プロジェクト概要

 

ご支援をいただいた皆さまへ(ネクストゴールの設定について 1/31) 

 

このたび、多くの皆さまの暖かいご支援のおかげで、目標額を達成することができました。12月15日に募集を始めて以降、多くの方からご支援や期待・励ましのお言葉に支えられ、ここまで来ることができました。本当にありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

 

多くの方とご縁を結ばせていただくうちに、地域の方々との繋がりの大切さを再確認し、「日本一の多文化共生のまち」にするという取り組みを通じて別府の役に立ちたい、恩返しをしたい!という気持ちがより一層強まりました。皆さまのご支援をしっかり取り組みに活用させていただき、精いっぱいがんばりたいと思います!

 

また、この取り組みは、プロジェクトとしての活動終了後も継続して取り組んでいくこととしています。そこで、この取り組みをより強く持続可能な仕組みにしていくために第二目標(Next Goal)として次の目標金額170万円に挑戦したいと思います。

 

プロジェクトを持続可能な仕組みに整えていくには、地域の方々との関わりが重要だと考えています。これまで関わっていただいた方々に継続して参加いただき、さらに新しい方々にも関わっていただけるような負担軽減や、活動を広く知っていただくための広報ツールを追加で作成するといった費用に充てさせていただきたいと思います。

 

残り約2週間となりましたが、いま少し、もう少しだけ、皆さまのお力をお借りできれば幸いです。 今後もAPUならびに当プロジェクトへの変わらぬご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
 

 

 

これまで、2,000人以上の学生たちと実践してきた「地域交流」を通じて
別府が「日本一の多文化共生のまち」になるサポートをしたい

 

はじめまして、本田明子です。立命館アジア太平洋大学で日本語を担当し、これまで2,000人以上の学生を担当してきました。「立命館アジア太平洋大学」はとても長いので(日本語を初めて学ぶ学生にはなかなか覚えられません)、APUと呼んでいます。

 

APUでは、全学生のうち半分が国際学生と呼ばれる外国人留学生で、世界89カ国・地域から集まって学んでいます。
アジアを中心にモルディブや、クック諸島、ニウエ、リベリア、バルバドス、サントメ・プリンシペ民主共和国、ノルウェーなど1カ国1人や2人などの国もあります。皆さん、地球儀でこれらの国がどこにあるか探してみてください。
世界のあちこちに国が散らばっています。小さな地球が別府の山の上のキャンパスにあるのです。

 

まるで小さな地球?!別府の山の上のキャンパス


今では、人口に占める留学生数が全国2番目に多い大分県、2014年には別府市の独自調査で別府市は日本一という結果もでています。
町でも当たり前に見かけるようになり、APUの卒業式には、留学生たちの別府の家族や友人らが列席し、母国から来た家族とその喜びを分かち合います。結婚式などにも呼ばれて、インドネシア、スリランカ、あちこちに向かう別府の家族がいます。


そんな多文化が混ざり合う別府では、別府市外・大分県外から入学した国内学生と呼ばれる多くの日本人学生たちも生活しています。それぞれの文化や背景を尊重し、互いに学びながら理解を深めることで、自らも多文化共生の一員となり、混ざり合って生活しているのです。


日本の少子化はどんどん進んでいて、政府はさまざまな政策で、日本に入ってくる外国人を増やそうとしています。
また、私の周りには、お父さんはマレーシア人、お母さんは韓国人、本人はアメリカ国籍を持っていて日本育ち、といった人たちがたくさんいます。近い将来、世界はほんとうに国境のないただの地球になるかもしれません。


そんな時代を迎えるとき、いろいろなことばや文化をもった人たちが互いを尊重し、平和に暮らしていく世界が実現してほしいと思います。この小さな地球のような別府のまちは、そんな平和な世界のモデルとなり、「日本一の多文化共生のまち」となる可能性を秘めいていると思います。
APUに入学してくるさまざまな学生は、4年間(時にはそれ以上)、このまちで過ごし、また世界の各地に散らばっていきます。まちに溶け込んで、4年間を過ごす学生もいれば、残念ながら、あまりまちに飛び出す勇気のない学生もいます。そんないろいろな学生たちが、まちに溶け込み、その経験をもって、世界に散らばっていく、それを繰り返し、継続していけるのが、「日本一の多文化共生のまち別府」なのだと思います。


これまでAPUでは、日本語授業のなかに地域のボランティアの方々をお招きする「地域交流授業」のほか、日本語教員の有志たちで「やさしい日本語」で外国人と語り合おうという「ひるまち にほんご」という会、地域の方々と国際学生や外国人住民が一緒に防災について考える「防災まちあるき」、別府市多言語支援センターへの協力といった、地域とつながる様々な活動を行なってきました。


そうした活動は、入学してきた学生たちがまちに飛び出していけるよう背中を押す役割を果たしていると思っています。これを継続し、さらに発展させてことで、大分・別府が「日本一の多文化共生のまち」になる一助になりたいと考えています。

 

 

今回のクラウドファンディングでは、その実現を目指したプログラムの実施にかかる費用を調達したいと考えております。皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします!

 

APUの取り組み


APUの日本語クラス


開学時、この大学のコンセプトには3つの50がありました。
「学生の50%が外国人留学生、50カ国・地域出身、教員の50%も外国籍」

 

そんなコンセプトを実現するために、授業は日本語と英語の二言語で行うことになりました。そのころ、日本の大学で、日本語ができない学生を入学させるところはありませんでしたが、APUでは、日本語か英語か、どちらかの言語ができれば入学させるという二言語教育のシステムを採用しました。
二言語教育システムですから、入学した学生は、日本語ができなければ日本語の勉強を、英語ができなければ英語の勉強をしなければなりません。
留学生の多くは、日本語がほぼ0の状態で入学し、1年生は日本語の授業を、1日に最大3授業時間、週4日履修します。1つの授業時間は95分、それを3つ、4日ですから、日本語漬けの毎日です。宿題もたくさん出ますし、日本語の学習はほんとうにたいへんです。
日本への留学も初めての学生が多く、初めて家族と離れて暮らす異国・山の上での暮らしは、寂しく、不安に駆られてしまうこともあります。
そんな学生たちに毎日接し、日本語の学習だけではなく、生活の相談にのったりしながら、時にやさしく、時には厳しく教えるのが私たち日本語教員の役割です。

 

 

 

地域とのかかわりの大切さ
 

開学時からAPUで日本語を教えていますが、学生たちは日本語がわからない、できないから困ったことも大変あったようです。
開学当時は、別府市内でそんなにたくさんの留学生を見かけることはなかったので、地域の方とコミュニケーションがとれなくて、泣きついてきた学生もいました。
また、山の上のキャンパスから市内まではバスで片道40分、往復のバス運賃もかかり、当時の国際学生にとって頻繁に町に降りることは容易ではなく、まちに交わる機会は多くありませんでした。
 

そのため、教室で授業を教えながら、地域のみなさまに国際学生と触れ合う機会を持ってもらいたい、国際学生にも生の日本語を使いながら、地域のみなさまと交流してもらいたいと思い地域のみなさまとの交流授業を始めました。
地域の方々にボランティアとしてAPUまで来ていただき、授業の中で学生の会話練習のパートナーとなっていただく授業です。
最初の授業のあと、1年生の国際学生が「せんせー、ありがとう。はじめてにほんじんとはなしたー」と私をハグしてくれたときのうれしさは今でも忘れられません(心の中で、私も日本人なんだけど、と思いましたが)

 

地域のみなさまと国際学生の交流授業、コミュニケーションは日本語で

 

 

転機となった2016年4月の熊本・大分で起きた熊本地震。

 

それから、18年と8か月、「地域との交流」とか「地域とのつながり」、「社会につながる日本語教育」などといったことをテーマに、いろいろな活動を続けてきました。

 

その間に、別府の町や人々とAPUや国際学生、外国人との関わり方は深まっていきました。町の中では、どこに行っても外国人があたりまえのように生活し、日本語クラスでの「地域交流授業」も、これまでの参加者は600人を超え、参加してくださったボランティアのみなさまはいつもあたたかく国際学生を励ましてくださっています。

 

そんななか、2016年に熊本で大きな地震が発生しました。
別府市内や、大学に大きな被害はなかったものの、震度6弱という規模の揺れが襲いました。

 

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地震直後の研究室の様子

 

生まれて初めて地震を経験した留学生も多く、1年生は学生寮からキャンパス内の駐車場に避難し、市内に住む学生らも市内に避難所が立ち上がると多くがそこへ身を寄せました。
余震もしばらく続き、大学も1週間にわたって休講となりました。
学生がキャンパスからいなくなり、閑散とした1週間、不安や恐怖を体験した学生、特に留学生たちが帰ってくるのが一抹の不安が教職員にありました。開講日には学生らが元気に登校し、教職員皆がほっとしました。
 

日本語教育と地域交流の進化

 

この地震の後、私たちAPUの日本語教員20名が、地震のときの国際学生の様子を調査して、いろいろなことがわかりました。その中で一番感じたことは、やはり日ごろからの人々のつながりが、いざというとき人を助けるのだ、ということでした。
文化やことばの違いといったことを、単に知識としてではなく、実際に人と接して知っているということが大きな意味をもつのだという思いが新たになりました。

 

国際学生が地域の方に育ててもらう側面の強かった「地域交流授業」に加えて、国際学生が地域の方と協力し関わっていけるような、新たなつながり方を模索していくなかで、いっしょに地震の調査をした日本語教員の仲間たちが、新しい活動を次々と始めてくれました。
それは、「やさしい日本語」で外国人と語り合おうという「ひるまち にほんご」という会だったり、地域の人と国際学生や外国人住民がいっしょに防災について考える「防災まちあるき」だったり、別府市の多言語支援センターへの協力だったりといった活動です。

 

「防災まちあるき」に参加した国際学生からは、「災害時に、外国人としてではなく、別府市の住民として地域のために自分に何ができるか、また、自分は何をしたらいいか考えるようになった」といった感想が寄せられました。これまでの「地域の方に育ててもらう、教えてもらう」から、「育ててもらいながら、地域に参画し協力していく」に関わり方が進化してきています。

 

また、これまでの活動では、国際学生と地域の方との交流を深める取り組みを進めてきましたが、日本の各地から別府にやってきた国内学生も地域のみなさまとのつながりを求めていることを知りました。
文化の多様さは国の違いによるものだけではないことも、あらためて感じ、これからはAPUで学ぶ多様な学生たちがまちに溶け込み、つながりをもてる活動を数多く実施していきたいと考えています。
 

防災まちあるきの様子

 

 

地域の皆さんと学生が交流する活動を継続・発展していきたい!

 

こうした地域での活動は、一人ひとりが自分の興味のある分野で「まち」とつながる方法を考え、実行している活動です。

 

こうした活動は有志による活動のため、多くを教員の手弁当やボランティアの方のお気持ちに頼って実施してきましたが、継続・発展させていくには不安定です。

 

今回クラウドファンディングでお寄せいただいた支援金は、活動を継続・発展させ、町に住む住民たち、古くからいる人たちも新しい人たちも、ことばや文化の違いがあっても、若い人もお年寄りも、みんなが混ざっていっしょに住む「まち」をつくるための基盤作りに充てさせていただきたいと考えています。

 

具体的には以下のような取り組みです。
・これまでの活動の継続と内容の充実化
 (しおりやカードなどワークショップで用いる素材づくりに要する費用、防災の専門家等を講師として呼ぶ費用、活動を継続するための管理費など)

 

・「多文化共生のまち」を目指す活動をおこなう人たちへの支援
 (「多文化共生」を目指す新しい活動を行なうための費用、行なうための準備費用など)

 

・交流の担い手となるリーダーを育てるための「やさしい日本語講習会」「地域ボランティア養成講座」の実施
 (講習会・講座を行なうための費用や講師を呼ぶ費用など)

 

・活動に関わる方や支援くださる方を増やすための広報活動
 (これまでの活動・取り組みを紹介する広報物の作成など)
 

 

別府が日本一の多文化共生のまち、世界の未来のモデル地域になるサポートを!

 

みんながちょっと一言声をかけあえるような町こそが多文化共生のまちと言えるのではないかと思います。このプロジェクトを通して、いつか別府が「みんながいっしょに住めるまち」として、グローバル化が進む世界の未来のモデル地域になるよう、サポートしたいと考えています。

それが、開学してからこれまで、地域のみなさまに支えられて成長してきたAPUの教員としての、地域のみなさまへの恩返しであり、私たちのできる地域貢献だと信じています。

 

 

 

国際学生・プロジェクトメンバーからのメッセージ

 

グルシンゲ ナヴィーン ランカ

立命館アジア太平洋大学 3年生 スリランカ出身

本田先生の「『共生』できるまちづくり!」プロジェクトを応援します。私はAPUに来てから、ひらがなから日本語を学びました。これまでたくさんの地域交流イベントや、ボランティアに参加してきました。参加するたびに新しいことや、教科書では学べないことを教えてもらいました。温泉の入り方、アルバイトのやり方などを、褒められたり、叱られたりしながら学んできました。つまり「社会勉強」だったと思います。私の夢は、日本企業で働くことです。もっと日本社会を理解したいと思うようになったのも、学生時代に地域の方々と交流したおかげです。後輩たちにも社会勉強の機会を与えたいです。

 

 

返礼品について:あなたの知らない国際大学のディープな素顔をお見せします

 

■領収書

※本クラウドファンディングの領収書の発行日は、 2019年4月10日(水)を予定しております。
【2019年1月17日追記】※本クラウドファンディングの領収書の発行日は、2019年4月10日を予定しておりましたが、2019年2月20日(水)となります。

 

■お礼のお手紙:国際学生による御礼のお手紙をお送りします。

 

■報告書:皆さまから頂いた支援金で実施した活動の報告書をお送りします。

 

■キャンパス案内:国際学生が大学をご案内します。

 

■日本語授業見学:通常、一般の方が入れない授業中の教室にご案内します。

 

■報告書にお名前の掲載:報告書に支援者様のお名前を掲載します。

 

<ご支援の前に必ずお読みください。>

※「キャンパス案内」、「日本語授業見学」などは、日程については要調整とさせていただきます。どうしても参加できない方については代替として動画レポート等に代えさせていただきます。APUまでの交通費等については別途ご負担願います。
※目標金額の達成後のギフトのキャンセル、支援金の払い戻しはいたしかねます。予めご了承ください。

※「領収証」「お礼のお手紙」は、皆様に送付させていただきます。報告書の送付や、キャンパス案内、日本語授業見学の返礼が不要な方は、ご支援時に「返礼品を希望しない」を選択ください。

※海外にお住まいの方が、本クラウドファンディングへのご支援を下さった場合には、報告書等はPDFデータにて送付させていただきます。予めご了承くださいませ。If you live abroad, if you support this crowdfunding, the report will be delivered as PDF data. Please acknowledge it beforehand.

 

 

税制上の優遇措置について


本学に対するご寄付は、所得税の税制上の優遇措置を受けることができます。
控除は「税額控除」と「所得控除」のいずれかを選択いただけます。

 

税額控除 = {(寄付金額 ※1 - 2000円)× 40%}※2

※1 当該年の総所得金額等の40%が限度額となります。
※2 所得税額の25%が限度額となります。

 

所得控除 = 当該年中に支出した寄付金の額 ※1 - 2000円

※1 当該年の総所得金額等の40%が限度となります。
優遇措置を受けるには、確定申告の際に本学発行の「領収書」の添付が必要となります。


詳細は下記をご確認ください。

 

税制上の優遇措置について(個人の場合)
税制上の優遇措置について(法人の場合)

 

※本クラウドファンディングへのご支援により、本学への選考に影響することはございません。

 


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