第2弾! 紛争を乗り越えて。ルワンダの大学から留学生を招こう

寄付総額

1,425,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
147人
募集終了日
2020年5月31日

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2020年05月15日 12:20

留学生招致が生み出した意外な副産物:高校生との勉強会

皆さま、お元気でお過ごしでしょうか。

おかげさまで目標額を達成し、その後も引き続き、皆さまから応援をいただいており、関係者一同、大変うれしく思っております。引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

さて、本日はクラウドファンディングで留学生を招致したことにより生まれた、思いがけないうれしい副産物について紹介させてください。

 

来日直後の2018年9月、ロドリグが郁文館グローバル高校を初訪問

 

私たちがこうしてクラウドファンディングに取り組みアフリカから留学生を招くことは、第一にアフリカの若者たちに日本で学ぶ機会を与えたい、第二に彼らとの交流を経て日本人学生や日本の方にアフリカの「今」について直に触れ学んでもらいたい、という目的があります。実際にこれまで4人の学生をプロテスタント人文・社会科学大学(PIASS)から招き感じていることは、その第二の目的が予想以上の広がり・効果を見せているということです。

 

その中でも今回は、郁文館グローバル高等学校とPIASS留学生たちとの交流について紹介させてください。PIASS留学生たちは、郁文館グローバル高校の生徒さんたちと不定期に「勉強会」を開き、お互いの国のシステムや文化などについて学びあっています。彼らがどのような勉強会を行い、そこからどういった効果が生まれているのか、会を主催している郁文館グローバル高校アフリカゼミ顧問の小浜龍太郎先生に教えていただきました。

 

 

2018年10月に行われた、アフリカ出身の学生と高校生たちとのカンファレンスのもよう

 

心の通った、顔の見える小さな交流。見た目は地味だけれど、行き交う熱量は確かにその人にとどまり、誰にも邪魔されない。そして、歩む先々で広がっていく―「勉強会」を通じて私たちが感じていることです。

留学生たちと交流する会は、郁文館グローバル高校の探究型学習「協働ゼミ」(必修科目)の一環で行われています。生徒は10程あるゼミの中からひとつを選び所属します。1年間の活動は、次のような特徴を持っています。1. 学外の先達やプロフェッショナルの方に関わってもらう。2. 実践を重んじ、そこから得た気づきをもとに、本を読んだり講演会に参加したりして関心や問題意識を探求していく。3. それらを新たな実践の場で確かめていく。

「アフリカの何か」に強い関心を持つ生徒が集まるのが、今回登場するアフリカゼミです。国内では関心をとことん追うべく企画を立案・運営、個人研究レポートの作成をします。そして、関係者の多大な協力を頂きつつ、夏休みを利用してコンゴ民主共和国やルワンダ共和国へ渡航してきました。アフリカ大陸出身の方と直接お話しして「リアル」に触れる機会は大変貴重であり、日本では、渡日した留学生たちと交流する会を行っています。

 

2019年7月に行ったシュクル&ロドリグと高校生たちの最後の勉強会

 

留学生たちと初めて会った時から、3年目になりました。始まりは、2018年8月、ルワンダのPIASSに私たちアフリカゼミの高校生8名が訪れた時でした。それから日本に戻り、「アフリカから見る世界情勢」、「教育」、「日本の商店街」、「平和構築」、「アイドル」など、さまざまなテーマを留学生と高校生のプラットフォームに置き、プレゼンテーションとフリートークを通じて理解を深めるスタイルで継続的に勉強会を行ってきました。生徒たちは留学生たちのプレゼンテーションの素晴らしさに驚き、さりげなく核心を突くコメントにも驚き…次の回に向けて、「私たちも留学生に喜んでもらいたい!」と準備に準備を重ねます。そして、毎回予期せぬ発見に満ちた時間を過ごしています。時にアカデミックに、時に歌い、遊びながらの勉強会はもっと関わりたいという情動を呼びます。

高校生は何ら経済価値を生みません。しかし、留学生たちと共有した場がかき立てる知的好奇心と新しい価値を創造しようとする姿勢は、形を変えながら各所で芽を出しているようです。進学先で平和構築学を専攻する者、アフリカ大陸にて事業を立ち上げる準備を進めている者、問題意識が膨らみ単独ルワンダへ再度渡航した者…卒業生たちの近況報告が、現役の高校生たちの姿が、そう教えてくれています。

 

郁文館グローバル高等学校 アフリカゼミ顧問 小浜龍太郎

 

プレゼンだけでなく、お互いの国の文化を「実践」で共有しあったりもしています

 

アフリカゼミの生徒たちの声(一部抜粋)

 

―普段考えないことや身近すぎて気づけないことを異国の人が違和感として感じ、それを私たちと共有することが異文化交流の肝だと気づいた。

 

―電気が使えない家の子どもは近くの家を訪ねて勉強すると聞き心を打たれた。ルワンダの子どもたちは本当に生きるための勉強をしていると改めて認識し、自分の今の環境に感謝し全力を尽くさなければいけないと思った。

 

―「普段どおりの生活ができることが幸せである」というロドリグさんの言葉を聞き、恵まれすぎた生活を送っているにもかかわらず幸せだとあまり感じることができない日本の人々との幸せの価値観の違いに本当に驚かされた。

 

―「アルバイトをするのは生きるためじゃないの?」という言葉が一番、心に響いた。

 

―「英語が世界で一番優れた言語だと思うか?」と聞かれ、いろいろな公用語が使われているアフリカにおいて言語は彼らのアイデンティティであり、他の言語に支配されたくないものなのかな、と感じた。
 

ギフト

3,000


留学生との交流会へご招待

留学生との交流会へご招待

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
②留学生からのサンクスメールをお送りいたします
③寄附領収書の発送

寄付者
86人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

10,000


留学生のフォトをお届け

留学生のフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生のフォトをお送りいたします
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
45人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

30,000


直筆メッセージ入りフォトをお届け

直筆メッセージ入りフォトをお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
②留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
③留学生からサンクスメールをお送りいたします
④寄附領収書の発送

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

50,000


ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

ASCオリジナル・アフリカ写真集をお届け

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①アフリカ写真集リーフレットをお送りします
②留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りいたします
③留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
④留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑤寄附領収書の発送

寄付者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

100,000


公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

公式ウェブサイトに企業名かお名前を掲示いたします。

皆さまのお力が、ルワンダ-日本間の架け橋をさらに強いものにします。ご支援に感謝いたします。
①当センターの公式ウェブサイト内「現代アフリカ教育研究基金」ページ内にお名前を掲載させていただきます(ご希望に応じて)
②ルワンダ写真集リーフレット(12P)をお送りします。
③留学生からの直筆メッセージ入りフォトをお送りします。
④留学生との交流会に招待します(2020年11月開催予定)
⑤留学生からサンクスメールをお送りいたします
⑥寄附領収書の発送

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年10月

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