プロジェクト概要

天保3年から続く古民家を「人と人をつなげる里」に再生したい!

 

初めまして、「つなぎの里」プロジェクト代表の鈴木瑞江と申します。私は主人の実家である古民家を“負の遺産”としてではなく、遠い昔と未来をつなぐ場所に変えていくために日々奔走しています。

 

これまで、地域の方々のサポートを受けながら、この古民家の活用方法を模索してきました。その中で出てきたアイディアが、古民家を活用して、幅広い年代の人が集い交わり、伝え、楽しみ、癒される、そんな場所にしたいというものです。

 

これを実現するべく、この古民家全体を「つなぎの里」と名付け、「つなぎの里」プロジェクトのファーストステップとしておよそ190年前天保3年に建てられた東の蔵を「蔵のカフェ」として再生し、蔵の前にハーブを中心としたスモールガーデンを作ります。カフェとして活用することで、どんな世代の方にも気楽に来ていただき、つなぎの里の考え方を知っていただけるきっかけの場所にしたいと考えています。

 

今回のプロジェクトで皆さまからいただいたご支援は、蔵のカフェの運営を引き受けていただいた「つなぎの里」プロジェクト共同実行者 株式会社アイ・アンド・プラス様が東の蔵にオープン予定の「お菓子の森&蔵のカフェ」で提供するお菓子をつくるための厨房設備費用の一部として大切に使わせていただきます。皆さまのご支援、ぜひよろしくお願いいたします。

 

 

 

一度壊せば、二度と建てることができないこの家を後世に繋ぐために

 

東の蔵が建てられた天保3年というとあの「大塩平八郎の乱」や徳川家慶が第十二代将軍に就任する以前のことで、歴史のあるものなのです。しかし、これまでそんなことに目を向けることなく、この古民家で当たり前のように過ごしていました。

 

こちらが東の蔵です。

 

10年ほど前に歴史的建造物調査をしてもらった際に意匠・技術ともに優れた建築である。また住宅を取り囲む内庭、門、塀、蔵、その他の附属屋などが一体になった景観が当時の様相を偲ばせる点が高い価値を有するものとの評価をいただきました。この家は、本物のすばらしい素材を集め思いを込めて建てられているということを感じ、一度壊してしまえば二度と建てることができないものであると強く認識したのです。

 

古民家再生前の1階の様子です。

 

しかし、併せて「規模が大きいため維持していくためには費用がかかり後々大きな負担になってしまい、個人での維持は困難である。行政に委ねるということも難しいであろう」というお話もいただきました。知識がない私にはどこから手を付けたらよいのか、だれに相談したらよいのかも分からない状態でした。

 

「まずは古民家のことを勉強して維持していく方法を見つけたい」と思い、古民家鑑定士の資格を取得しました。そして、古民家再生協会に入会し、同じ想いを持つ方たちと共に学ばせていただきました。そしてこの古民家という先人が残してくれた貴重な空間の中でこそ味わえることを体験し、世代を超えて伝えていく場として地域の方に使っていただくことができるのではないかと考えるようになりました。

 

剥がした板の裏側には当時の大工さんのお名前が記載され、当時の息遣いを感じます。

 

 

様々な世代があつまり、つながり、やさしくなれるカフェをOPEN!

 

そして地域の方の協力も得て、この場所を「つなぎの里」と名付け、東の蔵は多くの方々に伝統建築である蔵の心地よさを感じてもらうカフェ&スモールガーデンスペースとして4月中にOPENすることが決まりました。

 

蔵のカフェの前庭は、ガーデンデザイナーのYoshinoさんの力を得て、蔵のカフェから出入りする時の目線の先に広がる自然風のガーデンにします。入口の梅の古木の根元にはお店でも使うハーブを育てるガーデンが広がります。
 

その先にはバードバスを置き、蝶をよぶ木と言われるブッドレアを植え、小鳥
や蝶が舞うガーデンにほっと癒されるひと時に。

 


蔵は建てた当時の状態を残して再生しているため、入り口の石積み階段の段差を解消する事が出来ませんが、車いすでもガーデンを回遊できる園路を設け、ガーデンから蔵を眺めながらコーヒーやお菓子を楽しんでいただけるスペースを設けます。

木々の緑と、花や実の色を目で楽しみ、ほんのりと香るバラやハーブの香りと小鳥のさえずりに五感で癒される空間と、約200年の時空を超えた蔵の空間で美味しい飲み物とお菓子を楽しんでいただけます。


実際の古民家に触れながらの勉強会や、草花の育て方やコンテナ植栽、季節のハーブ摘みやハーブを使ったお菓子づくり体験、団体様であればワークショップの会場にもできます。

 

インターネットが普及し、人の繋がりが薄くなったと言われますが、ここ「つなぎの里」では幅広い世代の人が交わり、昔ながらの心を伝えていくことで心が優しくなれる場所を目指してまいります。

 

蔵のカフェの見取り図
蔵のカフェ2階部分のイメージ
屋根の外観

 

【蔵のカフェ運営者:Yoshino(ガーデンデザイナー)】

今回、鈴木瑞江さんから約190年以上前の古民家を再生して次の世代につなげていきたいというお話を伺って、“古を未来につなぎたい、人が集い、交わり、世代をつなぎたい”という強い思いに心から共感しました。

 

私は6年ほど前に信号で停車しているところに脇見運転をしていた車に追突されました。自分が障害を持つ立場になって、今の仕事で少しでも優しい社会を育むための役に立つことができればと強く思うようになりました。


これからの少子高齢化社会を考えると、東の蔵を草花とお菓子を通じて私が提供したいと思っていた場所「様々な人たちが世代が集い、つながり、優しくなれる場所」とすることで、「つなぎの里」のお手伝いをしたい、そして私の思いも次の世代につなげていければと思っています。

 

■OPEN予定時期

2019年4月末

 

■資金の使い道

「お菓子の森&蔵のカフェ」が購入するお菓子の厨房設備費用の一部100万円

 

 

少子高齢社会、デジタル社会に、190年前から続く古民家で

古き良きものを大切にする心を次世代に伝えたい。

 

これから少子高齢化社会がますます進み、デジタル化の波は人と人とのつながりをも変えようとしています。私たちの身近でもそれを強く感じるようになっています。

 

今、その入り口となる蔵を再生している中で、大工さんをはじめ様々な職人さんたちが気持ちを込めて仕事をしてくださっている姿を見て、建物をつなぐということは人の気持ちをつなぐということだと改めて気づきました。

 

先人から受け継いだこの古民家に学び、良きものに手を掛けながら愛着を持ってつないでいくことの大切さを伝えていきます。また、この古民家によって人と人とがつながり、さらに次の世代につないでいくものを見つけることができる場所にしてまいります。

 

目指す世界をしっかり感じることのできるカフェにするべく、日々邁進してまいりますので、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

 

暖かいカフェを目指して改装中です!

 


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