プロジェクト概要

 

2013年12月に紛争が勃発した南スーダン。周辺国には180万人以上の難民が流出し、隣国のウガンダには90万人以上もの難民が避難するなど、「世界で最も急速に深刻化する難民危機」とも呼ばれています。殺害やレイプの現場を目の当たりにした子どもたちや若者は心に深い傷を抱え、居住区では厳しい生活環境のために難民の間でも軋轢(あつれき)が生じています。

 

そんな過酷な状況下であっても、サッカーは彼らにとっての心の癒しとなり、交流やコミュニケーションを促すための一つの手段になっています。

南スーダン難民の若者によるサッカーチームを設立するため、みなさまのご支援をよろしくお願いいたします!

 

(写真:コンフロントワールド)

 

コンフロントワールドの決意「共に、最前線で、世界の不条理に挑戦する」

 

ページをご覧いただきありがとうございます。国際協力団体コンフロントワールド代表、早稲田大学4年の原貫太と申します。 私は今年1月~3月の間、東アフリカのウガンダ北部に滞在し、紛争が続く南スーダンから逃れてきた難民が暮らすパギリニヤ難民居住区(難民キャンプ)にて、計5回にわたり調査活動を行っていました。

 

現在進行形で続く南スーダンの紛争によって傷つく難民たちとの出会いで、私はたくさんのことを考えさせられました。そして辿り着いた一つの結論が、"今必要とされていることのために、今行動を起こすこと"、そして"自分が心から実現したいビジョンと真正面から向き合うこと"でした。

 

南スーダン難民の子どもたちと原(写真:コンフロントワールド)

「学生のボランティアで終わらせるのはもったいない」というかねてからの想い、また「社会に与えることができるインパクト」を考え、大学2年時に立ち上げた学生国際協力団体をベースに、「不条理の無い公正な世界の実現=必要最低限の生活と権利が保障され、一人ひとりが尊厳を持ち、自分で未来を決められる社会の実現」を目指す国際協力団体コンフロントワールドを今年5月に設立しました現在、特定非営利活動法人格の取得に向けた動きを進めながら、南スーダン難民支援プロジェクトを立ち上げています。

 

 

両親を失った子どもたち、活躍場所の無い若者たち

 

ウガンダには90万人以上の南スーダン難民が避難しており(*1: UNHCR資料より)、本プロジェクトの対象地であるパギリニヤ難民居住区には、昨年7月以降に流入した難民約3万人が避難しています。(*2: コンフロントワールドの聞き取り調査より)

 

現地スタッフの話によれば、パギリニヤ難民居住区では推定1万8千人の子どもが暮らしていますが、その半数に当たる9千人が紛争で両親を失っています。(*2)子どもや若者たちの中には、目の前で両親が銃殺されたり、殺害やレイプの現場を目撃したりした子どももおり、その多くが心に深い傷を負っています。

 

精神障害を患う難民の子ども。足元に汚物が溜まり全身にハエがたかっていた。(写真:コンフロントワールド)


難民居住区内には小学校が2つ、中学校が1つ存在しますが、半分以上の子どもたちが登録料や管理費など年間数百円~数千円ほどのお金さえ支払うことができないため、学校に通うことができていません。居住区内には高等教育や職業訓練の機会も無く、また十分な雇用も確保されていないため、若者たちには活躍できる場所がほとんどないのです。

 

パギリニヤ難民居住区に暮らす子どもたち(写真:コンフロントワールド)

 

難民居住区という過酷な生活環境にいる若者たち、子どもたちを笑顔に!

 

身体的にも精神的にも厳しい条件下での生活を強いられている南スーダンの難民たち。そんな中でも、居住区の若者や子どもたちに高い人気を誇っているのがサッカーです。しかし、難民であり学校に通うお金もない彼らには、サッカーチーム設立の資金的・物資的余裕がありません。

 

そんな中、難民居住区の現地リーダーから「難民の若者によるサッカーチームを設立したい」という声を聞きました。

 

私たちがサッカーチーム設立をサポートして難民の交流を促進し若者への活躍場所を創出することで、若者たちはフラストレーションを発散することができます。同時に、子どもたちもサッカーを通じて紛争の記憶を少しでも忘れられることができると考えています。

 

難民居住区でサッカーをして遊ぶ子どもたち(写真:コンフロントワールド)

 

今回のプロジェクトでは、若者たちにサッカーボール、ユニフォーム、スパイクなど必要な道具を提供してチームを設立し、他の難民、特に子どもたちもサッカーに触れられるようになるため、その基盤を整えます。

 

まずは、サッカーチーム設立に必要な物品を現地で調達します。その後、コンフロントワールドのスタッフが居住区まで持参して、今回設立するチームに所属する難民の方々へとお渡しする予定です。サッカーチーム設立のための物品を現地で購入することで、その土地の経済活性化につながればという狙いもあります。

 

しかし、メンバーのほとんどが大学生である私たちには、本プロジェクトを行うための資金がありません。そのため、難民によるサッカーチーム設立のサポートに必要な費用をみなさまにご支援いただきたいと思っています。

 

難民居住区内でサッカーをして楽しむ南スーダン難民の子どもたち(写真:コンフロントワールド)

 

 

中長期的な視点に立ち、今後も継続的な支援・挑戦を行っていくために


南スーダンは治安回復の目処が立っていないことや、帰還後の同国の社会経済状況や食料事情を考えると、難民が帰還するまでには長い時間を要します。現金収入を得て自立するために職業訓練を行うなど、5年10年といった中長期的な視点に立って継続的な支援を行っていく必要があります。そのために、今回のクラウドファンディングでは「サッカーチーム設立のサポート」のための資金と同時に、私たちコンフロントワールドが組織の基盤を築くために必要な資金もみなさまにお願いしております。

 

難民居住区で現地リーダー達から聞き取り調査を行う原(写真:コンフロントワールド)

 

自衛隊派遣の問題もあり、南スーダンの紛争は日本社会でも度々取り上げられています。しかし、南スーダン難民一人ひとりの状況や課題について報じられることはほとんどありません。私たちが新組織として南スーダン難民の問題に取り組んでいくことで、この国の紛争のことをより多くの日本のみなさまに知ってもらいたいと思っています。

「サンクスレター」から「代表原の直接感謝訪問と活動報告」まで。どうかご支援いただければ幸いです!

 

リターンは一つ一つ、感謝を込めながら、スタッフが丁寧に準備いたします。プロジェクトを達成するためには、「不条理の無い公正な世界」を実現するためには、みなさまからのお力添えが欠かせません。みなさまどうか私たちにご支援いただけないでしょうか。応援どうぞよろしくお願いいたします!

 

コンフロントワールドのスタッフ達。ウガンダ北部最大の町グルで今年3月撮影(写真:コンフロントワールド)

 

集まった資金の使い道

 

みなさまからご支援いただいた資金は、サッカーチーム(11人×2チーム)設立のサポートに関わる費用へと使わせて頂きます。

 

資金使途内訳

 

サッカーチーム設立には、

  • ユニフォーム(オーダーメイド)(上下)×22枚…約22,000円(1枚1,000円)
  • シューズ×22足…約33,000円(1足1,500円)
  • サッカーボール×10個…約15,000円(1個1,500円)
  • 応急処置用キット(10,000円)


を始め、他にもストップウォッチ、レフェリー用ユニフォーム(2着)、ラインマン用ユニフォーム(2着)、コーナーのコーン×4つ、練習や試合時に必要な飲食物などの他、プロジェクトを現地で実施するためにコンフロントワールドのスタッフ滞在費・移動費が必要となり、総額で約30万円が必要です*。


スタッフ滞在費・移動費の内訳として滞在費(ホテル代、食費、その他)が約10.5万円(1日1500円×5名×14日間)、移動費が4.5万円となっています。なお、日本とウガンダ往復の渡航費(約15万円×5人=75万円)は、各スタッフが自腹で負担します。

また、新組織コンフロントワールドの基盤を整えるための10万円のご支援もお願いしています。頂いたこの10万円はこれからの活動諸経費(現地への渡航費など)に充てさせて頂きます。

 

クラウドファンディング実施に必要な諸経費を含め、合計で50万円のご支援をお願いしております。 今回ご支援いただいた資金の最終的な使途・支出の報告は、活動報告書にてお伝えさせて頂きます。みなさまからの温かいご支援、どうか宜しくお願い致します!


*難民居住区の状況は流動的なため、調達予定の物品が現地で事前に満たされた場合は、他の物品調達に使わせて頂くか、設立したサッカーチームの運営費用、他プロジェクト関連費用へと回させて頂きます。

 


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