
支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 350人
- 募集終了日
- 2022年5月22日

高知ユネスコ協会の活動資金を支援してください!

#子ども・教育
- 現在
- 1,084,000円
- 支援者
- 88人
- 残り
- 38日

九七式中戦車改、里帰り直前の急展開!?輸送費用のご支援を

#国際協力
- 現在
- 13,556,000円
- 支援者
- 701人
- 残り
- 6日

火災で焼損、安堵町の中家住宅。代々守り継いできた文化財を修復したい

#地域文化
- 現在
- 9,545,220円
- 支援者
- 308人
- 残り
- 45日

沖縄のビーチ×サウナ|日本一周でたどり着いた瀬底島に本格サウナを!

#地域文化
- 現在
- 1,020,000円
- 支援者
- 49人
- 残り
- 45日

菅原道真公を生前より祀る「生身天満宮」|令和の大修復事業へご支援を

#地域文化
- 現在
- 1,270,000円
- 支援者
- 83人
- 残り
- 39日

白血病に向き合う患者さんへの基金設立から30年。支援活動の発展へ!

#子ども・教育
- 現在
- 660,000円
- 寄付者
- 53人
- 残り
- 45日

命を紡ぐ架け橋に!未来の医療人材を育む、学びと地域交流の場

#医療・福祉
- 現在
- 7,315,000円
- 寄付者
- 127人
- 残り
- 45日
プロジェクト本文
\本日最終日!/
皆さまからの温かいご支援のおかげで
残り5日を残し無事に達成することができました!
応援・ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
最終日の5月22日まで、走り抜けてまいります。
最後まで応援よろしくお願いいたします!
2022年秋、香川県東かがわ市馬宿に
“和三盆糖蜜”をつかったラム酒の蒸溜所
「馬宿蒸溜所」をOPENします。
蒸溜所としてだけでなく、ラム酒づくりを体験できたり、
試飲スペース、お土産ショップも併設。
クラウドファンディングに参加いただく“皆さまと一緒に”
香川の新たな観光名所をつくることができれば嬉しいです。
香川の伝統特産品である「和三盆糖」の「糖蜜」を使用。
ラム酒を通して、香川の魅力を全国へお届けしたい。
ページをご覧いただきありがとうございます、美馬産業株式会社の美馬 宏行と申します。
私たちは3年前から、香川県の伝統特産品である「和三盆糖」の製糖時の副産物である「糖蜜(※)」(以下、和三盆糖蜜)を使ってこれまでにない国産ラム酒をつくるために、和三盆糖製造の老舗「三谷製糖羽根さぬき本舗」協力のもと、ラム酒づくりに挑戦してきました。
※糖蜜:搾汁されたサトウキビジュースを煮詰め冷やし固めた「白下糖(しろしたとう)」を和三盆糖と呼ばれる状態にする際に行われる「分蜜(ぶんみつ)」という工程で発生するもの。
出来上がったラム酒は、和三盆糖蜜の特徴が活かされたスッキリとして上品な甘さの味わいに。
今回は、このラム酒を地域の皆さまだけでなく、県外の方にも知っていただき手に取っていただきたいという思いで「蒸溜所」をつくることを決めました。
建設場所は、香川県東かがわ市馬宿にある築50年以上の鉄骨スレート造の倉庫。今では使われていないこの建物に再び息を吹きこみ、「馬宿蒸溜所」として新しいスタートにできたらと思っています。
また、単純にラム酒を作る場所としてだけではなく、一般の方へも公開し、見学・試飲・購入ができるような観光一体型施設にしていく予定です。

廃棄されるはずの「糖蜜」を使い、環境にも優しく。
美馬産業の事業はラム酒づくりとは程遠く、染料や薬品の卸売から始まり建築資材の販売・自社施工をする会社ですが、愛する妻の実家が三谷製糖羽根さぬき本舗であったことから、このプロジェクトはスタートしました。
地元で収穫されたさとうきびのみを使用し、熟練の職人さんたちの手によって手間をかけて生み出された三谷製糖さんの和三盆糖。
クセがなく後味もスッキリとして上品な甘さを持っている和三盆糖は、そのままお干菓子として食べても十分に美味しいものです。またその品質は、製菓や料理の業界においても「素材そのものの持つ味を引き出す」と高く評価されています。
そんな和三盆糖には製造時に発生する「糖蜜」という副産物があります。そして私は、その大半が有効に活用されず廃棄されているという現状を目の当たりにしました。
それは遡ること2015年、私が妻と結婚した当初、義父である三谷昌司氏から和三盆糖についてその歴史や製造方法等について教えていただいていた時のことでした。
酒絞りの製法を応用した、押し船という木製の機構に布に包まれた白下糖がセットされ、それに石の重りを吊るしてテコの原理で圧力をかけ糖蜜を抜いていく。
そうしてでてきた和三盆糖蜜の一部は料理やお菓子づくりに使われるものの、それ以外は廃棄に。しかもその量は年間を通して何千リットルにも及ぶとのことでした。
その時、もとより酒好きであった私の頭の中に浮かんだのが「これでラム酒を作れるのではないか」という発想でした。
思いつき、初めてのラム酒づくりに苦戦も......。
地元企業や応援者の皆さまの協力があったからこそ、今がある。
こうして私はラム酒づくりへの道へと、その一歩を踏み出しました。
しかし......色々と調べたり人に聞いてみたりするうちに、思いつきでできることではないという現実を目の当たりにしました。それでも、いろんな人にアドバイスを貰いながら製造方法を模索していく中、香川県の老舗酒造会社である西野金陵株式会社が、三谷製糖さんの白下糖という和三盆になる手前の砂糖を使った梅酒を作っていることを知りました。
委託製造で製品化を実現できないかと思い、西野金陵さんに相談しプロジェクトが正式に発足することに。西野金陵さんの技術や設備のおかげで、2019年9月には試作1号品の完成に漕ぎつけることができました。
出来上がった試作品をもとに翌2020年、熟成用の樽を購入するため、クラウドファンディングを実施。延べ497人、金額にして340万円を超えるご支援をいただき、いくつかの樽を購入することができました。
昨年2021年には、かつて日本酒の仕込みに使われていた木桶で糖蜜を発酵させるラム酒づくりに挑戦。これには、お隣である徳島県を拠点に全国を飛び回る桶樽職人「司製樽」さんに協力いただき、西野金陵さんの倉庫で長年眠っていた20石(3,600L)の杉桶を改修していただきました。
今回皆さまからいただくご支援では、2022年12月に開所を目指す「馬宿蒸溜所」の開所準備費用にあてさせていただきます。
周囲の景観に溶け込むような自然な外観、和のテイストを取り入れ木々が格子状に組まれた入口から中に入ると、製造内部が見えるような仕様など、デザインにも工夫していく予定です。
エントランスを進んだ先には試飲のためのバーカウンターを設置。出来上がったラム酒を通して、新しい体験やつながりが生まれていくといいなと思っています。
蒸溜所の目玉ともいえる蒸溜器は、オランダの「istill」社製の2,000Lクラスのものを導入予定。カラムを特注の銅製にしています。また、アメリカのツインモンキーズ社製の缶充填設備を導入し、極小ロットでの自動缶充填ラインを構築。これにより、ノンアルコールのソフトドリンク缶や、ラムベースのカクテル缶等を製造する予定です。
今回、建物全体の修繕とラムの製造に関わる機械設備の導入について、事業再構築補助金という制度を活用して蒸溜所を作る計画を進めています。
その計画に加えて、本クラウドファンディングでは、
・パネル展示等も備えた見学スペース
・試飲ができるスペース
・製品を購入できるショップスペース
・大型の浄化槽と複数のブースを備えたトイレ
・施設全体の電力を賄う太陽光発電設備
を皆さまからいただくご支援で設置していくことを検討しています。
最後に。ページをご覧いただいた皆さまへ。
改めて、最後までページを読んでいただきありがとうございました。正直なところ、ラムづくりが始まった当初からこんなにも早く蒸溜所の建設に着手できるなんて夢にも思っていませんでした。
これもひとえに、三谷製糖さんをはじめ、西野金陵さんや、お世話になったBarのマスターの方々や、酒販店さんのご協力あってのことだと実感しています。
この場を借りて御礼申し上げます。
今回のクラウドファンディングはALL or Nothing形式ということで、もし仮に皆さまからの支援が目標に届かなかった場合は、事業計画を縮小し、今の自分たちにできる範囲で進めていくことになります。
それでも、少なくともラム酒づくりに片足を突っ込んだ3年前から、いつかは自分たちの蒸溜所を持ちたいと思っていた私の夢が、一旦は叶います。
それだけでも十分なのかもしれません。
ただそれでも、思いつきだらけで行き当たりばったりな私の夢に、少しでも共感していただける方がいたなら、この蒸溜所はきっと、もっと素敵で地域の人たちにも愛されるような場所になるはずだと私は信じています。
最後になりますが、皆様からの温かいご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
美馬産業株式会社 代表取締役 美馬宏行
プロジェクト実行スケジュール
2022年4月1日〜5月22日:クラウドファンディングでご支援の募集
2022年6月:工事着工
2022年10月:竣工
2022年11月:蒸溜器搬入
2022年12月:製造免許取得、蒸溜所開所
2023年1月:蒸溜開始
寄せられた応援メッセージ
今回、蒸溜所建設のプロジェクトの立ち上げにあたり、いただきました応援コメントをご紹介させていただきます。
|一般社団法人日本ラム協会 会長 海老沢忍さま
ここ数年、世界的にクラフトディスティラリーが急激に増えています。日本でももちろんその流れはありますが、まだまだ数は少なく大変珍しいものです。
皆さんがご存じの通り、ラムはサトウキビの蒸溜酒です。そのサトウキビが糖蜜・ジュース・シロップ・黒糖など、様々な原料に姿形を変え、造られるのが一般的な製法とされています。
その中で、とても稀有な「和三盆糖」の糖蜜からラムを造ると言うチャレンジは、日本の新たな酒造りとしても貴重な取り組みです。そして「馬宿蒸溜所」で造られるラムは、和三盆糖のように繊細でしなやかな味わいになっていくのか、それとも、パワフルで個性的なラムに仕上がるのか・・・この先どういったラムが造られていくのかをとても楽しみにしています。
|BAR千葉 千葉友也さま
初めて美馬さんとお会いし、純粋に香川県のラム酒を作りたいという思いをお伺いした際に「なんて不器用で真っ直ぐな人なんだ」と感じたことを覚えています。ただ、その不器用さと真っ直ぐで強い思いはどこか直近でお店をオープンした私に重なるところがあり、一気に親近感が湧きました。
東かがわ市の和三盆糖は高級和菓子を初めとした製菓はもちろんのこと、我々バーテンダーの日常の営業のシーンのなかでも欠かすことの出来ないマストツールとなっております。その和三盆糖と同じ原材料の糖蜜で作られるラム酒には無限大の可能性しか感じることが出来ません。
今回の支援が成就することで、私の祖母の地元でもあるのですが、東かがわ市のランドマークになることはもちろん、今後の日本全体のクラフトラムの発展になることは間違いがないでしょう。四国の更なる酒文化の発展になることを確信しております。今回のプロジェクトが成就することを強く祈願致します。
|株式会社モクラス 代表取締役 矢野太一さま
木材加工業を営む弊社の新規事業として始まったBean to Barチョコレートブランドの「RACATI(ラカティ)」。そこでの和三盆ラム酒を使用したチョコレートスイーツの開発を通じて、美馬さんと私は繋がりました。同じ香川県内で共に建材業界に携わりながらも、業界内の近からず遠からずな立ち位置でこれまで接点のなかった美馬産業様とモクラス。
しかし、和三盆糖製造の際に出る糖蜜から和三盆ラム酒作りを始められた美馬さんと、世界中から集めたカカオと香川県産の和三盆のみでチョコレート作りを始めた私との出会いは、今思えば必然だったのでしょう。
実はこのメッセージを書いている時点で、美馬さんと私がお会いしたのは、まだたったの2回だけです。しかし、1回目にお互いの新事業立ち上げのきっかけや想いに共感し合い、共同プロジェクトとして「チョコレートラム酒」作りがその場で始動。
美馬産業様の作る和三盆ラム酒と、RACATIのカカオを使用した商品作りが始まりました。 2回目には早速試飲をし(1回目の試作にも関わらず非常に良い仕上がりでした)、応援メッセージのお願いが(笑)
もちろんパートナーとして快諾させていただきました。
今回の蒸溜所作りには、私達の夢であったカカオとお酒のコラボレーションもこっそりのせてもらいます!笑
こちらをご覧いただいた皆様と共に素晴らしい体験型蒸溜所を作り上げ、 近い将来にはチョコレートラム酒をお届けできるよう願っております。
|西野金陵株式会社 多度津工場 杜氏 酒井史郎さま
美馬さんのこの企画、夢があるうえに将来性もある素晴らしいものだと確信しています。施設の見学通路や試飲室などを併設した交流型カルチャースペース機能を持つ、四国で唯一のジャパニーズクラフトラム蒸溜所が東かがわ市に完成するとのことで、地域経済への起爆効果が抜群。
また、奥様のご実家である超老舗「三谷製糖」様とのタッグにより、歴史的な系譜にも思いをはせることができ、樽熟成ラムも時の重みが必要なことに共通点を感じています。
また、市場環境で言えば、日本の蒸溜酒の輸出金額はすでに日本酒を追い抜いており、日本政府の「農水・食品の2025年輸出目標額」においても、日本酒より蒸溜酒の方が高くなっています。
これは世界市場が日本の蒸溜酒のポテンシャルを高く評価していることの表れであると感じています。
以上のことからこの企画、和三盆糖蜜で醸成したラムを世に問う着眼点は間違いないもので、有意義なことです。
もし実現するならば、酒井も手弁当で蒸溜所に馳せ参じ、技術面でお支えしますことをお約束いたします。
応援してます、美馬さん!
|有限会社三谷製糖羽根さぬき本舗 8代目当主 三谷昌司さま
実はこの和三盆の糖蜜からラム酒を作るという話、過去にも何度かいろんな方から打診がありましたが、糖蜜自体の供給量が不安定であり、加えて当社自身も砂糖づくりに専念したいという思いから断り続けてきたものでした。
そして娘婿である宏行さんがラム酒を作りたいと言い出したころは、やれるだけやってみなさいという思いでした。クラウドファンディングのような新しい手法も積極的に活用し、新しいアイディアを次々と実行に移していく様に、大いに感心しました。
これから長い時間をかけて育てていく蒸溜所とラム酒、そしてその文化の発展に大きく期待しております。
- プロジェクト実行責任者:
- 美馬 宏行(美馬産業株式会社)
- プロジェクト実施完了日:
- 2022年12月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
美馬産業株式会社が香川県東かがわ市にラム酒の蒸溜所をつくります(2022年12月開所予定)。集まった資金は施設内見学コースや試飲スペース、物販スペースの整備に使用します。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- プロジェクトの実施のためには、酒類製造免許の取得が必要となります。現在すでに手続きを進めており、2022年12月までには取得できる見込みです。(2022年4月1日現在)
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
美馬産業株式会社は徳島・香川を中心として染料・薬品・断熱資材全般を扱う地域に根差した総合商社です
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リターン
10,000円+システム利用料
【READYFOR限定】「馬宿蒸溜所」でできたホワイトラム“ファーストバッチ”
「馬宿蒸溜所」で初めて作るホワイトラムを限定500本でお届けいたします。
内容
・お礼のメッセージ
・ホワイトラム“ファーストバッチ” 700ml(予定)
・シリアルナンバー入り
・2022年12月蒸溜、2023年6月ボトリング・発送の予定です
※12月に蒸留し、そこから半年間ラムを寝かせるために、お届けが2023年6月になる予定です。あらかじめご了承ください。
※20歳未満の方は購入できません。
※酒類販売免許を保有する美馬産業より発送いたします。
- 申込数
- 186
- 在庫数
- 314
- 発送完了予定月
- 2023年6月
5,000円+システム利用料

オリジナルの型の和三盆
お礼のメッセージと蒸溜所オリジナルの型の和三盆のお干菓子を送らせていただきます。
この木型は「Haretokenohi(ハレトケノヒ)」さんに製作いただいたもので、三谷製糖さんにてお干菓子を打っていただきます。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
10,000円+システム利用料
【READYFOR限定】「馬宿蒸溜所」でできたホワイトラム“ファーストバッチ”
「馬宿蒸溜所」で初めて作るホワイトラムを限定500本でお届けいたします。
内容
・お礼のメッセージ
・ホワイトラム“ファーストバッチ” 700ml(予定)
・シリアルナンバー入り
・2022年12月蒸溜、2023年6月ボトリング・発送の予定です
※12月に蒸留し、そこから半年間ラムを寝かせるために、お届けが2023年6月になる予定です。あらかじめご了承ください。
※20歳未満の方は購入できません。
※酒類販売免許を保有する美馬産業より発送いたします。
- 申込数
- 186
- 在庫数
- 314
- 発送完了予定月
- 2023年6月
5,000円+システム利用料

オリジナルの型の和三盆
お礼のメッセージと蒸溜所オリジナルの型の和三盆のお干菓子を送らせていただきます。
この木型は「Haretokenohi(ハレトケノヒ)」さんに製作いただいたもので、三谷製糖さんにてお干菓子を打っていただきます。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年10月
プロフィール
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