支援金が2倍:コロナ緊急|北海道-仮住まいから本当の住まいへ

支援金が2倍:コロナ緊急|北海道-仮住まいから本当の住まいへ

支援総額

3,030,000

目標金額 10,000,000円

支援者
213人
募集終了日
2020年9月11日

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2020年08月04日 18:09

住まいを失う若者について

いつも、ご支援、応援ありがとうございます。

今回、全国のホームレスの支援団体がクラウドファンディングに挑戦しています。

ホームレス支援の現場では、これまで、ご高齢の方のお話が多かったですが、認定NPO法人抱樸様のYouTubeチャンネルや千葉の認定NPO法人ガンバの会様、大阪のNPO法人釜ヶ崎支援機構様のページなど見ていますと今回のコロナ禍では、若者の住まいの問題(若者ホームレス)が非常に多く語られているような気もしています。

私どもの法人では、平成29年度から社会福祉医療機構の助成金や2019年クラウドファンディングに挑戦して、若者の住まいの問題を切り口に事業を実施してきました。

事業終了後、報告書を作成し、その中で、「課題と提言」というページがあり、そちらについてご紹介させて頂きます。

 

◯はじめに・・・ 

平成29年度から、若者の住宅確保と生活破綻防止に向け生活支援・就労支援を行う、若者向けの居住支援サービス(ユースサポートハウス)や地域内でのネットワークづくり・取り組みの波及を目的とした研修会を実施してきました。2019年には本事業の拡充をはかるため、クラウドファンディングを実施し、118名の方から支援を受け、ユースサポートハウスを新たに2部屋確保しました。政策的な視点で考えると居住支援の分野は高齢者・障がい者を中心に急加速的に進んではきてはいますが、若者がそこの議論に乗り切れずにいます。何故か?若者の居住支援の問題は非常に必要性がわかりずらいのだと思います。この3年間でユースサポートハウス事業には、153名の若者から相談を受け、33名の若者が生活訓練施設を利用しました。

必要と感じたことは大きく3つです。

①信頼関係の構築

②金銭教育

③つながり続けること

 ②は非常にわかりやすいですが、①・③は具体性に乏しくわかりにくいのかもしれないです。では何故それが大切なのか?家族というものが大きなキーワードになるように思います。

(1)責任を持ち育てる環境の整備(家族機能を社会が担う)

 若者が暮らしを失う背景には、様々な理由があります。子どもから若者となり、親元から自立をしていく。本事業で出会った若者は大きく分類すると2つ。①児童養護施設の退所者や、元々世帯が困窮していて、社会に出た時に経済的な後ろざさえがない若者。②家族関係が悪く、生活環境に大きなストレス要因を抱え、自立に向けて助走し始めることが難しい若者。①の若者は比較的イメージしやすく支援対象と想定されやすいですが、②の若者は現実的には相当数存在します。結果、準備不足のまま家を飛び出し、ネットカフェ難民・住み込みの仕事・ホームレスといった形で顕在化してきます。①・②共に言えることは、家族という痒いところに手の届く、セーフティネットは存在しません。制度など大枠での支援を受けることはできますが、これらの若者の将来を案じ、「責任を持って」育てる「人」がいないことです。私たちが出会ってきた若者の多くは、正社員として生活を安定させ、家族を築き、人並みの生活をしたいという若者がほとんどです。無責任かつ、一時的な夢のレールに乗せるような取り組みではなく、本人の望む「一般的な社会のレール」に戻るためには、多くの時間と「重い責任」のある取り組みが必要であると考えます。

 

(2)一人暮らし開始後の問題

 ユースサポートハウス修了後、若者は一人暮らしを開始します。2019年度は、若者の入居支援も行ってきました。研修会を通じて、不動産会社の理解も進んだことや居住支援法人など新たな社会資源も出来たことで、住宅確保は比較的スムーズに進むようになりました。しかしながら、一人暮らし開始後は孤立する若者多く、定期的な見守りや夕食会への参加なども促してきましたが、マンパワーには限界があります。これからの福祉は地域共生社会の実現に向け急速に進んでいますが、若者が入り込む余地はあるのでしょうか?「誰でも参加できる場」・「全世代型」では、若者は参加しずらく、若者の想定した仕掛けがなければ参加しません。ユースサポートハウスを利用した若者の多くが、支援の継続を望んでいます。これは、金銭的なメリットではなく、修了することで「つながり」が失われるのではないか?と恐れているからです。家族というセーフティネットを頼りたくない・頼れない若者にとって、「つながり」を実感できる場というのは非常に重要だと考えます。

(3)金銭教育

 一人暮らしをするには、様々な生活能力が必要になります。学校教育や家庭の中で様々な炊事や洗濯、掃除など個々のスキルは身につきます。しかしながら、一人暮らしの中で実践するには「働きながら」になるため、総合力が試されます。また、一番の基礎となるお金使い方は、学校教育や子どもの頃からのお小遣いの管理だけでは身につきません。ユースサポートハウス事業を通じて出会った若者は炊事や洗濯・掃除などは出来る方も多いですが、お金の使い方を失敗し、生活破綻を起こした若者は少なくないです。具体的には、カードゲーム・携帯・Wi-fi・携帯ゲームなどの課金、フィギア、アニメなどの趣味について最優先でお金を使う若者が多く、結果、家賃や光熱水費、税金、国民健康保険料の滞納などにつながっています。同様に食費や暖房費について、自身が我慢すれば済むため、お米だけで生活したり、食事を抜く、真冬に暖房をつけないなど、極端な生活をしている若者も多いです。

対策としては、支援付きの一人暮らしをしながら金銭学習を受けられる環境が一定期間必要であると考えます。金銭学習を受けられる環境が一定期間必要であると考えます。最低限生活に必要なお金の中に「趣味」に使うお金を想定することが重要と考えます。趣味について我慢だけを強いる・余力がある者のみが享受できるという姿勢では効果は薄いと考えます。

(4)多種多様な課題への対応

 若者の生活支援の相談(ユースサポートハウスの利用)は多岐に渡ります。

子育て中のシングルマザー、障害を持った夫婦・高校在学中の方、精神科へ通院中の方、多重債務の問題を抱えた方など様々であります。生活支援を行う場というものは各種制度ごとにも設定されている場合も多いですが、そこに該当しなかれば支援を受けることは難しく、ひとつの課題にしか対応できない支援施設が多いです。今後の生活支援・生活訓練の場は、誰でも参加・利用可能で、個々の状況に応じて必要な専門家がやってくるといった視点が必要と考えます。

 

今後も目標達成に向けて、情報発信に努めていきますので、ご支援・ご協力の方、よろしくお願いします。

 

 

#北海道を支える #若者支援 #ホームレス #若者ホームレス 

リターン

3,000


alt

●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)

・ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
・領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力いただいたお届け先の宛名とアドレスとなります。

支援者
69人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

5,000


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●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)

・ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
・領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力いただいたお届け先の宛名とアドレスとなります。

支援者
40人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

10,000


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●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)

・ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
・領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力いただいたお届け先の宛名とアドレスとなります。

支援者
72人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

30,000


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●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)

・ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
・領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力いただいたお届け先の宛名とアドレスとなります。

支援者
14人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

50,000


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●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)

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支援者
7人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

100,000


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●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)

・ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
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支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

300,000


alt

●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)
●穴澤理事長とのオンライン茶話会にご招待(ご希望者さまのみ)

・ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
・領収書の名義・発送先は、原則としてご支援時に入力いただいたお届け先の宛名とアドレスとなります。

支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

500,000


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●活動報告(メールで2021年3月までにお送りします)
●領収証(メールで2021年1月末にお送りします)
●穴澤理事長とのオンライン茶話会にご招待(ご希望者さまのみ)

・ご支援確定後の返金やキャンセルはご対応致しかねますので、何卒ご了承ください。
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支援者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年3月

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