予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい

予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい 3枚目
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい 2枚目
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい 3枚目
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい 2枚目
予兆なく命を奪う腹部大動脈瘤。臨床研究から治療法への光を見出したい 3枚目

寄付総額

10,420,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
289人
募集終了日
2024年10月31日

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2024年09月14日 12:00

【CF6日目】御礼

皆さんこんにちは。いつもご支援および温かい応援のお言葉を下さり本当に有難う御座います!

まずご報告と、御礼をお伝えさせて下さい。それは…

 

ご支援者様100人突破!!

ということです!

勿論合計の金額も皆様のご尽力で大きなものとなっておりますが、私個人としては何よりも支援して下さる方の数がとても増えているということが嬉しいですし、臨床試験により力を入れなければ、と強くdriveさせる要因になっています。勿論ご支援を下さった方々は皆様が研究内容に精通している方ばかりではないと理解しておりますが、それでも今我々の努力に注目して下さり、それを後押しする力を下さっているのだと思うと、ご寄附下さった金額以上にいただいたものは大きいのだ、と切に感じております。皆様からいただいてばかりにならないよう、F-HAAAT試験を今後の大きな礎に出来るよう、今僕にできることを頑張ります。

 

 

さて、前回の活動報告で、腹部大動脈瘤(ちょっと長くて毎回打つのが大変なのでAAAと略します。Abdominal Aortic Aneurysmの略です。)に過去の試験薬が効かなかった他の理由がある、とお伝えしました。

それは、「AAAじゃないものを見ていたのではないか」と考えたくなる点です。今回我々(近畿大学 財満教授チーム)が開発したラットAAAモデルというのは、クラウドファンディングのウェブサイト(概要)でも記載していますが、「ヒトのAAAと組織学的に似て」います。組織学的とは何かというと、大動脈瘤になった部分をうすーくスライスして顕微鏡で光を透かして観察することによって、どんな細胞がどのように繋がって血管を作っていて、血管の壁の中にはどんな細胞や成分があって…ということを細かくチェックすることを「組織学的な評価」と言います。簡単にいうと顕微鏡で見るということです。顕微鏡で見たときに、元は同じような形をした腹部大動脈瘤なのに、ヒトと実験用ラットでは組織がちょっと違うということを財満先生チームが気づきました。肉眼で見たときの形は似ていても組織が違うということは、もしかしたら今までの実験用のAAAラットは、腹部大動脈瘤ではない何か似たような病気を見ていたかもしれない、という疑念が湧きます。ここから、病気の本質を見極めるためには、よりヒトのAAAに似た特徴を持ったラットを作らなければ!と思って財満先生達は研究を続け、今回の重要な結果に繋がりました。

 

image.png

↑今回の重要な結果。実際の動物モデルのAAA写真を載せたいのですが、生々しいと怒られ、いやご意見を頂きましたので模式図で代用しています。

 

image.png

筆者作:我々の研究の流れ。真ん中の生き物はラットではなくマウスですが許して下さい。

 

「ヒトAAAと違う病気かもしれないもの」に対していくら実験をして効果が見られても、いざヒトの臨床試験で使ってみると効果が見られないのは、納得できますよね。勿論我々の動物モデルも完璧ではありませんし、もしかしたらまたヒトとは違うけど良く似たものを見ている可能性はあります。ただ、過去実験されてきた動物モデルよりもヒトに似ているモデルを使ってトリカプリンがとても良く効いたので、ヒトでも効くんじゃないか!?とざわついているわけです(我々が)。

 

我々が結果をとても期待している理由はお判りいただけたでしょうか。だからこそ、「適当な臨床試験をしたからいい結果が出たんじゃないか」と言われないためにも、私がしっかり管理しなければならないなと思っていますし、細心の注意を払って行っています。どうか見守っていて下さい。

 

ではまた次回。

ギフト

3,000+システム利用料


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3千円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
⚫︎大阪大学未来基金HPに寄付者のお名前掲載(ご希望制)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金へのご寄附を累計します。大阪大学未来基金についてはHPをご覧ください。
https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

申込数
130
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

10,000+システム利用料


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1万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
⚫︎大阪大学未来基金HPに寄付者のお名前掲載(ご希望制)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金へのご寄附を累計します。大阪大学未来基金についてはHPをご覧ください。
https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

申込数
126
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

3,000+システム利用料


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3千円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
⚫︎大阪大学未来基金HPに寄付者のお名前掲載(ご希望制)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金へのご寄附を累計します。大阪大学未来基金についてはHPをご覧ください。
https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

申込数
130
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月

10,000+システム利用料


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1万円:腹部大動脈瘤の治療薬創出を応援

⚫︎寄附金領収書
⚫︎お礼のメール
⚫︎研究成果報告書(研究成果のご報告に関する書類を作成しメールでお送りいたします。研究終了後、2026年3月ごろに送付予定です。)
⚫︎大阪大学未来基金HPに寄付者のお名前掲載(ご希望制)

▽累計50万円以上のご寄附をいただいた方は、ご芳名をプレートに記し大阪大学施設に掲示。
※累計額は大阪大学クラウドファンディングを含む、大阪大学未来基金へのご寄附を累計します。大阪大学未来基金についてはHPをご覧ください。
https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/

申込数
126
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2026年4月
1 ~ 1/ 8

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