支援総額
目標金額 1,500,000円
- 支援者
- 308人
- 募集終了日
- 2021年7月28日
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- 支援者
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#地域文化
- 現在
- 3,683,000円
- 支援者
- 189人
- 残り
- 15日
プロジェクト本文
終了報告を読む
(English)Crowdfunding to save a capsule from NAKAGIN CAPSULE TOWER and create a “Mobile Capsule”
(English)How to Support by Credit Card
第一目標金額達成のお礼とネクストゴールについて
「中銀カプセルタワービルA606プロジェクト」のクラウドファンディングは、5月30日(日)朝にスタートし、1週間後の6月7日(月)朝に第一目標金額150万円を達成しました。早々にご支援・応援してくださったみなさま、気にかけてくださったみなさま、誠にありがとうございます。
クラウドファンディング終了の7月28日(水)23時まで、プラス500万円のネクストゴールを設定して、引き続きのご支援を募らせて頂くことに致しました。
追加分は、もともと第二弾のクラウドファンディングを実施しようと考えていた、動くモバイル・カプセル「シェア保存」のための費用として使わせていただく予定です。カプセルユニットの牽引化、外壁を整備する費用として最低500万円かかることからこの金額に致しました。(詳細はプロジェクト本文をご覧ください。)
引き続きご支援くださいますよう、また、まわりのご興味を持ってくださりそうな方へのお知らせやSNSでの拡散にご協力頂けましたら幸いです。何卒よろしくお願い致します。
2021年6月7日追記
中銀カプセルタワービルA606プロジェクト代表いしまるあきこ
写真は牽引化の打ち合わせ時の様子です。
はじめまして!中銀カプセルタワービルA606プロジェクトです
皆様、はじめまして。中銀カプセルタワービルA606プロジェクト・代表いしまるあきこ(石丸彰子)と申します。一級建築士です。副代表はカメラマンをしています。詳しい自己紹介はコチラ
私たちは中銀カプセルタワービルのA棟6階にあるカプセルA606で、オリジナルの家具・機器類とオリジナルのユニットバスを活かし、中銀カプセルタワービルが竣工した1972年当時の姿にレストアしてきました。
中銀カプセルタワービルA606
竣工当時のブラウン管テレビやオープンリール、ラジオや電話、電子計算機や照明といった1972年竣工当時に最先端だった機器類も直して使えるようにしています。丸形ブラインドも工夫してつくりました。もちろん、冷蔵庫もあります。
下記は、A606で動くようにした機器類を使っている様子の動画です。
建築家・黒川紀章氏が1人1カプセルと謳った思想は現代にも通用します。10平米と4畳半プラスアルファの小さな空間ですが、直径1.3mの大きな丸窓が広がりを持たせていて、過ごしていてとても快適です。
私たちは中銀カプセルタワービル・カプセルの竣工時の状態で使い、当時のスタイルを体感すること、そしてそれを使いながら残すことに価値を感じています。
中銀カプセルタワービルA606
解体される中銀カプセルタワービル。「3つの保存」に取り組みます。
残念ながら、2022年3月以降に中銀カプセルタワービルの解体が予定されています。解体にあたって、私たちは「3つの保存」に取り組み、未来にカプセルをシェアしていきたいと考えています。
1. 記録保存 中銀カプセルタワービルの全戸調査による記録保存
2. カプセル保存 カプセル躯体とオリジナルパーツの保存
3. シェア保存 動くモバイル・カプセルとして多くの方とシェアして残す
1. 記録保存
中銀カプセルタワービル全戸の学術的調査(実測調査、写真撮影、Theta撮影、ドローン撮影など)をおこない、解体されたら消えてしまう中銀カプセルタワービルのさいごの姿を、記録を残すことで後世に伝えます。
調査にあたって、大月敏雄先生(東京大学教授)にご指導頂き、志岐祐一氏(株式会社日東設計事務所)、渡邉義孝氏(一級建築士事務所 風組・渡邉設計室)、大月研究室ら有志の方々に無償ボランティアでご協力頂きます。特にアスベスト環境下の作業は、アスベスト作業員等の講習を受けたA606代表のいしまるあきこ(石丸彰子)と副代表のみでおこないます。 詳しくはコチラ
2. カプセル保存
A606オーナーである中銀カプセルタワービルの「買い受け企業」から譲り受けるカプセルユニットと、取り外す予定のカプセルのオリジナル家具・機器類を、のちに組み合わせることでカプセルのオリジナルを保存します。オリジナルパーツが消えてしまう前に救って、再度オリジナルのカプセルユニットと組み合わせます。
3. シェア保存
「使うことで残す」ことを実践してきた私たちは、使い続けながらより多くの方とカプセルをシェアしていけるようにします。
カプセルを動かせるようにすることで、たとえば、建築学科のある大学や美術館・博物館に移動して、多くの方とオリジナルのカプセルユニットをシェアできるような仕組みをつくっていきたいと考えています。どこかに移築保存するやり方もあるとは思いますが、私たちはカプセルを移動できるようにすることがふさわしいと考えました。動くカプセルは黒川紀章氏の「カプセルは、ホモ・モーベンス(=動民)のための建築である」、「動く建築」の思想の実現でもあるからです。 詳しくはコチラ
A606では、「シェアすることで名建築を残すための仕組み」を実践してきました。
A606はシェアオフィスですが、「1人1カプセル」の黒川紀章氏の思想の通り会員同士が同時には使わないタイムシェアで使ってきました。シェアをすると「誰かがたくさん使っていて、自分はほとんど使えない(嫌だなあ・・・)」とか「結局誰も使っていない時間がある(もったいない・・・)」といったことが起きがちです。そこで、シェアオフィス会員の会費により家賃や経費をまかなうだけではなく、使用の度に会員や外部の人が払う使用料をほかの使えなかった会員に分配返金してきました。
誰かが使うとお金が少しずつ戻ってくるので「使ってくれてありがとう」、「たくさん使っても嫌がられない」、「自分ももっと使おう」と思える仕組みで運営してきました。会員が無理なく続けやすく、会員数も増やしやすい仕組みです。2013年から中銀カプセルタワービルに住んでいて「ひとけが無い」ことがとても悲しく感じ、カプセルをできるだけ多くの人々とシェアしてにぎやかにしたいと考えて生まれた仕組みです。
クラウドファンディングで頂くご支援の使いみち
これらの「3つの保存」の実現のために、クラウドファンディングを実施することにいたしました。
いままでA606のレストアは自費・DIYで、古い建物の実測調査などは無償ボランティアでおこなってきましたが、今回の「3つの保存」(記録保存、カプセル保存、シェア保存)を実現するためには、法的・技術的にも専門家の力を借りねばならず大きなお金が必要となります。
第一弾としてまずは、1「記録保存」、2「カプセル保存」のために必要となる費用についてご支援頂けたらと考えています。目標金額以上集まった場合は、第二弾でクラウドファンディングをおこないたいと考えている、3「シェア保存」のために使わせて頂きます。
どうぞ皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。
●目標金額:150万円
●資金の内訳:
・アスベスト対策費(一部) およそ90万円
・カプセルの扉の開錠作業費 およそ30万円
・READYFOR手数料(フルサポートプラン17%+早期入金オプション5%=計22%)※
・リターンの製作費+送料
※今回が初めてのクラウドファンディングのため手数料は少し高くなりますが、「フルサポートプラン」を使用します。アスベスト対策費が必要なタイミングに間に合わないと困りますので、「早期入金オプション」を使用します。
●目標金額を上回るご支援を頂いた場合の使いみち
・アスベスト対策関連費
・カプセルユニットの輸送費
・カプセルオリジナルパーツの保管費
・動くモバイル・カプセル(牽引化)とカプセル外壁の整備費用 最低500万円
●プロジェクト実施内容
2022年05月31日(火)までに記録保存とカプセル保存を実施すること
※最終的なお金の受け取りに使う銀行口座は、2017年2月から使用している「中銀カプセルタワービルA606プロジェクト」の三菱UFJ銀行・銀座通支店の口座です。「任意の団体」として銀行側にも活動紹介の新聞記事や規約等をお渡しして開設しました。そちらの口座で皆様の支援をお預かりし、必要な分を使わせて頂きます。
リターンについて
ご支援頂いた方へのリターンとして、中銀カプセルタワービルや実測調査などが関連するものをご用意しております。
- オンライン見学会 ※現地に来ることができない方向け
- 全戸図録
- カプセルA606Tシャツ 黒 / 白
- カプセル・ハガキ(写真3パターン、渡邉義孝氏の野帳)
- カプセル缶バッチ
- ほか
現地見学会について
6月以降で複数回、現地見学会を開催致します。開催日は順次増やしていきますので、見学会参加ご希望の方はウェブサイト(http://capsule1972.com)をご覧の上、お申し込みください。見学対応も今まではほぼボランティアでおこなってきましたが、今後頂く見学料は私たちの「3つの保存」に使わせて頂きます。
アスベスト対策費のこと
中銀カプセルタワービルには、竣工時の1972年は合法だった「アスベスト」が使用されています。カプセルユニットの外壁と内壁の間の鉄骨まわりに吹き付けアスベストが、外壁にはアスベスト含有塗料が使われています。
かつては合法で多くの建材で使われてきた「アスベスト」ですが、肺がんなどになる確率を高めるなど人体への悪影響があり、現在の日本では使用が禁止されています。また、建物解体時にはアスベストが飛散することを避け、適切に処分しなければいけません。
A606はきれいな状態で残っていますが、壁や天井が崩れてアスベストが露出しているカプセルが数多くあります。そのため、全戸調査ではアスベスト対策が必要です。
建物全体の解体時、カプセルユニット内のアスベストを除去します。その工程でオリジナルの家具類は全て撤去・廃棄されてしまいます。
A606のオリジナル家具類を残すためには、建物解体前に一度取り外す必要があります。現状のA606はきれいですが、オリジナル家具類を外したときに壁がはがれると、アスベストが露出するため対策が必要です。
左:カプセル内のアスベストの様子。2013年にB棟のとあるカプセルで、アスベスト対策をせずに玄関扉も開けてDIYリフォームする所有者がいたため、「この状態は危ないですよ」と声をかけたときの写真。結局、その後も複数のカプセルで同じようなリフォームが繰り返されていた。
右:2015年の中銀カプセルタワービル玄関の貼り紙。アスベスト対策をせずにリフォームなどが繰り返されていたため、このような貼り紙がされていた。
カプセルユニットで使用されているアスベストは飛散しやすい「吹き付け」で、アスベストの取り扱いで最も危険な状態の「レベル1」と位置づけられます。これらの環境下で作業をするためには、区画をおこなってから室内を負圧にしてアスベストが廊下などに飛散しない状態で作業を行い、作業員も粉塵を吸い込まないように防護服と防護マスクをします。
複数のアスベスト除去業者さんに、アスベスト環境下でのオリジナル家具類取り外しのご相談をしましたが、法的に難しいことが多くお願いできないようです。
(お願いしたいことが「アスベスト除去」ではなく「アスベスト環境下でオリジナルパーツを取り外す内装作業」であり、そもそもアスベスト除去業者さんは内装作業の対応ができないです。また、作業にあたる従業員の健康管理や記録を40年間残すなど法律で定められていますが、作業員として従業員ではない私たちが入ると法的な扱いが難しい、などありました。)
最終的に私たちが資格を得て自らアスベスト対策をした上で、調査やオリジナル家具類の取り外しをおこなうことにしました。私と副代表は2021年5月15日に「石綿(アスベスト)取扱作業従事者特別教育」を受け修了しており、6月に「石綿作業主任者講習」を受け、機材等があれば自ら作業できる状態になります。 >>6月2日に無事修了しました!
自ら作業を全ておこなうため、アスベスト除去業者さんに頼むよりは安くできそうですが、アスベスト対策費用として機材レンタル費と防護服・防護マスクの購入費用、作業時の法定検査や産廃費などを含めると90万円以上かかります。
カプセルの扉の開錠作業費用のこと
カプセルの中には、数十年に渡って放置されてきたものもあります。そのため所有者が「買い受け企業」になったカプセルの中にも、鍵の紛失と鍵穴の劣化による固着で開錠できないカプセルが多数存在します。
いくら解体されると言っても、大切な建物のオリジナルの扉をできるだけ傷めたくありません。扉をこじあける、ドアノブごと穴をあけて扉を開けるといったことはできるだけしたくありません。そのため、開錠ができる鍵の専門業者さんにお願いしようと考えました。
鍵の開錠は特殊な技術が必要で、そこで費用が発生します。知人の鍵屋さんのご紹介で、普段よりも割安でお引き受け頂けることになりました。
1日2.5万円の技術料+5000円×戸数という計算のため、たとえば、4日間で40戸を開錠の場合、(2.5+0.5×10)×4=30万円です。現在、開錠作業が必要なカプセル数は調査中です。
動くモバイル・カプセル(牽引化)とカプセル外壁の整備費用のこと
中銀カプセルタワービルの設計者である黒川紀章氏は、著書『ホモ・モーベンス 都市と人間の未来』(1969年・中公新書)の中で8条からなる「カプセル宣言」をしています。
「ホモ・モーベンス」とは「動民」のことを表しています。中銀カプセルタワービルが竣工した1972年よりも前に書かれた宣言ですが、この中には車の居住性、アメリカですでに使われるようになっていたトレーラーハウスにも言及し、現代にも通ずる内容です。
とくに、「第二条 カプセルとは、ホモ・モーベンスのためのすまいである。」、「カプセルは建築の土地からの解放であり、動く建築の時代の到来を告げるものである。」と述べています。また、1971〜1972年に「レジャーカプセル」や「ムービングコア」を試作していたことからも、黒川紀章氏はカプセルそのものを動かすことを検討していたようです。
これらのことから私たちは、シャフト(コア)から切り離されたカプセルユニットを保存するのであれば、「動く建築」として「動くカプセル」を目指すべきではないかと考えました。
動かすためには、それそのものを自動車のようにしてしまう手段もありますが、原型をできる限りとどめるためにも「牽引化(=車で引っ張って動かせるようにする)」しようとしています。牽引化については、その道40年の実績のある会社様・代表様にご協力頂きます。カプセルを載せられるような牽引の台車は輸入品になってしまうため、それだけで費用がかさみます。
また、ここでもアスベストの問題が発生するのですが、カプセル外壁にはアスベストを含有した塗料が使われています。解体時に外壁のアスベスト剥離作業がおこなわれるそうですが、オリジナルの1.2ミリのボンデ鋼板がどれくらい残るのか、どれくらい傷むのかは現時点で分かりません。
解体されカプセルを受け取った時に、塗装が剥がれたりある程度傷やへこみなどがあったり、そのままでは長く使うのが難しいことが予想されるため、少なくとも外壁まわりに加工が必要となります。
これらの牽引化と外壁まわりの整備で最低500万円はかかるだろうと言われています。
ご支援のほどなにとぞよろしくお願いいたします。
中銀カプセルタワービル・古い建物との付き合いのこと
少しだけ自己紹介をします。中銀カプセルタワービルA606プロジェクト・代表いしまるあきこ、私自身は、2013年から1年ほど中銀カプセルタワービルB棟のカプセルに住み、住まいを別の場所に移した後からはカプセルをオフィスとして使用し続けてきました。2017年から使用しているA606は、現在では私を含む8名の会員とともにシェアオフィスとして企画・運営・使用しています。
複数の雑誌などで中銀カプセルタワービルに関する執筆などもおこないました。書籍『中銀カプセルタワービル 銀座の白い方舟』の第2章「(10組の)カプセル住民インタビュー」は、私が執筆をおこない、副代表が写真撮影したものです。また、カプセル住民としてテレビ・ラジオ番組に複数回、映画にも出演したことがあります。
大学生のときには同潤会青山アパートメントの保存活動に参加しました。同潤会アパートは1923年の関東大震災の復興住宅として建てられた鉄筋コンクリート造の集合住宅です。1926年竣工の同潤会青山アパートメントは2003年に解体され、現在の表参道ヒルズが建っているところにありました。2002年の大学院生のときから同潤会青山アパート内で同潤会に関する展示を始め、「同潤会記憶アパートメント」(のちの「Re1920記憶」)展を主宰・開催してきました。古い建物を使うことで残すことにつなげたい、建築を体感してもらうことでその記憶を未来につなげたいと取り組んできました。
一級建築士ですが「建てたがらない建築士」としての姿勢を何度も取材されています。書籍『幸せな名建築たち』(日本建築学会編・丸善出版)では、47の名建築を支える方々のインタビューもおこない、執筆しています。古い建物が好きなので、住まいも築50〜60年程度のところが多いです。副代表は築100年をこえるところにかつて住んでいて、その保存活動をしていました。
古い建物に関わった分、古い建物とのお別れも何度も経験してきています。
2013年、身軽なうちに名建築に住んでみたいと考え、賃貸物件を探していたときにたまたま見つけたのが、中銀カプセルタワービルのとあるカプセルでした。住み始めた2013年には、すでに保存・建て替え・解体などで揺れていました。
A606は中銀カプセルタワービルの保存を希望していた方が所有者となり、2017年2月から私たちがA606をお借りしました。保存派の所有者さんを支えたいという想いがあり、お借りしていたのですが、2019年2月に、解体を前提とする「買い受け企業」に所有者が変わってしまいました。分譲マンションである中銀カプセルタワービルは、「敷地売却制度」を利用して所有者から「買い受け企業」に全ての所有権を移して敷地・建物ごと売却するという方向性で2018年から動いていたからです。解体する前提の企業に家賃を払うことの意義について考えましたが、ご縁のあったカプセルのさいごを見届けたいと考え、契約と弁護士さんに入って交渉してもらうことで借り続けることができていました。
その後、2020年12月に連絡があり、A606オーナーである買い受け企業と調停をすることになりました。買い受け企業は中銀カプセルタワービルの解体を前提としていたため、解体されてしまうのであればカプセルユニットをもらい受けたい、記録保存のための全戸調査をしたいといった要望を伝え、2021年5月に東京簡易裁判所で調停が成立し、カプセルA606の譲渡や全戸調査がおこなえることになりました。
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プロフィール
中銀カプセルタワービルA606プロジェクト、代表いしまるあきこ(石丸彰子)です。2013年から1年ほど中銀カプセルタワービルに住み、その後からオフィスとして使い続けてきました。2017年からA606をシェアオフィスとして企画・運営しながら、1972年の竣工時にレストアして、複数の会員とともに使用してきました。(2021年8月末終了)2022年4月から中銀カプセルタワービルの解体が始まっています。私たちは、全140個のカプセルと全館の全戸調査を行い図面・写真をまとめた中銀カプセルタワービル全戸図録「カプセル1972−2022」を制作し、アスベスト対策をした上での複数カプセルのオリジナルパーツの救出を行いました。カプセルA606などを救出し、多くの方と「シェア保存」していきます。
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リターン
3,000円
オンライン見学会ご招待
●御礼のメール
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(アーカイブ有)
※2021年8月開催予定、日程などの詳細は7月中に追ってご案内いたします。
- 申込数
- 70
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円
オンライン見学会ご招待(お気持ち上乗せ)
●御礼のメール
●図録の巻末にお名前掲載(希望制)
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(アーカイブ有)
※2021年8月開催予定、日程などの詳細は7月中に追ってご案内いたします。
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円
オンライン見学会ご招待
●御礼のメール
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(アーカイブ有)
※2021年8月開催予定、日程などの詳細は7月中に追ってご案内いたします。
- 申込数
- 70
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年8月
10,000円
オンライン見学会ご招待(お気持ち上乗せ)
●御礼のメール
●図録の巻末にお名前掲載(希望制)
●カプセルA606+共用部オンライン見学会(アーカイブ有)
※2021年8月開催予定、日程などの詳細は7月中に追ってご案内いたします。
- 申込数
- 17
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
プロフィール
中銀カプセルタワービルA606プロジェクト、代表いしまるあきこ(石丸彰子)です。2013年から1年ほど中銀カプセルタワービルに住み、その後からオフィスとして使い続けてきました。2017年からA606をシェアオフィスとして企画・運営しながら、1972年の竣工時にレストアして、複数の会員とともに使用してきました。(2021年8月末終了)2022年4月から中銀カプセルタワービルの解体が始まっています。私たちは、全140個のカプセルと全館の全戸調査を行い図面・写真をまとめた中銀カプセルタワービル全戸図録「カプセル1972−2022」を制作し、アスベスト対策をした上での複数カプセルのオリジナルパーツの救出を行いました。カプセルA606などを救出し、多くの方と「シェア保存」していきます。