プロジェクト概要

「エッチャホー、エッチャホー」

 

この掛け声で始まる

黒石よされ。

 

「阿波踊り」と「郡上踊り」と並ぶ

「日本三大流し踊り」の一つです。

 

2018年8月15日・16日

雀に稲穂の浴衣を身にまとった

約4,000人の踊り子が、

市内の中心商店街を流し踊りにて踊り歩く。

 

時折、円を描く廻り踊りでは、

観客を巻き込んでの

乱舞を繰り広げます。

 

 

 

1日に約2,000人の老若男女が乱舞する。市民に愛され、受け継がれてきた「黒石よされ」

 

はじめまして!黒石よされ実行委員会です。私たちは、黒石よされの企画・運営に加え、演奏者の育成、小学校・中学校へのよされの講師派遣などの普及活動も行なっています。

 

よされ踊りは、山岳宗教が盛んであった約600年前、盆踊りの時の男女の恋の掛け合い唄が起源だとされています。

 

よされの語源は、定説はありませんが、

・豊作で楽しいときには「仕事をよして楽しく踊りなされ」から、

「よして」と「なされ」を短く言って「よされ」

・凶作で苦しいときには「このような世の中は早く去れ」から

「世」と「去れ」を短く言って「よされ」

と言われています。

 

黒石よされの踊りは「黒石よされ」、「黒石甚句」、「黒石じょんから」、「津軽甚句(ドダレバチ)」の4曲で構成されています。中でも流し踊りの「黒石よされ」は、雀に稲穂の浴衣を纏った踊り子たちが、風で揺れる稲穂やそれに群がる雀を追い払う仕草を表現した踊り、時折はいる「エッチャホー、エッチャホー」のかけ声が特徴的です。

 

 

そして、天明の頃(約200年前)、境形右衛門(さかいぎょうえもん)という家老が付近の農村から城下町に人を集める商工振興対策としてこの黒石よされに力を入れたことをきっかけに盛んになって行きました。

 

幕末の頃に書かれた『分銅組若者日記』には「つつみ・太鼓・三味線その数知れず」と記されており、その盛況さがうかがわれます。

 

その歴史を受け継いできた「黒石よされ」は、市街地を中心に期間中約4,000人の踊り子たちが流し踊りや廻り踊りを繰り広げております。

 

よされ踊りの振り付けは簡単で、老若男女誰でも楽しむことができるので、市内の学校行事(運動会)や各地域の行事等で踊られており、ほとんどの市民が踊ることができるほど、愛されています。

 

▼黒石よされ 流し踊り/廻り踊り 青森県黒石市 東京での披露したときの様子

 

 

「黒石よされ」を繋いでいくために、新たな取り組みを。

 

そんなよされ踊りですが、近年地域の高齢化や人口の減少に伴い、踊り子や演奏者、スタッフが減少をしています。このままでは、地元に愛され、受け継いできたこの伝統が途切れてしまいます。

 

のどかな田園風景が広がる黒石市(黒石観光りんご園より撮影)

 

地の人と風の人が一緒になって「人から人へと思いを受け継ぐ大切さ」、そして「そこでのつながりを後世につないでいく」このことを大切にしてきた黒石よされ。

 

毎年、約80,000人の人が来場するこのお祭りを、盛り上げていくためには、もっと多くの人たちにまずは知ってもらうこと、そして、この地で一緒に踊り、楽しむことが必要だと考えています。

 

そこで今回、黒石市の「こみせ通り」にある商家の2階に桟敷席(さじきせき)を設けて、新たな黒石よされの楽しみ方をより多くの方に提案したいと考えています。

 

こみせ通りとは、黒石市にある約200mの木造アーケードです。この一角にある商家のお座敷に初の桟敷席を設けます。ここは開放的な作りになっており、2,000人の踊り手が踊る姿を食事や飲み物を楽しみながらゆったりとご覧いただくことができます。

 

よされ祭りは、来場者数も多いため、もっとゆっくり見たいという方の声や、地元密着型のお祭りなので、参加したいけど県外からは参加の仕方がわからないという声もいただいております。

 

今回、そのような人たちがこのお祭りに訪れるきっかけをつくるために、この取り組みに挑戦します。

 

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「黒石よされ」詳細

 

日程:8月15日(水)・16日(木)

開催場所:黒石市役所駐車場(メイン会場)

 

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<タイムスケジュール>

■15日

13:30~17:30 黒石よされ津軽民謡組踊り競演(①メイン会場・②津軽こみせ駅(中町))

18:30~18:40 夜かぐら(メイン会場)

18:40~19:00 開会式(~出発宣言)

19:00~21:00 黒石よされ流し踊り(黒石市役所周辺商店街)

21:00~21:45 おどりはだり(メイン会場)

 

■16日

11:00~17:00  黒石よされロックふぇす2018(津軽こみせ駅)

13:00~16:00 黒石よされ組踊り大賞(津軽伝承工芸館)

13:00~16:00 歌って踊ろう♪みんなでよされ(メイン会場)

18:40~18:50 夜かぐら

18:50~19:00 出発式

19:00~21:00 黒石よされ流し踊り(黒石市役所周辺商店街)

21:00~21:45 おどりはだり

 

<イベント・コンテンツ>

・露店(メイン会場)黒石のおいしいグルメが大集合します!

・盆栽展(黒石市産業会館)

・黒石よされまつり弓道大会(黒石弓道場)

・黒石美術会会員展(彩光堂(上町))

・こみせ三味線(津軽こみせ駅)

・大川原の火流し(大川原地区)

・浅瀬石川灯籠流し(浅瀬石川イベント広場)

・ふるさと元気まつり2018(浅瀬石川千歳橋下流河川敷)

・よされ囲碁大会(前町囲碁センター)

・黒石よされ廻り踊り(駅前広場)

 

<お祭りのおすすめの楽しみ方!>

■アクティブな方には…

踊りへの飛び入り大歓迎!4曲ありますが、それぞれ見よう見まねでマスターできる簡単な踊りなので、踊り子と一緒に踊ったり、黒石よされを全身で楽しんでください!特にカメラマンに人気のスポット、江戸時代からの建造物が残る「こみせ通り」で踊ればモデル気分に…!?

 

 

■ゆっくりしたい方には…

メイン会場の露店では、おでんや黒石名物「黒石やきそば」を販売しています。おいしい地元グルメを堪能しながらゆっくりと踊りをご覧ください!
 

青荷温泉。お祭りのあと、ゆっくりと体を休めてください

 

黒石の小嵐山「中野もみじ山」。こんな絶景を見ることもできます!

 

 

この伝統を受け継いでいくことで、人と地域を繋げて行きたい。

 

お祭りを維持するということは、観光客を呼び込んだり、伝統をつないでいくということだけではないと思います。地域との繋がりを強くしたり、一度離れた若者が戻ってくるきっかけを作ったり、お年寄りの孤立を防いだり、その地に生まれ、暮らす人たちの心に寄り添い続けるものではないでしょうか?

 

今、私たちと同じように高齢化や人口の減少によって、地域のお祭りが消えていっている悲しい現状があります。

 

私たちは、「黒石よされ」を守り繋いで行くことが、この地域と人を繋げていくことだと信じ、これからも活動していきます。

 

私たちの挑戦に、どうか力を貸してください。皆さまの応援・ご支援をお願いいたします。

 

左が実行委員会の新岡実行委員長、右が石澤副実行委員長。
みなさまのお越しをお待ちしております!

 


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