皆様こんにちは!

 

 前回は慢性栄養不良の深刻性についてご紹介しましたが、今回はその栄養改善への取り組みが世界的にも最近注目され始めたということ、そして、ザンビアの慢性栄養不良の状況についてご紹介いたします。

 

 専門家の間では慢性栄養不良の深刻性はすでに認識されていましたが、それが世界的に世界銀行のレポートや医学雑誌によって広まったのは最近のことです。2010年にやっと国連やNGOを中心としたScaling Up Nutrition (SUN)をはじめとする栄養改善への運動が始まり、2012年のG8会議においてもこの重要課題に取り組むことが強調されました。しかしながら、2011年の世界開発援助が栄養関連施策に割いた額は、全体の0.4%にとどまっています(AFF)。

 

 特に慢性栄養不良の問題が深刻な地域はサハラ以南のアフリカと言われています。サハラ以南のアフリカでは、低身長の割合が38%と、途上国全体の平均32%を上回っています。そしてその中でも、ザンビアは栄養状態の悪い国で、5歳未満児の約半数が慢性栄養不良に陥っているといわれています(AFF)。慢性栄養不良は死につながる病気を引き起こす原因でもあり、この状況を放っておく時間はありません。

 

 今、こうして皆様も支えてくださっているこのザンビアでの栄養教育のプロジェクトを成功させることは、1つの草の根の運動として重要であるということを再認識しています。

 

 

ザンビア栄養啓蒙プロジェクト・小野里

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