車いすでもあきらめない世界をつくる!WheeLog! 2022

支援総額

6,705,000

目標金額 5,000,000円

支援者
319人
募集終了日
2022年8月31日

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プロジェクト本文

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車いすでもあきらめない世界をつくる

Wheelog!サポーター募集中!

毎月の支援で応援する

 

達成のお礼とネクストゴールについて

 

皆さまの温かいご支援のおかげで、目標の500万円に到達することができました!

 

いただいたご支援は、WheeLog!アプリの改修費用として大切に使わせていただきます。本当にありがとうございます!

 

昨年に引き続き500万円という高い目標を掲げ、ドキドキする毎日を過ごしていました。支援していただいた方や応援のコメントを見るたびに、みなさまの想いに背中を押され、私をさらに前へと進ませてくださいました。

 

みなさまのご支援・応援のおかげで車いすユーザーが社会に参加できる世界を創りあげていけることが本当に嬉しいです。そして、この活動をさらに加速させていきたいと気持ちを新たにしています。

 

実は、今回のアプリ改修費用はOS側の規約変更への対応なども重なり、想定より大きな金額となっており、自己資金も充てながら実施していくことを予定しております。そのため、今後、皆さまからいただいたご支援については、引き続き、WheeLog!アプリ改修費用に充てさせていただきたいです。

 

そこで、皆さまの温かい応援と励ましのお言葉をエネルギーとして、次の目標を650万円に設定させていただきます。

 

使いやすくなったアプリで、今まで行けなかった場所、行きたかった場所を巡ったり、大切な人と過ごしたり、WheeLog!のコミュニティーで楽しい場をつくったり。たくさんの車いすユーザーさんが社会に参加することができます。

 

クラウドファンディング終了まで残り6日間。『車いすでもあきらめない世界をつくる』ために、どうか変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます!

 

織田友理子
(2022年8月25日追記)

 

 

私たちは「車いすでもあきらめない世界」の実現を目指して活動している団体です。


障害者や高齢者、ベビーカー利用者など、移動に困難を抱える方が住み続けられる、バリアフリーなまちづくりを推進しています。


①デジタル版バリアフリーマップ「WheeLog!」アプリの開発

②車いすで街歩き体験するSDGs研修

 

など、バリアフリーを普及促進させる活動を通して、「あきらめない社会」の実現に取り組んでいます。


今年もクラウドファンディングで、この取り組みを一緒に推進する仲間を増やしていきたいです。


私たちの活動に「支援」という形で参加しませんか?


一人でも多くの方のご支援をお待ちしております!

 

 

 

プロジェクト内容・ご支援金の使いみち

 

アプリの発表から5年。おかげさまでWheeLog!は、これまで10万回以上ダウンロードされ、年間1万人以上の方にご利用いただくサービスにまで成長することができました。


スマホは年々機能が向上していき、どんどん便利になっていきます。一方で、その新しくなるシステムに対応するために、毎年アプリを更新する必要があります。


今後もバリアフリー情報を必要とする多くの車いすユーザーやそのご家族らに、継続して情報を提供していくためにも、アプリの更新は必要不可欠な対応です。

 

今回のクラウドファンディングで皆様からいただいたご支援は、この「アプリ開発」の費用として、大切に使わせていただきます。
 

ー ご支援金の使いみち ー

 

バリアフリーマップ「WheeLog!」アプリの開発費用:440万円

昨年度は、皆さまからのクラウドファンディングのご支援のおかげで、アプリを更新することができました。位置情報の設定対応、スポットの重複チェック機能、レイアウトの微調整など、助成金等の活用が難しい更新作業を実施させていただきました。

 

今年度も最新OSへの対応機能の不具合修正などが必要な状況です。また、より多くのユーザーの方にご活用いただけるよう、新規機能の追加も検討しています。このシステム開発費用として資金を活用させていただきます。

 

WheeLog!  https://app.wheelog.com/

 

 クラウドファンディング手数料:60万円

より多くの方にWheeLog!の活動を認知いただき、ご支援いただくために、READYFORのクラウドファンディングを活用させていただきます。


※本プロジェクトは、2023年3月31日までに、一般社団法人WheeLogが「車いすでもあきらめない世界」の実現を目指して、バリアフリー情報を発信する活動として、アプリ更新作業を行なったことをもって、プロジェクトの実施完了とします。

 

目次

===

1. WheeLog!に込めた想い
2. WheeLog!の取り組み紹介
3. 各分野の声
4. 団体実績
5. リターンについて

===

 

 

WheeLog!に込めた想い

 

|情報があれば人生が変わる

 


一般社団法人WheeLogの代表理事を務めております、織田友理子と申します。私は遠位型ミオパチーという進行性の病気で、子どもを産んでから車いす生活になりました。


子育てをするなかで、毎年夏のシーズンになると息子を海に連れて行ってあげたいと思っていましたが、私は「車いすだから行けない」とあきらめていました。そんな状況が3年ほど続いたある日、車いすでも行けるビーチのバリアフリー情報をネット上で見つけたのです。

 

その情報のおかげで、私は実際に息子と海に行くことができました。この時、車いすでもあきらめなくていい、情報があればいろんなところへ行けることを知りました。

 

 

しかし、当時はなかなかネット上でバリアフリー情報を見つけられませんでした。それなら自分がバリアフリー情報を発信しよう!と思い、YouTubeで発信を始めました。

 

たくさんの車いすユーザーの方から反響をいただきましたが、その一方で、一人だけの情報発信には限界があることも感じました。そこで、一人一人が情報の発信者となって、みんなでバリアフリー情報を共有できるアプリ「WheeLog!」を開発しました。

 

 

車いすだからあきらめる…そんな世界を変えたい

 

車いすだと思うように動けずに消極的になってしまい、社会の様々な障害に遭遇するたびに「車いすだから」とあきらめてしまいがちになります。この「あきらめ」が積み重なることで、教育や就職・結婚など、人生のあらゆる可能性を狭めることにつながります。


バリアフリー情報があれば、移動に困難を抱える車いすユーザーも外出の機会が増え、社会と繋がりを持てます。社会と繋がることで、教育や就職、結婚など、その人の人生の可能性が広がります。

 

どんな状況になっても、一人一人が社会と繋がり、他の人に貢献できますように。

「車いすでもあきらめない世界」を一緒につくっていけますように。

 

そんな想いを込めて、WheeLog!アプリを開発しました。


WheeLog!は「みんなでつくるバリアフリーマップ」です。アプリを使えば、車いすユーザーが必要とする情報を、世界中のユーザー同士で共有できます。

 

WheeLog! アプリ  ダウンロードはコチラから

 

 

5周年から10周年へ、車いすでもあきらめない世界を

 

おかげさまでWheeLog!はアプリ利用開始から、今年で5周年を迎えました。この5年間でアプリのダウンロード数は10万を超え、年間1万人の方にご利用いただくサービスにまで成長することができました。


昨年のクラウドファンディング「車いすでもあきらめない世界をつくる!WheeLog! 2021」では、皆様からのご支援によって、アプリの使い勝手向上やドバイ万博への訪問など、さまざまな活動を通してWheeLog!を成長させることができました。

 

ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました!

 

 

 

一緒にWheeLog!の活動を広げてくれませんか?

 

私は、誰もがひとりも欠けることなく、その人だからこそできることが必ずあると信じています。


開発当初から現在の2022年まで多くの活動を行うなかで、車いすユーザーだけでなく健常者の方も、一緒に積極的に活動し、協力してくださる仲間が増えていきました。


アプリに情報を投稿してくださる方、イベントに参加してくださる方、運営に協力してくださる方、地域の活動でWheeLog!を活用してくださる方、毎月寄付をしてくださるサポーターの方など、たくさんの方々とともに、WheeLog!は邁進してきました。


今回のクラウドファンディングを通して、WheeLog!の活動を一緒に広げていく仲間を増やしていきたいです。そして、みんなで「車いすでもあきらめない世界」をつくっていきたいです。
 

 

新型コロナウイルスの影響もあり、WheeLog!もこれまで大切にしてきたユーザー同士のリアルな交流や、車いす街歩きイベントが開催できなくなるなど、大きな影響を受けました。

 

それでもこうした状況だからこそ、オンラインでの交流会や、各地に住むメンバーが自主的にできる形で車いす街歩きイベントを行うなど、車いすユーザー、健常者など関係なく、それぞれが自分に何ができるのかを考えて取り組んできました。


私は、そんな優しい気持ちでつくられたWheeLog!は『世界一あたたかい地図』だと確信しています。だからこそ、この地図を世界中に広めていきたいです。
 

 

 

WheeLog!の取り組み紹介

 

WheeLog!では「車いすでもあきらめない世界」を実現するために、3つの方針を掲げて、システムの開発や車いす研修などに取り組んでいます!

 

WheeLog!の活動方針

1)情報で人生の選択肢を広げる

2)すべての人の心の壁をなくす

3)フラットな社会を世界に広げる

 

ー 主な取り組み内容 ー

 

バリアフリーマップのアプリ開発

みんなでつくるバリアフリーマップ「WheeLog!」を開発し、スマホアプリを無償提供。システムに集まった情報を活用したバリアフリーマップの制作も行っています。
 

車いす体験イベント

車いすで街中を歩く体験イベントや企業研修を実施。学校でも「WheeLog!」を活用した授業が行われています。コロナ禍においては、三密を避けながらオンラインを活用した「リモート街歩き」も開催し、オンラインとリアルのイベントを実施しています。

 

国や自治体との事業

これまで国土交通省や文部科学省、厚生労働省、環境省など、様々な官公庁と連携してきました。また日本各地の自治体と協業。国への政策提言や、地域のバリアフリーマップの制作、街歩きイベントなどに取り組んでいます。

 

 

 1.    情報で人生の選択肢を広げる 〜バリアフリー情報を発信する取り組み〜

 

|あなたの「行けた」が誰かの「行きたい」に!

 

「車いすになると助けられてばかり…」

 

車いすユーザーは、さまざまな場面で人に助けてもらうことが多くあります。しかし、助けられてばかりだと、生きることに息苦しさを感じてしまいます。自分も誰かの役に立ちたい。そんな思いを抱きます。

 

あるときは誰かの情報に助けられ、またある時は誰かに情報を届けられる。そんな双方向に助け合い「幸せの循環」が生み出せる仕組みを作りたいと思い、活動を続けています。

 

WheeLog!を利用している車いすユーザーの方からは

「ほかの方の情報を見てお出かけするし、自分が共有した情報が同じように誰かのためになっていると思えるのがとても嬉しい」

との声をいただいています。このように誰かの「行った」場所が、誰かの「行けた」場所になる、情報で助け合う世界がWheeLog!では広がっています。

 

 

|情報は人生の選択肢

情報は私たちの人生の選択肢を広げることができます。WheeLog!の活動をしていて、情報によって、車いすユーザーの人生が大きく広がる瞬間を何度も見てきました。

 

あるユーザーは、事故によって塞ぎ込んでしまっていたところ、WheeLog!の存在を知り、そこから一歩を踏み出せたそうです。WheeLog!を使い始めてからは、地方から東京にお出かけしたり、一人旅をしたりと、WheeLog!をお守りとしながら人生を楽しんでいます。

 

どんな状況になっても人生を楽しめる、そうした人生の可能性を広げ、応援していける世界をこれからもつくりたいです。

 

ユーザーの声

|車いすに乗ることが価値に!

 

みんなでつくるバリアフリーマップ「WheeLog!」とその仲間たちとの出会いがあったので、僕は迷いなく「車いすに乗る」という選択ができました!


バリアフリー情報が取得できるという点ももちろんですが、それ以上に「車いす」に乗ることが価値になると思ったからです。


誰もがバリアフリー情報を投稿でき、車いすユーザーの外出機会にも繋がり、世の中のバリアの可視化と改善にも繋がり、誰にとっても住みやすい社会をつくることに繋がっていきます。つまり、思いやりや助け合いを循環させる仕組みのとても優しいアプリです!


さらにかわいいデザインとゲーミフィケーション、車いすの体験イベント「街歩き」など、みんなで楽しく取り組める工夫もたくさんあります。


そして何よりそこに集まる仲間が魅力的で、この仲間たちとともに「車いすでもあきらめない世界」を目指していきたいと思いました!これらは僕にとって「車いすに乗る」明確かつポジティブな理由となりました!


「車でもあきらめない世界をつくる」ために皆さんも仲間になりませんか?


すこしでも共感いただけるようなら、アプリのダウンロード、シェア・拡散、クラファンへのご支援、みなさまのご負担のない範囲で少しの優しさを分けていただきたいです!


みんなが住みやすい世界を一緒に作っていきましょう!!

 

ー 昨年度の取り組み ー

 

1年間のアプリ投稿件数(2021年度)
バリアフリースポット数:5,986件
車いす走行距離:1,671km(青森〜博多までの距離に相当)


アプリのアップデート(ver.3.2.0)
最新OSへの対応、位置情報の設定対応、レイアウトの微調整や細かな不具合に対応。

 

Web版のスマホ対応
Webのスマホ表示に対応しました。

 

管理機能による情報整理
スポット名や位置情報の修正など、情報の精度向上のために、管理機能を使って情報の整理を進めています。

 

ユーザー利用サポート
皆さまにアプリを快適にご利用いただけるよう、使い方の動画やスライドをホームページに掲載しています。

 

岡山県バリアフリー情報の取り込み
岡山県内にある観光施設や公園、図書館、体育館、公民館など、812件のバリアフリー情報を追加しました。

 

ANA空港アクセスナビとのデータ連携
「ANA空港アクセスナビ」とデータ連携を行い、バリアフリー情報の提供を開始しました。

 

防災・減災プラットフォーム「cmap」との連携
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社が無償公開している防災・減災プラットフォーム「cmap」のアプリで、WheeLog!のバリアフリー情報を確認できるようになりました。

 

横浜中華街 観光バリアフリーマップの制作
WheeLog!が独自に調査・情報収集して、横浜中華街の観光バリアフリーマップを制作しました。制作した紙マップは、横浜市や神奈川県の観光案内所、宿泊施設などに無償配布しています。

 

 

 2.    すべての人の心の壁をなくす

 

|バリアを知り、バリアを超える

 

WheeLog!では、街中で車いすを体験する街歩きイベントを実施しています。

 

アプリ「WheeLog!」を使用し、健常者と車いすユーザーとともに、車いす体験・バリアフリー調査を通し、体験者に車いすの視点での街を見てもらいます。同時にミッションをグループで行うことで、車いすユーザーと健常者のコミュニケーションを図り、心のバリアフリーを目指します。楽しみながらバリアフリーの調査・情報の充実化を行っています。

 

実際にイベントに参加した方から、以下のようなコメントをいただきました。

 

イベント参加者の声

|バリアは自分の心の中にあった

 

すごい狭くて、人気がありひっきりなしに人が入るようなお店でした。私は車椅子ユーザーでそういうところってまず絶対入らないし、絶対入れないと思っているし。お店や他の人にもいい顔されないって思い込んでいましたので、そういうところにお昼に行くって今まで想像したことがなかった。


けれどお店の人が「いいですよ」って言ってくれて、席をのけてくれて、入ることができました。その言葉がけっこう衝撃的で、「入れない」と思っていたことは、自分の心のバリアもそうだったんだなって。自分の思い込みも考え直す必要があるのかなって思わされたのが一番の驚きでした。 

 

ー 昨年度の取り組み ー

 

車いす街歩き
横浜(4月、7月)、鎌倉女子大学(5月)、水戸特別支援学校(5月)、浅草(7月)、上越教育大学(9月)、鎌倉(10月)、伊香保温泉(11月)、大泉特別支援学校(2月)


観光庁「心のバリアフリー認定制度」啓発・研修動画の制作
Tokyo2020金メダリスト道下美里選手(女子マラソン)、木村敬一選手(男子水泳・バタフライ)出演啓発動画、宿泊施設・飲食店・観光案内所の研修動画など、計8本。

 

バリアフリー情報収集(企業・団体研修)
あいおいニッセイ同和損保、日本航空、千葉県医療専門職

 

シンポジウム・セミナー登壇
BMW財団-MIT Solveワークショップ、学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ、MBT難病克服支援WEBセミナー、横浜ユニバーサルツーリズムセミナー、鹿児島市ユニバーサルツーリズムセミナー、ZENRIN ONLINE SEMINAR 2021、Beyondミーティング、リビエラSDGsフェス、超福祉の学校

 

 

 3.    フラットな社会を世界に広げる

 

|日本のバリアフリーは遅れている?


日本のバリアフリーは海外と比べて遅れている。

 

そのように思っている方もいるかもしれません。しかし、日本のバリアフリーには優れている部分もたくさんあります。

 

たとえば、日本のバリアフリートイレは、公共施設だけでなく商業施設にも配備されています。日本では重度の障害があっても外に出かけられるような環境が整えられており、誰もが参加できる社会づくりが進められています。こうした環境は、世界を見渡しても決して当たり前のものではありません。


WheeLog!のアプリには車いす当事者や、それを支える方々の「知恵」が詰まっています。そして、それらの「知恵」を国や自治体に伝える機会もあります。車いすユーザーの「知恵」を反映した政策を実施し、車いすでもあきらめない世界を築き上げていくことはできるはずです。 


今はまだ小さな取り組みかもしれませんが、これから必ず大きなうねりとなって社会に広がっていきます。これからも、当事者の声を聞きながら、国や自治体と連携しながら、事業を一つ一つ真剣に進めていきます。

 

WheeLog!では、日本国内のバリアフリー政策を更に改善しながら、海外にその事例を発信することで、「バリアフリー先進国」として世界のバリアフリー化を推進していけると思っています。 
 

 

|世界にバリアフリーを発信

 

日本だけでなく、海外にも優れたバリアフリーがあります。海外のバリアフリーの好事例を日本のバリアフリー政策につなげることもできます。そうしたそれぞれの国や地域が持つ、優れた面を共有し合い、それぞれの地域特性に合わせた「フラットな社会」を広げていきたいと思っています。


WheeLog!は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の社会課題を解決するためのコミュニティに、日本唯一の団体として参画しています。


昨年開催されたドバイ万博2020では、社会課題を解決するための団体の一つとして選出され、世界の方々にWheeLog!の活動を紹介しました。日本におけるバリアフリーの取り組みを世界に発信して、広げていくことは夢物語ではありません。

 

文化・習慣の異なる国においても「車いすでもあきらめない世界」は共通の課題であり、世界で取り組むべき社会課題であるとの認識です。そして、WheeLog!が進めている活動がその課題解決の糸口になると信じています。

 

ー 昨年度の取り組み ー

 

ドバイ万博2020でのパビリオン展示・Expo Liveプログラム登壇(現地訪問)
ドバイ万博から招聘を受け、11月14日〜20日に現地ドバイを訪問しました。WheeLog!の取り組みは、万博期間中、会場内のパビリオンに常設展示されました。また、11月18日には、WheeLog!の取り組みについてプレゼンテーションやパネルディスカッションをしました。

 

■ 点字ブロックと車いすに関する意見交換会
国土交通省で点字ブロックのあり方について、肢体不自由や視覚障害の関連団体や、大学/企業の有識者も交えた意見交換会が開催され、WheeLogからは「視覚障害者誘導用ブロック及び縁石の段差の車椅子対応についての提案」を提出しました。


■ 新幹線の車いすスペースに国土交通大臣と試乗
東海道新幹線の車いす席を増設した車両の試験運行に、国土交通大臣らと共に代表の織田が参加しました。


■ 横浜市役所の視察
6月に横浜市役所を訪問し、横浜市議を交え、市の職員の方と懇談会を行いました。職員の方と新設された市役所のバリアフリーを確認し、課題と改善案を提案しました。


■ 横浜市会議員への講演
公明党横浜市会議員団の皆さまに、福祉の街づくりについてやWheeLog!の取り組みについて紹介しました。


■ JALオンライン空港体験プログラムの実施
日本航空(JAL)と空港体験プログラムのオンラインイベントを開催。車いすを利用する当事者やその家族の方が参加し、飛行機を利用する際の対応について、職員の皆さまから詳しく説明していただきました。

 

詳しい活動内容につきましては、アニュアルレポートをご覧ください。
 

 

各分野からの声

 

【観光】

元 HIS ユニバーサルツーリズムデスク 薄井 貴之さま

観光とWheeLog!はとても相性が良く、車いすユーザーや歩行困難者が旅行に行きたいと思った時、WheeLog!のアプリには最新のバリアフリー情報がたくさん詰まっていて、当事者の方にとって、外に出かけるきっかけ・後押しになっています。


【交通】

全日本空輸株式会社 (ANA) Universal MaaSプロジェクト 大澤 信陽さま

WheeLog!のバリアフリー情報を私たち交通事業者のサービスと連携させることで、徒歩区間の移動と交通事業者のサービスがシームレスにつながり、車いす利用者をはじめとした皆様による 自律的なドア to ドアの移動が実現できます。

 

【教育】
茨城県立 水戸特別支援学校 校長 宮山 敬子さま

車いすユーザーの子どもが街中を走行し、WheeLog!にログを残すことで、即「社会貢献」になります。また、障害のない子どもも、当事者の視点に立つという経験を、アプリの活用という時代にあった方法で楽しく学べます。


【地域活性】

神奈川県西地区リハビリテーション協議会 作業療法士 初鹿 真樹さま

WheeLog!の街歩きイベントは、障害のあるなしに関わらず参加者同士がつながり、街の人々ともつながれます。地域の魅力・観光資源を発信していく機会になることで、多元的な効果を生み、地域活性化を促せます。

 

 

団体実績

 

|主な制作物

横浜中華街観光バリアフリーマップ(2021)

 

観光庁バリアフリー飲食施設ガイド(2020)

 

神戸市バリアフリーマップ(2020)

 

 

|主な受賞歴

 

◆国内

・Google インパクトチャレンジ (2015) グランプリ
・第 16 回情報科学技術フォーラム (2017) FIT 奨励賞
・東京都オープンデータアプリコンテスト (2018) 入賞・来場者特別賞
・総務省 ICT 地域活性化大賞 (2019) 優秀賞
・観光庁 G20 Tourism Innovation Pitch (2019) 入賞
・国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰 (2020)
・STI for SDGs (2020) 文部科学大臣賞
・日本福祉のまちづくり学会(2021)大会優秀賞(最高賞)
 

◆海外

・Zero Project Award (2018) 
・World Summit Awards Global Congress (2019) Global Champion 
・Google Play Awards (2019) Best Accessibility Experience Winner 
・MIT Solve (2019) Solver Teams 
 Morgridge Family Foundation Community-Driven Innovation Prize 
 GM Prize on Community-Driven Innovation 
・EXPO LIVE 2020 Dubai (2019) 4th cycle finalist
・Healthy Aging Prize for Asian Innovation (2021) Technology & Innovation Second Prize
・iF SOCIAL IMPACT PRIZE (2021)
・Elevate Prize (2021) finalist
 

 

リターンについて

 

●シンプル応援コース

シンプル応援コースA:5,000円

シンプル応援コースB:10,000円

シンプル応援コースC:30,000円

シンプル応援コースD:50,000円

 

●高額支援(スポンサー)コース

高額支援コースA(希望者お名前掲載):100,000円

高額支援コースB(希望者お名前掲載):300,000円

高額支援コースC(希望者お名前掲載):500,000円

高額支援コースD(希望者お名前掲載):1,000,000円

 

●返礼品コース

WheeLog!拡散グッズコース:15,000円

書籍コース(1冊):15,000円

お礼ボイスメッセージ:30,000円

 

●代表トーク・講演コース

織田友理子マンツーマントーク(オンライン30分):50,000円

織田友理子マンツーマントーク(オンライン60分):100,000円

織田友理子講演(オンライン60分):200,000円

織田友理子講演(現地):300,000円

 

上記のリターン以外にも、オンラインイベントなどのリターンも検討しています。

今後追加される可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 


ご留意事項

 

・支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

・リターンにつきましては、プロジェクト達成後は、既にご支援いただいたコースから別のコースに変更することはできませんので、ご了承ください。

 

・本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、こちらから「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

 

・ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。

プロジェクト実行責任者:
織田 友理子(一般社団法人WheeLog)
プロジェクト実施完了日:
2023年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

WheeLog!のアプリの開発費用として、大切に使わせていただきます。(バリアフリーマップ「WheeLog!」アプリの開発費用:440万円/クラウドファンディング手数料:60万円)

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プロフィール

NPO法人ウィーログ代表理事、一般社団法人WheeLog代表理事、NPO法人PADM代表理事。 2002年に難病「遠位型ミオパチー」の診断を受け、2008年にその患者会「PADM」を発足させる。2014年にバリアフリー情報を発信するYouTubeチャンネル「車椅子ウォーカー」を開設。2015年のGoogleインパクトチャレンジでバリアフリーマップのアイデアを発表しグランプリを受賞。2017年にバリアフリーマップ「WheeLog!」アプリをリリースする。”車いすでもあきらめない世界をつくる”をミッションに掲げ活動を展開。国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰、ドバイ万博 Expo Live Global Innovatorなど、国内外で多数のアワードを受賞している。著書『ひとりじゃないから、大丈夫。』(鳳書院)DVD『Walker「私」の道』(ブロックス)

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リターン

5,000+システム利用料


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シンプル応援コースA

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

※返礼品が発生しない分、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

支援者
146人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

10,000+システム利用料


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シンプル応援コースB

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

※返礼品が発生しない分、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

支援者
92人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

15,000+システム利用料


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WheeLog!拡散グッズコース

■拡散グッズ(チラシ/パンフレット/バッジ/ステッカー/クリアファイル)1セット

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
11人
在庫数
9
発送完了予定月
2022年10月

15,000+システム利用料


書籍コース(1冊)

書籍コース(1冊)

■代表 織田友理子の著書「LOVE & SDGs」1冊

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
19人
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年10月

20,000+システム利用料


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アメリカ視察オンライン報告会:9月11日(日)14時〜

■アメリカ視察オンライン報告会へのご招待

報告会では、アメリカのロサンゼルスで博物館や公園などのバリアフリー調査した結果を皆さまにお伝えします。

※開催日時:2022年9月11日(日)14時〜
※詳細なご案内については、クラウドファンディングが終了次第、メールにてご連絡いたします。
(参加できなかった方には録画映像を共有します。)

■代表織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
6人
在庫数
19
発送完了予定月
2022年9月

20,000+システム利用料


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アメリカ視察オンライン報告会:9月11日(日)20時〜

■アメリカ視察オンライン報告会へのご招待

報告会では、アメリカのロサンゼルスで博物館や公園などのバリアフリー調査した結果を皆さまにお伝えします。

※開催日時:2022年9月11日(日)20時〜
※詳細なご案内については、クラウドファンディングが終了次第、メールにてご連絡いたします。
(参加できなかった方には録画映像を共有します。)

■代表織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
3人
在庫数
22
発送完了予定月
2022年9月

30,000+システム利用料


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シンプル応援コースC

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

※返礼品が発生しない分、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

30,000+システム利用料


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お礼ボイスメッセージ

■代表 織田友理子からお礼のボイスメッセージ

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
3人
在庫数
27
発送完了予定月
2022年10月

50,000+システム利用料


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シンプル応援コースD

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

※返礼品が発生しない分、いただくご支援をできるだけ多くプロジェクト実施のために活用させていただきます。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

50,000+システム利用料


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織田友理子マンツーマントーク(オンライン30分)

■代表 織田友理子とのマンツーマントーク
・オンライン会議ツールZoomを使用
・実施期間:2022年10月〜12月
・時間帯:平日/休日の午後〜夜
・詳細は9月下旬までにご連絡します

▽こんなお話待ってます!
「車いすでここに行けますか?」
「行って良かった海外は?」
「おすすめの福祉グッズは?」

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
3人
在庫数
2
発送完了予定月
2022年9月

100,000+システム利用料


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織田友理子マンツーマントーク(オンライン60分)

■代表 織田友理子とのマンツーマントーク
・オンライン会議ツールZoomを使用
・実施期間:2022年10月〜12月
・時間帯:平日/休日の午後〜夜
・詳細は9月下旬までにご連絡します

▽こんなお話待ってます!
「車いすでここに行けますか?」
「行って良かった海外は?」
「おすすめの福祉グッズは?」

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
1人
在庫数
4
発送完了予定月
2022年9月

100,000+システム利用料


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高額支援コースA(希望者お名前掲載)

■クラファン報告にお名前掲載(希望される場合)

■ブロンズスポンサーとして法人名掲載(法人さま限定)

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
10人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

200,000+システム利用料


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織田友理子講演(オンライン60分)

■代表 織田友理子のオンライン講演
・オンライン会議ツールZoomを使用
・実施期間:2022年10月〜翌3月
・詳細は9月下旬までにご連絡します

▽講演テーマ(例)
・​今を生ききる 障害・難病と共に
・車いすでもあきらめない世界をつくる

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
0人
在庫数
3
発送完了予定月
2022年9月

300,000+システム利用料


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高額支援コースB(希望者お名前掲載)

■クラファン報告にお名前掲載(希望される場合)

■ブロンズスポンサーとして法人名掲載(法人さま限定)
 ※詳細はメールにてご連絡いたします

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

300,000+システム利用料


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織田友理子講演(現地)

■代表 織田友理子のオンライン講演
・実施期間:2022年10月〜翌3月
・詳細は9月下旬までにご連絡します

▽講演テーマ(例)
​・今を生ききる 障害・難病と共に
・車いすでもあきらめない世界をつくる

※別途、旅費交通費をご負担ください(介助者1名分含む)。関東圏は日帰り、それ以外は2泊3日となる予定です。詳細はご相談ください。

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
1人
在庫数
1
発送完了予定月
2022年9月

500,000+システム利用料


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高額支援コースC(希望者お名前掲載)

■クラファン報告にお名前掲載(希望される場合)

■ブロンズスポンサーとして法人名掲載(法人さま限定)
 ※詳細はメールにてご連絡いたします

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

1,000,000+システム利用料


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高額支援コースD(希望者お名前掲載)

■クラファン報告にお名前掲載(希望される場合)

■シルバースポンサーとして法人名掲載(法人さま限定)
 ※詳細はメールにてご連絡いたします

■代表 織田友理子からお礼のメールをお送りします

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

プロフィール

NPO法人ウィーログ代表理事、一般社団法人WheeLog代表理事、NPO法人PADM代表理事。 2002年に難病「遠位型ミオパチー」の診断を受け、2008年にその患者会「PADM」を発足させる。2014年にバリアフリー情報を発信するYouTubeチャンネル「車椅子ウォーカー」を開設。2015年のGoogleインパクトチャレンジでバリアフリーマップのアイデアを発表しグランプリを受賞。2017年にバリアフリーマップ「WheeLog!」アプリをリリースする。”車いすでもあきらめない世界をつくる”をミッションに掲げ活動を展開。国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰、ドバイ万博 Expo Live Global Innovatorなど、国内外で多数のアワードを受賞している。著書『ひとりじゃないから、大丈夫。』(鳳書院)DVD『Walker「私」の道』(ブロックス)

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