
寄付総額
目標金額 480,000円
- 寄付者
- 44人
- 募集終了日
- 2021年9月2日

【緊急】養老牧場の移転の為のご支援をお願い致します

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- 6,626,000円
- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 3,451,000円
- 寄付者
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- 残り
- 35日

弘法大師空海が祈った北斗七星巡礼地、星塚参道整備へご支援を|観心寺
#観光
- 現在
- 13,020,000円
- 支援者
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- 残り
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令和6年豪雨で倒壊した山形県酒田市 御瀧神社|修繕と復興にご支援を
#地域文化
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戦争を二度と繰り返さない|沖縄戦から平和を考える演劇にご支援を

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- 現在
- 2,031,000円
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- 110人
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緊急支援|ロサンゼルス山火事被害へのご支援を

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- 現在
- 1,049,000円
- 寄付者
- 173人
- 残り
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緊急支援|中国チベット自治区の地震被害へのご支援を

#国際協力
- 現在
- 1,086,000円
- 寄付者
- 150人
- 残り
- 5日
プロジェクト本文
終了報告を読む
お忙しい中、このページを見ていただき、ありがとうございます。
私たちは、『SmiRing』という名前で活動している法政大学国際高等学校のプロジェクトグループです。
『SmiRing』とは「Smile(笑顔)」と「Ring(輪)」を繋げた造語になっています。
『SmiRing』には
①Smile: カンボジアの人々と支援者の皆さまを笑顔にする
②Ring: カンボジアの人々と支援者の皆さま、そしてプロジェクトメンバーとの輪を広げる
という想いが込められています。
今回、フィルターを送る場所はカンボジアのサンブール地区にある村です。
カンボジア、サンブール地区1)
首都プノンペンからは車で約9時間の場所にあります。
この村では、池に子供やお父さんが水を汲みに行きます。
村にある池の水を汲んでいる子供たち
日本では安全な水が当たり前のように蛇口から出てきますが、カンボジアの人々は生活用水として池の濁った水をや雨水使っています。
多くは煮沸してから使用しますが、時にはこの水で手を洗ったり食器を洗うこともあります。
水瓶の中の様子
そのため、彼らは病気にかかることもあり、それは大きな問題となっています。
私たちは、一人でも多くのカンボジアの人々の生活が良くなってほしい、自分たちにできることがあるのに、それをやらずに終わりたくないという想いを持ってこのプロジェクトを立ち上げました。
ーカンボジアの現状
カンボジアの農村部では、約50%(585万人)の人々が清潔な水を飲むことができていません。(2016年時点)2)
そして、彼らは池の水を飲める水にするために、火を起こし、煮沸し、長い時間をかけてこれらの作業を行なっています。
一度にたくさんの量の水を煮沸することができないので、これは、とても時間と労力がかかります。
薪を焚いて水を煮沸している様子
薪を焚き、煮沸するのを主に女性が担当し、男性や子供たちが火を起こすための木を探しに行きます。
しかし、使用した食器や衣類は綺麗にしていない池の水で洗っているのが現状で、これらは死に関わる病気の要因にもなりかねません。
実際に、サンプール地区で50世帯を対象にしたアンケートでは、1年間で下痢に関わる病気になる人の割合は約51%もいるそうです。
カンボジアでは5歳未満の死亡率が高く、子供の20%が下痢で命を落としています。3)
また、お腹を壊して学校を欠席する子供も多くいます。4)
そして現地の人々は、煮沸した池の水とは別に、直接口にする飲料用の飲水として、約40L(2$程度)の水を毎日購入しています。
また、新型コロナウイルスにより手を洗う人は90%に増えたものの、池の水を使うため手を綺麗にすることはできません。
このように、池の水を煮沸するために必要な時間や労力の確保、飲料水の購入による経済的負担など、カンボジアでは様々な面で水に関する問題が発生しています。
ーなぜ水問題なのか
カンボジアでは多くの人々が安全な水を飲むことができていません。不衛生な水によって下痢になり、幼い命が奪われてしまうこともあります。
また、安全な水が十分にないため、特に農村部では衛生的なトイレを利用することはできません。
こうしたカンボジアの水問題は都市部と農村部では大きな格差があります。都市部では衛生的な水を確保できるのにも関わらず、農村部では経済的な理由などもあり十分に確保できず、命を落としてしまう人々もいます。
このようにカンボジアの人々の生活に根ざした水問題だからこそ、私たちは解決しなければならない問題だと考えています。
カンボジアの水問題を少しでもなくすことができたら、病気になる人々、さらに、命を落としてしまう人々を多く救うことができるのです。
また、カンボジアでの都市部と農村部での格差は縮めることができ、人々はより健康や安全を平等に確保することができるのです。
ー水問題を解決するために
もっとカンボジアの人々が安全な水にアクセスしやすくなるように、
そして、カンボジアの人々の負担を減らすために、私たちは浄水フィルターの設置を決めました。
今回は「Sawyer フィルター」5)という浄水フィルターを使用します。
この浄水フィルターには…
①使いやすい
→メンテナンスが簡単、持ち運び可能
②安い(コストパフォーマンスがいい)
→一度購入すれば、約10年間利用可能(日本円で1個約3000円)
③煮沸よりも水を綺麗にできる
→0.1ミクロンの膜を使ったフィルターで、バクテリアなどの微生物や細菌も取り除く
という利点があります。
ープロジェクト成功後のビジョン
①きれいな水へのアクセスが良くなる
→安全な水で健康を守ることができる
②経済的負担がなくなる
→飲料水を買うためのコストがなくなる
③時間を有効的に使うことができる
→子どもは勉強する時間が増やすことができる
仕事や家事に時間をより費やすことができる
ーなぜ浄水フィルターなのか
煮沸よりもきれいにでき、管理も簡単で長く使えるもの、
そして私たち高校生が今すぐできる方法を考えたときに、浄水フィルターが最適だからです。
例えば水道を通すとしたら、それには時間とお金がたくさんかかり、すぐに使えない上にカンボジアの人々にも生活にも支障も出ます。
そしてサンブール地区では収入が少ないのが現状で、
水道を通すことができても水道料金を払うことができません。
私たちはカンボジアの人々に安全な水を飲めるようになり、健康でいてほしいという願いがあります。そんな願いを持った私たちができる範囲、そしてカンボジアの人々の負担も考えながら、健康を守ることができるのは浄水フィルターでした。
煮沸をする場合、火を起こし煮沸をして貯蓄する、
これを繰り返し行う作業が必要になり、時間がかかります。
しかしこの浄水フィルターは簡単に設置できすぐ使うことができ、時間を取らず誰でも使うことができます。また、火傷などの心配もなくなるため安全に、楽に、水をに手に入れることが可能になるのです。
実際に住民の人に浄水フィルターがされたら生活はどう変わるか聞いたところ、
「設置することができたらもう池の水や雨水を煮沸する必要も無くなり、また皿洗いや洗濯もきれいな水で洗うことができます。飲料水も買う必要がなくなり、水による体調不良になることもないと思うので安心して生活をすることができるようになると思うなので嬉しいです。」
とおっしゃっていました。
現地の人々とのコミュニケーションを通してよく現状を知っている私たちだからこそできる
援助のあり方だと考えています。
ー私たちの想い
私たちのチームには、このプロジェクトに興味があり参加した人、以前から国際協力に関心があった人、カンボジアの人のために何かを成し遂げることが自分の幸せになると感じた人など、様々な思いを持ったメンバーがいます。
メンバーそれぞれがカンボジアやクラウドファンディングについて調べ、プレゼンしました。
私たちがこのプロジェクトに参加したきっかけはバラバラですが、遠く離れたカンボジアに住む人々の生活を、私たちがより良い方向へ変えるために団結し、今日まで頑張ってきました。
基本情報の収集をはじめ、カンボジアの現状を現地の人に直接聞き、こんなにも水へのアクセスが簡単ではないということを思い知らされました。
私たちは水を自由に、そして使う量も気にせず使うことができます。
しかし、カンボジアの人たちにとって安全な水を使うことは簡単ではありません。
当たり前のように綺麗な水を使う私たちの生活。
その生活は、海の向こうの人々にとっては当たり前ではないのです。
私たちはこれまで支援が必要な地域のことを知ることや伝えることはできていましたが、
実際に行動を起こしたことはありませんでした。
そんな私たちにきっかけをくれたNPO法人あおぞらのみなさんと共に、今回、私たちはカンボジアの人々に浄水フィルターを届けます。
それは、みなさまのお力添えのおかげで実現することができるのです。
私たちのように当たり前に、自由に、水が使える未来がカンボジアの人々にも訪れるよう、ご協力のほど、よろしくお願いします!
【参考文献】
1)カンボジアの地方行政区画https://
2)
カンボジアミクロ統計データベースの提供と そのデータを利用した分析
一橋大学 経済研究所
https://rcisss.ier.hit-u.ac.jp/Japanese/20190907_カンボジアミクロ統計データベースの提供とそのデータを利用した分析_final.pdf
3)ユニセフ 世界のともだちスタディーツアー視察報告
https://www.unicef.or.jp/kodomo/lib/study_tour/2011/index.htm
4)Centers for Disease Control and Prevention (2018).Handwashing: Clean Hands Save Lives Why Wash Your Hands?
https://www.cdc.gov/handwashing/why-handwashing.html
5) Sawyer (Water Filtration | Sawyer Products)
https://sawyer.com/water-filtration/
カンボジア現地カウンターパート:クリアカンボジア
https://www.clearcambodia.org/home/
【必要な費用】
・浄水フィルター 約412,500円 (約2,700円/世帯 × 150個)
・現地調査費 約25,000円
・材料輸送費 約30,000円
・諸経費(海外送金手数料) 約10,000円
【スケジュール】
浄水フィルター導入 10月頃
リターン発送 11月頃
◆税制優遇について
令和2年11月11日に京都市より認定NPO法人の認定を受けました。これにより、認定NPO法人あおぞらにご寄附をいただいた場合、確定申告を行うことで寄附金控除などの税の優遇措置を受けることができます。これら税制上の優遇措置を受けるには寄附金受領証明書が必要です。
寄附金受領証明書について:個人及び法人からの寄附については2022年1月末までに送付する予定です。
認定NPO法人に対する寄附金についての詳細は、お手数をおかけしますが、国税庁のウェブサイトをご覧いただくか、 最寄りの税務署へお問い合わせください。
国税局Webサイト
【プロジェクト終了要項】
●寄贈するもの
浄水フィルター
●寄贈個数
150個
●寄贈完了予定日
2021年10月31日
●寄贈先
カンボジア サンブール地区一般家庭150世帯
●その他
カンボジアのカウンターパート ClearCambodiaの調査により、すでに寄贈する世帯が決まっております。
サンブール地区の各世帯へ浄水フィルターの支援という枠組みの一つであり、順に世帯へ寄贈しています。第二弾として今回、クラウドファンディングを活用。
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プロフィール
認定NPO法人あおぞら理事長 葉田甲太・医師(総合診療医)/エレコムヘルスケア株式会社取締役。カンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、2017年7月にNPO法人あおぞらを設立。2018年カンボジアに新病院を開設。2019年5万人の命を守る病院をタンザニアに開院。新型コロナを受けカンボジアに手洗い場支援、パレスチナ難民に10万枚のマスク支援、遠隔での新生児蘇生法教育を世界で開始。著書『僕たちは世界を変えることができない』等、台湾や韓国でも翻訳され累計10万部。
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ギフト
3,000円

3000円コース
感謝の気持ちを込めたお礼のメールに,カンボジアに住んでいる方々の写真を添付してお送りいたします。
●感謝気持ちを込めたお礼のメール
(カンボジアの方の直筆メッセージの画像付き)
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年12月
5,000円

5000円コース
感謝の気持ちを込めたお礼のメールに,カンボジアに住んでいる方々の写真を添付してお送りいたします。
●感謝気持ちを込めたお礼のメール
(カンボジアの方の直筆メッセージの画像付き)
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3,000円

3000円コース
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認定NPO法人あおぞら理事長 葉田甲太・医師(総合診療医)/エレコムヘルスケア株式会社取締役。カンボジアで新生児を亡くしたお母さんと出会い、2017年7月にNPO法人あおぞらを設立。2018年カンボジアに新病院を開設。2019年5万人の命を守る病院をタンザニアに開院。新型コロナを受けカンボジアに手洗い場支援、パレスチナ難民に10万枚のマスク支援、遠隔での新生児蘇生法教育を世界で開始。著書『僕たちは世界を変えることができない』等、台湾や韓国でも翻訳され累計10万部。