*三年半ぶりの日韓首脳会談*

 

2015年11月2日、日韓首脳会談が開催されました。

 

韓国のニュースでは『慰安婦に対しての認識の差はいまだにあるが、日韓関係に少し希望が見えた。』という意見と『今回の外交はまったくもって失敗だった。』という意見が紹介されていました。

 

韓国の若者は、現実的に物事を捉えているメディアを好むので、後者の意見を支持している人が多いようです。

 

また韓国のネット上での反応は『日韓首脳会談の成果はまったくない。』『正しい歴史認識が欲しい。』『慰安婦問題に対しては、お金ではなく本気の謝罪が聞きたい。』というものがありました。

 

上記の意見は、わたしの知る限り、韓国人のほとんどが共感する内容です。

 

さらに日本のネット上の反応も見てみました。『結局は被害者ビジネスだ。』『ありもしない問題は解決できない。』『日本はまったく無関係だ。』

 

上記の意見は、日本人のほとんどが共感する内容なのかはわかりません。

 

「本気の謝罪が聞きたい。」という韓国と「もう謝った。」という日本。

 

こんなやりとりが永遠と繰りかえされています。

 

今回の日韓首脳会談が日韓関係の改善につながったかというと、会談の内容からするとわたしもやはり「イエス」とは言えないような気がしました。

 

 

*お互いの先入観を取り壊せ*

 

韓国の友人とも話をしましたが、日韓関係を改善するには両国の間に問題がたくさんあって、非常にむずかしいと言っていました。

 

そして、その友人がわたしに言いました。

 

「フリーハグなんかで日韓関係はよくならないよ。」

 

根本的に日韓関係を良くするためには、歴史の問題に対する双方の合意が必要であると思います。

 

しかし、それにもかかわらず、"PEACE"というスローガンを掲げて行うフリーハグに、いったいなんの意味があるのでしょうか?

 

私の答えはこうです。

 

私はフリーハグで、韓国と日本の間に好感の橋を築きたいのです。

 

韓国人に対しては「わたしたちはうまくやっていけるんだよ」というメッセージを伝えたいと思っています。

 

でも、わたしが日本に来てびっくりしたのは、ほとんどの日本人が「韓国人は日本人が嫌いである」と思い込んでいることです。

 

そのイメージを変えたいのです。

 

たしかに、日本のことをよく思わない韓国人はいます。

 

でも「こんな韓国人だっているんだよ。」ということを普通の韓国人であるわたしがフリーハグ活動をすることにより、少しでも日本人に韓国人を身近に感じてもらいたいのです。

 

相手の国に対して好ましい気持ちをもてば、お互いに興味をもちあい、近づいてみようと思うものです。

 

「A Little Bit Closer(もうちょっと近くに) 」

 

これが合い言葉です。

 

*動画「日本人が韓国でフリーハグをしてみた」

 

心の距離が縮まれば、お互いの意見を一方的に押し付けあうのではなく、まずは相互理解に努めようと問題解決のプロセスの方法に変化が訪れるのではないかなと思います。

 

それは日本側と韓国側、両国ともに必要なものだと思います。

 

もちろん、大きな社会という枠の中では、たったひとりの人間の小さなアクションは目立たないかも知れません。

 

しかし、桑原さんの動画『日本人が韓国でフリーハグをしてみた』はゆっくりと、しかし確実に広がって、韓国人である私のもとに届き、ついには私自身が日本でフリーハグすることになりました。

 

もしかしたら、私が起こす行動を見て、ほかの韓国人でフリーハグをする人が現れるかもしれません。

 

そして、この想いを未来へつなげるために、わたしは今回のプロジェクトを韓国人としてぜったいにやり遂げたいのです。

 

どうか、みなさん、今回のプロジェクトにご協力していただけると大変にありがたいです。

 

ぜひ、宜しくお願い致します。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

スヨン@静岡大学の留学生寮

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