自分ごと化会議in松江 全4回を終了しました
Readyforでご支援いただいた皆さまへ
私たちのプロジェクトにご支援いただきましてありがとうございます。
おかげさまで2019年2月24日に
最終回となる第4回自分ごと化会議in松江を無事終えることができました。
県庁所在地にある「原発」という重いテーマでありながら、
会議参加者さんの人柄、
構想日本 伊藤さんの名コーディネート、
行儀のよい傍聴者さんたちのおかげで、
終始和やかで、充実した議論になりました。
そして、最初は不安がいっぱいだったり、
疑心暗鬼だった原発について、
それぞれがしっかりと自分ごと化して、
前向きに自分の意見を述べられるようになりました。
その間、
市議会の議事録を読んだり、
図書館で原発関係の本を借りて読んだり、
インターネットで調べてみたり、
周囲の人と話してみたり、
という変化が起こった参加者もいました。
スタッフにもそれぞれ大きな変化がありました。
始める前は、
テーマが過激すぎないだろうか?
2000人もの無作為抽出ができるだろうか?
参加者が集まるだろうか?
賛否両方のパネリストが見つかるだろうか?
議論が紛糾したり、参加者が嫌な思いをすることはないだろうか?
など不安なことがたくさんありました。
その中でも、
やっぱりお金のこと。
もともと約180万円の資金が必要と予想していました。
自己資金が少しはあっても、
ほとんどを寄付で賄わなければならない。
集まるだろうか。。。。
いや、何としても集めなきゃ。。。
そんな中、クラウドファンディングを提案してくださる方があって、
「これで集められるかもしれない!」
俄然、実現性が増しました。
おかげさまで、目標達成をすることができ、
自己資金だけではまかないきれない
東京のスタッフ(コーディネーター含む)の交通費(約90万円)や、
会場費の一部、
報告会の費用などに充てさせていただく予定です。
第1回〜3回では、
リスクガバナンスがご専門の谷口武俊先生や、
原子力発電に賛成反対の両方の立場のパネリストの方々のお話を聞いて、
「原発を自分ごと化する」を目的にして、
26名の年齢も性別も様々な松江市民が議論を重ねました。
最終回の第4回では、
これまでに会議参加者から示された「改善提案書」を「9つの提案」にまとめたものをもとにして、詰めの議論を行いました。
それぞれの提案について
「私たち市民が行うこと」
「民間が行うこと」
「行政が行うこと」
集約された共通意見と個別意見とが記載されます。
今後、第4回での議論や提出された意見書を踏まえて、
3月中旬までに最終の提案書が決定する見込みです。
リターン品の詳細レポートには、
各回の議事録と提案書が盛り込まれる予定ですので、
皆さまにお届けできるのは4月ごろになりそうです。
長らくお待たせしてすみません。
会議が進むにつれ、
新聞報道も増えていきました。
特に大谷怜美共同代表のインタビューは反響が大きく、
プロジェクトが広く知られることにつながりました。
今後は、
提案書を各関係先に提出することになります。
すでに、世耕経産大臣からはぜひ読みたいとの申し出があり、
完成後にお渡しすることになっています。
素晴らしい議論の結果、充実した内容の提案書ができそうです。
これから、これをいかに活かしていくのか?が私たち実行委員会に問われています。
現在、プロジェクトに至るまでの全記録をまとめようという案があります。
今後、同じように住民主体で無作為抽出の住民協議会を開催する場合のマニュアルにも
使っていただけるようにと。
詳細レポートより更に時間がかかりそうですが。。。
ひとまず、
4月21日13:30〜
松江市のくにびきメッセにて報告会を予定しています。
ご支援いただいた方はもちろん、
興味を持っていただいた方にも
ぜひ聞いていただきたいと思います。
「自分ごと化会議in松江」はここからがスタートでもあります!!!