皆様こんにちは!

今回は、私たちが慢性栄養不良の解決策の1つとして注目している、「スピルリナ」という藻についてより詳しくご紹介したいと思います。

 

スピルリナとは、アフリカを中心に自生する藻であり、人が生きていく上で必要となる、ビタミン、ミネラル、アミノ酸をバランスよく含んでいます。これらの3つの栄養素は互いに助け合って機能する為、これらを一度に摂取出来るスピルリナは、非常に効率の良い栄養食材といえるのです。

 

(スピルリナは螺旋状 写真:アライアンス・フォーラム財団)

 

(粉末状にしたスピルリナ)

 

 

私たちのプロジェクトにご協力頂いている、アライアンス・フォーラム財団様は、このスピルリナを用い、実際にザンビアで慢性栄養不良の改善の為のプロジェクトを行っています。

 

そのプロジェクトではまず、現地の方々の慢性栄養不良の改善のためにスピルリナがどれだけ効果があるのかを調べる為に、現地の子ども達を対象に効果測定が行われました。

 


グラフは、スピルリナを投与した子どもと投与しなかった子どものHight for Age Z scoreの違いと示したものです。HAZとは、年齢に対する身長を表すもので、WHOが子どもの発育不全を測る際の国際的な指標となっています。グラフから分かるように、スピルリナを投与した子どもは、投与しなかった子どもに比べて優位な身長の伸びが確認出来ました。

 

(赤:スピルリナ投与 青:スピルリナ未投与、出典:アライアンス・フォーラム財団)

 

 

 

プロジェクトでは最終的に、現地の工場で現地の人々を雇う形で製造されたスピルリナを、現地の店舗にて販売する事で、現地の方々が購入するという、地産地消の形を目指しています。

 

 

しかし、スピルリナという現地の方々にはあまり馴染みのない食材を、現地の人々の食生活に取り込んでもらうというのは、決して容易な事ではありません。スピルリナがもつ独特のにおいや色もそうですが、スピルリナがどれだけ栄養摂取に効果的かという点を現地の方々に理解してもらう必要があるのです。

 

 

そのためにはやはり、「栄養教育」が重要だと考えています。身体のそれぞれの臓器の仕組みから、如何にして食べ物から身体が栄養を摂取しているのかなど、基本的な栄養知識を知らない人々が本当に多いそうです。現地の人々が少しでも栄養知識をもつきっかけになればと、私たちはザンビア栄養啓蒙プロジェクトを開始しました。今回行おうとしているセミナーは、現地の子ども達に栄養知識を定着させるための良い機会になるのではないかと考えています。

 

 

私たちが現地の方々に与えられる影響は少しかもしれませんが、少しでも現地の人々の栄養への意識と食生活に変化を生み出す事が出来る事を信じています。

 


もうすぐでファンディング開始から1ヶ月経ちます。引き続き応援のほど、何卒よろしくお願い致します!

 

 

ザンビア栄養啓蒙プロジェクト

伊藤

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