犬派か猫派かと訊ねられると

迷わず「猫派」と答えていました。

 

犬も猫も大好きだけど

どちらかといえば猫の方が好きだったので・・・

 

でもこの子と出会って変わりました。

ロナです。

 

保護された時点で既に大きな子犬でした。

大きな体のくせに怖がりで

ちょっと物音が鳴るだけでビクビクするし

自分より小さな子犬にもイジメられる

なんとも情けない子でした。

 

とても怖がりなので私の側から離れません。

ちょっとでも離れると不安そうに鼻を鳴らします。

もうこの時点でハートは鷲掴みです。

 

私の座椅子がロナの定位置でした。

私が座ると隙間がないほど体を寄せてきます。

 

猫にも時々いじめられてました。

その度に私のところへ助けを求める

なんとも可愛い子でした。

 

毎週譲渡会に参加はしていましたが

なかなかお声がかかりません。

お声がかかっても、人見知りの子供のように

私の後ろに隠れて一つも愛想をしないので

選んでもらえませんでした。

 

誰にも選んでもらえないことに

内心ホッとしていました。

私しかダメなこの子を

他の家に渡すなんて考えられませんでした。

 

それでも赤い糸はあるんですよね。

 

この子がいい

愛想なしでも

なつくのに時間がかかってもいい

と言う家族が現れてしまったのです。

 

喜ばしいことです。

一生懸命喜ぼうとしました。

喜ぶフリをしました。

でも不安しかありません。

 

私から離れてこの子は大丈夫かな?

私しかダメなのに大丈夫かな?

頭の中はそればかりです。

 

いざトライアルの日

ボランティア仲間と一緒に

里親さんのところへ連れていきました。

誓約書の内容を読み上げて

注意事項を説明して・・・

ロナは真新しいゲージの中で不安そうに私を見てます。

言葉に詰まってしゃべられなくなったので

後の説明をボランティア仲間にバトンタッチしました。

一言でも発したら、涙が溢れそうだったので

グッと堪えました。

最後の「よろしくお願いします」すら言えませんでした。

私が帰ろうとするとロナが

「置いていくの?」って顔して見てます

「ボクを捨てるの?」って言われてるような気がして

里親さんの家から出た途端 泣き崩れました。

 

ロナと別れてからもロナのことが頭から離れません。

寂しがって泣いてるんじゃないか

私のことを恨んでるんじゃないか

里親さんから正式譲渡の連絡をいただいて

「少しずつ慣れてきました」と

近況報告をいただいたけど それでも心配で心配で・・・

 

とうとうストーカーのように

家を覗き見に行ってしまいました。

 

縁側にいたロナは 番犬のように勇ましく私に吠えましたが、

私が小さく「ロナ」と声をかけると

すぐに気がつき、鼻を鳴らして尻尾を降って

全身で喜びを表現しました。

このまま連れて帰ろうか・・・なんて

邪な気持ちになりました。

 

でも、ロナはもう私のロナではありませんでした。

外に出てきた里親さんに甘えた声を出したのです。

 

失恋と似た感情になりました。

私だけのロナだったのに・・・って。

それと同時に安心しました。

 

・・・で、またその帰り道

車を運転しながら号泣です。

 

 

今、犬派か猫派か訊かれると

「両方」と答えます。

どちらかになんて決められません。

犬猫に関係なく

愛しいものは愛しいのです。

 

 

ほごっこCAFEでは

里親さんと親バカ話を共有したいです。

その子の愛しさや可愛さを

同じ視点で語らせてください。

その子の成長を一緒に喜ばせてください。

それが煩わしいと思う人は

申し訳ないけど、お断りさせていただきたいと思います。

いつまでも見守りたい親心を

ご理解ください。

 

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