口腔内ポリープの再発を繰り返す保護猫の治療費にご協力をお願いします

口腔内ポリープの再発を繰り返す保護猫の治療費にご協力をお願いします

支援総額

240,000

目標金額 140,000円

支援者
61人
募集終了日
2022年2月28日

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2022年02月09日 15:42

2022年度1匹目のTNR

 

2021年はコロナ禍に加えて、家への病気やケガの猫の受け入れが続いていたこともあり、TNR活動はあまりお手伝いできませんでした。

 

特に2021年はこてつの保護があったため、身体的・経済的両面でTNR活動に携わる余裕があまり無かったのです。

 

しかし、未手術のメス猫がいるという話を聞いた際には、微力ながらお手伝いをしてきました。

 

そして2022年の1月下旬のことです。

 

こてつを保護した地域に耳カットの無いメス猫が流れてきた、という話が寄せられました。

 

今の私にはTNRをお手伝いする余裕はほとんど無いのですが、もし不妊手術をしていないメス猫が流れてきたら、また不幸な命が生まれてしまいます。

 

そう考えると居ても立ってもいられず、捕獲機を持ってこてつを保護した現場へと向かいました。

 

現場に到着して辺りを見回してみると、運良く話に聞いていたキジトラ猫を見つけることができました。

 

確かに耳カットが無く、外見だけではオス・メスは分からなかったので、とりあえず捕獲して性別を確認することにしました。

 

キジトラ猫はお腹が空いていたのか、セットした捕獲機に5分も掛からず入ってくれました。

捕獲したメスのキジトラ。耳カットは無かった。

 

捕獲機の中からお尻の周りを確認してみると、やはりメスのようで話に聞いていたキジトラ猫と一致しているようです。

 

急いで家へ連れて帰り隔離用の部屋にあるケージへ収納すると、よほど怖かったのかご飯も食べずに隅で丸まってしまいました。

 

そして、ケージ越しに捕獲したキジトラ猫を眺めていると、どうにも親近感というか既視感が生まれてきたのです。

捕獲当日のキジトラ猫。だいぶ怯えていた。

 

初めて会って捕獲したはずなのに、初めて会った気がしない・・・

 

そんなことをぼんやり考えながらこてつの部屋へお世話をしに行ったところで、既視感の正体に気付きました。

 

捕獲したキジトラ猫はこてつに良く似ていたのです。

 

どちらも保護した場所は同じですし、もしかしたらこてつのママかもしれません。

 

私はキジトラ猫に「こてつのママ」を縮めて、「こま」ちゃんと名付けることにしました。

 

さて、こまちゃんの様子ですが、初日こそ怖がっていましたが、2日目にはだいぶリラックスしてくれました。

 

特に部屋が暖かいのが居心地が良いらしく、猫用ベッドに入れた湯たんぽにくっつきながら眠っていました。

 

2日目にして家に馴染んできたこまちゃんには申し訳ないのですが、3日目には不妊手術の予定が待っています。

 

さらに病院で1泊した後の4日目がお迎えで、家で2泊療養した6日目がリリースという予定も立てていました。

 

タイトなスケジュールになってしまったのですが、こてつを始めとして様々な猫の世話を抱えている私にはこれが限界です。

 

こうして慌ただしいスケジュールの中、不妊手術を受けたこまちゃんを、次の日に受け取りに行った際のことです。

 

病院の先生からこまちゃんは不妊手術済みだったことを聞かされました。

 

ただし、摘出されていたのは卵巣のみで、子宮は手付かずだったそうです。

 

先生に説明してもらったのですが、卵巣のみを摘出する不妊手術は古い手法で、最近は卵巣と子宮の全摘出が主流になっているとのことでした。

 

卵巣を摘出した後は子宮の委縮がはじまり、結果として不妊状態になるのですが、こまちゃんは子宮がまだ残っていたので、不妊手術を受けてあまり時間が経っていないかもしれないと言われました。

 

また、卵巣のみの摘出だと傷跡が小さく残りにくいので、手術前の診察では不妊手術の有無が分からなかったようです。

 

さらに、こまちゃんには不妊手術済みを示す耳カットがありませんでした。

 

このことも考えると、捕獲して再度不妊手術をしてしまったのは、仕方の無いことだったかもしれません。

 

不幸にも2度目の不妊手術を受けてしまったこまちゃんですが、今回は子宮の摘出としっかり耳カットも入れてもらいました。

 

今後は手術済みの地域猫として、1代限りの命を全うしてもらうことになります。

 

私は手術を終えたこまちゃんに2日間たっぷりと美味しいご飯をあげて、ゆっくりと過ごしてもらいました。

 

そして保護から6日目のリリースの日、こまちゃんは少し名残り惜しそうに何度も振り返りながら、茂みの奥へと消えていきました。

おやつを食べるこまちゃん。
いつものことだがリリースする時はやはり寂しい。

 

こてつの保護や治療があり、なかなかTNR活動まで手が回りませんでしたが、やはり不妊手術をしていないメス猫は放っておけません。

 

TNRを通じて野良猫が増える原因をしっかりと断ち切ることが、将来的に人と猫の共生に繋がると考えているからです。

 

もしこてつへのご支援を頂ければ、TNR活動のための資金として無駄なく活用致します。

 

野良猫を取り囲む環境は厳しいものですが、少しでも猫にとって穏やかな世界にするためにTNR活動を続けていきたいので、ご支援の検討をお願いします。
 

 

リターン

500


感謝のメール【リターンがご不要な方向け】

感謝のメール【リターンがご不要な方向け】

我が家の可愛い保護猫画像を添えた感謝のメールをお送りします。

支援者
25人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

1,000


感謝のメール&オリジナル保護猫動画

感謝のメール&オリジナル保護猫動画

我が家の可愛い保護猫画像を添えた感謝のメールをお送りします。
今までに保護してきた保護猫のオリジナル動画をお送りします。

支援者
24人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年3月

5,000


感謝のメール&オリジナル保護猫カレンダー

感謝のメール&オリジナル保護猫カレンダー

我が家の可愛い保護猫の写真を添えた感謝のメールをお送りします。
今までに保護してきた猫たちの画像を用いたオリジナルカレンダーをお送りします。

支援者
6人
在庫数
13
発送完了予定月
2022年3月

10,000


感謝のメール&オリジナル保護猫カレンダー&オリジナル保護猫ポストカード

感謝のメール&オリジナル保護猫カレンダー&オリジナル保護猫ポストカード

我が家の可愛い保護猫の写真を添えた感謝のメールをお送りします。
今までに保護してきた猫たちの画像を用いたオリジナルカレンダーをお送りします。
保護猫の画像を用いたオリジナルポストカードをお送りします。

支援者
6人
在庫数
完売
発送完了予定月
2022年3月

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