自転車1台で変わる未来。カンボジアの子供たちに通学用自転車を!

支援総額

1,497,000

目標金額 1,200,000円

支援者
100人
募集終了日
2019年9月30日

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2019年08月26日 07:15

カンボジアの歴史について調べてみたんです

おはようございます!!カンボジア自転車プロジェクトの安田です。

 

「最近、安田騒がしいぞ!!!」

 

と、お思いの方も増えてきたと思います。すみません。これまでのご支援者にメッセージ送ったり、毎日新着情報を更新したり・・・露出を高めることに一生懸命になっています。9月30日まで、何卒温かい目で見てやってください。

 

そして、今日は・・・何を書こうかと考えていたのですが3月ぐらいにカンボジアの歴史について調べたりしたことを紹介しようと思っています。

 

「なんで3月?しかも歴史を調べてどうするの?」

 

というご質問もごもっとも!!実は現在カンボジア自転車プロジェクトの本を出版すべく原稿をずっと書いています。そのために調べてみたんです。出版についての話はまた別の機会に(^.^)

 

これがそのときの手書きメモです。ちなみに安田は理学部数学科という理系の中でも数式や理屈が大好きという変な奴です。だから理屈だけでは語れない外交や内戦・いざこざなど実は大の苦手。人間同士の機微な心のやりとりとかめっちゃ苦手な単純人間なのです(^^; そんな安田が調べてみた歴史なのでちょっと間違いとかあるかもしれませんが、何卒ご了承ください。

 

アンコールワットの時代

アンコールワットは12世紀~13世紀ごろにカンボジアが最も栄えた頃の主都です。アンコールは地域の名前でワットは寺という意味です。しかし15世紀ごろにシャム(タイ)に攻め込まれアンコールワットは陥落します。都を失って右往左往するうちに周辺国に攻め込まれます。そして1863年から1953年のおよそ90年間、フランスの植民地となります。

ちなみにアンコールワットはもともとヒンドゥー教の寺院です。歴史の流れで小乗仏教の支配が強まり彫刻の一部なども上書き(上彫り?)されているものもあるとのことです。


ポル・ポト政権による共産政策

1953年には独立しシハヌーク国王の政権がスタートしますが1970年にロン・ノル将軍によるクーデターが起こりシハヌーク国王は中国へ亡命します。新政権に対してシハヌーク派とポル・ポト派(クメールルージュ)が手を組みカンプチア民族統一戦線を結成。中国の支援もあって1975年に政権を取り戻しました。ポル・ポト(本名:サロット・サル)は新政権で極端な共産政策と恐怖による支配を行います。

 

プノンペンから人がいなくなった?

都市から人を追い出し、全員で農業を行います。資本主義的な市場や通貨を廃止し、教育は労働・農業・政治についてのみ行われ宗教活動も禁止されました。子どもは5歳ごろから家畜の世話を始め12歳ぐらいになると建設作業や伐採活動を手伝わされます。また軍隊にも参加し学校教育はほとんど行われませんでした。大人はもちろん農業に従事し、労働・農業に無関係の知識人は殺されていきました。政策失敗に対する政治批判を恐れてのことでした。そして、その復讐を恐れ、知識人の家族も皆殺しにされたのです。村では密告が行われ、親の会話を子どもがクメールルージュに密告し親が知識人とばれて殺されるといったケースもあったようです。

 

1979年政権奪還

この政策は大失敗し国民は飢えに苦しみ、重労働で疲弊し、しかし文句を言えば殺されるという状況にありました。そんななかベトナムの支援を受けたヘンサムリン率いるカンプチア救国民族統一戦線が1979年に政権を奪い返します。

 

内戦の勃発

これで平和が訪れると思いきや、カンボジアの共産化を恐れた欧米等反ベトナム勢が民主カンプチア連合政府三派を結成しヘンサムリン政権に対峙します。そのためカンボジアは内戦状態に陥りこの状況は1991年まで続きました。難を逃れようとタイには数十万人規模の難民キャンプができました。

 

冷戦の終わり

しかし1989年にソ連が崩壊しヘンサムリン政権は財政など状態が悪化。欧米側もベトナムを敵視する必要がなくなったため和平の方向へ急速に変わっていきます。そして1991年にパリ和平協定が結ばれました。東西大国の喧嘩の舞台になったカンボジア。そんななか一番悲しい思いをするのは政治とは無縁の国民です。

 

カンボジア王国

パリ和平協定のあと国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)による平和維持活動が行われ、1993年にシハヌーク国王を国家元首としたカンボジア王国が成立しました。

 

それで!?

このような歴史のカンボジア。大虐殺の影響で知識人の大ベテラン世代がいません。人口ピラミッドはとってもいびつな形をしています。ちなみにこの新着情報でもときどき登場する事務局のチャンディさんはこの大虐殺の生き残りです。チャンディさんのことはまた改めてご紹介したいと思っています。

そして内戦やらなんやらで国境付近は特にそうですが、まだまだたくさんの地雷がうまっています。小さな子どもや家畜などが今でも被害にあっています。

 

それでも!?

カンボジアも最近は楽しい話題で日本でも紹介されるようになりました。マラソンの猫ひろしさんやサッカーの本田圭佑監督なんて安田にとってはとっても楽しい話題だったりします。もっともっとカンボジアが日本でもたくさん露出すると楽しいのになぁと思います。

ところで皆さん、「カンボジアって知ってる?」って聞くと「知ってるよ!」と多くの方が答えるでしょ!?安田もその一人です。自転車プロジェクトや奨学金の支援の前からカンボジアという国の名前は知っていました。

「なんでカンボジアって国の名前知ってるの?」と尋ねられたらどう答えますでしょうか。

 

「アンコールワットで有名だから!」

 

「猫ひろしや本田圭佑監督で知っているよ!」

 

ちなみにものすごく恥ずかしい話ですが、私はこの活動を始めるまでアンコールワットがカンボジアにあることを知りませんでした・・・

 

私は小さいころからカンボジアという国の名前を知っています。それはとっても貧しいイメージでした。前述の通り、1979年の政権奪還によってポルポト政権が何をしてきたかが徐々に明るみに出てきました。安田は1971年生まれです。だから8歳のころ。それ以降、きっとニュースにたくさん露出したんだと思います。そしてきっとそのニュースはたくさんの暗い出来事を伝えるものだったのでしょう。そうしたニュース・映像を通して安田のカンボジア像が出来上がったのだと思います。

 

だから?

だからといって自転車プロジェクトをしているわけではありません。何気に始めた奨学金。それをきっかけに何気に尋ねた中学校と貧困家庭。そしてたくさんの子どもたち。見たんです。会ったんです。触れ合ったんです。そして彼らは困ってるんです。知っている人たちが困ってる。だからこのプロジェクトを続けているように思います。国際支援や社会貢献なんて大きな話じゃなくて・・・だから「なんでカンボジアなん?」といったら返事に困るし、「カンボジアじゃなくていいんちゃうん?」って言われたら「いや、カンボジアやねん」と答えてしまう・・・数学科卒のくせに理屈で説明するのが苦手なんですね(^^;

 

今日は1枚のメモの画像だけで難しい話や安田の整理できていない気持ちなど色々書きました。そんな記事でも最後までお読みいただいてありがとうございます!!

 

8月最後の週の始まりです。みなさん、季節の変わりめ。体調には十分お気を付けください!!

 

 

 

リターン

5,000


現地の様子をお写真でお伝えします!

現地の様子をお写真でお伝えします!

・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真

支援者
21人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

6,000


カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!

カンボジアのおいしいコーヒーのドリップバッグをお届けします!

・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真を用意いたします。)
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個

支援者
23人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

12,000


【自転車サポーター】<自転車1台と修理セット>を子どもたちに届けします

【自転車サポーター】<自転車1台と修理セット>を子どもたちに届けします

・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

12,000


【自転車サポーター+コーヒーつき!】<自転車1台>を子どもたちにお届けします

【自転車サポーター+コーヒーつき!】<自転車1台>を子どもたちにお届けします

・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個

支援者
15人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

30,000


【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします

【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします

・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

60,000


【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします

【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします

・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・自転車クラブにお名前(企業名可)の入ったプレートの取り付け
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

100,000


【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします

【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします

・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・自転車クラブにお名前(企業名可)の入ったプレートの取り付け(2か所分)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ30個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」2つ

支援者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年2月

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