震災を風化させない。阿蘇神社の復興へ交響曲という賛美を!

震災を風化させない。阿蘇神社の復興へ交響曲という賛美を!

支援総額

2,957,000

目標金額 2,600,000円

支援者
218人
募集終了日
2023年4月17日

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プロジェクト本文

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目標達成の御礼と、今後のご支援の使途について


 

この度は私たちのプロジェクトに、多大なる応援・ご支援をいただきありがとうございます。おかげさまで、4月14日に目標金額260万円を達成することができました。皆様一人ひとりのご支援や応援の声に、心から励まされてここまでこられたと思っております。改めてプロジェクト実現のために身が引き締まる思いです。

 

引き続き、最終日の4月17日(月)23時までご支援を受け付けております。プロジェクトの実施にかかる資金は目標金額を超えるものとなっておりますため、今後追加でいただくご支援も引き続き交響曲の創作・奉納に活用させていただくこととなります。

 

改めて、私たちのプロジェクトにご支援いただきました皆様に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。引き続き応援よろしくお願い申し上げます。
 

阿蘇神社復興記念交響曲制作委員会

 

 

 

「肥後一之宮 阿蘇神社」は、全国に約500社ある「阿蘇神社」の総本社で、孝霊天皇9年(紀元前282年)の創建と伝えられ、約2,300年の歴史を有しています。

 

2016年の熊本地震により、境内の社殿ほぼすべてが甚大な被害を受けましたが、以後約7年間に亘る地元や全国からの多くの方々の支援により再建が進み、2023年12月に国指定の重要文化財である楼門が完成し復興が完了する見込みです。

 

  阿蘇神社の倒壊(shutterstockより)

 

そもそも神社という存在は、その地域に住む人々の暮らしを見守り、一人一人の人生に寄り添い続けている大切な存在であります。その神社が地震によって倒壊したという事実は、おそらく地域の方々にとって耐えがたいショックであったことは想像に難くありません。

 

その倒壊した神社を、地域の方々はもとより、全国からの多くの支援のもとで再建し、改めて人々を見守る存在として復興させることは、過去現在を含め、全国で起こっているさまざまな災害から何とかして復興を果たそうとする人々の姿に重なるものがあります。

 

私たちはこの記念すべきタイミングで、“芸術が持ちうる力による支援”という視点のもと、阿蘇神社の創建から震災〜復興までの出来事を“交響曲”という無形の作品として創作し、被災に対する鎮魂と復興に携わった方々への賛美とねぎらいにしたいと考えました。

 

同時にその楽曲を、上製本された楽譜と(可能であれば)オーケストラの演奏にて謹んで奉納させていただき、後世に永く残していきたいと思っています。

 

なお、プロジェクト達成後は全国のオーケストラ団体へ楽曲をPRし、このプロジェクトの本意とするところを音楽という芸術で広めたいと考えています。 演奏していただける団体には楽譜データを無償提供いたします。

 

どうかこの楽曲の創作とオーケストラでの奉納の実現について、皆様のお力をお貸しいただける様、伏してお願い申し上げます。

 

阿蘇神社復興記念交響曲制作委員会

 

  震災前の楼門(shutterstockより)

 

※このプロジェクトは当委員会が阿蘇神社様の承諾を得て実行する任意の支援活動です。 阿蘇神社様が主導で行うものではありません。

 

 

 

 

 

ページをご覧いただきありがとうございます。阿蘇神社復興記念交響曲制作委員会 発起人の頼田 弘一と申します。

 

熊本地震が起きた2016年、私は仕事で阿蘇の某プロジェクトに携わっていました。

 

地震発生時には熊本に居ませんでしたが、のちに仕事で訪問した際に壮絶な被害を目の当たりにし、その甚大さとは関わりのないところで自分は普段と変わらない生活を送れていることに罪悪感のようなものを感じ、わずかばかりの募金をするも、しばらくは息苦しさを胸に仕事をしていました。

 

熊本地震による被害(shutterstockより)

 

そもそも小さな自分一人にできることは少なく、その小さな支援をしたとしても、それがどのように役立っているのか知るすべはありませんし、また無情なことですが金銭や形ある物はいつか無くなってしまいます。

 

そんな想いもあって、後世に永く残せる物は何だろうと考えたとき発案に至ったのがこの度の交響曲という楽曲制作です。この支援は、復興を目指す支援ではなく、被災に対しての鎮魂と同時に復興に携わった方々への賛美とねぎらいを意味しています。それを実行する際には、私と同じような想いを持った方々と一緒にこのプロジェクトを達成し、それを神様に奉納し、全国に広め、後世に残すことが一番の理想ではないかと考えました。

 

その実現のためにはクラウドファンディングが最適だと思いました。

 

見ず知らずの方々が、見ず知らずの方々のために心を一つにして支援を達成し、それを神様に奉納した上で、後世に残したいのです。これが、この度クラウドファンディングを選んだ理由です。 どうか多くのみなさまにこの主旨にご賛同いただき、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

[ プロジェクト全体構想 ]

 

阿蘇神社災害復旧工事完成記念

「交響曲創作とオーケストラによる演奏※奉納」

※オーケストラによる演奏奉納は未定です。

 まずは今回のクラウドファンディングで楽譜の奉納を行います。

 

目的

阿蘇神社の再建を祝うと同時に、壮絶な震災から復興を遂げたという歴史に残る出来事を、交響曲という無形の作品として後世に残し、永きに亘って広く世間に伝えて行くため。

 

奉納場所

阿蘇神社境内(社殿)

 

期日

2024年4月頃(予定)

 

内容

阿蘇神社の再建を記念して、復興への道程を讃える交響曲を創作し、その楽譜を奉納。※可能であればオーケストラの演奏にて奉納を行い、インターネットにて同時配信する。

 

立会人

再建に関わった関係者の皆様(可能な方に立ち会っていただく)

 

主催

阿蘇神社復興記念交響曲制作委員会

 

※創作された楽曲は、演奏を希望されるオーケストラ団体への楽譜の無償提供や、 阿蘇神社YouTubeチャンネルにて配信されている復興記録動画について、 総集編製作の際のアレンジ使用など、広く活用していただくことを前提とする。

 

 

[  今回のクラウドファンディングによる具体的支援内容  ]

 

1. 交響曲の創作  

※作曲は地元熊本市出身の日本アカデミー賞受賞作曲家である   寺嶋民哉さんにお願いします。  

 

◎楽曲構成案

 

♪第一楽章「阿蘇神社の創建」

阿蘇山火口をご神体とする火山信仰に始まり、2000年以上の歴史を有する古社阿蘇神社。その創建を振り返り、建立から地域にオーラが広がっていくイメージを、雅楽とオーケストラを融合させて表現できればと思います。

 

♪第二楽章「地域の発展」

地域に根付いた阿蘇神社に見守られながら、人々の生活が徐々に発展していく様子を音の重なりや華々しさで表現しつつも、その中から若干の不調和が産まれてしまう人間のエゴの様なものを表現できればと思っています(繊細な部分ですが聴く人に自由に感じ取ってもらえればと思います)。

 

♪第三楽章「震災から復興へ」

やがて起きてしまった熊本地震(これも繊細な部分なので音の表現が難しいとは思いますが)。その後、そこから人々が協力し合い、徐々に復興に向けて前向きに進んでいく様子を、優しくも悲しくも静かな力強さがある感じで表現できればと思います。

 

♪第四楽章「未来への誓い」

そして阿蘇神社がみごとに再建され、そこから地域と人々の新しい未来が広がっていく様子を、静かな音楽から徐々に壮大なオーケストレーションサウンドへと、希望が広がっていくイメージで盛り上げ、再建に関わったすべての方々(人間)を讃えるイメージで感動的に終わることができればと思います。

 

※根底に流れるテーマについて

火山信仰から創建された阿蘇神社と、地震という自然災害による甚大な被害、そしてそこから多くの方々の手で復興を成し遂げたという事実を見据えた時、根底に流れるテーマは「自然と人間」ではないかと考えます。そのテーマを主軸とした楽曲を創作し、後世に繋いでゆくことを目指したいと思います。

 

2. 奉納用楽譜(上製本)の制作

創作された楽曲を、長年月耐えうる上製本の冊子にして奉納いたします。

 

3. 奉納用目録の制作

ご支援いただいた【お名前奉納コース】以上の方々のお名前を掲載し、楽譜と一緒に奉納いたします。

 

4. 提供用の楽譜データ制作

完成した交響曲を演奏希望されるオーケストラ団体などへ無償提供するための楽譜データを制作します。

 

 

作曲家紹介

 

 

1958年熊本市生まれ。 代表作 映画「半落ち」 (日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞) スタジオジブリ作品 「ゲド戦記」 等。 1991年に上京。映像音楽やミュージカルなどの舞台音楽などを手がける。2009年8月には、自身の初プロデュース、JCAA制作による映画音楽コンサート「CinemaTrack TRICK TRIP TRAP」を開催。このコンサートを契機に、以降は作・編曲や指揮でオーケストラを編成し率いている。 2014年、クリエーター集団「社団法人Planet-Terra」を立ち上げ、国内外の音楽家の才能を活かし、メジャーレーベルではなかなか実現が難しいと思われる音楽を、大胆かつ誠実に築き上げてきている。 2016年、制作環境を軽井沢に移し、開放感の中で豊かに取り組めるものづくりを目指し開始した。 一般社団法人 PLANET TERRA代表理事・日本作編曲家協会常任理事・JASRAC編曲審査委員・JASRAC広報委員・日本作編曲家協会広報部長・日本音楽著作権協会正会員・熊本市親善大使

 

▶︎寺島さんのご紹介及びインタビュー記事はこちらをご覧ください

 

 

 

 

 

交響曲はオーケストラによって演奏される多楽章からなる楽曲です。 オーケストラでは管楽器や弦楽器・打楽器など多くの楽器が使用されます。

 

そのオーケストラによる演奏は、時に雄大な自然であったり、時に人の心の繊細な情感であったり、深みや奥行きを豊かに表現できることが大きな魅力です。

 

つまり交響曲を創作するということは、そこにあるテーマを深く掘り下げ、その本質をより豊かに表現する手法として、どんなに時を経ても色あせることない音楽という芸術を創り上げることにもなります。そして、人々の心に深く訴えかけることができる無形の支援となります。

 

例えば阿蘇神社は創建から2,300年以上経っていますが、交響曲という無形の楽曲は、今後何千年であってもそのまま残すことが可能です。仮に100年先・200年先であってもそれを聴く人々が時を超えて同じ感動を共有することができるのです。

 

※画像はイメージです。

 

古来から続く神様への楽曲の奉納

 

人類は古来より、自然に対する畏敬の念から、祈りや感謝を捧げる一つの手段として音楽を奏でてきました。その古来からの想いは神楽や賛美歌として継承されたり、地域や文化に密着する唄として歌い継がれています。

 

近代的表現としてのオーケストラ

 

神楽など、伝統によって継承されてきたものは、その時代に作られたものです。今新たに現代に起こった事象に対して神や自然への畏敬の念を持って音楽を創作することを考えたとき、前段でも記述したように、近代的な表現としてオーケストラはとてもふさわしい音楽ではないかと思えるのです。

 

あらゆる活動が経済優先とも取れる現代に、芸術的支援を第一目的とした後世に残せる音楽の創作は見渡す限り類例がありません。だからこそ現代だけではなく未来にわたって人々の心に訴えかける手法として深い意味を持つものになると考えます。

 

 

 

 

阿蘇神社は、神武天皇の孫神で阿蘇を開拓した健磐龍命(たけいわたつのみこと)をはじめ家族神12神を祀り、2,000年以上の歴史を有する古社です。古来、阿蘇山火口をご神体とする火山信仰と融合し、肥後国一の宮として崇敬をあつめてきました。 宮司職を世襲する阿蘇氏は、我が国でも有数の旧家として知られています。中世には武士化して肥後国を代表する豪族に成長しました。

 

500社に及ぶ分社があるのは、こうした歴史背景に理由があると考えられています。 阿蘇神社の社殿群は、天保6年(1835)から嘉永3年(1850)にかけて、熊本藩の寄進によって再建されたもので、神殿や楼門などの6棟は国重要文化財に指定されています。 中でも楼門は九州最大の規模を誇り、「日本三大楼門」の一つともいわれます。

 

平成28年熊本地震により楼門が倒壊し、また拝殿が倒壊するなど、重文以外の社殿についても甚大な被害を受けました。ただいま復旧工事を進めています。(阿蘇神社HPより抜粋)

 

震災前の社殿(shutterstockより)

 

 

 

 

 

熊本地震は、気象庁震度階級では最も大きい震度7を観測する地震で、2016年4月14日夜と4月16日未明に相次いで発生したほか、最大震度6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生し、これらの地震により270人以上の尊い命が失われ、負傷者2,700人以上、20万棟近くの家屋被害が生じました。

 

熊本県のシンボルである熊本城も傷つき、雄大な風景が魅力的な阿蘇地域でも至る所で土砂災害が発生して幹線道路が寸断されるなど、被害は甚大でありました。

 

熊本地震による被害(shutterstockより)

 

阿蘇神社では、4月16日の本震で日本三大楼門のひとつとして知られる「楼門」(国指定重要文化財)や「拝殿」が全壊、また「神殿」(国指定重要文化財)なども大きく損壊しましたが、阿蘇神社のそばにある門前町商店街や界隈の建物には大きな被害が少なく、地域に住む方の中には「阿蘇神社が犠牲になって守ってくれた」と涙する人の姿もありました。

 

阿蘇神社の倒壊(shutterstockより)

 

しかし地震発生からわずか3ヶ月後には、震災に負けず前を向こうとする地域の方々の手によって、千年以上守り続けられてきた阿蘇神社最大の神事である御田祭(おんだまつり)が斎行されました。

 

御田祭の様子(YouTubeチャンネルより)

 

再建まで10年、約20億円が必要と言われた復旧工事は、地元企業からの浄財や、被災後も阿蘇神社を訪れる多くの参拝客から集まった浄財などをもとに、全国から宮大工などの専門家らが集められ、地震発生から約7ヶ月後の2016年11月1日に着工されました。

 

まずは拝殿の解体と再利用できる部材の調査。そして楼門復旧作業のための囲いの建設と楼門の解体。神殿の復旧作業も同時に行われました。 楼門は国指定重要文化財であるため、復旧には可能な限りの木材を再利用しなければいけません。楼門の解体時には専門家による慎重な選別がなされ、最終的に70%以上の木材が再利用されました。

 

工事は現在も進んでおり、およそ7年の歳月を経た2023年12月、最後の楼門が完成することによってほぼ全体の復興が完了する予定です。

 

復興作業中の阿蘇神社(shutterstockより)

 

 

 

 

阿蘇神社の再建の様子を、地震発生時から録り続けた動画がYouTubeチャンネルにアップされ、動画が再生されるごとに、阿蘇神社に寄付金が入る仕組みも作られています。 この取組は2017年に「グッドデザイン賞(社会貢献活動)」を受賞しておられます。

 

阿蘇神社 Aso Shrine Official Channel 

https://www.youtube.com/@asoshrineofficialchannel4354/videos

 

 

また、阿蘇地域振興局農林部林務課により、森林・林業関係PR動画「TSUNAGU」も制作され、阿蘇神社に地域材が利用されるまでの復興ストーリーの一部を垣間見ることもできます。

 

TSUNAGU 〜阿蘇神社 拝殿復興での地域材利用〜

動画紹介ページ(阿蘇地域振興局林務課)

 
 

 

 

 

【代理支援制度について】企業協賛の場合もこちらからお願いいたします。

 

インターネットでのご支援が難しい方でも、お電話と銀行振込にてご支援いただけます。詳しくは下記ご案内をご覧いただくか、お電話くださいませ。

 

代理支援のご案内:https://readyfor.jp/projects/aso-sh/announcements/254753

TEL:090-4103-2096(よりた)

 

 

 

 

 

 

熊本県立大学 総合管理学部(マーケティング)

キャリアセンター長 丸山 泰 先生

 

私は2013年から熊本県立大学で教員をしています。熊本地震の後、学生たちからの「熊本復興のために何かしたい!」という声を受けて、ささやかながら一緒に活動をしてきました。ジェーンズ邸復興プロジェクト、南阿蘇観光情報誌プロジェクトや本企画の発起人の頼田さんや浦松さんと協働した阿蘇大麦カレープロジェクトなどなど。どれだけ貢献できたか自信はなく自己満足で終わってしまったのではとも思いますが、地域の一人として何かやりたいという学生の気持ちに押されて動いてきたように思います。 震災から7年が経過しその記憶の風化も懸念される中、今回の交響曲製作は、みんなの鎮魂と復興の想いを残すという意味で、意義あるものと感じ、応援させていただきます。

 

 

 

 

阿部牧場 代表取締役社長 阿部 寛樹さん 

 

阿蘇に生きる私たちにとって、阿蘇神社という場所は、単なるランドマークというだけではない特別な意味がある場所です。季節の節目の祭事は地域のコミュニティを育み、人生の節目の祭事は、子どものころから始まり、成人してからも、人生の様々を彩ってくれました。そして祭事以外の日常でも本当に寄り添うように大人たちに生きがいを作ってくれる、そんな心に根付いた場所であるといえます。 しかしながら熊本地震で阿蘇地域でも様々な被害が伝えられるなか、阿蘇神社の本殿と楼門の倒壊は私たちにとっても衝撃的な出来事の一つでした。 熊本地震よりもうすぐ7年。完全復旧は道半ばではございますが、これからも阿蘇神社が変わらず地域の拠り所としてあり続けるため、そしてこのプロジェクトが達成され復興への軌跡が交響曲という無形の作品として後世に残り、永きに亘って広く世間に伝えられていけるよう微力ながらプロジェクトに参画させて頂き応援させていただきます。

 

 

 

 

有限会社 阿蘇健康農園 原田 大介さん 

 

阿蘇神社には、子供のころから初詣や、県外の親戚が来た時に良く参拝していました。 子どもながら、あの大きな楼門を見上げて、敷居を跨いだ記憶が今でも蘇ってきます。 恥ずかしながら大人になってから、日本三大楼門の一つと呼ばれていることを知りました。 それから私にとって、いつでも参拝できる誇らしい場所になりました。 しかし、熊本地震の影響により、阿蘇神社をはじめ県内各地で大きな爪痕を残しました。私の農園もそのひとつです。時を戻すことはできませんが、これまでの経験値として受け入れ、前に進むしかありません。もうすぐ最後の楼門が完成しますが、いまの時代の色んな方々の想いがこもった阿蘇神社になることは間違いありません。ひとりでも多くの方々にこのプロジェクトに賛同頂き、生まれ変わった阿蘇神社へ参拝してほしいです。

 

 

 

 

JA阿蘇 阿蘇農業協同組合
阿蘇地域世界農業遺産推進協会会長 原山 寅雄さん

 

阿蘇神社では、火振り神事やおんだ祭りなど、農業にかかわりの深い儀式・催事が古来より行われており、世界農業遺産にも認定された阿蘇の持続的な農業を長年にわたって支えてくれています。そのため、2016年の熊本地震による阿蘇神社の倒壊は、阿蘇の農業従事者にとっても非常に辛い出来事でした。熊本地震による爪痕は大きく、農業分野においても、田畑で法面崩壊や水枯れが起こり、草原で地割れや牧道の損傷が発生するなど、当時はまともに作業をすることもままならない状況でした。しかし、地域の方々は災害にも負けず、前を向いて復旧・復興に向け日々の努力を続けてきました。令和5年7月には南阿蘇鉄道の全線復旧が予定されており、阿蘇では目に見えるかたちで復興が進んでいます。今回のプロジェクトは、熊本地震の被災に対する鎮魂と復興に携わった方々への賛美・ねぎらいを無形の交響曲として残すということで、非常に価値のある取り組みだと考えております。震災から7年が経過しましたが、この取り組みが熊本地震という出来事と記憶の継承につながることを願い応援させていただきます。

 

 

 

 

株式会社ドワンゴ

クリエイション&ビジネス企画部

クリエイティブプロデューサー  橋口 雄樹さん

 

両親、祖父母が熊本県出身で、私も子どもの頃から毎年何度も熊本県には足を運んでおります。そんな思い入れのある熊本県で7年前に震災があったとき、とてもショックでした。 祖母も大変なショックを受けており、何かできることはないかと寄り添っていたことを思い出しました。 私はエンターテインメントの会社で、みなさんが笑顔になっていただくよう日々努めております。エンターテインメントは生きていく上で人々を豊かにすると信じています。また、音楽に人生を救われたといった人たちを何人も見てきました。 本プロジェクトの発起人である頼田さんより企画のお話をお伺いしたときに、誰かの人生が癒やされ、豊かになったら素晴らしいことだなと思い、微力ながら応援させていただけたらと思います。

 

 

 


元阿蘇大麦カレープロジェクトメンバー 吉岡 拓也さん

 

大学生時代に熊本地震を被災した私は、今まであった日常が日常ではなくなった体験をしました。ただ、そのような中でも辛いことばかりではなく、人と人との繋がりや縁を感じ、以前より感謝して過ごすきっかけになったと考えます。今回の発起人である頼田さんとは、あるプロジェクトがきっかけで学生時代に出会いました。そのプロジェクトでは、実際に形に残すことが出来ずどこか悔しい気持ちがありました。しかし7年越しに頼田さんとご縁があり、熊本のため阿蘇のために取り組みをされるということを知りました。    音楽はどの時代にも届き、そしてその時の記憶を想起させてくれる1つの手段だと考え、このプロジェクトに賛同いたします。

 

 

 

 

フードジャーナリスト / 文筆家 飯塚 敦さん

 

熊本は仕事のご縁があり八代港にある会社に幾度となく足を運びました。その中で時間を見つけては市内のレストラン取材も続けました。それが2016年の熊本地震の3ヶ月ほど後のこと。熊本入りの時、阿蘇の上空を旋回する飛行機の窓からブルーシートをかぶった多くの屋根を見たことは忘れ難いです。そんな中、タクシーの運転手さんやスリランカ人のコックさん、カフェのおかみさんやホテルのフロントマン、フードバレーのご担当も、みんな、強かった。淡々と日々の生活を取り戻そうとする意志の強さに感銘を受けました。熊本城にもその真実を見ようと足を運びました。あのきれいなお城の石垣が大きくくずれ、屋根の落ちた神社の楼門を前に胸をえぐられる思いでした。復興が成った今、よかったね、で済ませずに、起こった事実と復興に漕ぎ着けた人々の思いを忘れないよう、人の気持ちをひとつ場所に集める音楽奉納という形でモニュメントを残す。これは大変な価値だと思います。挫けずに続けるという、今こそ求められる普遍的な価値観を体現するこのプロジェクトに賛同いたします。

 

 

 

 

食のショールーム・パルズ 代表  山崎 友香さん

 

2016年、観光で熊本を訪れ、ブルーシートの屋根の家を見て、一瞬、「空き家にしてはきれいだなー。台風かな?」と思いました。少し行くと、ブルーシートの家が増えてきて、はっと気がつきました。「地震の被害だ!」。熊本地震の後、指定の機関に多少の支援金はお送りしたものの、東京にいるとそれほど熊本地震の被害が伝わってきませんでした。東日本大震災では、震災以前より三陸地方で仕事をしていましたので、その変わり果てた土地を目の当たりにした時、本当にぶつけようのないつらい気持ちでいっぱいになりました。大金は出せませんが、食材の販路開拓や観光資源の認知度アップのために、公私ともに自分ができる限りの支援をしようと東北PR活動をずっと続けてきました。その経験がありながら、熊本地震の被災地に向けて何もできていないことが悔やまれました。復興にはもちろんお金が必要ではありますが、さらに「気持ち」が必要だと思っています。今回、このプロジェクトのお話を伺い、音楽を通し、広がり、巡り、つなぐ気持ちが重要だと感じました。私もその気持ちの一つになれたらと、微力ながら、応援させていただきたいと思います。

 

 

 

 


留意事項

 

●阿蘇神社様より楽譜の奉納を行うことおよび名称掲載の許諾を取得しております。

●本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、READYFOR利用規約の「命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」の項目をご確認ください。

●本プロジェクトの資金は、阿蘇神社復興記念交響曲制作委員会のメンバーの一員であり、発起人である頼田弘一が代表して受け取ります。

●支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、新着情報やその他の広報活動でご紹介させていただく場合があります。

●プロジェクトが目標金額を超える資金が集まり、達成している場合はキャンセルできません。

プロジェクト実行責任者:
頼田弘一(阿蘇神社復興記念交響曲制作委員会)
プロジェクト実施完了日:
2024年4月14日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

支援内容/ 1.交響曲の創作 2.奉納用楽譜(上製本)の制作 3.奉納用目録の制作 4.提供用の楽譜データ制作 資金の使途/ 1.作曲・編曲料 2.音源制作料・スタジオ使用料 3.写譜料 4.奉納用楽譜印刷・製本料(上製本) 5.演奏希望オーケストラ団体への無償配布用楽譜データ制作代 6.READYFORへの手数料 7.諸経費

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
必要金額と目標金額の差額は自己資金にて補填いたします。

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プロフィール

2016年4月の熊本地震発生時に、世界農業遺産に認定されている阿蘇無農薬大麦を使用した商品開発に関わった「阿蘇大麦プロジェクト」メンバーを中心に、音楽やイベント・エンターテイメントに造詣の深いメンバーが集まり、この度の支援を行うことを前提に立ち上げた委員会です。

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リターン

10,000+システム利用料


お名前奉納コース

お名前奉納コース

●お礼メール
●プロジェクト進捗報告(データでお渡し)
●楽譜奉納時の目録にお名前掲載(文字サイズ:中)

申込数
66
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

30,000+システム利用料


お名前奉納&CDコースA

お名前奉納&CDコースA

●お礼メール
●プロジェクト進捗報告(データでお渡し)
●楽譜奉納時の目録にお名前掲載(文字サイズ:中)
●完成楽曲CD贈呈

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月

10,000+システム利用料


お名前奉納コース

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申込数
66
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制限なし
発送完了予定月
2024年4月

30,000+システム利用料


お名前奉納&CDコースA

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●楽譜奉納時の目録にお名前掲載(文字サイズ:中)
●完成楽曲CD贈呈

申込数
28
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年4月
1 ~ 1/ 15

プロフィール

2016年4月の熊本地震発生時に、世界農業遺産に認定されている阿蘇無農薬大麦を使用した商品開発に関わった「阿蘇大麦プロジェクト」メンバーを中心に、音楽やイベント・エンターテイメントに造詣の深いメンバーが集まり、この度の支援を行うことを前提に立ち上げた委員会です。

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