支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 674人
- 募集終了日
- 2019年12月25日
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- 4,540,000円
- 支援者
- 168人
- 残り
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- 総計
- 92人
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- 現在
- 11,989,000円
- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 2,720,000円
- 支援者
- 109人
- 残り
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- 現在
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- 支援者
- 116人
- 残り
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- 現在
- 982,000円
- 支援者
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- 残り
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- 現在
- 2,925,000円
- 寄付者
- 152人
- 残り
- 18時間
プロジェクト本文
ネクストゴール1500万円に挑戦します!(12/20追記)
ご支援いただいたみなさま、応援してくださったみなさま!本当にありがとうございます!
おかげさまで、第一章となるテスト航海に向けたクラウドファンドの目標金額1000万円に達成することができました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました!
すでに500人近くのみなさまにご支援いただき1000万円は成立しましたが、このプロジェクトの本番は、テスト航海後の次のステージ、本番の太平洋航海です。その準備資金としてラスト数日、ネクストゴール+500万円に挑戦します!
残りの期間がわずかになり改めて感じているのは、
「本当にたくさんのみなさまの想いと共にある」
ということです。
そして、この想いを最高の形にして実現させたいという責任感にも繋がっていきます。
最後まで全力で葦船の文化の素晴らしさをいろいろな形で伝えていきます。みなさま一人ひとりが葦船の上に想いを乗せた乗組員です。
これからも仲間の輪を広げていくために暖かいご支援や応援をいただけたらとてもうれしいです。どうぞよろしくお願いします!
石川 仁
太平洋を、古代から続く「葦船」で渡ってみたい。
2021年、アメリカ・サンフランシスコで18mの葦船「アマナ号」を製作し、4,000km離れたハワイ諸島を目指す「EXPEDITION AMANA(エクスペディション アマナ)」。
今回は、その大挑戦の第一歩。
まずは1/2サイズのプロトタイプの葦船を作り、サンフランシスコ湾で3ヶ月間のテスト航海を行うためにかかる費用を募ります。
葦の船に魅せられて。太平洋・大西洋、合計1万3000kmを航海してきました。
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はじめまして。冒険家の石川仁(いしかわじん)です。
ぼくは20代の頃から、サハラ砂漠、アラスカ、南米ジャングル、アンデス・チチカカ湖、それぞれ厳しい環境の中、先住民が使う移動手段で自然と対峙する冒険をつづけてきました。
中でも、のちに師となるスペイン人探検家キティン・ムニョス氏との出会いから、1999年に初めてクルーとして参加した「エクスペディション・マタランギ」(チリからポリネシアまで、8,000kmを葦船で航海)で人生が変わるような漂流体験をし、それ以来、葦船そのものが大切なライフワークとなっています。
2005年には葦船「カムナ号」を自ら製作指揮をし、船長として高知県足摺岬から伊豆諸島・神津島まで1,000kmの航海を主宰しました。そして2021年、アメリカ西海岸からハワイ諸島4,000kmを18mの葦船で渡る、まだ誰も成し遂げたことの大航海を目指しています。
◆葦船(あしぶね)とは?
葦やパピルス、イグサなど、浮力のある草を束ねて作る船のこと。エンジンはなく、舵も小さなものなので、基本的に風と海流の動きだけで進みます。
起原はわかっていませんが、アフリカ、ヨーロッパ、アジア、アメリカ大陸など世界中で数万年前から作られていた可能性がある、イカダ同様「最古の船の一つ」です。
現在でも、エチオピアのタナ湖、南米チチカカ湖などで使われています。また日本でも、古事記、日本書紀の冒頭部分で「葦船」の記述があることから、古くから一般的に使われていたといわれています。実は古代から現代まで、世界各地で馴染みのある船です。
風と潮流に乗り、星とともに海を渡る。葦船の知恵を、未来へ。
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数千年前から使われている葦船は、基本的には草とロープだけで作られるとても単純な船。けれど、風と海流の力を借りれば、数千キロの航海にも耐えることができるのです。
本番の太平洋航海ではコンパスやGPSなど現代の航海機器は使わずに古代から伝わるWayfindingという航海術でハワイを目指します。
太平洋の海の民が使っていた航海カヌーと比べても、葦船はずっと不便な乗り物です。
太陽や星、海流やうねり、渡り鳥や風など、自分を取り巻くありとあらゆる自然の声に耳を傾ける。ただ潮と風に身を委ねてどこかの島に流れ着く。向かい風に押し戻されて嵐に翻弄されることも、焼け付くような凪の海で動けなくなることもあります。
それが葦船の航海です。
自分でコントロールができなければできないほど、むしろ自然と一体化して、寄り添っているような不思議な感覚。現代の生活からは全くかけ離れた、草を束ねた古代船での航海は、命がけの冒険ではあるけれど、自然と繋がる美しい旅でもあるのです。
世界各地に伝わる葦船ですが、その技術はいまではほとんど失われようとしています。いまではもう、ぼくが葦船づくりを学んだ南米のチチカカ湖、そしてエチオピアのタナ湖にしか日常的に葦船を使う習慣は残されていません。
ぼくが葦船と出会ったのは本当にただの偶然からですが、葦船の知恵を未来へ伝えるバトンを渡されたようにも感じています。
今回いただいたご支援は、テスト航海の費用に充てさせていただきますが、本航海まで足掛け3年にわたりこのプロジェクトを見守り、挑戦を分かち合ってくださるクルーと出会いたい。そんな思いで、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。
本番の前に、まずは湾の中で3ヶ月にわたりテスト航海を行います。
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今回のクラウドファンディングでは、最初の一歩として、サンフランシスコ湾で9mの葦船のテスト航海を行うための費用を募ります。
えっ? 単なるテスト航海? と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、このテスト航海こそが、本番の成否を分ける、非常に重要なステップです。
なぜテスト航海が必要なのか。それには、大きく2つの理由があります。
航海につかう葦船は、自分たちで手作り。しかも今回オリジナルの、新しいデザインに挑戦!
葦船づくりは、材料である葦をカマで刈り取るところから始め、刈った葦を干し、ロープで束ねて船の形に組み上げていく、その全てを自分たちの手で行います。
当然ながら、これまでも安全性や航海能力を高めるため、事前のテストは不可欠でした。
高知県足摺岬から伊豆諸島・神津島まで1,000kmの航海を行った、「カムナ号」の製作の様子。作業を進めていくと、一本一本の草が束になり、その束がさらに大きな束へと変わっていき人が乗れる船になります。
しかも今回は、今まで自分が乗ってきたものとはまた違う、オリジナルのデザインの葦船を作りたいと考えています。
ぼくが葦船と出会ったのは南米で、これまで作ってきた葦船も、南米スタイルのものばかりでした。
しかしその後リサーチを進めていくと、草を束ねた船の文化は世界中にあることがわかりました。
今回の出発点となる北米の西海岸にも、古くから葦船文化が伝わっていることが判明(しかも南米よりも歴史が古い可能性もあります)。5年前から実際に多くの先住民に話を聞いたり、葦船の構造を見たりする中で、これまでに触れてきた南米式の葦船との違いを知り、新しいアイデアやイメージが次々に湧きだしてきました。
ただ、問題は北米西海岸に残る葦船の中に、そのまま外洋で航海できるものはないということ。
そこで今回は、北米と南米、それぞれの伝統的なスタイルと、これまでにぼくが日本各地のワークショップで作ってきたさまざまなデザインとをミックスした「完全オリジナルの葦船」を製作することを決めました。
子どもたちも交えて、たくさんの方々と葦船づくりのワークショップを開催してきました。
では、世界のどこにもない新しいデザインの船は、実際の航海でどんなふうに動くのか? それは、実験してみなければ誰にも分かりません。
葦船は、エンジンではなく風と海流の動きだけで進むので、マストの位置が数センチ前後するだけでスピードや直進性、操作性が変わってきます。実際に海に浮かべて、舵の大きさや形、マストの位置、船体のデザインを微調整して試してみる必要があります。
このたびのテスト航海では、地元の熟練したヨットマンと共に、風に対しての上り角度や操縦性、直進性などのデータをとっていきます。
本番の太平洋航海を見据えて、バランスの取れた安全性の高い船に仕上げていくために本当に不可欠な行程です。
テスト用の船は、全長9m、7人乗りの葦船になる予定です。葦の束500束を使用し、延べ40人で1ヶ月かけて建造します(通常、川や湖、沿岸で漁として使われる葦船は4〜5mで1人~2人乗りが一般的)。
湾内でのテスト航海なら、多くの人に乗ってもらえる。大事なデモンストレーションの場に!
テスト航海はサンフランシスコ湾にあるいくつかのヨットクラブの協力を受けて進めていきます。
船の能力をチェックする航海のほかに、ヨットクラブのメンバーや子どもたち、学生たちを集めた体験航海や係留した葦船でのイベントも行う予定です。
実際の太平洋航海には、ほんの数人しか参加できません。しかしテスト航海であれば、短時間の航海を何度も繰り返すことができます。
できるだけ多くの人に一緒にこの冒険に触れてもらい、受け継がれてきたそれぞれの土地の文化や、未知の海へ乗り出そうとする冒険する心を感じてもらうには、格好のチャンスです。
さらに、当然ながら本番の航海にも多くの資金が必要です。そのスポンサーとなってくださる方々に、実際に葦船に乗っていただく機会を提供し、より今回のプロジェクトの意義や面白みを実感していただくというのも、テスト航海の大事な目的です。
葦船から学んだ美しい知恵をシェアすることが、海や自然、この地球の生き物全てを守る未来に繋がると信じて活動をつづけていきます。
このサンフランシスコ湾を葦船が渡っていく姿は、市民の方にもインパクトがあるはず……。
スケジュール
【テスト航海】
◆2019年9月〜11月:葦の刈り取り作業
◆2020年1月〜2月:葦船の建造
◆2020年2月下旬:進水式
◆2020年2月下旬〜5月:テスト航海 デモンストレーション・イベント
◆2020年6月〜9月:展示係留
◆2020年9月:クロージングセレモニー、解体、リサイクル(太平洋航海に再利用+肥料)
【太平洋航海スケジュール】
◇2020年7月〜10月:太平洋航海用の葦3,000束の刈り開始
◇2021年1月〜5月:本番船の建造
◇2021年7月吉日:サンフランシスコ・ベイ出港
◇2021年8月〜9月:ハワイ諸島 到着
◇2021年9月:クロージングセレモニー、解体、リサイクル、プロジェクト終了
テスト航海に必要な予算
◆葦の刈り取り:100万円
◆船体建造費:200万円
◆船体上部構造物(セイル、マスト、舵、小屋など):170万円
◆運搬・クレーン:100万円
◆伴走船:200万円
◆係留費(葦船、伴走船):150万円
◆保険料:90万円
◆建造地土地使用料:100万円
◆解体費リサイクル費:60万円
◆石川仁渡航費+滞在費(渡航4回滞在費120日分):120万円
◆リターンを含む事務局諸経費:50万円
◆クラウドファンディング手数料+消費税:187万円
今回はこのうち、1,000万円をクラウドファンディングで募ります。
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今回いただいたご支援は、テスト航海の費用に充てさせていただきますが、本航海まで足掛け3年にわたりこのプロジェクトを見守り、挑戦を分かち合ってくださるクルーと出会いたい。
そんな思いで、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。
この文章をここまで読み進めてくださったみなさんも、ぜひぼくと一緒に素敵な航海を始めましょう。
ご支援よろしくお願いいたします!
各界からの、応援メッセージ
ぼくがこれまで出会ってきたさまざまな方から、今回のプロジェクトに向けての熱い応援メッセージをいただいています。本当にありがとうございます。
新着情報にて、リレー形式で続々更新中です(敬称略)。
#1 宮川宏美(EXPEDITION AMANAプロジェクト事務局)
#9 Ricky Risa Nishizawa(曼荼羅&映像作家)
▼美内すずえ先生からの応援動画
「私も何度も一緒になって葦船を作りましたし、やっとこの日が来たかと思うととても嬉しいです」
▼後藤 明先生からの応援動画
「これはとっても面白い可能性を含んだプロジェクトになると思って、私もサポートしています」
▼関野吉晴さんからの応援動画
「彼のやっていることには、常に夢があります」
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プロフィール
冒険家・葦船船長・葦船職人 facebook ↓ https://www.facebook.com/jin.ishikawa.1 石川仁 Jin Ishikawa 1967年7月14日生まれ 23歳の時にサハラ砂漠を単独でラクダと半年間歩いたことが人生の転機となる。 その後アラスカ、南米ジャングル、アンデス、チチカカ湖で極地の単独で自然と対峙し、先住民と学びながら暮らす。 探検家キティン・ムニョスを師とし葦船で太平洋、大西洋をクルーとして製作、航海。自然に委ねる航海術に魅せられる。 日本初の葦船外洋航海では自ら製作指揮・船長を務めカムナ号による高知県から伊豆諸島までをゆく現在はサンフランシスコからハワイを目指す葦船航海を準備中。2020年9mの葦船でサンフランシスコ湾内をテスト航海予定。 好きな食べ物:サバ。 嫌いな食べ物:ぬるいラーメン 好きな場所:サハラ砂漠 嫌いな場所:お化け屋敷
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リターン
10,000円
スタンダードコース ‖ 航海を応援!
▼【完全版】航海の模様を擬似体験!テスト航海レポート(PDF&動画)
▼オリジナルステッカー
▼公式HPにお名前掲載(希望者のみ、ニックネーム可)
▼サンクスメール
- 申込数
- 268
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
3,000円
お気持ちコース ‖ 航海を応援!
▼【ダイジェスト版】テスト航海レポート(PDF)
▼サンクスメール
- 申込数
- 199
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
10,000円
スタンダードコース ‖ 航海を応援!
▼【完全版】航海の模様を擬似体験!テスト航海レポート(PDF&動画)
▼オリジナルステッカー
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- 2020年7月
3,000円
お気持ちコース ‖ 航海を応援!
▼【ダイジェスト版】テスト航海レポート(PDF)
▼サンクスメール
- 申込数
- 199
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年7月
プロフィール
冒険家・葦船船長・葦船職人 facebook ↓ https://www.facebook.com/jin.ishikawa.1 石川仁 Jin Ishikawa 1967年7月14日生まれ 23歳の時にサハラ砂漠を単独でラクダと半年間歩いたことが人生の転機となる。 その後アラスカ、南米ジャングル、アンデス、チチカカ湖で極地の単独で自然と対峙し、先住民と学びながら暮らす。 探検家キティン・ムニョスを師とし葦船で太平洋、大西洋をクルーとして製作、航海。自然に委ねる航海術に魅せられる。 日本初の葦船外洋航海では自ら製作指揮・船長を務めカムナ号による高知県から伊豆諸島までをゆく現在はサンフランシスコからハワイを目指す葦船航海を準備中。2020年9mの葦船でサンフランシスコ湾内をテスト航海予定。 好きな食べ物:サバ。 嫌いな食べ物:ぬるいラーメン 好きな場所:サハラ砂漠 嫌いな場所:お化け屋敷