虐待や性被害を受けた子ども達へ。司法の場に付き添う犬で安心を

虐待や性被害を受けた子ども達へ。司法の場に付き添う犬で安心を

寄付総額

4,300,000

目標金額 1,500,000円

寄付者
375人
募集終了日
2020年10月30日

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プロジェクト本文

終了報告を読む

 

虐待や性被害を受けた子ども達が

大人に助けをもとめること

自分の身に起こった出来事を伝えること

それを司法の場において正確に話すこと

 

このどれもがとても勇気のいることです。

そして強いストレスを伴うものです。

 

そんな場で子ども達の気持ちが少しでも安らぐように

冷静に詳細に伝えたい全てを伝えることができるように

 

被害を受けた子どもが、安心して自分の受けた出来事について、

司法関係者や医療従事者などに伝えられるよう

手助けをする犬=付添犬の育成を進めます。

 

 

 

【2020年9月4日追記:達成御礼!ネクストゴールを設定いたしました。】
 

多くの皆様から温かいご支援をいただき、開始4日で第一目標を達成することができました。感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。
 

欧米では虐待や性被害にあった子どもの面接や法廷への付添いを行うコートハウス・ファシリティ・ドッグを育成している介助犬育成団体は多くありますが、日本では「NPO法人神奈川子ども支援センターつなっぐ」の皆様が丁寧に準備をすすめられ、当会にお声がけいただき、そこからはじまった私達の取り組みは今がスタートです。

 

第一目標としては、付添犬派遣や育成に掛かる費用の一部を呼びかけさせていただきました。継続的に安定して派遣ができるよう、掛かる費用の残りを含めた300万円をネクストゴールに設定させて下さい。

 

私たち日本介助犬協会の活動資金の約9割が皆様のご支援に支えられております。新型コロナによる影響で大幅な収入減となる中ですが、こんな状況だからこそ、犬という素晴らしい動物を介して一人でも多くの人を幸せにしたい… そんな思いで、付添犬に挑戦させていただいております。どうか皆さまのお力をお貸しください。

 

社会福祉法人 日本介助犬協会

 

 

日本介助犬協会です

 

ページをご覧いただきありがとうございます。社会福祉法人日本介助犬協会です。日本介助犬協会は、若くして事故や進行性の難病などにより手足に障がいを持ち、自立や社会参加に支障がある障がい者の方を、介助犬を通して支援をする介助犬訓練事業を行うと共に、発達障害や知的障害など様々な障がいを抱える方のご家族の支援を行っています。

 

前回のクラウドファンディングでは、145人の方々にご支援いただき、聖マリアンナ医科大学病院で患者さんに寄り添う勤務犬として活動する「ミカ」の引退記念ぬいぐるみを作成し、闘病中の子ども達にプレゼントさせていただきました。

 

 

 

「付添犬」を知ってください


「コートハウス・ファシリティ・ドッグ」という言葉を聞いたことがありますか?虐待や性被害にあった子どもが被害状況を証言したり、司法面接で話をする際に、心理的負担を軽減させることを目的に、その面接や法廷に付き添う特別な訓練を受けた犬のことです。

 

日本では、2014年より児童精神科医、弁護士、獣医師、研究者が中心となり、アメリカのCourthouse Dogs Foundation®(コートハウス・ファシリティ・ドッグの普及啓発を行う組織)と連携し、日本の現状に即した付添犬制度の確立を目指し活動を進めてきました。

 

被害にあった児童の支援を行う専門家(もしくは専門的な訓練を終えた者)が、付添犬のハンドラーとなります。派遣される現場の専門職(裁判官、弁護士、検察官など)の判断で、対象の児童にとって付添犬による支援が必要であると判断された場合に、付添犬が派遣されます。

 

現在、「NPO法人神奈川子ども支援センターつなっぐ」内に付添犬認証委員会を設置し、付添犬とハンドラーの認証と現場への派遣事業を行っています。つなっぐは、付添犬の導入の他にもワンストップセンターとして被虐待児の多様な支援事業を行っているNPO法人です。そのつなっぐから当会へ「付添犬」派遣に向けた事業協力依頼がありました。

 

それを受けて私たち日本介助犬協会は、以下を目指したいと思います。

 

・被害にあったお子さんが犬と触れ合える場の提供

・司法の場への付添犬とハンドラーの派遣

・付添犬の育成、訓練

 

 

これまでの活動

 

2020年6月~

 - NPO法人神奈川子ども支援センターつなっぐと業務提携を交す

 - 3名のお子さんと犬のふれ合いを行う

 - 裁判所でお子さんが証言する場に付添犬とハンドラーが同行

 


 

日本介助犬協会からの安定的な犬の派遣に期待

NPO法人神奈川子ども支援センターつなっぐ代表理事 飛田桂 (弁護士)からのメッセージ

 

新型コロナにより、子ども達が密室の中で過ごす時間が増えています。色々な理由をつけて、外に出て、逃げる時間をつくれた子ども達が外に出づらくなり、その結果、虐待や性被害を受ける機会が増えてしまいました。

扉の中に取り残された子ども達は、支配と被害を受け続け、何が正しくて、何が愛なのかも分からなくなって、保護されたり脱出できた後も、自分を責め続けて苦しくむことも珍しくありません。残念ながら、被害を受けている全ての子ども達を救うことは、今の日本社会では全くできていません。

けれど、せめて、逃げ出して、立ち向かおうとしている子ども達に、癒しと、支えをあげたいと思って、この活動をしています。傷ついた子ども達にとって、大人を信用することは、困難を極めます。簡単に大人を信用させることが良いこととは、必ずしも言えないこともあります。そんなとき、そっと寄り添って、側にいてくれるわんちゃんの存在は代えがたいものになります。

私の担当したお子さん達は、わんちゃんに会うと表情が一変します。傷が深くてたくさん触れあうことができなくても、またわんちゃんに会いたがります。

そんなわんちゃんが、自分の被害を語るという、魂を切り裂くような行為をするときに、そばにいてくれることの意義は、私が述べるまでもないことです。

被害にあうと、転校を余儀なくされ、友達、学校、家……子どもの世界にとっての全てを奪われます。全てを奪われた子ども達に一つでも、あげられるものをあげたいと思っています。お力添えをいただければ幸甚です。伏してお願い申し上げます。

 

NPO法人神奈川子ども支援センターつなっぐ理事 山本真理子(帝京科学大学講師)からのメッセージ


アメリカでは248頭ものコートハウス・ファシリティ・ドッグが実働しており(2020年7月時点)、実際に子どもがより冷静かつ詳細に被害を語ることが可能になっています。性被害を受けた児童を対象に司法面接でのストレスを評価した最新研究では、コートハウス・ファシリティ・ドッグの存在が明らかに児童のストレス軽減に寄与していることが示されています。また、ファシリティ・ドッグの存在が面接官や検察官などの専門職と児童のラポールの形成に有用であることも示されています。

つなっぐでは、アメリカのコートハウス・ファシリティ・ドッグのシステムを構築し、法整備にも尽力してきたCourthouse Dogs Foundation®  と密に連絡を取り合い、DVや性的虐待の被害児の診察や面接に犬を導入してきました。これまでの犬を導入したケースは、児童にとって犬の存在がいかに大きいかを強く認識させるものでした。

 

現在は、犬の供給体制が整っていないことから、限られたケースに犬を導入する程度です。しかし、児童虐待の認知件数が増加している現在、付添犬の潜在的な需要は非常に高くなっており、(社福)日本介助犬協会からの安定的な犬の派遣に期待しています。

 

安定的に付添犬の派遣を行なっていくためには、適性のある犬を確保・訓練をしていく必要があります。皆様から頂きましたご寄付は、以下のために大切に使わせていただきます。

 

 

活動に掛かる費用

 

・犬1頭分の飼育費、獣医療費 : 約200,000円/年

・司法面接等への犬&ハンドラー同行に関わる費用:約100,000円/年

・お子さんとの犬のふれ合いに関わる費用:約80,000円/年

・付添犬1頭を育成するのに掛かる費用:1,500,000~2,500,000円

 

※本クラウドファンディングの掲載終了は10月30日となりますが、被害にあったお子さんが既に付添犬を求めている現状があり、すでに活動を開始しております。

 

「付添犬」育成・派遣という新しいチャレンジを

 

私たち日本介助犬協会は、介助犬以外にも公益的活動として、犬たちの個々の特性を活かして一人でも多くの方を笑顔にしたいと「人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして」様々な活動に取り組んできました。

 

お子さんの遊びや学びで一緒に関わることが得意な犬はリハビリテーションクリニックの犬プログラムで活躍し、誰にでも撫でられることが大好きでそっと寄り添うことが得意な犬は、大学病院で動物介在療法のお手伝いをしています。

 

今回、虐待や性被害にあったお子さんが司法の場で証言をする際の付添犬及びハンドラー派遣の依頼を受けました。私たちにとっても新たな挑戦です。

 

私たち日本介助犬協会には介助犬候補犬たちが、たくさんいます。中には付添犬として個性を発揮し活躍してくれる可能性がある犬もいます。犬の個々の性格を見極め、評価し、訓練し、付添犬として活躍できる犬を育てることで安定的に活動を継続できる体制を整えたいと考えています。

 

当会の活動は皆さまからのご寄付で成り立っています。新型コロナウイルスによる影響でイベントや講演会はほぼ無くなり大幅な収入減となる中、主たる事業である介助犬育成とは異なるこの活動に挑戦するためには、現状の寄付収入で賄うことは困難な状況です。どうか皆さまのお力をお貸しください。よろしくお願いいたします。
 

 

社会福祉法人 日本介助犬協会ホームページ

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NPO法人神奈川子ども支援センターつなっぐホームページ

 

 

税制上の優遇措置について

当会への寄附及び会費は、特定公益増進法人への寄附金として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります(所得税法施行令第217条第5号及び法人税法施行令第77条第5号、租税特別措置法施行令第40条の3第1項第5号)。また、神奈川県と愛知県では個人住民税の寄附金税額控除の対象となります。詳しくは、こちらをご覧ください。

 

<領収書の発行について>
寄附をされた方には、寄附金受領後、当団体より「寄附領収書」を発行いたします。

 

領収書名義:ご寄附時にご入力いただいた「寄附者情報」の氏名を宛名として作成します。

領収書発送先:ご支附時にご入力いただいた「寄附者情報」のご住所にお送りします。

 

寄附の受領日(領収日):2020年12月10日付(READYFORから当団体への入金日)となります。

 

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プロフィール

「人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして」をモットーに介助犬を育成・普及する活動を行っています。介助犬とは身体に障害のある人の自立と社会参加を目的に日常生活動作を補助する犬のことです。 犬たちの訓練はその性格や適性をよく見極めることが大切です。介助犬ではなく動物介在活動/動物介在療法に向くと判断した犬たちは、病院で人に寄り添い癒すお仕事等で活躍しています。

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ギフト

5,000


【犬たちのポストカード】

【犬たちのポストカード】

■ 犬たちのポストカード5枚セット(非売品)
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
43人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

5,000


【豪華なリターン不要な方へ】

【豪華なリターン不要な方へ】

■ お礼メール
■ 報告レポート(pdf)
■ 犬たちのお礼写真(pdf)
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
153人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

10,000


【豪華なリターン不要な方へ】

【豪華なリターン不要な方へ】

■ 報告レポート(pdf)
■ 犬たちのお礼写真(pdf)
+
お礼メール
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
74人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

10,000


【犬たちのオリジナルタオル】

【犬たちのオリジナルタオル】

■ オリジナルタオル(非売品)
★漫画家 真希ナルセさんによる犬たちの可愛いイラストタオル

■ 犬たちのお礼ハガキ
+
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
62人
在庫数
7
発送完了予定月
2020年12月

20,000


【豪華なリターン不要な方へ】

【豪華なリターン不要な方へ】

■ お礼メール
■ 報告レポート(pdf)
■ 犬たちのお礼写真(pdf)
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
18人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

30,000


犬たちのオリジナルタオル&ポストカードセット

犬たちのオリジナルタオル&ポストカードセット

■ オリジナルタオル(非売品)
★漫画家 真希ナルセさんによる犬たちの可愛いイラストタオル

■ 犬たちのポストカード5枚セット(非売品)
+
■ 犬たちのお礼ハガキ
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
11人
在庫数
9
発送完了予定月
2020年12月

50,000


【子ども達に笑顔を!】付添犬サポーターコース

【子ども達に笑顔を!】付添犬サポーターコース

■ オリジナルタオル(非売品)
★漫画家 真希ナルセさんによる犬たちの可愛いイラストタオル

■ 犬たちのポストカード5枚セット(非売品)
+
■ 犬たちのお礼ハガキ
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
5人
在庫数
4
発送完了予定月
2020年12月

50,000


【豪華なリターン不要な方へ】

【豪華なリターン不要な方へ】

■ お礼メール
■ 報告レポート(pdf)
■ 犬たちのお礼写真(pdf)
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

100,000


【豪華なリターン不要な方へ】

【豪華なリターン不要な方へ】

■ お礼メール
■ 報告レポート(pdf)
■ 犬たちのお礼写真(pdf)
■寄附領収書 (希望者のみ)

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年12月

プロフィール

「人にも動物にもやさしく楽しい社会をめざして」をモットーに介助犬を育成・普及する活動を行っています。介助犬とは身体に障害のある人の自立と社会参加を目的に日常生活動作を補助する犬のことです。 犬たちの訓練はその性格や適性をよく見極めることが大切です。介助犬ではなく動物介在活動/動物介在療法に向くと判断した犬たちは、病院で人に寄り添い癒すお仕事等で活躍しています。

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