に進めていきたいと考えています。

 

あなたと、私たちが第一歩を踏み出せるように、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

 

 

 

<プロジェクト終了要項>
運営期間:2021/10/18〜2021/10/20

運営場所:東京ビッグサイト
展示会運営主体:メサゴメッセフランクフルトジャパン
本企画の運営主体:UDS株式会社
運営内容詳細:IFFT/インテリアライフスタイルリビング展 という展示会に再生プラスチックパネルを出展する

 

<リターン品のご注意点>

※初期不良以外に関する返品・返金はお受けいたしかねます。

※デザイン・カラー・素材などの仕様が一部変更になる可能性がございます。

※モニター環境によって、画像の色が実物と異なって見える場合がございます。

※応援購入の数が想定を上回った場合、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。

※【お名前の掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

※腕時計のベルトでアイボリー色をお選びの場合、下の写真のように経年変化(左から右の色に、次第に飴色に変わります)がございます。必ずご了承の上、ご選択ください。

 

 

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