プロジェクト概要

 

明治維新150周年を記念して、維新の志士たちが憧れたヒーロー楠木正成の写真展を観心寺で開催したい!

 

今年は明治維新150周年の年です。西郷隆盛や吉田松蔭など名だたる志士たちが活躍した明治維新。その維新の志士たちが、みな憧れていた伝説の武士がいます。

その武士の名は楠木正成。古典文学『太平記』に登場するヒーローです。

かつて日本人は、絵画や詩、歌など様々なアートを通じて楠木正成(楠公さん)を描き、その燃える魂を表現してきました。

 

         
楠公(なんこう)さんは、とにかく強くてカッコイイ。

主義主張を飛び越えて、敵味方に愛されるその優しいお人柄。

 

しかし戦後、その存在はすっかり忘れ去られ、


このままでは、楠公さんに関する芸術が生み出されないまま、
平成という時代が、終わってしまいます…。


しかし、それを写真家として、黙って見ているわけにはいかない!

写真という芸術表現を通じて、

 

「平成の日本人だって、楠公さんを忘れてないのだ」

 

という叫びを、未来に生きる人々に向い、私は放ちたいのです。

                     山岳写真家 / 山岳ガイド 廣田勇介

 

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平成が終わる前に、私たちの時代の楠木正成像を、未来に残す。

 

はじめまして、山岳写真家の廣田勇介と申します。

 

私はこれまで山岳写真家として、登山雑誌、スキー雑誌、広告の分野で、20年間仕事をしてきました。

 

産経新聞電子版で今回のプロジェクトを取り上げていただきました

 

 

その間、富士山を300回以上仕事で登ったことにより山岳信仰に興味をもち、現在は、日本全国を巡り、合計100座の霊山を巡る取材を続けています。

 

そして、太平記と楠公さんが好きすぎる私は、カメラを片手に日本全国の史跡を巡っていましたが、数年前、ついに最高のモチーフに出会ったのです。
 


それは皇居外苑に佇む、楠公像です。

 

 

 

 

この銅像は、明治時代に当時の日本最高の芸術家たちによって、着想から完成まで10年という長い歳月をかけて作られた、日本初の西洋式銅像です。

 

それ以来、私は時間を見つけては皇居外苑の銅像の前にカメラを持って立ち、雨の日も、風の日も、雪の日にも、真夜中にも、時には警備の方に怪しまれながらも銅像の撮影を続けました。

(※本写真展で使用される写真は、皇居外苑管理事務所の許可を得て撮影しています)

 

この銅像は、何度見ても、何処から見ても美しく、眺めていると、楠公さんの燃える魂ともに、製作に関わった明治時代の芸術家たちの真心が伝わってくるのです。
 


 

今年は、楠公さんに憧れた人々が活躍した明治維新150周年の年であり、楠公さんが仕えた後醍醐天皇御即位700周年の年でもあります。

 

 

そういった節目の年に、今回の写真展『嗚呼版太平記』の企画を思いついたのです。
 


「都会の」という意味を持つ「Urban」と「嗚呼」という感嘆詞をかけ、平成が終わる前に、私たちの時代の太平記、私たちの時代の楠公さんを、未来に残すために。

 

写真はすべて合成ではなく、加工ソフトの使用は最低限の調整にとどめています。

 

 

五月の楠公祭に、楠木家ゆかりの観心寺で写真展を開催!

 

2年半に渡って撮影した写真を、楠木家ゆかりの観心寺のご住職に見て頂いたところ、「これは、素晴らしい! ぜひ、写真展をやりましょう!」と快く展示会場を提供してくださいました。

 

写真展では、数百点の写真の中から、太平記で楠公さんが登場するシーンを彷彿とされる十数点の写真を選び展示します。

 

たまたま訪れた方にも気軽に興味を持ってもらえるよう、入場無料の写真展を行う予定です。(※境内の拝見には拝観料300円がかかります)

 

観心寺(大阪府河内長野市)​

 


会場の観心寺は国宝・如意輪観音のある由緒あるお寺です。

 

展示室の槇本院は、破損や加工などが許されない重要文化財で、展示にあたっては特殊な空間デザインが必要とされます。

 

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展示イメージ(CG/安田渓)

 

実際の空間デザインには、新進気鋭の空間デザイナーで、京都大学研究員の安田渓氏を迎え、仏教建築と現代アートの融合を目指します。

 

そして、今回の目玉は、境内に建つ重要文化財の建掛塔(たてかけとう)の中に展示する写真です。

 

観心寺建掛塔(重要文化財)

 

 

この塔は楠公さんの願いによって、当初は三重の塔として着工されました。

 

しかし、その直後、楠公さんは有名な「湊川の合戦」に出陣し、負けるとわかっている戦に、自らの信念のために戦い、そのまま帰らぬ人となったため、700年近く建てかけのままになっている塔です。

 

つまり、ここには楠公さんの果たせなかった夢が、いまだに眠っているのです。

 

 

今回はこの塔の中に、​太平記の名場面「湊川の合戦」を象徴する写真を展示させて頂く予定です。

 

ビジュアル的にカッコいいだけではなく、なおかつ歴史や文化にのっとった、現代に生まれた私たちならではの表現で、平成の楠公さんを残すための展示を配慮しました。


皆様のお力添えをいただき、ぜひ一緒に平成の時代に楠公さんを復活させたいと思っております。

 

展示イメージ(CG/安田渓)

 

 

目指すは白隠禅師、そして葛飾北斎。

 

江戸時代の禅僧・白隠禅師の書は、そのユーモアあるふれる書体と独特の野性味で知られています。白隠は寺をもてないほど貧しい村を訪れ、村人から頼まれたときは、どんどん、書を書いて、どんどん、人々に配り、それを拝むように伝えたそうです。
つまり、白隠の書は一種の御札のような役割を果たしていたのです。

 

また、浮世絵師の葛飾北斎は、世界で最も知られた日本の芸術家ですが、浮世絵は、版画として大量に刷られ、漆器や陶器の包み紙として日常的に使用されたものが、海外に伝わっていったとされています。

 

白隠も、北斎も、芸術のための芸術ではなく、他人の幸せを願って書いた作品が、結果的に広く後世に残ったのです。

 

今回のプロジェクトの目的の一つは、楠公さんを広く知っていただくことです。そのため、目先の十数年の間に、作品の価値を守るために、プリント数やエディションを区切ることはいたしません。私の楠公さん写真をお求めになる方がいらっしゃる限り、出来る限りそのご要望に応えていきたいと思っています。
 

 

第二段は、東京開催。
第三段は、ゆかりの地を訪ねる「ビジュアル太平記」

 

また、今回のプロジェクトは始まりであり、本プロジェクト達成のあかつきには、
第二段として、東京で、写真展を開催します。現在、明治維新150周年にふさわしい場所を選定中です。東京での開催は、楠公さんの存在と生涯をより多くの人々に知ってもらうことが目的です。

 

金剛山での以前の歴史登山ツアーの模様(撮影/辻茂樹)

 

第三段としては、3Dプリンターで精巧な銅像のレプリカを作成し、太平記ゆかりの土地を訪れ、名場面を再現する「ビジュアル太平記」の作成を企画しています。
 
今回は皇居外苑という限られたスペースでの撮影でしたが、関西には、笠置山、信貴山、吉野山、比叡山、住吉大社や四天王寺など、太平記ゆかりの地がたくさんあり、次回は、実際の現場に銅像レプリカを移動させ、よりリアルに太平記の名場面を再現します。
 
そうして出来あがったフォトブックやそれぞれの土地を踏んだ銅像を、最終的には関連寺社に奉納させていただくことを考えています。

 

まさに日本の古典文学を、現代アートとして蘇させ、なおかつ地域社会の活性化として、それぞれの地を訪ねることを予定しています。

 


今回の写真展を思い立ったところ、想像を超える皆様からサポート、励ましのお言葉、様々な支援を頂きました。それは、他ならぬ日本人の心の中に、まだ楠公さんが生き続けている証なのかもしれません。


歴史とはまさに、真心の連鎖であり、今回のプロジェクトは、そういった人々の真心の「つながり」の一端を担うものになればと、強く願っています。


本プロジェクトの趣旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

写真展『嗚呼版太平記』の詳細につきまして

 

・写真展『嗚呼版太平記』

・開催日:平成30年5月20日〜5月27日

・入場料:無料(※境内の拝見には拝観料300円がかかります)

・会場:観心寺

    〒586-0053 大阪府河内長野市寺元475

 

 

 

支援金の使途内訳、リターンにつきまして

 

プロジェクトにかかる費用は大判プリント12枚、額装、図録やポスター、ポストカードの製作、図録の執筆者への報酬、受付人件費などにかかる費用となっています。

(・プリント代 250,000円 ・額装代 200,000円 ・図録作成代 450,000円 ・ポスター制作代 150,000円 ・空間デザイン外注費 200,000円 ・受付人件費 150,000円 ・交通費 100,000円)

 

 

現在は自己負担でまかなっており開催は決定しておりますが、このプロジェクトを通して、また写真展にご来場いただき楠公さんに関心を持っていただけた方にも応援いただけるよう写真展開催時期にまたがりプロジェクトを行います。
 


リターンにございます図録には、豪華執筆陣をむかえ、楠公さんへの熱い思いを語っていただき、それを英語訳を加え、バイリンガル表記にし、日本を訪れる外国人の方にも、楽しんでいただける内容にします。

 

 


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