モロッコのサハラ砂漠でベルベルの伝統農法を用いたエコファームを造る

モロッコのサハラ砂漠でベルベルの伝統農法を用いたエコファームを造る

支援総額

5,478,000

目標金額 3,390,000円

支援者
231人
募集終了日
2021年1月15日

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プロジェクト本文

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【第一ゴールの達成のお礼とネクストゴールに向けて】

 

おかげさまでファーストゴールの339万円に到達することができました。


モロッコのしかもサハラ砂漠という遠い場所での挑戦にもかかわらず、多くの方々から共感とご支援を賜り、本当に感謝しています。

 

今やエコファームは私一人のものでなく、多くの方の想いや夢も載せていて、ファーストゴールに到達できたことで、夢だったものから形ある確かなものになりました。

 

そこで今、ネクストゴール424万円を設定させていただきます。
 

ネクストゴール424万円を達成することで、エコファーム予定地の全域を農地にすることが可能になります。

 

配水設備を全域にめぐらし、畑地化できる農地が2倍に増え、建設に携わる労働者が10名に増えます。このエコファームを起点に生まれる循環が2倍になるのです。
 

*ネクストゴールの金額を達成できなかった場合、達成金額に応じて、農地の範囲、建設に携わる労働者の人数を調整する予定でおります。

 

理想のエコファームが実現するのに引き続きのご支援をお願いいたします。再度ご協力をお願いする形になりますが、みなさまからの想いを無駄にしないよう努めてまいります。残りの期間、引き続きの拡散、広報のご協力そしてご支援のご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。

 

2020年12月24日追記

岩間ひかる

 

 

砂漠地方でベルベル人が蓄積してきた「小さな循環社会」をつくりたい

 

はじめまして。モロッコ王国在住6年の岩間ひかるです。18年前に訪れたモロッコで、モロッコの美しさとサハラ出身のベルベル人である今の夫に出会い、私の人生は大きく変わりました。今はモロッコ生まれの2人の子どもと1匹の愛猫が家族に加わり暮らしています。

 

モロッコ王国の持つ魅力を伝え、モロッコを通して誰かの人生に豊かな彩りが加わることを願って、移住してから6年間に、国内ツアーのアレンジHikali Safari・マラケシュでのゲストハウスDar Mirai・サハラ砂漠のグランピングJardin Kotoriを運営してきました。

 

今回の挑戦では、エコファーム・サハラという場所をつくり、砂漠地方でベルベル人が蓄積してきた「小さな循環社会」を実践します。

 

新型コロナウィルスの広がりに伴い、観光業で生計を立てていた私たちは突如収入がゼロに。サハラ砂漠で疎開生活を送るうえで、収入が途絶えたにも関わらず、お金で食料を購入しなければなりません。「食べるものを自分の手で作ることができたらこの不安を和らげられるかも」そう思ったことが、農業に意識が向いたきっかけでした。

 

このシステムはこれから先、自然と共生しながら生きる方法の模範になると思っていますし、まさにその生き様に、私はモロッコで最も心惹かれているからです。そしてこのファームを起点として、モロッコで生きる人々へ貢献できる仕組みを構築したいと考えています。

 

現実問題として、7ヶ月以上も収入が途絶えるなか、義理家族含め12名を養っているため、未来に投資できる資金はありません。しかし何もかも完全停止した今になってやっと、自分が本当にやりたかったことにたどりついていると確信しています。しかし今の私の力だけでは、スタートラインにすらつけない。

 

くしくも、コロナ禍になってから試行錯誤して、オンラインでモロッコの魅力を伝えるウェブセミナーを数回実施しました。その参加者の方々が単に企画へのご興味とは他に、私を応援したいという意図があることを知りました。

 

今回のプロジェクトで資金調達の方法にクラウドファンディングを選択したのは、彼らの存在が後押ししてくれたと感じています。このプロジェクトは私以外の誰かの夢にもなり、そして私が挑戦する姿自体が次の誰かの挑戦につながるかもしれない。コロナで張り詰めて疲弊している世間の空気に、こんなに素朴で素敵なそよ風が吹き込んでも良いじゃないかっていうことを形にしたいのです。そのためにはクラウドファンディングが最適な方法だと考えています。どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

 

 

疎開生活で見つけた、ベルベル人が長い間培ってきた小さな循環社会

 

2020年3月以降、新型コロナウィルス感染症の広がりにともない、モロッコではロックダウンおよび鎖国を実施。観光業で立てていた私たちの生計は完全休止状態になりました。街で生活していた我々一家は、3月15日以降サハラ砂漠に移り、自前のグランピング施設で義理家族含め総勢12人で疎開生活を送っています。

 

仕事もなく有り余る時間のなか、心を空っぽにしてサハラの風景を眺める日々。そうして今至った思いが、”モロッコに恩返しをしたい!”という思いでした。私の人生にあまりにも多くのことを授け、豊かにしてくれたこのモロッコに恩返しがしたい。それを具現化したのが「エコファーム・サハラ」です。

 

この地でベルベル人が長い間培ってきた小さな循環社会。

 

農業×畜産×手仕事

 

私がはじめてモロッコを訪れた時にもっとも心惹かれたのは、自然と寄り添うように暮らす彼らの生き様でした。瑞々しい風土の日本から訪れた私にとって、厳しい環境で暮らす彼らの生き様は、不思議以外の何ものでもありませんでした。

 

彼らがどうやって暮らしているのか知ってみようと思い、砂漠地方の大砂丘のほとりにある村のオアシスを歩き回って見つけたのは、

 

・貴重な地下水を村人同士で公平に共有すること
・オアシス全体に砂が入り込まないように対策すること
・ヤギや羊の家畜の排泄物を肥料として使うこと
・換金価値の高いナツメヤシは市場でお金に換えること、しかし惜しみなく近しい人に分け与えること

 

少しの畑と家畜、作物を売って得た現金。細々と小さな循環社会が営まれているのを目の当たりにしました。

 

エコファームの姿こそ、この地で長い歴史のなかで育まれた原点だから。そしてこの原点こそ、コロナ禍で生き方の変更を余儀なくされた人々にとっての道標になり、そしてモロッコに残り続けるべき宝だからと考えました。

 

 

 

エコシステムを実践し、それを外の世界に発信していく場所「エコファーム・サハラ」

 

今回の挑戦では、2021年5月31日までに、モロッコを含む北アフリカの先住民であるベルベル人が長い年月をかけて培ってきた、自然と共生するエコファームの造園をモロッコのサハラ砂漠で実現します。具体的にエコファームとは、この土地内でエネルギーが循環する状態を目指しています。

 

風土にマッチしたやり方で食べものをつくり、少し家畜を持ち、いくばくかの現金を持つ。この生き方を私は彼らから学び、実践して、そしてその魅力をオンラインで外の世界に発信していきたいと思っています。

 

この素晴らしいエコシステムを実践して、それを外の世界に発信していく場所。それが「エコファーム・サハラ」です。

 

これに外国人である私が挑戦し、発信していきます。自然と共存するこんな素晴らしい生き方がモロッコのサハラにあるんだよ!そこにスポットライトを当てて、一人でも多くの人に知ってもらうことが、私なりのモロッコへの恩返しと思っています。

 

*9月末までで土地は契約済みです。いただいたご支援金は、全額エコファームの建設費およびリターンの経費に充てさせていただきます。

 

■資金の使い道

井戸・貯水槽建設:25万円
エコロッジ建設:34万円
耕作、苗木:29万円
配水システム:77万円
太陽光発電システム:24万円
建築材料費:60万円
運搬費:51万円
人件費:22万円
リターン経費、仲介手数料:82万円

 

■スケジュール

2020年8月末 土地契約完了
2020年9月 井戸建設完了
2021年1月 クラウドファンディング終了
2021年2月上旬 工事再開
2021年3月 リターン発送
2021年4月 ナツメヤシの木を移植

 

 

少しずつでもモロッコ社会に還元していきたい


ファームから順調に作物を得られるまでに少なくとも3年はかかると見ています。作物を得られるようになってからは、以下の4つの施策でモロッコ社会に少しずつ還元したいと考えています。

 

1.作物の一部を町のモスクに寄付し、食べ物に困っている人へ代理で施してもらう

2.作物の一部を換金して、食住に困っている方へのサポートに使う

3.作物の一部を換金して、将来的に農地を拡大し農地を持たない村民に提供するために貯蓄する

4.作物の一部を換金して、将来的に村の子どもがオンラインで学べる設備を準備するために貯蓄する

 

人間どこで暮らしていても、腹が減っては生きる活力が湧きません。

私がコロナ禍で最初に農業に意識が向いたのも、飢えへの恐怖心からでした。

だから最低限の食と住が満たされていない人に対してはサポートしたいと考えています。

 

しかしそれで終わりではなく、より良い未来のために機会を提供できるようになりたいと考えました。

ファームの近くの村を訪ねた時にあればより良いと思ったのが、食べ物を作れる農地と、子どもたちが村の外の世界を知ることができる環境でした。

 

ファームという場所を持ち、その場所で生み出される食べものを通じて創造できることを、自分の身近なところからコツコツとやっていきたいです。

 

このファームをスタートする過程でご支援いただく皆さま。

ファームで農業を実践していく我々。

ファームからの恩恵を受け取る地元の人たち。

 

関わるすべての人の人生に彩りが加わることを想います。

 

私には見えています。

カラカラのサハラに、緑萌えるエコファームの姿が!

 

 

 

応援メッセージ

 

■高橋歩

サハラ砂漠にエコファームを創る!しかも、井戸掘りから! なにー!それ、楽しすぎるじゃん! ひかるさんとアリの最強夫婦の挑戦を応援してます!っていうか、オレもガッツリ参加させてね!

 

■萩生田愛

こんにちは!AFRIKA ROSEの萩生田愛と申します。ひかるさんと同じくアフリカを舞台に、私はケニアからバラを日本に輸入しています!以前モロッコのバラの谷を訪れた時にひかるさんとモロッコの魅力を再認識しました。地球のより良い未来を描く同志として、エコファーム・サハラを応援しています🌹

 

■中村伸一

モロッコの観光資源は「人」だと思う。ひかるとは会社設立から相談に乗り、モロッコの旅では何度もお世話になった。コロナ終息後は会いたい人に会いに行く。だから予祝宣言!「ひかる&アリのサハラ砂漠エコファームを家族で訪ねた!」。大切な人、大切な場所を大切にする、そんな彼らを応援する!「地球探検隊」中村隊長

 

 


本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

 

リターン品に関して、食品が含まれますが、デーツという物の特質状乾燥したドライフルーツで常温保存できる物は、製造、販売について営業許可の必要な食品ではないことを埼玉県の川口市の保健所にて確認済みです。

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プロフィール

青森県生まれ青森県育ち。とにかく「砂漠」に異常な憧れを持ち21歳の時に初めてエジプトで砂漠に触れる。 その翌年に訪れたモロッコで夫になるベルベル人のアリに出会い、4年後に結婚。二人で東京に住みながら私は大黒柱としてOLをしていた。 2014年に念願叶ってモロッコへ移住。アリ、娘あみら(4歳)、息子ライアン(2歳)、愛猫アンとマラケシュで暮らしていたが、現在は義理家族と共に12人でサハラ疎開中。

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申込数
81
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年2月

8,000


モロッコから届くポストカード

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申込数
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在庫数
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発送完了予定月
2021年4月

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6
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発送完了予定月
2021年4月
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プロフィール

青森県生まれ青森県育ち。とにかく「砂漠」に異常な憧れを持ち21歳の時に初めてエジプトで砂漠に触れる。 その翌年に訪れたモロッコで夫になるベルベル人のアリに出会い、4年後に結婚。二人で東京に住みながら私は大黒柱としてOLをしていた。 2014年に念願叶ってモロッコへ移住。アリ、娘あみら(4歳)、息子ライアン(2歳)、愛猫アンとマラケシュで暮らしていたが、現在は義理家族と共に12人でサハラ疎開中。

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