みなさん、こんにちは。藤﨑です。

 

先週、バングラデシュへ出張し、2017年度にヘルプセンターを開設する予定地域を訪問してきました。進捗状況は書類などで確認していましたが、やはり自分の目で現場を見て、歩いて、話をしてわかることがたくさんあります。

 

新センターはダッカのショバンバーグという地域の公務員住宅の中に開く予定です。これまでの調査で約300世帯が暮らす団地で74人の少女が家事使用人として働いていることがわかりました。そのうち41人が14歳未満です。32人が住み込みで、42人が通いで働いています。また、74人のうち43人が一度も学校に行ったことがありませんでした。

 

公務員住宅の敷地内。団地のように家々が立ち並ぶ。

 

正面の建物の1階のコミュニティセンターの1室でヘルプセンターを開く予定。

 

通いで働く少女の多くは団地のすぐ裏にある狭い住居が集まった長屋のようなところに住んでいます。まだ活動も始まっておらず、ここの住民との関係もできていないため中に入って写真を撮ったり話をしたりすることは断念しました。

 

右手の壁の中に、少女たちが住む、長屋のように小さな家が集まっている。

 

うれしいことに、この団地の自治会組織はこれから始まる活動に協力的です。事前調査の世帯訪問に付き添ってくれたり、この団地のコミュニティセンターの一室をヘルプセンターに使うことを了承してくれたりしています。

 

4月からのセンター開設に向けて現地では詳細な調整、準備を進めています。

 

公務員の家庭で子どもが働いていることに驚かれるかもしれません。そのくらい子どもの使用人を使うことが普通の社会なのです。だからこそ、そんな中で公務員が率先して家事使用人として少女を雇用するのをやめて、働く少女の教育支援をしていくようになれば、社会への影響は大きいと感じています。

 

みなさんからのご支援を受けてのセンター開設まであともう一歩です。みなさんのご支援への感謝を改めて感じています。開設のお知らせまで少々お待ちください。

 

アジムプールのヘルプセンターに通う少女はリターンの絵手紙を描き始めていました。

 

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