あと5日（95％達成）！　障害のある学生の大学選択

障害学生支援クラウドファンディングも、とうとう残り5日となりました！連日、多数の方々からご支援を賜り、深く感謝しております。

 

今回は、障害のある学生の大学選択について思うところをお話しさせて頂きます。

 

本学には障害のある学生が複数在籍しています。

数多の大学の中から筑波大学を選択し入学してきてくれたのですが、その理由に少なからず障害学生支援の体制があったようです。

もちろん、筑波大学で学ぼうと決めて来てくれたことはとても嬉しく、充実した大学生活を送ってほしいと願うのですが、一方で、本当にこの大学、この専攻で学びたかったのかなと思う場合もあります。

本人が悩み、熟考したうえでの選択に周りがとやかく言う必要はないのかもしれませんが、もし、どの大学、どの専攻に入学しても同様の支援体制が整っていたならば、本来の興味関心に基づいて幅広く学ぶ場を検討できたのではと考えずにはいられません。

 

大学の規模や、携われる人材の数など、各大学の事情があるからこそ、「こういった体制や支援機器があれば学びのスタート地点を公平にできる」という知見を少しずつ積み重ねていきたいと考えます。

いつか、障害学生支援という言葉を使わなくても、どこに行っても誰もが修学できる環境が整うようになることを願うばかりです。

 

あと少しのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

 

DACセンター　アクセシビリティ担当研究員　河南 佐和呼