支援総額
目標金額 1,250,000円
- 支援者
- 264人
- 募集終了日
- 2020年12月21日
【次世代に引き継がれる本拠地】保護動物に安心安全な棲家を購入したい
#子ども・教育
- 現在
- 36,990,000円
- 支援者
- 2,108人
- 残り
- 10日
50年の伝統を未来へ。フランス風郷土料理『﨔』復活プロジェクト
#地域文化
- 現在
- 1,070,000円
- 支援者
- 50人
- 残り
- 23日
“鉄道を撮る、鉄道に乗る”を楽しむ活動で鉄道会社を応援したい!
#観光
- 総計
- 41人
新たな循環を生みだす泊まれるセレクトショップを京都亀岡につくりたい
#地域文化
- 現在
- 2,594,000円
- 支援者
- 119人
- 残り
- 12日
世界遺産の島で「五島焼」を復活させ、陶芸工房をつくる
#地域文化
- 現在
- 2,518,000円
- 支援者
- 135人
- 残り
- 21日
松江市で「旅人」と「地元」をつなぐゲストハウスをつくる!
#地域文化
- 現在
- 1,715,000円
- 支援者
- 198人
- 残り
- 10日
宿の聖地・小田原で作家応援ゲストハウスを始めたい!
#地域文化
- 現在
- 820,000円
- 支援者
- 40人
- 残り
- 26日
プロジェクト本文
終了報告を読む
目標達成のお礼とネクストゴールについて
皆さまからのご支援のお陰さまで、ファーストゴールを到達することができました!本当にありがとうございます。
プロジェクト掲載と同時に多くの方から応援や励ましの連絡を頂きました。また持病をお持ちの方やその友人家族からの連絡をいただき、コミュニティ作りの夢の実現へ前進できていることを、感じることが出来ました。ひとりでも多くの方に今回のプロジェクト活動を知ってもらえることを願っています。
このプロジェクトは、2020年12月21日(月)23時までとなりますので、次の目標となるネクストゴールを400万円と設定し、最後まで挑戦を続けさせていただきます。
ネクストゴールでいただいたご支援金ですが、300万円を達成できるとブルーベリーの苗木300本の購入が可能となります。また、400万円を達成できると、障がいのある方も利用できるバリアフリーのトイレをブルーベリー農園に設置することができます!*ネクストゴールを達成しない場合であっても、規模を縮小してプロジェクトを実施いたします。
観光農園としても仕事場としてもトイレの設置は不可欠です。なおかつバリアフリートイレの安心感は常日頃から私自身感じています。一人でも多くの方に喜んでいただけるブルーベリー農園の実現のため、引き続き頑張りますので、今後とも、変わらぬご支援をよろしくお願い致します。
2020.11.16 後藤大尭
元公務員が人生をかけた一大プロジェクトに挑戦します!
ページをご覧いただきありがとうございます。北海道で農業の研修生をしている後藤大尭(ごとうひろあき)といいます。
現在、29歳で、昨年までは北海道庁の職員をしていました。今はある夢に向け、農家にて修行をしています。
実は公務員を退職したきっかけは、クローン病という病気の症状が悪化したことでした。
最近では、安倍元首相が罹患されている「潰瘍性大腸炎」などもメディアでは話題になりましたが、「クローン病」はそれよりも広い範囲の大腸や小腸に異変の起きる病気です。
上司や同僚との思い出が詰まった公務員生活に区切りをつけることは辛かったですが、難病と向き合い、自分に合った生き方を考えた先に「農家」という生き方と出会うことができました。
今では、友人と江別市に人が集い、笑顔になれる「ブルーベリー農園」の実現を夢に、日々修行しています。
今回のクラウドファンディングでは、来年からスタートさせるブルーベリー栽培のための苗を購入する挑戦をしますが、30才という節目の年齢を目前にした今、人生をかけた一大プロジェクトとしてなんとしても実現させたいと思います!
大学生の頃、「クローン病」であることを告げられました
ものづくりが好きだった私は、生まれ育った道内にある工業大学へと進学。ある時までは、学生らしいキャンパスライフを送っていました。
就職活動も終え、企業から内定もいただいていた大学4年生の時のこと。一週間、高熱が出たため、地元の病院を受診しました。その時は、咳も鼻水もなかったため、風邪ではないと思っていました。
大学1年の時にも同じように一週間の高熱を経験していたのですが、その時は潰瘍からくる熱だったため、即手術入院をしましたし、また同じ症状かなという軽い気持ちでした。
ですが、地元の医師からの勧めで札幌市内の大学病院を受診すると、「クローン病」という国が難病として指定している病名を告げられたのです。
クローン病は様々な原因が推測されてはいるものの、はっきりとした原因がわかっていないのが現状です(クローン病についての詳細は難病情報センターのこちらのページでご確認ください)。
食事を気をつけたり、薬を飲んだりと、いろいろな対処は多少なりともできるものの、自分の体と「うまく付き合っていかなければならない」というのがベストな表現かもしれません。
私の場合、腹痛や発熱が主な症状でひどい時はほぼ1日まったく動けなくなります。発熱については基本的には夜が多いです。疲れた日などはほとんど発熱しています。
卒業後、内定をいただいていた建設会社へと就職した私ですが、現場監督の仕事をしていた私は、過酷な職場で働き続けることに徐々に不安を覚え始めました。
クローン病を抱えながらの勤務となるため、「いつ腹痛がおきるかわからない」「トイレが近くにないと困る」などといった自身への心配事があるのはもちろん、自分が体調をくずしたときに現場スタッフに穴をあけてしまうことになり、職場のひとに迷惑をかけざるを得ないことに対する申し訳なさもありました。
1年半後、そんな気持ちに我慢ができなくなり退職。そして、私は公務員という生き方を選びました。
公務員は「しっかりと休みがとれて、しっかりとした福利厚生を得られる」という理由で選択しましたが、入ってみて公務員の仕事の大変さを身をもって知りました。
私が勤めていた建設部ではインフラ整備や保守といった作業が主な仕事で、何か災害がおきれば残業や休日返上で働かなければなりません。
ですので、忙しさは依然と変わらず、むしろ体調は悪化していく一方。
公務員としての仕事はやりがいがありましたし、上司や同僚にも恵まれ、病気を考慮して負担の少ない部署への異動の打診もしていただきましたが、公務員4年目となたった頃には、この先ずっと公務員をしている自分がイメージできなくなっていきました。
幸いなことに、同期の中でもかなり手厚く色々な経験をさせていただいたので、公務員人生に心残りはありませんでした。周りの人たちにかなりよくしていただいていたので、退職の報告が辛かったですが、思い出と感謝の気持ちを旨に、退職を決意しました。
「農業をやってみる?」
私を救ったのは友人からの一言でした
この先、どうやって家族を養っていこうか。
途方にくれていたそんなある日、農家をやっている友人が「農業という選択はどうだろうか」「フルーツの観光農園をいつかやってみたいんだ」と話を持ちかけてくれました。
彼とは中学校からの付き合いで、私以上に病気の状態について、いつも心配してくれていました。
当初は農業へ転職という選択肢は全くありませんでしたが、自分が経験してきた「理系で物作りが大好き」という点を、農業に応用して活かすことが可能ではないかと前向きに考えるようになりました。
また、父親になってから家族と一緒にいたい、毎日成長していく子供の姿を見ていたいと思うようになったので、自分が求める家族との時間を確保できる生活スタイルを可能にするのは農業ではないのかと思うようになり、農業への挑戦を決意しました。
そして、「農業の経験をなるべく必要としない」、「大型機械などを必要としない」といった条件を精査していった結果、たどりついたのが「ブルーベリー栽培」という選択肢でした。
実は、ブルーベリーの木は、手間をほとんどかけることなく、どんどん果実がなっていくので、調べてみると私一人で管理できる果物であることが分かりました。
また、友人と一緒に愛知県岡崎市にあるブルーベリー農園を訪れ、そこで食べたブルーベリーの美味しさに衝撃を受けたこともブルーベリーを育てる決め手になりました。
今まで食べていたブルーベリーはいったいなんだったのだろうかと衝撃を受けるほどの甘くてブドウのようなブルーベリーを作られていたので、北海道でもこの味でたくさんの人に笑顔を届けたい!と思うようになったのです。
ブルーベリー農園は江別市にある友人所有の農地を借りて2022年7月にオープンする予定で、着々と準備を勧めていますが、まずは、2000平方メートルの土地で育てるブルーベリーの苗の購入が必要なため、クラウドファンディングに挑戦することにしました!(苗木は5月に植える予定です。)
※目標金額内訳 ブルーベリーの苗木、READYFOR手数料
単に、ブルーベリーの栽培をするのではなく、ブルベリー農園を目指したのには理由があります。ブルーベリーを市場に出すということは流通時間を考慮して採取するため、完熟となる前に出荷されます。
でも、どんな作物も現地で食すということが最大の魅力だと考えているので、是非それを家族や友人たちとシェアできる場にしていただければと思います。
難病になっても病気の影に隠れず
新しい挑戦をしていい!と発信したいです
私は昨年の6月からは農家さんの元で研修生活(2年間)を送っています。研修先は米農家でありながら、5年ほど前からイチゴの栽培を行っている農家です。
約60ha(東京ドーム約15個分)にもなるお米の面積の田植え(5月)や稲刈り(10月)時期は朝から晩まで気を抜けない日々(10日間)が続きます。
農作業未経験の私にとってこの期間は心が折れそうなほど心も体も満身創痍になりますが、毎日太陽の下で身体を動かすことができる農業はとても気持ちが良いです。
病気の数値についても落ち着いており、ここ数年では一番落ち着いていました。体調的にもやりがい的にも農業はあっていると感じました。
公務員の退職を考えだした頃、まだまだ続く人生についてたくさんのことを考えました。難病と向き合いながら家族を養うという大きな不安と向き合わざるをえませんでしたが、今ではやりたいことを見つけ、病気を理解しようとしてくれる人たちに支えられながら生きているのは本当に恵まれていると思います。
ですが、クローン病は罹患者数の少ない大変珍しい病気であるため、周りに同じ病気を抱えている人があまり見当たらず、気持ちを共感したり、情報共有するネットワークがあまりないのが現実です。
今回のプロジェクトを実現し私の生き方を発信をすることで、難病と向き合う孤独な戦いを少しでも楽にしてほしいと考えています。このプロジェクトをとおし、病気を理由にネガティブになり社会と距離をとる人たちが少なくなれば嬉しいです。
最後に
クローン病と診断されたとき、両親や当時彼女だった現在の妻が精神面や食事面でサポートをしてくれました。私の体調不良という個人的な理由で職場を退職するとき、職場のひとたちは快く送り出してくれました。
そして、人生に不安を抱いていたとき、友人が人生の転機となるきっかけをくれました。どこの誰だかわからない未経験の私を受け入れてくれた、現在の修行先もあります。
もしかすると、遊びほうけても良かったかもしれない20代。私は、クローン病のおかげでたくさんたくさん自分の人生と周りの人の人生について考えさせてもらうことができました。
30代からはそんな辛かった20代の経験を活かして生きていきたいと思います。
これまで出会ったたくさんの方に全力で恩返しできるよう、がんばりますので、新しい夢への挑戦に皆様からのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
※本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関する条件の詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。
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プロフィール
観光農園経営を目指して修行中!クローン病を治すために公務員を退職し目指した職業は農業。農業王国北海道でクローン病が挑戦します!
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リターン
5,000円
サンクスメール+新タマ新ジャガ5kg
■感謝の気持ちを込めたお礼メールを送らせていただきます。農園の情報や近況報告もメールにてお送りします。
■幻の玉葱「札幌黄」とじゃがいもを合わせた5kgをお届けします。秋の収穫後に発送します。
- 申込数
- 51
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
10,000円
サンクスメール+新タマ新ジャガ10kg+乾燥玉葱2個
■感謝の気持ちを込めたお礼メールを送らせていただきます。農園の情報や近況報告もメールにてお送りします。
■幻の玉葱「札幌黄」とじゃがいもを合わせた10kgをお届けします。秋の収穫後に発送します。
■乾燥玉葱2個をお届けします。こちらは幻の玉葱「札幌黄」を乾燥させた商品です。
スープや漬物、サラダ、ピザの材料としてお楽しみいただけます。
- 申込数
- 9
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年11月
5,000円
サンクスメール+新タマ新ジャガ5kg
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- 申込数
- 51
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10,000円
サンクスメール+新タマ新ジャガ10kg+乾燥玉葱2個
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■幻の玉葱「札幌黄」とじゃがいもを合わせた10kgをお届けします。秋の収穫後に発送します。
■乾燥玉葱2個をお届けします。こちらは幻の玉葱「札幌黄」を乾燥させた商品です。
スープや漬物、サラダ、ピザの材料としてお楽しみいただけます。
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